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おばちゃん学園に通っちゃいます!【1年生】
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試験も無事に終わり、成績も悪くなかった。
なんだかんだで無事1年生を修了することができた。
魔法士科と商業科を悩んでいた私は魔法士科に進学にすることにした。
お金は好きだけど、折角魔法が使えて習うことができるなら、習おうということに決まった。
コンラッド殿下とマクスウェル様は騎士科、モリー様とミリアンナ様、オリヴィア様は貴族科に進む。うちのクラスで魔法士科に進むのは私とルーベルト伯爵子息リュシエル様の2人だけだった。
彼の家は、魔法士団長も輩出している家柄で、王家の信任も厚い家だ。
コンラッド殿下がリュシエル様に私の面倒をよくよく頼んでいた。
そこまでする?って思ったけど、ミリアンナ様達もリュシエル様にお願いをしていた。
色々言いたい。でも、大人な私は黙っておいたよ。
修了式にグランダル先輩に挨拶もした。
ロイさんと一緒に大樹とフェンリルに会いに行くと約束した。
グランダル先輩は楽しみにしているって言ってくれた。
次は領都を案内してもらいたい。今度こそおにぎりの具材を探したかったから。
新学期が始まるまでの長期休暇にシュバルツバルト領で過ごすことにした。
神樹にはすぐに行けるが、帰りは徒歩になるし、突然私がいなくなったら心配する人もいる訳で、結局はロイさん達と一緒に行った方が安心安全ということで、神樹にはロイさん達と行くことにした。いやただ歩きたくないだけだけどね。
「アオイは魔力量調べたの?」
シュバルツバルトの屋敷に着き、ロイさんと夕食をいただいてから、サロンでのんびり過ごしている時に聞かれた。
「調べましたよ。魔法士科に進むにあたりきちんとした数値を調べました。大体10万ちょいですね。」
「やっぱり多いですね。」
「ダンさん、普通ってどれくらいですか?」
「魔法を使える貴族で1万前後、魔法士は3~4万位、ロイ様は8万位です。」
「多いとは思っていたけど、2桁いったか。学園で騒ぎにはならなかったか?」
「いえ、コンラッド殿下と担当教員の2人だけで測りました。コンラッド殿下が先回りして、事前に機密情報としてくれましたから。」
「ああ、コンラッドに感謝だな。多分兄上と学園長には伝わっているけど、そこから漏れることはないな。」
「そんなにマズイんですか?」
「マズイですよ。下手したら、人間兵器として他国から誘拐の可能性がありますよ。」
「ゲッ!」
「まして神樹に力を与えられる人間なんて、どこも欲しがる。神樹が力を持てば、より多くの恩恵が受けられるんだから。」
「…異世界怖い。目立たないように生きていこう。」
「「無理」でしょ。」
「えっ、即答?!ロイさんもダンさんも酷い。」
「アオイはやらかしの達人なんだから。」
「そうですよ。」
何処にいても私の信用度は低いようだ。解せぬ。しかもやらかしの達人てなんですか?やらかした覚えは全くないんですけど。
「アオイがわかっていない顔をして、悩み出したよ。」
「わからないんでしょうね。」
「リバーシや双六で平民でも気軽な娯楽を楽しめるようにして、米で小麦以外の穀物を食せるようにできた。これだけでも功績があるのに。」
「神樹に選ばれた時点で凄いことなんですけどね。」
「騎士団でもストレッチを取り入れてから、訓練中の些細な怪我も減ってきたって報告もあるし。本人だけ知らないんだろうな。」
「まぁそれがアオイ様ですから。」
「だな。」
ロイさんとダンさんの会話も頭に入ってないくらいに考えたけど、やっぱりアオイはわからなかった。
アオイのもたらした経済効果は、誰もアオイ本人に教えてくれないままだった。
アオイがこの世界に来て一年が経つ。
アオイはそんなことにも気がつかないくらいにこの世界に馴染んでいた。
