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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
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長期休暇きたぁ!日本でいう夏休み!学生の特権!!
2週間ほどお城に滞在してから、シュバルツバルトに1ヶ月行って、学園が始まるまでまたお城に滞在する予定となっています。
シュバルツバルトでは、神樹にも行く予定です。魔力きちんと流せるか心配です。
マリアさんがほぼ荷造りをしてくれたおかげで、長期休暇に入ってすぐにお城に向かった。殿下2人は、生徒会の仕事で数日学園で仕事をしてから、戻って来ると言っていた。
滞在中は、ヴィー様とリー様とお茶会をしたり、商会の方と面談したりと、ジークハルト王太子殿下とエリー様に玉子焼きを作ったりと、それなりに忙しかった。ルカさんにも時間をとっていただいてちょっとお話もできた。学園が長期休暇に入ると、社交界も活発になり、警備やら報告書やらでお城の中も忙しくなるみたいで。陛下・ヴィー様はもちろん殿下達もスケジュールがぎっしり詰まっていた。成人前のリー様は、そこまで忙しくないらしい。
今日は、誰とも会う約束がないので、図書館に籠ることにした。4階建ての建物で、1・2階は普通に閲覧ができるが、3・4階は許可のある人以外は閲覧禁止となっている。地下には過去数百年間の税務やらの報告書が詰まっているという。
今日は稀人についての文献を探してみた。神様は、『世界は2つしかない訳ではない』の言葉は少し気になった。私は、地球の日本に生まれたわけだけど、ここ別世界のリーデンベルグ王国にて生活をしている。だから、2つの世界があるのを知っている。でも、他の世界もあるのなら、どんな世界なのか気になってしまうのは仕方がない。地球みたいに科学が発達しているのか?リーデンベルグ王国みたいに魔道具が発達しているのか?それとも、私では思いつかないような文明なのか?想像が膨らむ。
いくつか、転移者が書き残した日記のようなものがあった。
ある人は、地面に穴が急に出現して落ちてしまった。穴の底についたかと思ったら、全く知らない街に辿り着いていた。話しても言葉通じない。でも、人は親切にしてくれて衣食住を保証してくれた。そのうち、この世界の人と結婚をして、その後は、結婚相手の実家で農民として穏やかに暮らした。と、書かれてあった。この人は、この世界とあまり水準が変わらないところに住んでいたようだった。
ある人は、やっぱり地面に穴が急に出現して落ちてしまった。辿り着いた先が、あたり一面が田園風景であったこと。地面に落ちる前は、『ベルリン』という首都にいた。戦時下のはずなのに、全くそんな様子が見られない。閣下は無事なのか?農民らしき人を捕まえても、全く言葉が通じない。英語でも、フランス語でも、イタリア語でもない。と、そこまで読んだとき、この人がこの国にドイツ語を持ち込んだ人なんだなと思った。
彼は、軍人であったようで、その後この国の騎士団に入り、魔の森、今でいうシュバルツバルトの魔獣から周辺住民を守り、その功績として、王女様と結婚をしたという。ここから、王族がシュバルツバルトを管理下に置いたらしい。
2週間ほどお城に滞在してから、シュバルツバルトに1ヶ月行って、学園が始まるまでまたお城に滞在する予定となっています。
シュバルツバルトでは、神樹にも行く予定です。魔力きちんと流せるか心配です。
マリアさんがほぼ荷造りをしてくれたおかげで、長期休暇に入ってすぐにお城に向かった。殿下2人は、生徒会の仕事で数日学園で仕事をしてから、戻って来ると言っていた。
滞在中は、ヴィー様とリー様とお茶会をしたり、商会の方と面談したりと、ジークハルト王太子殿下とエリー様に玉子焼きを作ったりと、それなりに忙しかった。ルカさんにも時間をとっていただいてちょっとお話もできた。学園が長期休暇に入ると、社交界も活発になり、警備やら報告書やらでお城の中も忙しくなるみたいで。陛下・ヴィー様はもちろん殿下達もスケジュールがぎっしり詰まっていた。成人前のリー様は、そこまで忙しくないらしい。
今日は、誰とも会う約束がないので、図書館に籠ることにした。4階建ての建物で、1・2階は普通に閲覧ができるが、3・4階は許可のある人以外は閲覧禁止となっている。地下には過去数百年間の税務やらの報告書が詰まっているという。
今日は稀人についての文献を探してみた。神様は、『世界は2つしかない訳ではない』の言葉は少し気になった。私は、地球の日本に生まれたわけだけど、ここ別世界のリーデンベルグ王国にて生活をしている。だから、2つの世界があるのを知っている。でも、他の世界もあるのなら、どんな世界なのか気になってしまうのは仕方がない。地球みたいに科学が発達しているのか?リーデンベルグ王国みたいに魔道具が発達しているのか?それとも、私では思いつかないような文明なのか?想像が膨らむ。
いくつか、転移者が書き残した日記のようなものがあった。
ある人は、地面に穴が急に出現して落ちてしまった。穴の底についたかと思ったら、全く知らない街に辿り着いていた。話しても言葉通じない。でも、人は親切にしてくれて衣食住を保証してくれた。そのうち、この世界の人と結婚をして、その後は、結婚相手の実家で農民として穏やかに暮らした。と、書かれてあった。この人は、この世界とあまり水準が変わらないところに住んでいたようだった。
ある人は、やっぱり地面に穴が急に出現して落ちてしまった。辿り着いた先が、あたり一面が田園風景であったこと。地面に落ちる前は、『ベルリン』という首都にいた。戦時下のはずなのに、全くそんな様子が見られない。閣下は無事なのか?農民らしき人を捕まえても、全く言葉が通じない。英語でも、フランス語でも、イタリア語でもない。と、そこまで読んだとき、この人がこの国にドイツ語を持ち込んだ人なんだなと思った。
彼は、軍人であったようで、その後この国の騎士団に入り、魔の森、今でいうシュバルツバルトの魔獣から周辺住民を守り、その功績として、王女様と結婚をしたという。ここから、王族がシュバルツバルトを管理下に置いたらしい。
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