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ファイルⅩ:潜入捜査
#14
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「忘れてないよ、寧ろ、やって言うほど、思い出した…。
で、植月さんは、どう動くつもり?」
植月が、動いてくれたのは、正直心強いが、右足の件がある。彼がどういう算段を持ち合わせているのか、それを確認しない限り、他の現地メンバーの采配が、出来ない。
「俺は、このまま現場の、“新帝都ホテル”に向かう。そこで、土屋が、ここに到着するまでの間、代理を務める。」
エンパスの土屋の代理を務める。確かに、似た様な体質をもっている、植月なら、適任かもしれない。
だが、あくまでも、似て非になるもの…。完全に代理として、扱うなら、芥子の読心術の方が、ベストだろう。
ただ、彼女の場合、体調の件もある為、長時間、パーティー会場に居ろ、とは言えない。
「分かった。アッキー後、どのくらいで、ホテルに着きそう?」
「大体、10分くらい。」
「了解。現場のみんなは、植月さんが、到着し次第、本格捜査開始。会場組は、怪しい人物がいないか、目を凝らして。
厨房組は、出来た料理に、毒が盛られてないか、念入りにチェック。
見回り組は、兎に角、爆発物や危険物が、無いか、調べて。
警察や警備の人に、紛れているってことも、ありえるから、植月さんは、そこに目を光らせて置いて。
それじゃぁ、全員、各々、行動開始。」
そこまで言うと、“了解”と言った言葉が、何件か、混線しつつ、返って来た。
で、植月さんは、どう動くつもり?」
植月が、動いてくれたのは、正直心強いが、右足の件がある。彼がどういう算段を持ち合わせているのか、それを確認しない限り、他の現地メンバーの采配が、出来ない。
「俺は、このまま現場の、“新帝都ホテル”に向かう。そこで、土屋が、ここに到着するまでの間、代理を務める。」
エンパスの土屋の代理を務める。確かに、似た様な体質をもっている、植月なら、適任かもしれない。
だが、あくまでも、似て非になるもの…。完全に代理として、扱うなら、芥子の読心術の方が、ベストだろう。
ただ、彼女の場合、体調の件もある為、長時間、パーティー会場に居ろ、とは言えない。
「分かった。アッキー後、どのくらいで、ホテルに着きそう?」
「大体、10分くらい。」
「了解。現場のみんなは、植月さんが、到着し次第、本格捜査開始。会場組は、怪しい人物がいないか、目を凝らして。
厨房組は、出来た料理に、毒が盛られてないか、念入りにチェック。
見回り組は、兎に角、爆発物や危険物が、無いか、調べて。
警察や警備の人に、紛れているってことも、ありえるから、植月さんは、そこに目を光らせて置いて。
それじゃぁ、全員、各々、行動開始。」
そこまで言うと、“了解”と言った言葉が、何件か、混線しつつ、返って来た。
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