ーーーーーーーーーー
【1年生】はここで完結です。
なんだかんだで無事1年生を修了することができた。
魔法士科と商業科を悩んでいた私は魔法士科に進学にすることにした。
お金は好きだけど、折角魔法が使えて習うことができるなら、習おうということに決まった。
コンラッド殿下とマクスウェル様は騎士科、モリー様とミリアンナ様、オリヴィア様は貴族科に進む。うちのクラスで魔法士科に進むのは私とルーベルト伯爵子息リュシエル様の2人だけだった。
彼の家は、魔法士団長も輩出している家柄で、王家の信任も厚い家だ。
コンラッド殿下がリュシエル様に私の面倒をよくよく頼んでいた。
そこまでする?って思ったけど、ミリアンナ様達もリュシエル様にお願いをしていた。
色々言いたい。でも、大人な私は黙っておいたよ。
修了式にグランダル先輩に挨拶もした。
ロイさんと一緒に大樹とフェンリルに会いに行くと約束した。
グランダル先輩は楽しみにしているって言ってくれた。
次は領都を案内してもらいたい。今度こそおにぎりの具材を探したかったから。
新学期が始まるまでの長期休暇にシュバルツバルト領で過ごすことにした。
神樹にはすぐに行けるが、帰りは徒歩になるし、突然私がいなくなったら心配する人もいる訳で、結局はロイさん達と一緒に行った方が安心安全ということで、神樹にはロイさん達と行くことにした。いやただ歩きたくないだけだけどね。
「アオイは魔力量調べたの?」
シュバルツバルトの屋敷に着き、ロイさんと夕食をいただいてから、サロンでのんびり過ごしている時に聞かれた。
「調べましたよ。魔法士科に進むにあたりきちんとした数値を調べました。大体10万ちょいですね。」
「やっぱり多いですね。」
「ダンさん、普通ってどれくらいですか?」
「魔法を使える貴族で1万前後、魔法士は3~4万位、ロイ様は8万位です。」
「多いとは思っていたけど、2桁いったか。学園で騒ぎにはならなかったか?」
「いえ、コンラッド殿下と担当教員の2人だけで測りました。コンラッド殿下が先回りして、事前に機密情報としてくれましたから。」
「ああ、コンラッドに感謝だな。多分兄上と学園長には伝わっているけど、そこから漏れることはないな。」
「そんなにマズイんですか?」
「マズイですよ。下手したら、人間兵器として他国から誘拐の可能性がありますよ。」
「ゲッ!」
「まして神樹に力を与えられる人間なんて、どこも欲しがる。神樹が力を持てば、より多くの恩恵が受けられるんだから。」
「…異世界怖い。目立たないように生きていこう。」
「「無理」でしょ。」
「えっ、即答?!ロイさんもダンさんも酷い。」
「アオイはやらかしの達人なんだから。」
「そうですよ。」
何処にいても私の信用度は低いようだ。解せぬ。しかもやらかしの達人てなんですか?やらかした覚えは全くないんですけど。
「アオイがわかっていない顔をして、悩み出したよ。」
「わからないんでしょうね。」
「リバーシや双六で平民でも気軽な娯楽を楽しめるようにして、米で小麦以外の穀物を食せるようにできた。これだけでも功績があるのに。」
「神樹に選ばれた時点で凄いことなんですけどね。」
「騎士団でもストレッチを取り入れてから、訓練中の些細な怪我も減ってきたって報告もあるし。本人だけ知らないんだろうな。」
「まぁそれがアオイ様ですから。」
「だな。」
ロイさんとダンさんの会話も頭に入ってないくらいに考えたけど、やっぱりアオイはわからなかった。
アオイのもたらした経済効果は、誰もアオイ本人に教えてくれないままだった。
アオイがこの世界に来て一年が経つ。
アオイはそんなことにも気がつかないくらいにこの世界に馴染んでいた。
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【1年生】はここで完結です。
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