(完結)お姉様を選んだことを今更後悔しても遅いです!

青空一夏

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18 あるべき場所に全てが収まって・・・・・・

 ビアス侯爵家のお墓は美しい丘の上にあった。丘の頂上からは広大な風景が一望でき、美しい自然が周囲に広がっていた。お墓自体はこの丘の中腹に位置しており、石の階段を上がっていくと到達できる。

 お墓の周りには、ユークリッドの木やシダの木々が立ち並ぶ。鮮やかな色彩と甘い香りを放つランタナは、美しさと鮮やかさを墓地にもたらす。アイリスは貴族の紋章にもよく使われる花で、高貴な雰囲気を醸し出していた。その多彩な色合いと花びらの形状は、お墓の周りを彩り、まるでお父様達の高潔さを褒め称えているようだった。

 ターナー伯爵様から、私のお父様がどれほどの天才であり、お母様が高潔で素晴らしい人柄であったか、詳しく教えていただいた。それまで知らなかったことだけれど、お父様たちを死に追いやった人たちを家族だと思っていたことに、背筋が寒くなった。

 国王陛下は私をとても不憫に思ってくださり、通常の手順をかなり簡略化した形で、ビアス侯爵家を継ぐことを許可してくださった。



☆彡 ★彡



 私はビアス女侯爵としての地位を保ち、クリスフォード様との恋愛を経て、ターナー伯爵夫人になった。今は仕事をこなす忙しい日常を送っている。

 この世界では爵位を持った者同士でも結婚できるため、私はターナー伯爵と結婚をしても、変わらずビアス侯爵の地位にいられた。

 ビアス侯爵家の管理については、私がその主要な責務を担当している。私はビアス侯爵領地の運営、家計の管理、および重要な決定を取り纏めている。一方で、ターナー伯爵夫人としての仕事は、信頼性のおける侍女長やメイド長と協力し、必要な時に私が関与するという形になった。
 私はビアス領地での責務と、ターナー伯爵領地での社交イベントや慈善活動の参加を調和させ、両方の義務を果たしている。大変なこともあるけれど、夫のクリスフォード様は協力的で、私を快く支えてくれていた。やがて、私とクリスフォード様の間には子供も生まれ、ルシンダと名付けられた。

「ルシンダ。ターナー伯爵家にいるガマガエルを大切になさい。この子達は必ずあなたを守ってくれるわ」

 ウサギのバニラを腕に抱いたルシンダは深く頷いた。多分、そのウサギも不思議な力を持っていそうだけど、それはおいおい観察していこうと思う。

 







୨୧⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒୨୧

※なんかざまぁを主体に書きすぎると、主人公の存在が薄くなる? あっさり終わりましてすみません。 
感想 46

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みんなの感想(46件)

ほたる
2024.11.03 ほたる

ざまぁは大好物です!

面白かったです(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”

2024.11.03 青空一夏

こんばんわぁーー

ありがとうございます(^^)

解除
2023.11.17 ユーザー名の登録がありません

退会済ユーザのコメントです

2023.11.17 青空一夏

感想ありがとうございます❣

お褒めいただきありがとうございます(*´꒳`*)
AIイラストですが、私はニジジャーニーを使っています。
有料なのですが、かなり完成度が高いものができます。
呪文は、詳細に説明文を加えるのと、運w次第です(笑)

最近はAIイラストに飽きてしまって💦
あまり作らなくなりましたが、見ていただき嬉しいです。


解除
蘭丸
2023.10.27 蘭丸

既に完結していましたが
気付かず(>ω<)一気に読ませて頂きました💕

幼い頃の記憶が無くて
両親だと思っていた人達は実の
両親を死に追い遣ったオジだった
考えたら恐ろしいですよね😱

ざまぁ有りで当たり前👏👏👏
酷い仕打ちに遭いながらも
幸せを掴め良かった良かった💕

2023.10.29 青空一夏

感想ありがとうございます!

>両親だと思っていた人達は実の両親を死に追い遣ったオジだった考えたら恐ろしいですよね😱

はい、ホラー映画のようですよね。

>幸せを掴め良かった良かった💕

ありがとうございますm(__)m
お読みいただきありがとうございます。

解除

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