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第一部 四章 女王陛下の騎士たち
黒色のドラゴン パート4
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背後で自分達二人を睨むガラドリエルの視線が突き刺さるような気がしてならない。チクチクと刺さるような視線が自分の背中を突き刺しているのだ。
そして瞳は期待なんてしないと言わんばかりの澄んだ瞳。
ディリオニスは手に握っている剣を強く握り締めながら、目の前の相手を睨む。
自分の相手は女王に付いていた騎士だろう。となると、妹の相手はザビーネに変更になる筈だ。
マクシミリアンはディリオニスの言わんとする事が分からんとばかりに、自分と同様に強く剣を握っていた。
両者共に剣先を突き上げ、互いを牽制し合う。
ディリオニスは横で同じように剣を構えていた双子の妹の方を見つめる。
マートニアは一度大きく深呼吸をしてから、目の前のザビーネに剣を構える。
ザビーネは自らもサーベルを携えたが、マートニアを笑いはしない。
彼女の頭の中に存在するのは新たなる玩具ができるかもしれないと言わんばかりの期待だけ。
初めから、自分が目の前の長い黒髪の騎士に負ける算段はないらしい。
彼女は唇の周りを赤く可愛らしい舌で舐め回す。
マートニアは背中が凍るのを感じたが、止まってはいられないだろう。
マートニアは大きな声で叫びながら、ザビーネに向かって剣を構えて向かって行く。
両者共にそれが宣戦布告の合図の代わりになったらしい。
中庭と訓練所を兼ねた大きな場所で剣と剣がぶつかり合っていく。
最初に剣と剣がかち合ったのはマートニアとザビーネの方であった。
マートニアは体の中に感じた嫌悪感を振り払うように大きな声で叫びながら、ザビーネの目の前で剣を左右振っていく。
彼女の剣は全てザビーネのサーベルに受け止められてしまっていたが、それでもマートニアを背中を押されたかのように慌てて体を動かせていたのはザビーネから感じた嫌悪感のためだろう。
だが、ザビーネもそれを分かっているらしく、女騎士から振り払われていた剣を自らの剣を使う事によって受け流していく。
ザビーネは何度も大振りの攻撃を繰り返し、まるで最初からバランスを崩すのが分かっていたかのようにマートニアが繰り返す空振りのためにバランスを崩したのを見計らい、妖艶な微笑を向けて、
「女剣士さん……残念ね、あたしを殺すのは難しいようね?」
「そんなの分からないわッ!あたしがここで負けたとしても絶対に弟があなたを倒すからッ!」
マートニアは涙ぐみはしなかったろうが、それでも恐怖を押し殺しながら言ったために、声を震わせながら叫ぶ。
「あらあら、怖いわね。まぁ、あなたがどう頑張ったとしても私には勝てないでしょうね。あなたはここで死ぬんだから……」
ザビーネはそう言ってバランスを崩して芝生の地面の上に倒れ込んでいたマートニアの頭上を目掛けて剣を振り下ろす。
マートニアは諦めて目蓋を閉ざそうとした時に、剣と剣がぶつかる独特の音を耳にした。マートニアが恐る恐る目を開くと、そこには剣を横に構え、盾代わりにザビーネの攻撃を防いでいた自分の姿があった。
マートニアが首を傾げようとした時だ。彼女の心の中で自分の体の中に潜む英雄、ブリュンヒルデが自分に話かけている事に気が付く。
麗しき戦姫ブリュンヒルデは自らを叱責し、ザビーネと対峙するように命令を下す。
ザビーネは自らの体の中の英雄の指示に従い、黄金の輝きを秘めた剣でザビーネの剣を振り払う。
ザビーネは街の伝道師のように即座にバランスを整え直すと、例の真っ赤に燃える炎を宿した剣をマートニアの元に向ける。
女騎士は女王の敵に向けて、自らの剣を構え直し、ブリュンヒルデと共に相手をする事に決めた。
彼女の瞳にもう怯えは無かったと言えるだろう。
十合程も斬りあったかと思うと、マクシミリアンは背後に下がり、もう一度距離を詰め直す。
先程からこの繰り返しが続いている。決められた作業を単純に繰り返していると言っても良いだろう。例えるのなら、横で音楽を聴きたい心境とでも言うべきだろうか。
双子の男の方の騎士がそんな事を考えると、マクシミリアンは先制攻撃を繰り出す。
マクシミリアンは大きな剣をディリオニスの頭上に振り上げ、彼の頭を果物のようにザックリと割ろうと試みているのだろう。
