ただ、好きなことをしたいだけ

ゆい

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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】

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今日は試作品を見にお城に来ています。

今回は、宰相と商会の2人、記録官、私のメンバーです。

「こちらが試作品になります。」

「……なんか思っていたより、良いものですね?駒も丁寧にヤスリが掛けられているし、台も良い素材を使ってますね。これが平民向けですか?」

「そうです。」

「手間が掛かりましたよね?この前の予算と、実際の費用を比較したいです。」

「ええっと、こちらになります。」

「……なるほど。材料費が安くなっていますね。どうしてですか?」

「実は、少し前に南の地方で嵐が来たんですが、その時に結構な数の木が倒れまして。その木をまとめて仕入れたんです。」

「じゃあ在庫がなくなれば、少し上げなくてはいけませんね。」

「その頃には、職人も作業に慣れて、仕事が早くなっていると思います。」

「なら、当面はこの金額で販売は大丈夫そうですね。保証書の方はどうなりましたか?」

「こちらが見本です。ここに魔道具のスタンプを押してあるので、当商会から販売されたものと確認が取れましたら、駒を無料提供させていただきます。」

「それなら不正が防げますね。」

「スゴロクなんですが、サイコロが中々上手く作れなくて、職人の方も苦戦しています。試作品でお持ちしたのが1番よいできで。スゴロクの販売は、まだ見合わせてもよろしいでしょうか?」

「そうですね。サイコロが振った時に同じ目ばかり出ていたら、面白くありませんね。わかりました。もう少し待ちます。」

「ありがとうございます。販売台数ですが~~。」

色々話し合って、リバーシはとりあえず貴族用80台、平民用150台を製作してから販売することにした。あとは売れ行き次第で調整する。






話し合いが終わり、みんな会議室を出る時に、記録官から声を掛けられる。少し、話したいことがあるとのことだ。会議室に2人きりになる。文官さんとは言え、男性と2人きりはおばちゃんドキドキしますねぇ。

「変な質問かも知れませんが、答えて欲しいです。」

「わかりました。」

「青い猫型ロボットと言えば?」

「ド◯◯もん。」

「日曜夕方6時半からは?」

「サ◯◯さん。」

「チキンラーメンには卵を入れる派?いれない派?」

「もちろん、入れる!」

「ああ、よかった、やっと日本人に会えました。名前からそうかなぁと思っていましたが、玉子焼きを作ったと聞いて。それにリバーシと双六ときたから。」

「あなたは、転生ですか?」

「はい。転生です。名前はルカ=イズランドと言います。実はお願いがありまして。」

「なんでしょうか?」

「玉子焼きの作り方を教えてください!」


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