ただ、好きなことをしたいだけ

ゆい

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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】

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立食ということで唐揚げ作ります!ただ、私が食べたかったから!

ここでは、油はまだ高価なものらしい。フライ系は、食べたことなかった。圧搾機でもあれば、もう少し安くなるのかもしれない。機械なら、ルカさんと考えてみよう。

鳥肉を約3羽分一口大に切り、下味を付けていく。塩コショウと塩レモン+パセリの2種類にした。醤油があれば、ニンニク醤油を作りたかった。
小麦粉とでんぷん粉を半々に混ぜた粉を付けて、少し馴染ませる。

あらかじめ切っていたのを水に晒しておいたじゃがいもを、水を切ってから鍋に入れ、油を入れて揚げる。低い温度から揚げるから、中がほくほく、外はカリッと揚がる。面倒だから、このやり方をしているんでないよ。温度が上がるまで放置しているけど。
じゃがいもが揚がったら、塩を振る。
次は唐揚げ。少し低めの温度で中までじっくり揚げて、一旦取り出して、高めの温度でさっと揚げる。
うん、美味しそう。
1つ味見と思って食べようとしたら、料理人みんなに見られていた。みんなの分はないから、包丁で4等分にして、みんなに味見をしてもらう。

「美味しい!」
「肉汁がすごい!」

と、絶賛してくれた。料理長にはレシピを求められた。前の世界の知識だから、ロイさんに聞いてみると伝えた。

料理が完成した頃に、マリアさんが迎えに来て、支度をする。湯浴みからマッサージ、着付けまで全てお任せしました。
簡単な格好でも良かったけど、今日は騎士団の方々もいるからと気合いを入れて、綺麗にしてくれた。

時間になり、ロイさんが迎えに来てくれた。

「アオイ、綺麗だよ。」

と言ってくれた。

「ドレスありがとう、ロイさん。」

と感謝を伝えた。

ロイさんはキスしようとしたが、マリアさんに止められた。

「ロイ様、折角整えたのが、乱れます。」

って。これには、ロイさんも苦笑した。

みんなが待つ会場にエスコートしてもらった。




ロイさんの挨拶でパーティーが始まった。屋敷で働く人達、その家族、騎士団の方と、約80名くらいの人数が集まった。

私は色んな人達に話しかけられて、談笑をする。
唐揚げは好評だった。あっという間になくなってしまった。私は食べれなかったけど、ロイさんが口にできたか、気になった。

騎士団は私と一緒にお城に戻ると、ロト君から聞いた。今回は、私の護衛がお仕事だったみたい。
知らなかったのは、私だけだった。

ガーウェイン様は、あれ以降話しかけてくるが、私は塩対応だ。最後には騎士団隊長に連れて行かれていく。ロト君に聞いたら、嫡男だけど、次期当主は弟さんらしい。あまりお家事情は聞かない方が得策だ。


料理も、飲み物もあらかたなくなりそうなところで、お開きとなった。最初に少しだけワインをいただいたが、酔ってしまったのか、部屋に帰る時にはちょっとフラついてしまった。マリアさんに支えられて歩いていると、ロイさんが来て、抱き上げて部屋まで連れて行ってくれた。

「アオイはお酒弱い?」

「あまり飲む機会なかったから、強いとか弱いがわからないです。会社の飲み会も飲まなかったし。」

最終バスが8時台だし、タクシーは繁華街からだと5,000円は平気でかかるから、あまり利用しなかった。必然的に車を運転するから、飲み会に出ても、1人ノンアルだった。

「人前で飲まない方がいいかも。白い肌が桃色になって、色っぽいよ。」

「うん、そうする。ロイさん、唐揚げ食べれた?」

「なんとか1個は食べれた。美味しかった。」

「ありがとう。また作るね。」

部屋に着き、マリアさんに支度を頼もうかと思ったら、ロイさんはマリアさんを下がらせた。

「今夜は、俺がするから。」

と、ロイさんがウキウキしながら、言った。


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