ディリオニスは唇を噛み締め、マクシミリアンの攻撃を防ぐ。
二人の剣と剣が火花を散らし合う。
打ち合いの度に火花が散るのは最早お約束と言うべき事なのであろうが、ディリオニスはそんな事には構ってはいられない。
彼は横に構えて、盾として使用した剣を本来の用途へと変更するために、大きく右足を踏み出し、マクミリアンの元へと向かって行く。
今度はディリオニスが反撃する番であった。少年騎士の剣がマクシミリアンを襲っていく。
マクシミリアンは少年から打ち出された剣をそれぞれの場所へとパズルのピースを嵌めるように突き出していき、剣が自分に当たる事を防ぐ。
ディリオニスは大きく叫んで、マクシミリアンの顔を叩き割らんと試みる。
だが、マクシミリアンはディリオニスを剣ではなく魔術によって弾く事によって最悪の状態を回避した。
彼が短い詠唱によって行ったのは相手を弾く魔法だった。
彼は荒い息を吐いていたが、それでも少年騎士を張り飛ばす事に成功したのは十分な成果を残したと言うべきだろうか。
ディリオニスは地面から起き上がり、マクシミリアンに向かって斬りかかっていく。
マクシミリアンはもう一度短い詠唱を唱え、彼の足を今度は庭に生えていた草を使う事によって防ぐ。
少年の騎士は歯を見せて魔道士と騎士の役割を兼ねた最高の力を持つ相手を睨む。
「ふん、そんな目をしたってオレには怖くも何ともない。ヴァイス・クロインツ家に仕える身としてはこの決闘に勝ち、ヴァレンシュタイン家を滅亡させる事こそが悲願なのだからなッ!」
マクシミリアンは大きな剣先をディリオニスに向けながら言った。
距離を取っていたとしても彼の剣の大きさが分かると言うべきものだろうか。
ディリオニスは思わず生唾を飲み込む。
マクシミリアンは騎士が怖気付いたのだと感じたのだろう。
彼は幼さの残る顔付きの美しい少年に向かって斬りかかっていく。
ディリオニスは可愛らしいアルト声を懸命に振るわせて叫ぶ。
そして、ディリオニスはもう一度大きく剣を振り上げ、上段からマクシミリアンを狙う。
マクシミリアンは上段から飛び掛かった双子の騎士の剣を懸命に防ぐ。
飛び掛かったディリオニスの顔はまさに鬼の形相とも言うべき顔であり、マクシミリアンは心底怖気付いてしまう。
彼は迷いを振り払うと、もう一度剣を強く払ってディリオニスを打ち払う。
靴で大地をすり減らし、落ちる時の衝撃を防いだディリオニスはもう一度剣を携えて、マクシミリアンを睨む。
そして瞳は期待なんてしないと言わんばかりの澄んだ瞳。
ディリオニスは手に握っている剣を強く握り締めながら、目の前の相手を睨む。
自分の相手は女王に付いていた騎士だろう。となると、妹の相手はザビーネに変更になる筈だ。
マクシミリアンはディリオニスの言わんとする事が分からんとばかりに、自分と同様に強く剣を握っていた。
両者共に剣先を突き上げ、互いを牽制し合う。
ディリオニスは横で同じように剣を構えていた双子の妹の方を見つめる。
マートニアは一度大きく深呼吸をしてから、目の前のザビーネに剣を構える。
ザビーネは自らもサーベルを携えたが、マートニアを笑いはしない。
彼女の頭の中に存在するのは新たなる玩具ができるかもしれないと言わんばかりの期待だけ。
初めから、自分が目の前の長い黒髪の騎士に負ける算段はないらしい。
彼女は唇の周りを赤く可愛らしい舌で舐め回す。
マートニアは背中が凍るのを感じたが、止まってはいられないだろう。
マートニアは大きな声で叫びながら、ザビーネに向かって剣を構えて向かって行く。
両者共にそれが宣戦布告の合図の代わりになったらしい。
中庭と訓練所を兼ねた大きな場所で剣と剣がぶつかり合っていく。
最初に剣と剣がかち合ったのはマートニアとザビーネの方であった。
マートニアは体の中に感じた嫌悪感を振り払うように大きな声で叫びながら、ザビーネの目の前で剣を左右振っていく。
彼女の剣は全てザビーネのサーベルに受け止められてしまっていたが、それでもマートニアを背中を押されたかのように慌てて体を動かせていたのはザビーネから感じた嫌悪感のためだろう。
だが、ザビーネもそれを分かっているらしく、女騎士から振り払われていた剣を自らの剣を使う事によって受け流していく。
ザビーネは何度も大振りの攻撃を繰り返し、まるで最初からバランスを崩すのが分かっていたかのようにマートニアが繰り返す空振りのためにバランスを崩したのを見計らい、妖艶な微笑を向けて、
