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おばちゃん学園に通っちゃいます!【2年生】
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お腹空いたなぁと空を見上げれば、青い空、白い雲。雲がクロワッサンに見えた。
あっちはソフトクリームっぽい。
あっ、あっちは亀っぽい。食べられないや。
「シュバルツバルト!聞いているのか!」
「ふぇ?」
「聞いてなかったのか?今は何の時間だ?」
「今は攻撃魔法を習う時間です。」
「説明は?」
「風魔法で、先生が飛ばす的を落とすことです。」
「順番は?」
「私が最後?」
「馬鹿たれ。一番最初だ。」
「ええ!」
「ほら、早く位置につけ。」
「うぇ~。」
「返事!」
「はい!」
クラスメイトはクスクス笑いながら、私を見守る。
私が位置についたら、先生がフリスビーみたいな的を投げ飛ばす。
私は指揮棒くらいの杖を構えて、先端に魔力で空気を凝縮させて撃ち落とす。
クレー射撃なんてしたことがないが、そんな要領で、先生の投げた的5つを全て落とした。
「相変わらず性能が良いな。本人はポンコツだけど。」
「教師の言葉じゃない!」
「なら、きちんと話を聞きなさい。次!」
教師からの扱いも最近酷いと思う今日この頃。
いまや、このやり取りもクラスの名物となっている。
「アオイ様、今どうやって落としましたの?」
「速すぎて見えませんでした!」
「どんなやり方か教えてください!」
とクラスメイトから質問責め。
最近私を一番最初にやらされる理由って、クラスメイトの質問責めの回避だよね?
無詠唱で見たことない魔法の連発をするから、先生も答えられないんだよね。
実技が終われば、自由時間になる。
先生はその時間で他の生徒に教えろと、無言の圧力をかけてくる。
そして私はおばちゃん。若い子に頼られて悪い気がしない、寧ろ気分良くお節介をやくように丁寧に教える。
先生め、上手いこと私を使いよって。これで成績の評価が悪かったら、学園長にいいつけてやる。
この日初めてアオイの攻撃魔法を見たユーリウス。
無詠唱で見たことがない魔法で的を次々に撃ち落とす。
威力もすごく、当たった箇所は貫通していた。
風魔法の基本ウインドカッターは、剣のように切り付けられた跡を残すが、これは貫通しているのだ。
ゾクゾクした。
この力が欲しい。この魔法を知りたい。
邪魔な奴らを殺すのに、証拠を残さずに殺せる、と思った。
ユーリウスもアーリウスも双子だからと、産まれた頃より忌み嫌われていた。
それでも皇族であったため、殺されるようなことはなかった。
今は皇太子のスペアとして、国のために働けと、皇太子の仕事を押し付けられていた。
だから今回の留学も父王の命令【アオイを我が国に勧誘する】の下やってきたが、アオイの容姿に落胆していた。
地味でパッとしないし、背も低く、胸も小さい。
まるで子供みたいだと思った。
2人とも気分が乗らなかった。
子供相手にハニートラップを仕掛けるのは、趣味でなかった。
【緑の癒し手】としての価値しかないと思っていたから、ゆっくりとことを進めればいいと思った。
観察してみれば、学力も悪くない。
性格は破天荒なところがあるが、基本的にだれにも優しい。
それに今まで見たことがない魔法の数々と魔力量の豊富さ。
それに英雄と讃えられている王弟シュバルツバルト公爵の婚約者というから驚いた。
コンラッド王子も最初の挨拶以外は、我々をアオイと会わせないように画策しているのが見て取れる。
誰もがあの子の自由にすることを見守っている。
奔放に動き回っていても、誰かが必ず付いて手助けをしている。
アーリウスに聞いたところ、騎士科でのアオイの人気は高かった。
絶世の美女でもないのに?
