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22.文化祭はどこの学校も大忙しです
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私が声をかけたら
『助かった』って顔をした嵐くん
と
『は?』って言いたそうな顔の高田さんと木下さん
正直、、気まずい。。。
「そうだね。帰ろう。
買い物も行かなきゃいけないね」
嵐くんはそう言って帰ろうとした……ん、だけど、、、
「嵐さん!!城山さんとドーユー関係!!?」
「ってか城山さんが一人で帰れば?うちら話してるんだし!!」
………嵐くんが『帰ろう』って言ったのを聞いていなかったのかな?
二人は嵐くんの腕を掴んで帰らせないようにしていた。
初対面なのに腕を掴んだりってアリなのか?
私なら無理だなぁ……初対面の人は触りたくないし触られたくもないなぁ。
って、私は冷静に見ていたけど、、、
嵐くんは腕を思いっきり振りほどいて不機嫌な顔で低めな声で言った。
「初対面で馴れ馴れしく触るな。
不愉快なんだよ」
その嵐くんの言葉に、山本さんと大和くんのブフッて吹き出すような声が聞こえて
高田さんたちは呆気に取られていた。
「……帰る」
嵐くんはそう言って一人でスタスタ歩いて行ってしまった。
嵐くんらしからぬ姿に私もビックリしたし………それに、、、
私、置いていかれちゃった。。。
「ほら、追いかけなよ。
ちょっと先で嵐は待ってるよ。
………たぶん」
大和くんに言われて追いかける事にしたけど……
呆気に取られたままの高田さんたち、放ってしまって良いのだろうか……?
ちょっと気にはなったけど、嵐くんが行った先、正門で、嵐くんは待っていてくれた。
「置いていってごめんね」
「大丈夫だよ。帰ろっか?」
嵐くんは私の前では普通に振る舞っていたけれど、、、やっぱりちょっと苛立っているようだった。
『助かった』って顔をした嵐くん
と
『は?』って言いたそうな顔の高田さんと木下さん
正直、、気まずい。。。
「そうだね。帰ろう。
買い物も行かなきゃいけないね」
嵐くんはそう言って帰ろうとした……ん、だけど、、、
「嵐さん!!城山さんとドーユー関係!!?」
「ってか城山さんが一人で帰れば?うちら話してるんだし!!」
………嵐くんが『帰ろう』って言ったのを聞いていなかったのかな?
二人は嵐くんの腕を掴んで帰らせないようにしていた。
初対面なのに腕を掴んだりってアリなのか?
私なら無理だなぁ……初対面の人は触りたくないし触られたくもないなぁ。
って、私は冷静に見ていたけど、、、
嵐くんは腕を思いっきり振りほどいて不機嫌な顔で低めな声で言った。
「初対面で馴れ馴れしく触るな。
不愉快なんだよ」
その嵐くんの言葉に、山本さんと大和くんのブフッて吹き出すような声が聞こえて
高田さんたちは呆気に取られていた。
「……帰る」
嵐くんはそう言って一人でスタスタ歩いて行ってしまった。
嵐くんらしからぬ姿に私もビックリしたし………それに、、、
私、置いていかれちゃった。。。
「ほら、追いかけなよ。
ちょっと先で嵐は待ってるよ。
………たぶん」
大和くんに言われて追いかける事にしたけど……
呆気に取られたままの高田さんたち、放ってしまって良いのだろうか……?
ちょっと気にはなったけど、嵐くんが行った先、正門で、嵐くんは待っていてくれた。
「置いていってごめんね」
「大丈夫だよ。帰ろっか?」
嵐くんは私の前では普通に振る舞っていたけれど、、、やっぱりちょっと苛立っているようだった。
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