メサイアの灯火

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運命の舵輪編

セイレーン編2

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 メリアリアが寮に入ってから、1年と少しが過ぎた頃。

 彼女の態度に少しずつだがしかし、確かな異変が現れ始めた、普段の時はどうと言う事は無いのだが時折、物凄く辛そうなと言うべきか、とにかく暗い表情で立ち尽くしている時があって、そしてそんな時は決まって度を超えて蒼太の事を強く激しく貪って来るのだ。

「はあっ、はあっ。蒼太っ。蒼太ああぁぁぁっ❤❤❤」

「・・・・・」

 流石におかしいと思った蒼太は何度か彼女に問い質した事があった、“何かあったのか?”と、しかしー。

 話題が少しでもその方向に向くと途端に彼女は口を固く閉ざしてしまい、中々事の真相を話そうとはしなかった、蒼太は気が気じゃなかったけれども、本人が話してくれない限りかは、どうにもなるものでも無かったから、どうしたものかと途方に暮れてしまう事もしばしばあった、ところがー。

 そんな毎日を送っている内に、事態はいよいよ深刻化の一途を辿ってきた、半年程が経ったある日、夕刻に“学生寮前の広場に来て”とメリアリアに呼び出された蒼太が彼女に会いに行くと、そこには木陰のベンチに腰掛けながら、悲しみに打ち拉がれたような表情で俯いてしまっている彼女の姿があった。

「あ、蒼太・・・っ!!」

 “待ってたの”と、それでも蒼太の姿を認めたメリアリアは弱々しく笑って応えるモノの、蒼太はやっぱり“何かあるんじゃないか”と気になって、彼女に再び尋ねて見た、しかし。

 それについての答えが、彼女の口から発せられる事は遂に無かった、変わって出て来たのは“大丈夫だから”と言う言葉だった、“蒼太が居れば、頑張れるから”とー。

「だから、大丈夫だから・・・」

 そう言うと、力無く彼に項垂れ掛かるようにして抱き着いて来た、心なしか、その身体は強張っており体温も低かった。

 蒼太はそうなった状態があるからハッキリと解った、“メリアリアが何か、ただならぬ悩みを抱えているのだ”と言う事を。

「メリー・・・」

「蒼太」

 “抱いて?”とメリアリアは言った、そしてそのままー。

 彼女はキスをし始めた、そこが人目のある、学園内の只中だというのにも関わらず、だけど。

「ちゅぷ、じゅる、じゅる、じゅぶっ。じゅぞぞぞぞぞぞぞぞっ!!!ちゅぷちゅぷ、じゅるじゅるっ、じゅぷぷぷぷ、じゅるるるるるるるるるるる~っっっ!!!!!」

「ちゅ、ちゅぷっ。じゅるじゅるっ。じゅるるる~っ!!ちゅぴ、ちゅぱっ。じゅるじゅるっ、じゅるるる、じゅるるるるるるるるっっ!!!」

 蒼太は敢えて、黙って受けた、彼女をしっかりと抱き締めたまま口付けに口付けを返すと舌に舌を絡め合わせてザラザラとしたその感触を、お互いに共有する。

 上顎や奥歯の付け根など、口内のスポットをピンポイントで刺激をし、溢れ出て来た唾液を啜った。

「じゅぶじゅぶ、ぢゅるるるっ。じゅるるるるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤ぷはぁっ。はぁっ、はぁっ、はぁっ、はあぁぁっ!!!・・・蒼太」

 それまで夢中になって少年の口内を貪っていたメリアリアの口から不意に彼の名前が挙がるが、それに続いて“来て?”という言葉を囁かれて蒼太は彼女に手を引かれては女子寮の、メリアリアの部屋へと導かれて行く。

 その際の段取りと言うか手腕は卓越していた、周囲に人の気配が無いことを確認した上で巧みに寮監と監視カメラの隙を付き、あっさりと蒼太を自分の部屋へと招き入れる事へと成功した、そこで。

「ん、んむっ、ちゅむっ。ちゅぷ、ちゅぱっ、じゅるじゅるっ。じゅぞぞぞぞぞぞぞぞ~っ♪♪♪♪♪ちゅ、ちゅぱっ。じゅるじゅる、じゅるじゅるっ。レロレロレロレロ・・・ッ!!!クチュクチュ、ぢゅうぅぅぅぅっ。じゅるるるるっ。じゅるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「ん、んむっ、ちゅぷっ。ちゅ、ちゅる、じゅぞぞぞ~っ!!ちゅるちゅる、じゅぷぷぷっ。クチュクチュ、レロレロ、レロレロレロレロ・・・ッ!!ちゅ、ちゅぱっ。じゅるじゅる、じゅるるるるるるるっっ!!!」

 先程よりも数段、深くて激しいキスをするが確かに、先程までに比べるとメリアリアに幾分、元気が戻ってきているように感じられて、蒼太は何だかホッとすると同時に誇らしくなった、“メリアリアが自分とキスをする事で元気になっている”、“自分が彼女の役に立てている”、と言う事実が嬉しくて仕方が無かったのだ。

「じゅぷぷぷ、じゅぷぷぷ~っ、じゅぷじゅぷっ。じゅるるるるるるるる~っっ♪♪♪♪♪ぷふーっ!!ふぅ、ふぅ、ふぅっ。ふうぅぅ・・・っ❤❤❤ん、んぷうぅぅっ。ちゅる、ちゅぷっ。じゅぷぷぷっ、じゅるるるるるるるるるるる~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 そんな気分の高揚も手伝って、蒼太からの接吻も自然と激しいモノとなった、自身もそれに負けないくらいの勢いで濃厚な口付けを繰り返していたメリアリアだったが、やがてアソコがジュンと潤んで熱くなって来るのを感じていた、すっかり興奮してしまった彼女は蒼太に全身を押し当てるようにしたままで、更に腰をクイクイッと擦り付けるかのように動かし始める。

 その卑猥で情熱的な求愛のダンスに、蒼太のイチモツにも熱が籠もり、亀頭がその首をゆっくりと擡(もた)げて来た。

「ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷっ。はむ、ちゅるっ。じゅる、じゅぷぷぷぷぷぷぷぷ~っっっ❤❤❤❤❤❤❤くはぁっ!!はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぁ・・・っ❤❤❤あ、ああ・・・っ!!そ、蒼太・・・」

 一頻り、キスをするとメリアリアはウットリとした表情で唇を離した、もう彼女はすっかりと出来上がってしまっている様子であり、前戯の必要性が無いことが伺えるが、それでも。

 蒼太は彼女を愛撫することにした、そうしてあげたかったしそうすることで彼女がますます元気になれるなら、是非ともやってあげたかったのである。

「メリー・・・」

「あ・・・っ!!」

 そう言うと蒼太は自ら裸になり、続いてメリアリアの衣服も上から順々に剥ぎ取って行った、セラフィムの紋章が入っている初等部用の灰色のブレザーも、それとお揃いのスカートも、その中の純白のブラウスも、首に結ばれている赤い蝶ネクタイすらも、全てボタンやチャックを外しては一つずつ取り去っていき、床に無造作に打ち捨ててゆく。

 下着姿にさせると、彼女の香(かぐわ)しい体臭がより強く漂って来た、その匂いの染み込んでいる、白い子供用のスポーツブラも、それとお揃いの可愛らしいショーツも同じようにして脱がせると、お互いに生まれたままの姿になって無言で向き合い、見つめ合った。

「・・・っ!!そ、蒼太」

「メリー・・・」

 羞恥を覚えて戸惑う彼女に“座って?”と優しくそう告げて、ベッドへと腰を降ろさせると、自身もその前にしゃがみ込んで両手で両脚を開かせて、既にグッチョリと濡れている大事な部分を露わにさせた、そこに。

「ちゅぷ・・・」

「あひゃあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 顔を思いっ切り近付けると更に親指と親指とで秘裂を左右に開かせて、中まで見えるようにするが、そうしておいてー。

 ヒク付くそこへと向けて最初は啄むような軽めのキスを何度となく繰り返しつつも、やがては舌も使い始めて下から上へと向けてレロレロ、クチュクチュと舐めあげて行き、分泌されてくるしょっぱくてクセのある風味の彼女の滴(しずく)を残らず掬(すく)い取るようにした。

「ひゃうぅぅぅっ、あん、ひんっ。あうぅぅぅぅぅっ❤❤❤」

(凄いっ。メリーのお汁、もうこんなに濃くなってる・・・っ!!)

 するとその度毎にメリアリアから切な気な声が漏れ出でて来て、全身がピクン、ピクンと反応するが、蒼太は構わずクンニリングスを継続させて、彼女を高みへと昇らせて行った。

 少女の様子を注視しつつも舌の動きを徐々に加速させて行き、素早く上下させると同時に時には顔そのものも左右に振りたくるようにして溢れ出てくる愛液を、ジュルジュルジュルジュルと音を立てて、連続して吸い尽くしてゆく。

 時折、割れ目の中にまで舌を入れて入り口からちょっと入った部分までをゆっくりと丁寧に舐め回し、更に先端部分でチョンチョンと、例の膜のような部分を軽く突(つつ)くようにした。

「あひっ!?ああっ、あん、あうっ!!はあ、はあっ。蒼太っ、ああ、そこ・・・っ❤❤❤」

 メリアリアの身悶えが徐々にその激しさを増して来るが蒼太は動きを止める事無く執拗かつ濃厚な愛撫で、すっかり滅入ってしまっていた彼女の心に情欲の炎を燃え上がらせた、そしてー。

 “それでもまだ足りない”とでも言うかのように、遂には剥き身のクリトリスにまで吸い付くとそのままチュウチュウと吸引したり、舌先で捏ね繰り回したりして刺激を与え、時折、わざと歯を立てるようにしてそこにソッと噛み付いた。

「ひゃあぁぁぁっ!?そこだめっ。そこ舐めちゃ・・・っ!!うひいいぃぃぃぃぃっっ❤❤❤❤❤」

 それだけではない、それと同時に人差し指で秘部の中をコチョコチョと擽(くすぐ)るようにしたり、優しく掻き回すようにする。

 まだ少女とは思えない程の激しさで、メリアリアが乱れに乱れるが蒼太に触ってもらえるのは、舐め回してもらえるのは、自分でするのとは比べ物にならない位に気持ち良くて、心地好かった、堪らなかった。

 少年によって与えられる官能と悦楽とに、思わず上を向いて仰け反りながら“はっ、はっ”と荒い呼吸を繰り返した、それは徐々に深いモノへと変化して行き、それと同時に身体からは甘い匂いのする汗がうっすらと浮かび上がって来た。

「ちゅぴ、ちゅぷ、クチュクチュッ。レロレロレロレロ・・・ッ。ちゅうぅぅぅっ!!ちゃぷ、ちゅぱっ。じゅぶじゅぶじゅぶじゅぶ、じゅるるるるるっ!!!」

「ひあぁぁぁっ!?き、来ちゃうよ蒼太あぁぁっ!!私もうぅぅぅ・・・っ!!うあぁぁぁあああぁぁぁぁあああああ~っっっ❤❤❤❤❤」

 程なくしてメリアリアは達してしまい、上を向いたままの状態で全身をビクビクと震わせる。

 収縮を繰り返している秘部の奥からは、濃厚な愛液がトロトロと溢れ出して来た、それでも。

「はあっ、はあっ。あぁぁぁっ!?だ、だめえぇぇぇっ、蒼太ぁっ。もうだめえぇぇぇっ♪♪♪♪♪」

 蒼太はクンニリングスを継続させると更に彼女を二度、三度と達せさせるとようやく満足したのか股間から顔と手を離した。

「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ!!はあぁぁ・・・っ❤❤❤あ、ああ・・・っ!!」

「はあはあ・・・っ。ふうぅぅ・・・っ!!」

 二人とも無言で呼吸を整え、その後お互いに見つめ合う。

 蒼太は心配そうに、メリアリアは何かを訴え掛けるような眼差しでー。

「蒼太・・・」

「うん・・・」

 メリアリアのその言葉に、蒼太は彼女に軽めの口付けをするとベッドの空いているスペースに横になり、上を向いて寝っ転がった、その上から。

 腰を跨ぐようにしてメリアリアが覆い被さって来るモノの、その表情は先程までと打って変わって甘く蕩けたそれへと変わり、青空色のその瞳もまた、恍惚とした光を湛えた熱っぽい眼差しとなっていた。

「蒼太・・・」

「うん。いいよ、メリー。メリーの好きに動いていいから・・・」

「・・・・・っ!!」

 その言葉にめりはいても立ってもいられなくなり、早速ペッティングを開始した、その動きは初っ端しょっぱなから激しいモノで腰をクイクイッと振り動かしては陰茎にアソコを擦り付けてくる。

「はあっ、はあっ。はあぁぁぁっ!!?い、良いよぅっ、蒼太ぁっ。凄くいいぃぃぃっっ❤❤❤❤❤蒼太のオチンポッ、堪んないぃぃぃぃぃっっ!!!!!熱くて硬くてぶっ太てええぇぇぇっ。蕩けちゃうよぉっ、気持ち良いよおおおぉぉぉぉぉっっっ♪♪♪♪♪♪♪」

 そう叫びつつもメリアリアはもう夢中になって、男根に女陰を擦り付けてくる。

 その小さな身体は汗に塗れ、甘酸っぱいその匂いが周囲に強く漂って来た。

「はあっ、はあっ。はあぁぁぁっ❤❤❤そ、蒼太、蒼太ああぁぁぁっ。もっと見つめてっ。もっと呼んでぇっ。メリーのこと名前で呼んで、メリーって言ってええぇぇぇっ❤❤❤❤❤❤」

「はあはあっ。メ、メリーッ。メリー、メリイイィィィッ!!!」

「うっきゃあああああぁぁぁぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤」

 突然、それまで喘いでいたメリアリアが絶叫した、それまで寝ているだけだった蒼太が突然、腰を使い始めて下から上へと向けて突き上げを開始したのだ。

 それだけではない、それと同時にメリアリアの胸にも手を伸ばしてそれを掬い上げるように揉み上げると、その中央部でピンッと勃起してしまっている両の乳首も親指と人差し指とで啄(ついば)んで、コリコリと刺激した。

