白光の冒険者〜依頼を受けた相手が勇者候補の貴族だった件について〜


 少年が少女と出会う時、物語が始まる。

 魔法が息づき、人が人族と呼ばれ、エルフやドワーフと呼ばれる者たちが存在する世界。
 
 剣と魔法と少し科学が進んだの世界。

 その世界には、学園都市と呼ばれる街がある。都市には大陸の各国から平民や貴族、中には王族に名を連ねる者が通う。
 都市は学びの場であり、また大陸の人々が集う国際都市でもあった。

 学園都市の中心から外れた地区、下町と呼ばれる地区に1人の少年が暮らしている。名はレオンハルト。彼は大陸全土に拠点を置く冒険者ギルドに所属し、生活費を稼ぐ日々を過ごしていた。


 ある時、レオンハルトは、ギルド長からとある国の有力な貴族の依頼を紹介される。
 
 依頼内容は「剣術を教えること」

 怪しい点もあったが、レオンハルトは依頼を受けることにした。
 そして、依頼を受けることを決めた次の日、レオンハルトは出会った。

 1人の黒髪の少女と。

 そして、それは途方もない物語の始まりだった。
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