「女剣士さん……残念ね、あたしを殺すのは難しいようね?」
「そんなの分からないわッ!あたしがここで負けたとしても絶対に弟があなたを倒すからッ!」
マートニアは涙ぐみはしなかったろうが、それでも恐怖を押し殺しながら言ったために、声を震わせながら叫ぶ。
「あらあら、怖いわね。まぁ、あなたがどう頑張ったとしても私には勝てないでしょうね。あなたはここで死ぬんだから……」
ザビーネはそう言ってバランスを崩して芝生の地面の上に倒れ込んでいたマートニアの頭上を目掛けて剣を振り下ろす。
マートニアは諦めて目蓋を閉ざそうとした時に、剣と剣がぶつかる独特の音を耳にした。マートニアが恐る恐る目を開くと、そこには剣を横に構え、盾代わりにザビーネの攻撃を防いでいた自分の姿があった。
マートニアが首を傾げようとした時だ。彼女の心の中で自分の体の中に潜む英雄、ブリュンヒルデが自分に話かけている事に気が付く。
麗しき戦姫ブリュンヒルデは自らを叱責し、ザビーネと対峙するように命令を下す。
ザビーネは自らの体の中の英雄の指示に従い、黄金の輝きを秘めた剣でザビーネの剣を振り払う。
ザビーネは街の伝道師のように即座にバランスを整え直すと、例の真っ赤に燃える炎を宿した剣をマートニアの元に向ける。
女騎士は女王の敵に向けて、自らの剣を構え直し、ブリュンヒルデと共に相手をする事に決めた。
彼女の瞳にもう怯えは無かったと言えるだろう。
十合程も斬りあったかと思うと、マクシミリアンは背後に下がり、もう一度距離を詰め直す。
先程からこの繰り返しが続いている。決められた作業を単純に繰り返していると言っても良いだろう。例えるのなら、横で音楽を聴きたい心境とでも言うべきだろうか。
双子の男の方の騎士がそんな事を考えると、マクシミリアンは先制攻撃を繰り出す。
マクシミリアンは大きな剣をディリオニスの頭上に振り上げ、彼の頭を果物のようにザックリと割ろうと試みているのだろう。
ディリオニスは唇を噛み締め、マクシミリアンの攻撃を防ぐ。
二人の剣と剣が火花を散らし合う。
打ち合いの度に火花が散るのは最早お約束と言うべき事なのであろうが、ディリオニスはそんな事には構ってはいられない。
彼は横に構えて、盾として使用した剣を本来の用途へと変更するために、大きく右足を踏み出し、マクミリアンの元へと向かって行く。
今度はディリオニスが反撃する番であった。少年騎士の剣がマクシミリアンを襲っていく。
マクシミリアンは少年から打ち出された剣をそれぞれの場所へとパズルのピースを嵌めるように突き出していき、剣が自分に当たる事を防ぐ。
ディリオニスは大きく叫んで、マクシミリアンの顔を叩き割らんと試みる。
だが、マクシミリアンはディリオニスを剣ではなく魔術によって弾く事によって最悪の状態を回避した。
彼が短い詠唱によって行ったのは相手を弾く魔法だった。
彼は荒い息を吐いていたが、それでも少年騎士を張り飛ばす事に成功したのは十分な成果を残したと言うべきだろうか。
ディリオニスは地面から起き上がり、マクシミリアンに向かって斬りかかっていく。
マクシミリアンはもう一度短い詠唱を唱え、彼の足を今度は庭に生えていた草を使う事によって防ぐ。
少年の騎士は歯を見せて魔道士と騎士の役割を兼ねた最高の力を持つ相手を睨む。
「ふん、そんな目をしたってオレには怖くも何ともない。ヴァイス・クロインツ家に仕える身としてはこの決闘に勝ち、ヴァレンシュタイン家を滅亡させる事こそが悲願なのだからなッ!」
マクシミリアンは大きな剣先をディリオニスに向けながら言った。
距離を取っていたとしても彼の剣の大きさが分かると言うべきものだろうか。
ディリオニスは思わず生唾を飲み込む。
マクシミリアンは騎士が怖気付いたのだと感じたのだろう。
彼は幼さの残る顔付きの美しい少年に向かって斬りかかっていく。
ディリオニスは可愛らしいアルト声を懸命に振るわせて叫ぶ。
そして、ディリオニスはもう一度大きく剣を振り上げ、上段からマクシミリアンを狙う。
マクシミリアンは上段から飛び掛かった双子の騎士の剣を懸命に防ぐ。
飛び掛かったディリオニスの顔はまさに鬼の形相とも言うべき顔であり、マクシミリアンは心底怖気付いてしまう。
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