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第一部『人界の秩序と魔界の理屈』
カワックの街 ゴブリンと人間とがぶつかり合う時
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「お、お父さん……」
図らずとも子どものゴブリンは目の前で炎に包まれる父親の姿を目撃することになってしまった。コクランはその子どものゴブリンと父親との間がどのような関係であったのかはもはやあのゴブリンが死んでしまった以上、推測することしかできない。
だが、唖然とした様子で目の前を眺めている子どもの姿から察するに相当に仲が良い親子であったということは容易に想像できた。
コクランは子どもに掛ける言葉が見当たらなかった。レイチェルも同様だ。
一方で先ほどのゴブリンを炎の剣でぶった斬った騎士はまだ手を震わせていた。
自らが迫り来るゴブリンを魔法を纏わせた剣によって殺したことが信じられない様子だった。
騎士は驚いて腰を抜かしていたようだが、すぐに背後にいた群衆たちに助けられてその場から起き上がった。
「おい、大丈夫か?あんた?」
「あ、あぁ……なんとか」
「それにしても大手柄だったなッ!」
群衆の一人が明るい声で騎士に向かって言った。コクランもルイスもレイチェルもその男の一人が『大手柄』という言葉を強調して喋っていることが信じられなかった。
二の句が継げないというのは今のような状況を指していうのかもしれない。
だが、目の前で起きたことが信じられずに三人とは対照的に群衆たちはゴブリンを殺した騎士たちを褒め称えていた。人界防衛騎士団、その中でもフロイドとシモーヌの両名は大きな拍手と賛辞の言葉を男へと送った。
「素晴らしいッ!実に素晴らしいッ!キミはみんなの英雄だよッ!」
フロイドは大きな声で男を褒め称えていた。
「えぇ、神に背きし悪魔から人々を守ったあなたのような人こそが神に祝福されるべきです。あぁ、神様、素晴らしき人が天国へと導かれますように」
シモーヌに至っては膝を突き両手を合わせて祈るポーズを捧げてみせた。ゴブリンの子どもの神経を逆撫でしている。あまりにも配慮のないポーズである。それを皮切りに群衆や一部の騎士たちから賛辞の言葉や拍手が騎士たちに送られていく。
ルイスは目の前で起きている光景が信じられなかった。人間というの生き物はここまで残酷になれるようなものなのだろうか。
少なくとも人に等しい姿をした生き物を殺したというのに人々がどうして殺された方に侮蔑の目を向け、殺した側を称賛するのか理解に苦しんだ。
同じ人間であったとしてもルイスは自分たちと目の前にいる人々との間では目の前に見える光景がまるで違うのだ、と認識を改めざるを得なかった。
それはコクランのメイド、レイチェルも同じだった。レイチェルも群衆たちと同様に人間だった。それに主張の一部にも納得できる部分があったのも事実だ。
レイチェルは心の中でどこか同調していた。
しかしそれとこれとは話が別だ。殺されてもいい存在などいるはずがない。
レイチェルは弓を強く握り締めながらゴブリンを殺した例の男に向かって矢をつがえていく。
一撃で仕留められるようにしていたが、万が一にも外れてしまう可能性は十分に考えられた。
もしそうなってしまえば厄介なことになってしまうのは目に見えていた。
だが、それでも狙うのをやめるという選択肢はなかった。父親の横たわった姿に駆け寄って涙を流しているゴブリンの子どもの声を聞けば尚更だった。
じっくりと狙え……。あの獲物はすっかりと油断している。そのため狙いやすい。
意を決して矢を放とうとしたレイチェルであったが、それは主人であるコクランの手によって敢えなく静止されてしまった。もっとも直接の静止ではなく、レイチェルは主人が怪物のように喚く姿を見て思わず弓矢を落としてしまったのだ。
