ただ、好きなことをしたいだけ

ゆい

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おばちゃん学園に通っちゃいます!【2年生】

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ある時期、旦那のワイシャツからフローラル系の香りがするようになった。
うちで使う柔軟剤と違う香り。
明らかに香水の香り。
私の愛用の香水とも違う。
少しキツめの香り。
最近携帯電話も脱衣室まで持って、風呂に入っている。
そういう行動が浮気をしているとわかることなのに。








ラフリシア様の香水の香りから、そんな事を思い出した。
ユーリウス様がこのクラスに入ってから、婚約者のいない貴族令嬢達がユーリウス様争奪戦を繰り広げていた。
確かにユーリウス様は見た目は端正な顔立ち、雰囲気も柔らかい。今はクラスの高位貴族の男子が主に対応をしている。
しかし皇子だけあって、発せられるオーラから気軽に話しかけられるわけでない。
だから、令嬢達のアピールが凄かった。
日に日に令嬢達の化粧は濃くなっていった。
流石元公爵家だけあって、高価な香水を使っているのは、ラフリシア様ぐらいだけど、今朝はクラス中が匂うくらいなので、本人の近くに行けば鼻が曲がりそうだ。

私はそんな彼女たちを気にせず、思わず窓を開けて、空気を換気する。
強い匂いはすぐに頭が痛くなるから、気をつけていたのに。
頭痛薬が手軽に入らない現在、少しでも頭痛が起こらないようにしている。

「アオイ様、顔色が悪いですよ。保健室行きますか?」

「大丈夫です、リュシエル様。強い匂いが苦手で。換気すれば、治ります。」

「確かにこの匂いはキツイですね。」

「シュバルツバルト様!それはわたくしに対する嫌味なのかしら!」

「嫌味でないです。私が強い匂いがダメなだけです。けれど、授業を受けるのに香水は必要ないでしょう?あと、近寄らないでください。」

「なんですって!!」

「いや、マジ、くさっ!きも、ち、わるぅ。」

ラフリシア様が近寄ってきて、吐き気までしてきた。口を手で押さえるが、頭痛もガンガンとしてきて、その場に蹲るように倒れこんだ。
リュシエル様が何か叫んでいるし、ラフリシア様は喚いている。
でも私は自分の血流の音が煩く聞こえて、誰の言葉も耳に入らなかった。
そしてそのままブラックアウトした。











ーーーーーーーーーー
短くてすみません。
いつも読んでいただきありがとうございます。
話の展開が思うように出てこず、途中で止まっていました。
ストック分を上げたいと思い、連日の投稿です。
またのろのろ執筆となりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。






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