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1章 異世界転移は無理難題
1-12 俺、人里へ向けて進むようです②
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思い立ったが吉日ということで、みなさんお楽しみのイベント、本日の召喚をするでござる。幸いにも1日2回になったことで、かなりの余裕が生まれた。
「女神の権能を行使、『取り寄せ』ダブルサイズのベッド(マットレスと布団付き)」
「確認、大質量の『取り寄せ』には相応のエネルギーが消費されます。よろしいですか?」
「何それ、まぁいいや。オッケー」
「権能の行使を許可します。『神力』レベル2、残り回数は1/2です」
シオンが僅かに光ったと思ったら、聖堂内にダブルベッドが設置された。おおー、いい感じいい感じ、これなら3人で寝ても十分そうだ。
とか思っていたら、世界が暗転した。えっ!?
「!? ハジメ!? ハジメ! ハジメ! …………」
ココが何か言っている気がするけど、何をしゃべっているかよく聞こえない……。
目が覚めた。左腕とお腹の上に重量物を感じる。あと、身体の節々が痛いが、特に背中が最も痛い。何これ、昨日何したっけ?
まず重量物を確認したら左腕にはココがしがみ付いていて、お腹にはシオンが寝そべっていた。次に身体の状態、中度の筋肉痛みたいに軋む。動けないこともないけど、敏捷にペナルティって感じ。背中が痛いのは床に直で寝てたからな気がする。
それにしても、君たち……せっかくベッドあるんだから、全員床で寝てどうするの……。……あ、思い出した、ベッド召喚してから、もしかして気絶した?
「ハジメ? ハジメ! よかった! 目が覚めてよかった……」
俺の目が覚めたのを確認したのか、ココがもっとくっ付いてきた。身体が小刻みにぷるぷるしている。俺が急に気を失ったことに心配したのだろうか? ごめん。
「ハジメさんや、ベッド召喚はあかんよ。しかも、せっかく確認メッセージ入ったのに何も聞かずに行使するなんて、あなたは死にたいんですか?」
「シオン……俺、どうなった?」
「今回は中度の行動制限だけかな? 1日休めば元に戻るよ、後遺症もなし。あのね、ハジメさん、権能行使はノーリスクってわけじゃない。メインで消費されるのは『神力』だけど、行使するハジメさんもお金の代わりに相応のエネルギーを持っていかれるんだ。今まではお米とかだったから、ちょっと疲れる程度で済んだけど、ベッドなんて大質量体は不味いよ」
そういうことか。リストにあるから大丈夫なんだと思ってた。これからは注意しないとな。あと、シオン、そろそろハジメって呼び捨てにしてくれていいぞ。言うなれば、俺たちは運命共同体みたいなもんじゃないか。水臭い。
「そう? じゃ、ハジメで。ここでしっかり説明しておくと、取り寄せる現地の物差し、つまりは重さ、体積、希少性、緻密性、芸術性など様々な要素によって消費されるエネルギー量が決まるんだ。リストに記載があるからと言って、例えば安易に戦車とか飛行機とか召喚した日には多分ハジメは死んじゃうと思う。レアメタルとか宝石とかも気を付けてね」
「もちろん、ハジメがこれから成長していって、召喚に耐えれる力を得た場合はその限りじゃないけど。今の状態だと、ほぼ間違いなく死んじゃうから。今後、リストは増えていくだろうけど、召喚するときはよく考えてね。もちろん、やばそうな選択をした場合は、警告を入れるようにするけど、あの時みたいにスキップされると意味ないから」
そうか、シオンは注意してくれようとしたのに聞かなくて済まなかった。
「次から気を付けてくれればいいよ~、今回は運よく何とかなっちゃったしね。あ~、地球のベッドの寝心地はさいこ~」
せっかくだからこの日はお休みにすることにした。ただでさえ一般人レベルの俺が無理しても何も変わらないどころか、むしろ余計危険になるだけだしな。
ご飯の支度はするけど、他にやることは最小限にして召喚したベッドの上で3人ゴロゴロと。これが寝るためのものだと理解していなかったココの驚愕の反応が新鮮だった。この顔が見られただけで無理して召喚した甲斐があるというものだ。
「女神の権能を行使、『取り寄せ』ダブルサイズのベッド(マットレスと布団付き)」
「確認、大質量の『取り寄せ』には相応のエネルギーが消費されます。よろしいですか?」
「何それ、まぁいいや。オッケー」
「権能の行使を許可します。『神力』レベル2、残り回数は1/2です」
シオンが僅かに光ったと思ったら、聖堂内にダブルベッドが設置された。おおー、いい感じいい感じ、これなら3人で寝ても十分そうだ。
とか思っていたら、世界が暗転した。えっ!?
