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第七章
05 蛹がやがて蝶になるように
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襲いかかってくる芋虫からソラリアを救ったのは、羊のメリーさんだった。
「メエー!(しっかり掴まってて)」
「メリーさん?!」
芋虫がぶつかってくる寸前で彼女の身体を拾い上げ、背中に乗せて走り出す。ソラリアはふわふわの羊毛にすがった。
背後から芋虫がキノコを蹴倒しながら追ってくる。
……追い付かれそうだ。
「メリーさん、走るの遅くないですか?」
「メエエー(言わないで)」
とっとことっとこ走る羊の前に、芋虫が回り込む。
万事休すだ。
「追いかけっこは終わりだよ、お嬢さん。羊もとても美味しそうだ。まとめて私の腹の中に招待しよう」
「断固お断りです!」
ソラリアは羊の背中で叫んだ。
活路を求めて見回すと、暗いキノコの森の彼方に一瞬、蒼い星が瞬いた。星の光はすぐに消えたが、それは何かの兆しに思われた。
空気が変わった。
今なら、天魔の力が使える気がする。
自分の直感を信じるままに、彼女は片手を天に掲げ、天魔の力を解放した。
「空の怒りよ、墜ちよ! 天災降下!」
魔力を消耗する独特の感覚と共に、上空で黒雲が発生する。
眩い稲光が雲から芋虫に向けて走った。
視界が真っ白に染まり、一拍置いて凄まじい落雷の音が轟く。
ごうごうと白い炎が燃え上がった。
炎の柱の中で、芋虫の影が身をよじる。
芋虫は悲鳴を上げたのかもしれないが、それは炎と雷に掻き消された。芋虫を包む炎は、周囲のキノコを伝って燃え広がり始める。焦げたキノコの香ばしい匂いがした。
掲げた手をゆっくり降ろしながら、ソラリアは自分が放った天魔の威力に呆然とした。
「新しい天魔のスキルを会得してしまいました……ハッ、荷物は?!」
キノコの家の中に荷物を置いて来たことに気付いて、ソラリアは慌ててとって返した。
火事になったキノコの家から荷物を救出して、羊と共に歩き出す。
どちらに行けば妖精の森から出られるか分からなかったが、ひとまず先ほど蒼い星が見えた方向を目指した。
背後では燃え広がった炎でキノコの森が大火事の状態だ。
火事の熱気から遠ざかる場所まで来て、倒木の上に腰掛けた少年の姿を見つけ、ソラリアは目を見張った。
「リヒト……」
「遅かったね。どこで迷子になってたの?」
まるで何事も無かったかのように、彼はソラリアを出迎えた。
平然とした様子を取り繕ってソラリアを迎えたリヒトだったが、内面ではちょっとした葛藤があった。
実は、偉そうなことを言って別れたことを後悔する気持ちがある。
だからプライドを守りたい気持ちと、謝った方が良いかを天秤に掛けて悩みながら、ここで待っていたのだ。
炎を背に佇むソラリアの白い頬には、煤や埃で黒っぽい汚れが付いていた。彼女は唇を尖らせて答えた。
「……ちょっと休憩していただけです。そっちこそ、どこまで先に進むつもりだったのですか?」
「僕はキノコに飽きてただけだよ。森を出たところで待っているつもりだった」
「待っていたのはメリーさんでしょう」
「そうそう……って、違うよ。ちゃんとソラリアも待ってたよ」
何事も羊を優先していたリヒトなのに、いつの間にかソラリアを羊と同じくらい優先するようになっていた。
羊ラブのリヒトにしては珍しい優先度変更だ。
「大丈夫?」
そう聞くと、ソラリアは目を丸くした。
「私は羊ではありませんよ?」
「分かってるよ、女の子でしょ」
「……」
リヒトの言葉を聞いた彼女は、頬を緩める。花がほころぶような微笑がその頬に浮かんだ。
その時。
ざあっと風が吹いて、炎の燐片が空に舞い上がる。
火の粉は赤く白く輝きながら空中で形を変える。消えずに空中に留まって燃え上がると、二枚の薄い翅を広げた蝶の姿になって、ひらひらと飛び始めた。