コクランは以前、馬の姿をした怪物が目の前で殺された時と同じで、凄まじい駆られてしまっていた。それ故にもう一度あの悍ましい姿へと変貌を遂げようとしていたのだ。
異変に気が付いたルイスが慌ててコクランの元へと向かっていく。
「やめてくださいッ! コクランさん! あなた、やっと無罪を手に入れたというのにどうしてまた自分が不利になるような真似をしようとするんですか!?」
「離せルイスッ! オレはこの男を殺してやるんだッ! 」
「やめてくださいッ! 」
二人のやり取りは辺り一帯に聞こえるほどの大きな声で繰り広げられた。そのため群衆や騎士たちには二人のやり取りが丸聞こえという状態になっていたのだ。
二人のやり取りを聞き取ったフロイドは明らかな悪意を含んだ言い方で切り取って、人々に拡散して行ったのである。
「聞いたかッ! 魔界執行官の野郎がオレたちを殺すつもりらしいぞッ! 殺される前に殺してやろうじゃあないかッ! 」
それを聞いた群衆たちは冷静ではいられなくなっていた。群衆たちはコクランとそれを抑え込んでいるルイスの両名を袋叩きにするために向かっていく。
「ちくしょうッ! やめろッ! 」
レイチェルは口汚く罵った声を上げた。それから弓矢をつがえ、群衆たちに弓矢を向けていく。
この時レイチェル自身も群衆たちと同様に敬愛するご主人様を失うかもしれないという冷静さを失っていたことは皮肉でしかなかった。
そんなレイチェルを救ったのはルイスの一言だった。
「みなさんお願いだから落ち着いてくださいッ! 」
レイチェルはルイスが放った一言でようやく矢を下ろした。彼女は自身が冷静さを失ってしまっていたことを悟ったのだ。
ルイスが大きな声で放った言葉は群衆やコクラン本人に向けたものであったことは言うまでもなかった。だが、お陰で冷静さを取り戻せ、群衆に向かって矢を放たなくて済んだのだから感謝するより他になかった。
だが、冷静さを取り戻したレイチェルとは対照的に群衆の熱はヒートアップしていくばかりだった。
「ふざけたことを言うんじゃないッ! 」
「そうだッ! おかしいのはゴブリンたちの方だッ! 」
群衆たちは数に頼り、大それた罵声をコクランへと飛ばしていく。
「ダマレ、ニンゲンドモ」
次々と飛ばされていく罵倒を受けてコクランの怒りは絶頂に達した。ルイスが止めていなければもうとっくに恐ろしい姿のまま群衆たちへと飛び掛かってしまってもおかしくはなかった。
前回と同様のことがカワックでも引き起こされてしまうのかもしれない、ということがいよいよ明確になろうとした時のことだ。
「待ってくださいッ! 」
という声が背後から聞こえてきた。その場にいた全員の視線が声の主へと注がれていく。
声を出したのは先ほど殺されたゴブリンの幼い息子だった。涙で目を腫らした少年は下唇を噛み締めながらも、真っ直ぐな目で当事者たちを見つめながら言った。
「みなさん、どうかもう争いをやめてください。こんな無益な争いなんて意味がありませんよ」
「……あるさ。これはキミのお父さんの敵討ちだ」
いくらか冷静さを取り戻したコクランがゴブリンの少年に向かって言い放った。
しかし、コクランの説得を聞いてもなお少年は首を横に振って答えた。
「……確かに、父は無惨に殺されてしまいました。それでもぼくは人間を恨みません。憎しみが連鎖するようなことがあってはいけないんですよ」
少年の言葉とは思えなかった。また、誰かの言葉を借りたものでもなかった。少年自身が父親の死骸に縋り付いて涙を流しながら頭の中で考えたことなのだろう。彼のハッキリとした口調からは明確な彼自身の意思が感じ取れた。
少年は両手を広げて無抵抗を示しながら群衆たちの元へと近付いていく。
「ぼくは父を殺したあなたたちを恨みません。ほら、この通りぼくは武器を持っていません。さぁ、もうこんなことはやめましょう」
