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1章『自分の姿決め編』
『王都観光』
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王都に入ると、道行く人々が脇に避けた。
(流石に凄いな・・・王族ってのは、子供のうちだから可愛いのか)
だってさ、考えてみろよ、幼稚園入ったばっか位の女の子がふんぞり返って高笑いしてる所を・・・なんか不気味だ。
王女様は俺より小さいか同じ位だったが。
「道を開けよ!カイン王のお帰りだ!」
お帰りだって・・・なんか別の言い方あるだろう・・・分かんないけど。
遠くに城が見える、白と赤のショートケーキを思わせる色合いだ。
──王城、応接間にて──
街中に入り、真っ直ぐ行くと城の門があった。そのまま中に入り、俺は応接間に案内された。
執事らしき人をを先頭に、王様、俺、メイドと言う順番で、真っ直ぐ歩いていた。
「ここだ」
王様が短く言い、中に入る。
ゴツイ扉だなーとか思いながら続いて入り、真ん中にあるガラステーブルを囲むソファに座る。
「さて、報酬の件だが・・・何か希望は有るか?」
いきなりだなーなんて思ったが、選ばしてくれるのなら有難い。
「少々図々しいですが、お金の方を報酬として頂けたらなと思います」
だって、お前のせいで100万ギルゲット出来なかったから!無一文だったのは元からだけど!
「そうか、幾らだ」
「そこはもう、王様の気前と器量にお任せします」
そう言うと、王様は苦笑しながら執事さんに指示を出し、数分後にはジャラジャラと音がする皮袋を持ってきた。
「500万ギル入っている、此度の余興に護衛、見事であった」
余興って、騎士団の模擬戦か、護衛は別に、仕事だし?
ここで金について補足をしよう。
─ギル(円)
─一ギル1円と同価値であり、一ギルは石貨1枚となっている。
──貨幣(高価順)──
・妖金貨・・・10000000ギル
・白銀貨・・・1000000ギル
・光金貨・・・100000ギル
・金貨・・・10000ギル
・銀貨・・・1000ギル
・銅貨・・・100ギル
・鉄貨・・・10ギル
・石貨・・・1ギル
という感じで、今回貰った500万ギルは、白銀貨5枚か、光金貨50枚だが、恐らく後者だろう。
「有難く、頂戴します」
「うむ、またよろしく頼む」
次があるのか・・・にーげよ。
「それでは・・・」
そうして、俺は城から出て、近くの宿に泊まることにした。
カンカンカンと、まるでどこぞのおっかさんが鳴らすような金属がぶつかり合う音がする。
「ん・・・ゆぅ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
今の無し、待ったを掛けよう。
そう、俺は少し寝ぼけていて・・・(以下長文)
「うーん・・・まずは冒険者登録か?」
ここまで来るのが長かった様な気がする。
気の所為ではないな・・・(意味深)
「女将サーン!朝飯よろしくお願いしまーす!」
「はいはい、今日はどう言った物に致しますか?」
こちらが俺が泊まった宿屋の女将さんのリーフさん。
宿の名前は『泊まり木の宿』と言って、いかにもな異世界宿屋である。
「いつものでお願いします!」
一見すると成人して間も無い女の人に見えるが、その実なんと50越え!あっすいません、何も考えてないんで、包丁持ってこないでください。
「ふぅ・・・わかりました、少々お待ち下さい」
彼女の耳は先が尖っており、しかしじっくり見ないとわからない。
そう!彼女はハーフエルフなのだ!
えっ?体付き?
・・・・・・・・・・・・・・・ノーコメントで・・・
ま、まぁね、ハーフエルフですから、エルフの血が強いんでしょう!
「はいどうぞ」
目の前にサンドイッチと、ミルクが出てくる。
・・・そう言えばさ、サンドイッチとサンドウィッチ、どっちなんだろう?
ついでに、ミルクと牛乳の違いプリーズ!