炎から生まれた無数の蝶々が周囲を乱舞し始める。
「うわあ……これってあの芋虫と関係ある?」
「無粋な分析はよしてください。綺麗なものは、綺麗でいいじゃないですか」
二人は感嘆の吐息を漏らして、蝶々の乱舞を見上げる。
しばらく無言で蝶を見ていたソラリアが、ボソッと呟く。
「リヒト……私、教会を潰そうと思います」
「えっ?!」
「私は今まで何を遠慮していたんでしょう。相手が脅迫してくるなら、私も脅迫し返せばいい。ハーピー達に手を出したら、地震を起こして教会の建物を陥没させてやればいいのです!」
Oh……とリヒトは思わず変な声を出した。
煽ったのは自分ではあるが、こんなに過激な方向に弾けると思わなかった。これでは第二の魔王の誕生ではないか。
引いているリヒトを他所にソラリアは意気込んで拳を握った。
「そうと決まれば、早速ジラフに向かいましょう。さっさと片付けて、観光旅行の続きをするのです!」
「勇者は辞めちゃうの?」
「別に勇者でなくても冒険者で食っていけますから」
彼女の言葉を聞きながら、リヒトははたと気付く。
「あれ?……僕が一緒に行くことは、もしかして前提なのかな……?」
「今さら何を言っているのですか。当たり前でしょう」
「いやいや当たり前じゃないから。僕は一般人の羊飼いだから、秘境に踏み込んで冒険したり魔物を討伐したりしないから」
「さあ、いざ、観光旅行へ!」
「観光旅行って言いつつ、冒険者になるって矛盾してない?!」
嫌がるリヒトの腕を掴むと、ソラリアは意気揚々と歩き出した。
二人の後を羊がとことこと付いていく。
暗い森を抜けると夜が明けてきた。
上空に強風が吹き抜ける音がして、見上げると、群青に染まり始めた空に黒い影が通って行くところだった。
「大きな鳥の魔物……?」
「ジラフの方へ飛んで行きましたね」
それが新生コンアーラ帝国から飛び立った魔物だと、この時のリヒトとソラリアには知る由も無かった。
「メエー!(しっかり掴まってて)」
「メリーさん?!」
芋虫がぶつかってくる寸前で彼女の身体を拾い上げ、背中に乗せて走り出す。ソラリアはふわふわの羊毛にすがった。
背後から芋虫がキノコを蹴倒しながら追ってくる。
……追い付かれそうだ。
「メリーさん、走るの遅くないですか?」
「メエエー(言わないで)」
とっとことっとこ走る羊の前に、芋虫が回り込む。
万事休すだ。
「追いかけっこは終わりだよ、お嬢さん。羊もとても美味しそうだ。まとめて私の腹の中に招待しよう」
「断固お断りです!」
ソラリアは羊の背中で叫んだ。
活路を求めて見回すと、暗いキノコの森の彼方に一瞬、蒼い星が瞬いた。星の光はすぐに消えたが、それは何かの兆しに思われた。
空気が変わった。
今なら、天魔の力が使える気がする。
自分の直感を信じるままに、彼女は片手を天に掲げ、天魔の力を解放した。
「空の怒りよ、墜ちよ! 天災降下!」
魔力を消耗する独特の感覚と共に、上空で黒雲が発生する。
眩い稲光が雲から芋虫に向けて走った。
視界が真っ白に染まり、一拍置いて凄まじい落雷の音が轟く。
ごうごうと白い炎が燃え上がった。
炎の柱の中で、芋虫の影が身をよじる。
芋虫は悲鳴を上げたのかもしれないが、それは炎と雷に掻き消された。芋虫を包む炎は、周囲のキノコを伝って燃え広がり始める。焦げたキノコの香ばしい匂いがした。
掲げた手をゆっくり降ろしながら、ソラリアは自分が放った天魔の威力に呆然とした。
「新しい天魔のスキルを会得してしまいました……ハッ、荷物は?!」
キノコの家の中に荷物を置いて来たことに気付いて、ソラリアは慌ててとって返した。
火事になったキノコの家から荷物を救出して、羊と共に歩き出す。
どちらに行けば妖精の森から出られるか分からなかったが、ひとまず先ほど蒼い星が見えた方向を目指した。