このまま不毛な闘争は終わる。コクランが心の中で静かに安堵していた。その時だ。
突然、フロイドが剣を振り上げながら少年の元へと向かっていた。
図らずとも子どものゴブリンは目の前で炎に包まれる父親の姿を目撃することになってしまった。コクランはその子どものゴブリンと父親との間がどのような関係であったのかはもはやあのゴブリンが死んでしまった以上、推測することしかできない。
だが、唖然とした様子で目の前を眺めている子どもの姿から察するに相当に仲が良い親子であったということは容易に想像できた。
コクランは子どもに掛ける言葉が見当たらなかった。レイチェルも同様だ。
一方で先ほどのゴブリンを炎の剣でぶった斬った騎士はまだ手を震わせていた。
自らが迫り来るゴブリンを魔法を纏わせた剣によって殺したことが信じられない様子だった。
騎士は驚いて腰を抜かしていたようだが、すぐに背後にいた群衆たちに助けられてその場から起き上がった。
「おい、大丈夫か?あんた?」
「あ、あぁ……なんとか」
「それにしても大手柄だったなッ!」
群衆の一人が明るい声で騎士に向かって言った。コクランもルイスもレイチェルもその男の一人が『大手柄』という言葉を強調して喋っていることが信じられなかった。
二の句が継げないというのは今のような状況を指していうのかもしれない。
だが、目の前で起きたことが信じられずに三人とは対照的に群衆たちはゴブリンを殺した騎士たちを褒め称えていた。人界防衛騎士団、その中でもフロイドとシモーヌの両名は大きな拍手と賛辞の言葉を男へと送った。
「素晴らしいッ!実に素晴らしいッ!キミはみんなの英雄だよッ!」
フロイドは大きな声で男を褒め称えていた。
「えぇ、神に背きし悪魔から人々を守ったあなたのような人こそが神に祝福されるべきです。あぁ、神様、素晴らしき人が天国へと導かれますように」
シモーヌに至っては膝を突き両手を合わせて祈るポーズを捧げてみせた。ゴブリンの子どもの神経を逆撫でしている。あまりにも配慮のないポーズである。それを皮切りに群衆や一部の騎士たちから賛辞の言葉や拍手が騎士たちに送られていく。
ルイスは目の前で起きている光景が信じられなかった。人間というの生き物はここまで残酷になれるようなものなのだろうか。
少なくとも人に等しい姿をした生き物を殺したというのに人々がどうして殺された方に侮蔑の目を向け、殺した側を称賛するのか理解に苦しんだ。
同じ人間であったとしてもルイスは自分たちと目の前にいる人々との間では目の前に見える光景がまるで違うのだ、と認識を改めざるを得なかった。
それはコクランのメイド、レイチェルも同じだった。レイチェルも群衆たちと同様に人間だった。それに主張の一部にも納得できる部分があったのも事実だ。
レイチェルは心の中でどこか同調していた。
しかしそれとこれとは話が別だ。殺されてもいい存在などいるはずがない。
レイチェルは弓を強く握り締めながらゴブリンを殺した例の男に向かって矢をつがえていく。
一撃で仕留められるようにしていたが、万が一にも外れてしまう可能性は十分に考えられた。
もしそうなってしまえば厄介なことになってしまうのは目に見えていた。
だが、それでも狙うのをやめるという選択肢はなかった。父親の横たわった姿に駆け寄って涙を流しているゴブリンの子どもの声を聞けば尚更だった。
じっくりと狙え……。あの獲物はすっかりと油断している。そのため狙いやすい。
意を決して矢を放とうとしたレイチェルであったが、それは主人であるコクランの手によって敢えなく静止されてしまった。もっとも直接の静止ではなく、レイチェルは主人が怪物のように喚く姿を見て思わず弓矢を落としてしまったのだ。
コクランは以前、馬の姿をした怪物が目の前で殺された時と同じで、凄まじい駆られてしまっていた。それ故にもう一度あの悍ましい姿へと変貌を遂げようとしていたのだ。
