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71~80話

74b、私はお風呂タイムをわかっていない ※

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腰を支えていた手はいつの間にかやわやわと尻を揉んで、さらに下へと移動してきた悪戯な指先が後ろからクイッと秘唇を割る。

「んっ、んんーっ!」

ただでさえガルの剛直と密着しているというのに、そこを割り開かれてはたまらない。
ぴったりと密着した剛直が、表面に浮き出た血管の凹凸が、ゆるゆると動いて敏感な突起を擦り上げる。

一週間ぶりの刺激にも、身体は一瞬で快感の記憶を思い出す。
むしろ空いた期間の分だけ、快感が増しているような気さえする。

強すぎる快感から逃れようと腰をくねらせれば、にゅるんと滑る湯とは違った感触に恥ずかしすぎて涙が滲んだ。

「っはぁ……っ、がぅ、ん……」

口付けの合間に制止の声を上げようにも、絡み付く舌がそれを許さない。
深く口腔を貪られながら秘部を押し当てられ、上からも下からもぞわぞわと快感に侵されていく。

ガルの指先が耳朶をくにくにと弄び、耳孔の縁を辿る。
くすぐったいはずなのに、むず痒いような感覚はすべて下腹へと積もっていく。

尻を掴んだ手が、剛直へ押し付けるようにぐっと尻を引き寄せた。

「んーっ! ん、んぅっ……んん——————っ!!」

ガルの首筋にきつくしがみついたまま、ビクンビクンと身体を弾ませる。

絶頂が過ぎ、くったりと全身が弛緩してようやく、長い長い口付けから解放された。

「はぁっ、はぁっ、はっ、……ガル……さ、ま……」

「……マヤ、少しでも痛みがあれば、すぐに言ってくれ」

「え……?ひゃっ」

腰を掴んで持ち上げられ、ぐらりと上体がかしいで慌ててガルの肩に掴まる。

浮いた腰の下。ぬかるんだ入口を指で軽くかき混ぜると、熱い切っ先が触れた。
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