212 / 555
14.女の戦い?
11
しおりを挟む
そんな感じでさっそく取りかかろうってなったんだけど……
「ひな!お湯が入りそうで怖いよぉ!!」
「大丈夫!ちょっとくらい!」
「………絶対に駄目だからね!?」
予想通り、ひなちゃんが一番危険な予感しかない。
湯煎でチョコを溶かしているけどお湯が入りそうでハラハラするよ。
「ひなちゃんはチョコ刻む係にしたら?」
「えっ!?包丁を私に握れと?」
一瞬考えて……頭を振った。
ちょっと危なそうだし……やめよう。
「…………ひなちゃんはひたすら溶かしてて、、、お湯を入れないようにね?」
「任せてよ!」
勢いよくそう言ったのに、勢いよくお湯をチョコの中に入れちゃった。
「大丈夫。そんな事もあろうかと板チョコはいっぱい買ったの~」
遥加ちゃん準備がいい。
じゃ、なくて!
チョコが可哀想……。
「よし、唯斗にあげよう。たぶん喜ぶよ」
「あっ!葵ちゃんいい考え!渡してきまーす!!」
ひなちゃんが元気よくキッチンを飛び出して、それからしばらくしてから唯斗くんの声が聞こえてきた。
いらないとかそんな声が。
「唯斗!よかったじゃ~ん!女の子からの手作りだよ!!」
そう叫んだ葵ちゃん。
すぐに遥加ちゃんも笑いだして、唯斗くんがドタドタ足音をたてながらキッチンに現れた。
「俺が知ってる女の子って生き物は食べ物をこんなにしねーよ!」
そう言いながらもひなちゃんが失敗した溶けたチョコをスプーンですくって食べていた。
なんだかんだ言って、偉いよね、唯斗くん。
「ひな!お湯が入りそうで怖いよぉ!!」
「大丈夫!ちょっとくらい!」
「………絶対に駄目だからね!?」
予想通り、ひなちゃんが一番危険な予感しかない。
湯煎でチョコを溶かしているけどお湯が入りそうでハラハラするよ。
「ひなちゃんはチョコ刻む係にしたら?」
「えっ!?包丁を私に握れと?」
一瞬考えて……頭を振った。
ちょっと危なそうだし……やめよう。
「…………ひなちゃんはひたすら溶かしてて、、、お湯を入れないようにね?」
「任せてよ!」
勢いよくそう言ったのに、勢いよくお湯をチョコの中に入れちゃった。
「大丈夫。そんな事もあろうかと板チョコはいっぱい買ったの~」
遥加ちゃん準備がいい。
じゃ、なくて!
チョコが可哀想……。
「よし、唯斗にあげよう。たぶん喜ぶよ」
「あっ!葵ちゃんいい考え!渡してきまーす!!」
ひなちゃんが元気よくキッチンを飛び出して、それからしばらくしてから唯斗くんの声が聞こえてきた。
いらないとかそんな声が。
「唯斗!よかったじゃ~ん!女の子からの手作りだよ!!」
そう叫んだ葵ちゃん。
すぐに遥加ちゃんも笑いだして、唯斗くんがドタドタ足音をたてながらキッチンに現れた。
「俺が知ってる女の子って生き物は食べ物をこんなにしねーよ!」
そう言いながらもひなちゃんが失敗した溶けたチョコをスプーンですくって食べていた。
なんだかんだ言って、偉いよね、唯斗くん。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
137
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる