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続き
なんでよ…
しおりを挟むうっ、最近ご飯まともに食べれてない……
胸が痛くてもうろうとする……
部屋から全然出てないから、シオンにも会えてない……
久しぶりに、シオンに会いに行こうかな……
部屋を出た瞬間
「アイリ…ちょっと来てくれ、」
「ウィル、今ちょっと体調が優れないの」
「すぐすむ、俺の部屋に来い」
な、なんか、怒ってる?私何かした?
扉を開けるとそこには傷だらけのマヤラがいた
「これをアイリがしたのか?」
「え、そんなこと……」
「したんだろ?」
「してない!」
このせいだったんだ、ラナが私に冷たかったのも……
もう、私の味方なんて誰もいないんだ
「も、ういいよ」
私はウィルの部屋のドアを開けるとすぐに自分の部屋に戻った
そして支度をして誰にも見つからないように城を出た…
バイバイ……
私の愛してた旦那様……
私はその日のうちに、遠く離れた街へ行く汽車に乗った…
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