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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
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「で、ロイ義兄様、いつまでこの体勢なのですか?重くないですか?」
「いや、アオイは軽いよ。」
ロイ義兄様は頭を撫でる。
「アオイは、もう結婚はしたくないって言ったけど、恋愛もしたくない?」
「…恋愛はわからないです。一過性の病みたいなものでしょ?」
「…病、…病気扱い。」
「それに恋は、するものでなく、落ちるものらしいです。私は、経験したことないです。誰かをそういう意味で好きになるって。」
「結婚は、政略結婚?」
「いえ、上司の勧めでお見合いでした。一応恋愛結婚みたいなものです。結局周りに流されて、よく相手がわからず結婚したんです。案外旦那も私がどういう人かわからないまましたのかもしれないですね。」
「じゃあ、この先恋に落ちたら、恋人は作るの?」
「それはわかりません。相手が貴族である以上、結婚はしなくてはいけないでしょうし、家の為に子供を産まなくてはいけないでしょう?相手が貴族なら、気持ちに蓋をするかもしれませんね。」
「貴族だけど、結婚も子供もいらない俺は?」
「ロイ義兄様は、義兄で家族です。家族と恋愛なんて、一番ないですね。」
「…そうか。」
なんかしょんぼりしてしまった。
「ねえ、アオイ。俺は、本当にアオイを大事にしたいし、いつもアオイを思っている。だからもし、君が本当に恋に落ちる相手がいたなら、絶対俺に教えてね。」
「?わかりました。」
また1つ約束をさせられた。私が恋愛なんて全く想像もつかないけど。
ロイ義兄様が城に戻ってきたので、今日は晩餐会が開かれるだろうと、支度の為部屋に戻った。
「ロイ様、いいんですか?完全に対象外ですよ?」
「誰ともそうしたくないのなら、一番近い場所にいるしかないだろ?」
「なんか空回りしそうですがね?」
「うぅっ。痛いところつくなぁ。」
「第一、押しても気付かなそうだし、引いたら存在を忘れられそうですよ?本当に、傍から見る分には楽しいですが。」
「人の悪意には敏感だが、好意には鈍感なんだよな。」
「…なんか、ロイ様、そのうち爆発して襲いそうですよ。襲わないでくださいよ?」
「するかっ!」
「でもいつだったか、アオイ様の肌触りたいって寝言言っていましたよ?なんか、下着の履き替えも多くなってきたし。」
「……。」
「いや、本当に勘弁してくださいよ。成人前の男じゃあるまいし。…もういっそ襲った方が、アオイ様も流石に気付いてくれますよねぇ?」
「しかしだな、」
「アオイ様、出産経験済だから、乙女じゃないし。快楽漬けの監禁でもしちゃいますか?」
「えっ!?」
「確実に嫌われますけど。」
「だよなあ。本当、良い策が欲しい。」
切実に策が欲しいと願う主の姿は、情けなくもあった。
『逃がしはしない』と言っていたが、長期休暇の時しか会えないんだから、初めての長期休暇が勝負だと、ダンは思う。が、初日から惨敗だ。
「せいぜい、コンラッド殿下やグランダル殿に攫われないようにしてくださいね。」
最後のダンの呟きは、小さくてロイの耳には届いていなかった。
「いや、アオイは軽いよ。」
ロイ義兄様は頭を撫でる。
「アオイは、もう結婚はしたくないって言ったけど、恋愛もしたくない?」
「…恋愛はわからないです。一過性の病みたいなものでしょ?」
「…病、…病気扱い。」
「それに恋は、するものでなく、落ちるものらしいです。私は、経験したことないです。誰かをそういう意味で好きになるって。」
「結婚は、政略結婚?」
「いえ、上司の勧めでお見合いでした。一応恋愛結婚みたいなものです。結局周りに流されて、よく相手がわからず結婚したんです。案外旦那も私がどういう人かわからないまましたのかもしれないですね。」
「じゃあ、この先恋に落ちたら、恋人は作るの?」
「それはわかりません。相手が貴族である以上、結婚はしなくてはいけないでしょうし、家の為に子供を産まなくてはいけないでしょう?相手が貴族なら、気持ちに蓋をするかもしれませんね。」
「貴族だけど、結婚も子供もいらない俺は?」
「ロイ義兄様は、義兄で家族です。家族と恋愛なんて、一番ないですね。」
「…そうか。」
なんかしょんぼりしてしまった。
「ねえ、アオイ。俺は、本当にアオイを大事にしたいし、いつもアオイを思っている。だからもし、君が本当に恋に落ちる相手がいたなら、絶対俺に教えてね。」
「?わかりました。」
また1つ約束をさせられた。私が恋愛なんて全く想像もつかないけど。
ロイ義兄様が城に戻ってきたので、今日は晩餐会が開かれるだろうと、支度の為部屋に戻った。
「ロイ様、いいんですか?完全に対象外ですよ?」
「誰ともそうしたくないのなら、一番近い場所にいるしかないだろ?」
「なんか空回りしそうですがね?」
「うぅっ。痛いところつくなぁ。」
「第一、押しても気付かなそうだし、引いたら存在を忘れられそうですよ?本当に、傍から見る分には楽しいですが。」
「人の悪意には敏感だが、好意には鈍感なんだよな。」
「…なんか、ロイ様、そのうち爆発して襲いそうですよ。襲わないでくださいよ?」
「するかっ!」
「でもいつだったか、アオイ様の肌触りたいって寝言言っていましたよ?なんか、下着の履き替えも多くなってきたし。」
「……。」
「いや、本当に勘弁してくださいよ。成人前の男じゃあるまいし。…もういっそ襲った方が、アオイ様も流石に気付いてくれますよねぇ?」
「しかしだな、」
「アオイ様、出産経験済だから、乙女じゃないし。快楽漬けの監禁でもしちゃいますか?」
「えっ!?」
「確実に嫌われますけど。」
「だよなあ。本当、良い策が欲しい。」
切実に策が欲しいと願う主の姿は、情けなくもあった。
『逃がしはしない』と言っていたが、長期休暇の時しか会えないんだから、初めての長期休暇が勝負だと、ダンは思う。が、初日から惨敗だ。
「せいぜい、コンラッド殿下やグランダル殿に攫われないようにしてくださいね。」
最後のダンの呟きは、小さくてロイの耳には届いていなかった。
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