調べれば調べるほど、彼女の実体がわからなくなった。
不思議な彼女をいつの間にか目で追う。
不思議だから、その秘密を暴きたいと思った。
それが手に入れたいと変わったのは早かった。
あっちはソフトクリームっぽい。
あっ、あっちは亀っぽい。食べられないや。
「シュバルツバルト!聞いているのか!」
「ふぇ?」
「聞いてなかったのか?今は何の時間だ?」
「今は攻撃魔法を習う時間です。」
「説明は?」
「風魔法で、先生が飛ばす的を落とすことです。」
「順番は?」
「私が最後?」
「馬鹿たれ。一番最初だ。」
「ええ!」
「ほら、早く位置につけ。」
「うぇ~。」
「返事!」
「はい!」
クラスメイトはクスクス笑いながら、私を見守る。
私が位置についたら、先生がフリスビーみたいな的を投げ飛ばす。
私は指揮棒くらいの杖を構えて、先端に魔力で空気を凝縮させて撃ち落とす。
クレー射撃なんてしたことがないが、そんな要領で、先生の投げた的5つを全て落とした。
「相変わらず性能が良いな。本人はポンコツだけど。」
「教師の言葉じゃない!」
「なら、きちんと話を聞きなさい。次!」
教師からの扱いも最近酷いと思う今日この頃。
いまや、このやり取りもクラスの名物となっている。
「アオイ様、今どうやって落としましたの?」
「速すぎて見えませんでした!」
「どんなやり方か教えてください!」
とクラスメイトから質問責め。
最近私を一番最初にやらされる理由って、クラスメイトの質問責めの回避だよね?
無詠唱で見たことない魔法の連発をするから、先生も答えられないんだよね。
実技が終われば、自由時間になる。
先生はその時間で他の生徒に教えろと、無言の圧力をかけてくる。
そして私はおばちゃん。若い子に頼られて悪い気がしない、寧ろ気分良くお節介をやくように丁寧に教える。
先生め、上手いこと私を使いよって。これで成績の評価が悪かったら、学園長にいいつけてやる。
この日初めてアオイの攻撃魔法を見たユーリウス。
無詠唱で見たことがない魔法で的を次々に撃ち落とす。
威力もすごく、当たった箇所は貫通していた。
風魔法の基本ウインドカッターは、剣のように切り付けられた跡を残すが、これは貫通しているのだ。
ゾクゾクした。
この力が欲しい。この魔法を知りたい。
邪魔な奴らを殺すのに、証拠を残さずに殺せる、と思った。
ユーリウスもアーリウスも双子だからと、産まれた頃より忌み嫌われていた。
それでも皇族であったため、殺されるようなことはなかった。
今は皇太子のスペアとして、国のために働けと、皇太子の仕事を押し付けられていた。
だから今回の留学も父王の命令【アオイを我が国に勧誘する】の下やってきたが、アオイの容姿に落胆していた。
地味でパッとしないし、背も低く、胸も小さい。
まるで子供みたいだと思った。
2人とも気分が乗らなかった。
子供相手にハニートラップを仕掛けるのは、趣味でなかった。
【緑の癒し手】としての価値しかないと思っていたから、ゆっくりとことを進めればいいと思った。
観察してみれば、学力も悪くない。
性格は破天荒なところがあるが、基本的にだれにも優しい。
それに今まで見たことがない魔法の数々と魔力量の豊富さ。
それに英雄と讃えられている王弟シュバルツバルト公爵の婚約者というから驚いた。
コンラッド王子も最初の挨拶以外は、我々をアオイと会わせないように画策しているのが見て取れる。
誰もがあの子の自由にすることを見守っている。
奔放に動き回っていても、誰かが必ず付いて手助けをしている。
アーリウスに聞いたところ、騎士科でのアオイの人気は高かった。
絶世の美女でもないのに?
調べれば調べるほど、彼女の実体がわからなくなった。
不思議な彼女をいつの間にか目で追う。
不思議だから、その秘密を暴きたいと思った。
それが手に入れたいと変わったのは早かった。
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