異変に気が付いたルイスが慌ててコクランの元へと向かっていく。
「やめてくださいッ! コクランさん! あなた、やっと無罪を手に入れたというのにどうしてまた自分が不利になるような真似をしようとするんですか!?」
「離せルイスッ! オレはこの男を殺してやるんだッ! 」
「やめてくださいッ! 」
二人のやり取りは辺り一帯に聞こえるほどの大きな声で繰り広げられた。そのため群衆や騎士たちには二人のやり取りが丸聞こえという状態になっていたのだ。
二人のやり取りを聞き取ったフロイドは明らかな悪意を含んだ言い方で切り取って、人々に拡散して行ったのである。
「聞いたかッ! 魔界執行官の野郎がオレたちを殺すつもりらしいぞッ! 殺される前に殺してやろうじゃあないかッ! 」
それを聞いた群衆たちは冷静ではいられなくなっていた。群衆たちはコクランとそれを抑え込んでいるルイスの両名を袋叩きにするために向かっていく。
「ちくしょうッ! やめろッ! 」
レイチェルは口汚く罵った声を上げた。それから弓矢をつがえ、群衆たちに弓矢を向けていく。
この時レイチェル自身も群衆たちと同様に敬愛するご主人様を失うかもしれないという冷静さを失っていたことは皮肉でしかなかった。
そんなレイチェルを救ったのはルイスの一言だった。
「みなさんお願いだから落ち着いてくださいッ! 」
レイチェルはルイスが放った一言でようやく矢を下ろした。彼女は自身が冷静さを失ってしまっていたことを悟ったのだ。
ルイスが大きな声で放った言葉は群衆やコクラン本人に向けたものであったことは言うまでもなかった。だが、お陰で冷静さを取り戻せ、群衆に向かって矢を放たなくて済んだのだから感謝するより他になかった。
だが、冷静さを取り戻したレイチェルとは対照的に群衆の熱はヒートアップしていくばかりだった。
「ふざけたことを言うんじゃないッ! 」
「そうだッ! おかしいのはゴブリンたちの方だッ! 」
群衆たちは数に頼り、大それた罵声をコクランへと飛ばしていく。
「ダマレ、ニンゲンドモ」
次々と飛ばされていく罵倒を受けてコクランの怒りは絶頂に達した。ルイスが止めていなければもうとっくに恐ろしい姿のまま群衆たちへと飛び掛かってしまってもおかしくはなかった。
前回と同様のことがカワックでも引き起こされてしまうのかもしれない、ということがいよいよ明確になろうとした時のことだ。
「待ってくださいッ! 」
という声が背後から聞こえてきた。その場にいた全員の視線が声の主へと注がれていく。
声を出したのは先ほど殺されたゴブリンの幼い息子だった。涙で目を腫らした少年は下唇を噛み締めながらも、真っ直ぐな目で当事者たちを見つめながら言った。
「みなさん、どうかもう争いをやめてください。こんな無益な争いなんて意味がありませんよ」
「……あるさ。これはキミのお父さんの敵討ちだ」
いくらか冷静さを取り戻したコクランがゴブリンの少年に向かって言い放った。
しかし、コクランの説得を聞いてもなお少年は首を横に振って答えた。
「……確かに、父は無惨に殺されてしまいました。それでもぼくは人間を恨みません。憎しみが連鎖するようなことがあってはいけないんですよ」
少年の言葉とは思えなかった。また、誰かの言葉を借りたものでもなかった。少年自身が父親の死骸に縋り付いて涙を流しながら頭の中で考えたことなのだろう。彼のハッキリとした口調からは明確な彼自身の意思が感じ取れた。
少年は両手を広げて無抵抗を示しながら群衆たちの元へと近付いていく。
「ぼくは父を殺したあなたたちを恨みません。ほら、この通りぼくは武器を持っていません。さぁ、もうこんなことはやめましょう」
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