※コメント欄に記入頂いた方には主人公の口調で返信させて頂きます。
うんうん、やっぱり美味しいや、オークの肉。
(流石に凄いな・・・王族ってのは、子供のうちだから可愛いのか)
だってさ、考えてみろよ、幼稚園入ったばっか位の女の子がふんぞり返って高笑いしてる所を・・・なんか不気味だ。
王女様は俺より小さいか同じ位だったが。
「道を開けよ!カイン王のお帰りだ!」
お帰りだって・・・なんか別の言い方あるだろう・・・分かんないけど。
遠くに城が見える、白と赤のショートケーキを思わせる色合いだ。
──王城、応接間にて──
街中に入り、真っ直ぐ行くと城の門があった。そのまま中に入り、俺は応接間に案内された。
執事らしき人をを先頭に、王様、俺、メイドと言う順番で、真っ直ぐ歩いていた。
「ここだ」
王様が短く言い、中に入る。
ゴツイ扉だなーとか思いながら続いて入り、真ん中にあるガラステーブルを囲むソファに座る。
「さて、報酬の件だが・・・何か希望は有るか?」
いきなりだなーなんて思ったが、選ばしてくれるのなら有難い。
「少々図々しいですが、お金の方を報酬として頂けたらなと思います」
だって、お前のせいで100万ギルゲット出来なかったから!無一文だったのは元からだけど!
「そうか、幾らだ」
「そこはもう、王様の気前と器量にお任せします」
そう言うと、王様は苦笑しながら執事さんに指示を出し、数分後にはジャラジャラと音がする皮袋を持ってきた。
「500万ギル入っている、此度の余興に護衛、見事であった」
余興って、騎士団の模擬戦か、護衛は別に、仕事だし?
ここで金について補足をしよう。
─ギル(円)
─一ギル1円と同価値であり、一ギルは石貨1枚となっている。
──貨幣(高価順)──
・妖金貨・・・10000000ギル
・白銀貨・・・1000000ギル
・光金貨・・・100000ギル
・金貨・・・10000ギル
・銀貨・・・1000ギル
・銅貨・・・100ギル
・鉄貨・・・10ギル
・石貨・・・1ギル
という感じで、今回貰った500万ギルは、白銀貨5枚か、光金貨50枚だが、恐らく後者だろう。
「有難く、頂戴します」
「うむ、またよろしく頼む」
次があるのか・・・にーげよ。
「それでは・・・」
そうして、俺は城から出て、近くの宿に泊まることにした。
カンカンカンと、まるでどこぞのおっかさんが鳴らすような金属がぶつかり合う音がする。
「ん・・・ゆぅ・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
今の無し、待ったを掛けよう。
そう、俺は少し寝ぼけていて・・・(以下長文)
「うーん・・・まずは冒険者登録か?」
ここまで来るのが長かった様な気がする。
気の所為ではないな・・・(意味深)
「女将サーン!朝飯よろしくお願いしまーす!」
「はいはい、今日はどう言った物に致しますか?」
こちらが俺が泊まった宿屋の女将さんのリーフさん。
宿の名前は『泊まり木の宿』と言って、いかにもな異世界宿屋である。
「いつものでお願いします!」
一見すると成人して間も無い女の人に見えるが、その実なんと50越え!あっすいません、何も考えてないんで、包丁持ってこないでください。
「ふぅ・・・わかりました、少々お待ち下さい」
彼女の耳は先が尖っており、しかしじっくり見ないとわからない。
そう!彼女はハーフエルフなのだ!
えっ?体付き?
・・・・・・・・・・・・・・・ノーコメントで・・・
ま、まぁね、ハーフエルフですから、エルフの血が強いんでしょう!
「はいどうぞ」
目の前にサンドイッチと、ミルクが出てくる。
・・・そう言えばさ、サンドイッチとサンドウィッチ、どっちなんだろう?
ついでに、ミルクと牛乳の違いプリーズ!
※コメント欄に記入頂いた方には主人公の口調で返信させて頂きます。
うんうん、やっぱり美味しいや、オークの肉。
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