「!? ハジメ!? ハジメ! ハジメ! …………」
ココが何か言っている気がするけど、何をしゃべっているかよく聞こえない……。
目が覚めた。左腕とお腹の上に重量物を感じる。あと、身体の節々が痛いが、特に背中が最も痛い。何これ、昨日何したっけ?
まず重量物を確認したら左腕にはココがしがみ付いていて、お腹にはシオンが寝そべっていた。次に身体の状態、中度の筋肉痛みたいに軋む。動けないこともないけど、敏捷にペナルティって感じ。背中が痛いのは床に直で寝てたからな気がする。
それにしても、君たち……せっかくベッドあるんだから、全員床で寝てどうするの……。……あ、思い出した、ベッド召喚してから、もしかして気絶した?
「ハジメ? ハジメ! よかった! 目が覚めてよかった……」
俺の目が覚めたのを確認したのか、ココがもっとくっ付いてきた。身体が小刻みにぷるぷるしている。俺が急に気を失ったことに心配したのだろうか? ごめん。
「ハジメさんや、ベッド召喚はあかんよ。しかも、せっかく確認メッセージ入ったのに何も聞かずに行使するなんて、あなたは死にたいんですか?」
「シオン……俺、どうなった?」
「今回は中度の行動制限だけかな? 1日休めば元に戻るよ、後遺症もなし。あのね、ハジメさん、権能行使はノーリスクってわけじゃない。メインで消費されるのは『神力』だけど、行使するハジメさんもお金の代わりに相応のエネルギーを持っていかれるんだ。今まではお米とかだったから、ちょっと疲れる程度で済んだけど、ベッドなんて大質量体は不味いよ」
そういうことか。リストにあるから大丈夫なんだと思ってた。これからは注意しないとな。あと、シオン、そろそろハジメって呼び捨てにしてくれていいぞ。言うなれば、俺たちは運命共同体みたいなもんじゃないか。水臭い。
「そう? じゃ、ハジメで。ここでしっかり説明しておくと、取り寄せる現地の物差し、つまりは重さ、体積、希少性、緻密性、芸術性など様々な要素によって消費されるエネルギー量が決まるんだ。リストに記載があるからと言って、例えば安易に戦車とか飛行機とか召喚した日には多分ハジメは死んじゃうと思う。レアメタルとか宝石とかも気を付けてね」
「もちろん、ハジメがこれから成長していって、召喚に耐えれる力を得た場合はその限りじゃないけど。今の状態だと、ほぼ間違いなく死んじゃうから。今後、リストは増えていくだろうけど、召喚するときはよく考えてね。もちろん、やばそうな選択をした場合は、警告を入れるようにするけど、あの時みたいにスキップされると意味ないから」
そうか、シオンは注意してくれようとしたのに聞かなくて済まなかった。
「次から気を付けてくれればいいよ~、今回は運よく何とかなっちゃったしね。あ~、地球のベッドの寝心地はさいこ~」
せっかくだからこの日はお休みにすることにした。ただでさえ一般人レベルの俺が無理しても何も変わらないどころか、むしろ余計危険になるだけだしな。
ご飯の支度はするけど、他にやることは最小限にして召喚したベッドの上で3人ゴロゴロと。これが寝るためのものだと理解していなかったココの驚愕の反応が新鮮だった。この顔が見られただけで無理して召喚した甲斐があるというものだ。
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