背後では燃え広がった炎でキノコの森が大火事の状態だ。
火事の熱気から遠ざかる場所まで来て、倒木の上に腰掛けた少年の姿を見つけ、ソラリアは目を見張った。
「リヒト……」
「遅かったね。どこで迷子になってたの?」
まるで何事も無かったかのように、彼はソラリアを出迎えた。
平然とした様子を取り繕ってソラリアを迎えたリヒトだったが、内面ではちょっとした葛藤があった。
実は、偉そうなことを言って別れたことを後悔する気持ちがある。
だからプライドを守りたい気持ちと、謝った方が良いかを天秤に掛けて悩みながら、ここで待っていたのだ。
炎を背に佇むソラリアの白い頬には、煤や埃で黒っぽい汚れが付いていた。彼女は唇を尖らせて答えた。
「……ちょっと休憩していただけです。そっちこそ、どこまで先に進むつもりだったのですか?」
「僕はキノコに飽きてただけだよ。森を出たところで待っているつもりだった」
「待っていたのはメリーさんでしょう」
「そうそう……って、違うよ。ちゃんとソラリアも待ってたよ」
何事も羊を優先していたリヒトなのに、いつの間にかソラリアを羊と同じくらい優先するようになっていた。
羊ラブのリヒトにしては珍しい優先度変更だ。
「大丈夫?」
そう聞くと、ソラリアは目を丸くした。
「私は羊ではありませんよ?」
「分かってるよ、女の子でしょ」
「……」
リヒトの言葉を聞いた彼女は、頬を緩める。花がほころぶような微笑がその頬に浮かんだ。
その時。
ざあっと風が吹いて、炎の燐片が空に舞い上がる。
火の粉は赤く白く輝きながら空中で形を変える。消えずに空中に留まって燃え上がると、二枚の薄い翅を広げた蝶の姿になって、ひらひらと飛び始めた。
炎から生まれた無数の蝶々が周囲を乱舞し始める。
「うわあ……これってあの芋虫と関係ある?」
「無粋な分析はよしてください。綺麗なものは、綺麗でいいじゃないですか」
二人は感嘆の吐息を漏らして、蝶々の乱舞を見上げる。
しばらく無言で蝶を見ていたソラリアが、ボソッと呟く。
「リヒト……私、教会を潰そうと思います」
「えっ?!」
「私は今まで何を遠慮していたんでしょう。相手が脅迫してくるなら、私も脅迫し返せばいい。ハーピー達に手を出したら、地震を起こして教会の建物を陥没させてやればいいのです!」
Oh……とリヒトは思わず変な声を出した。
煽ったのは自分ではあるが、こんなに過激な方向に弾けると思わなかった。これでは第二の魔王の誕生ではないか。
引いているリヒトを他所にソラリアは意気込んで拳を握った。
「そうと決まれば、早速ジラフに向かいましょう。さっさと片付けて、観光旅行の続きをするのです!」
「勇者は辞めちゃうの?」
「別に勇者でなくても冒険者で食っていけますから」
彼女の言葉を聞きながら、リヒトははたと気付く。
「あれ?……僕が一緒に行くことは、もしかして前提なのかな……?」
「今さら何を言っているのですか。当たり前でしょう」
「いやいや当たり前じゃないから。僕は一般人の羊飼いだから、秘境に踏み込んで冒険したり魔物を討伐したりしないから」
「さあ、いざ、観光旅行へ!」
「観光旅行って言いつつ、冒険者になるって矛盾してない?!」
嫌がるリヒトの腕を掴むと、ソラリアは意気揚々と歩き出した。
二人の後を羊がとことこと付いていく。
暗い森を抜けると夜が明けてきた。
上空に強風が吹き抜ける音がして、見上げると、群青に染まり始めた空に黒い影が通って行くところだった。
「大きな鳥の魔物……?」
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それが新生コンアーラ帝国から飛び立った魔物だと、この時のリヒトとソラリアには知る由も無かった。
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