「あっひゃあああぁぁぁぁぁっっっ♪♪♪♪♪♪ぎ、気持ぎも゛ぢいいっ。ぎも゛ぢいいぃぃぃっっ。堪んないっ。堪んないいぃぃぃっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「はあはあっ、メ、メリーッ。メリー、可愛いよメリーッ。大好きだメリイイィィィッ!!!」

「・・・・・っっっ!!!!!う、嬉しいっ。嬉しいよぉ、蒼太あああぁぁぁぁぁっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 蒼太からの愛の告白にそう叫んで応えると、メリアリアは身体を折り曲げるようにして前に倒し、蒼太の唇に唇を重ね合わせて来た、舌と舌とを絡み合わせて唾液を啜っては送り込み、相手と自分の吐息までをも混ぜ合わせる。

「ちゅぴ、ちゅぷっ。クチュクチュッ、じゅるるる、じゅるるるるるるるる~っっ♪♪♪♪♪ぷふうぅぅっ!!?ふうーっ、ふうーっ、ふうーっ。ふううぅぅぅっ!!!ん、んぷちゅぅっ、じゅるるるっ。ちゅぷちゅぷ、レロレロレロレロ・・・ッ!!ちゅ、ちゅぱっ。じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅるるる、じゅるるるるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「ふぅ、ふぅ。んむ、ちゅむっ。ちゅぴいぃぃぃっ!?じゅぷじゅぷっ。じゅるるるるっ!!!クチュクチュッ、レロレロレロレロ・・・ッ。ちゅ、ちゅぱっ。じゅるじゅる、ちゅぷちゅぷっ。じゅるるるるるるるるっっ!!!!!」

 それは今までに無いほどの、熱くて執拗な接吻だった、特にメリアリアは律動を続けながらも両手で蒼太の頬に触れ、いつまでもいつまでもその口内を貪って来る。

 トロンと蕩けた両の瞳で彼氏の顔を見つめつつ、まるで“逃がすまい”とするかのように蒼太の顔の動きに合わせて自らも顔を移動させては終わることの無い濃厚な口付けを、レロレロ、クチュクチュと交わし続けた。

「ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷっ。じゅるるるるるるるるるるる~っっっ❤❤❤❤❤❤ん、んぽはあぁぁぁっ!?はあっ、はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤あああっ、蒼太っ。蒼太ああぁぁぁっ。う、嬉しいのっ。もっと言って?“可愛い”って言ってっ。大好きって言ってええぇぇぇっ❤❤❤❤❤❤❤」

「はあはあっ。か、可愛いよメリーッ。大好きだメリーッ!!」

「う、嬉しいっ。嬉しいよおおおぉぉぉぉぉっっっ♪♪♪♪♪」

 自身も大好きだった少年に、“大好きだ”と告白されてメリアリアは天にも昇るかのような満たされた気持ちになった、感極まったメリアリアは感じて高まっていた事もあって極度の興奮状態に陥ってしまい、前後不覚となってしまうが、しかし。

 そんな彼女の事を、蒼太はかさに掛かって一層、激しく責め立て始めた、腰の律動を激化させてメリアリアのアソコをズンズン、ゴシゴシと、まるで抉るかのように擦(こす)り立てる。

 痺れるようなその悦楽に、メリアリアは絶頂への階段を昇り始めていた、もうすぐだ、もうすぐで物凄いのが来る、一番、気持ち良い場所まで行けると、頭の片隅でそんな事を考える、やがて。

「うあぁぁぁあああぁぁぁぁあああああっっっ❤❤❤❤❤❤❤」

「ううっ、あああっ!?メリーッ!!」

 ビクウゥゥゥッ、ビクビクビクビクビクビクビクッ!!

 腰と性器とを奥深くから戦慄かせたまま、メリアリアは達して震え、絶叫しつつも身を強張らせる。

 つんのめったその肢体は暫くの痙攣の後に、ようやくにして落ち着きを取り戻すモノの我に返ったメリアリアはしかし、すぐにある事に気が付いて驚愕の余りに再び呆然としてしまった、何と少年のお腹の上に白くてネバネバとする液体が飛び散っており、そこからは青臭くてイカ臭い、凄い匂いが漂って来たのだ。

 メリアリアは“信じられない”と言う思いでそれを見つめていたモノの、やがて思考が復活すると徐々にその正体に気付き始めた、それは蒼太の“精子”であり、赤ちゃんの元だった、何度となく刺激を受け続けてきた蒼太の男根は、まだ9歳と半ばにして精通をしてしまい、精液を吐き出してしまったのだ。

「これ・・・、蒼太の赤ちゃんのもと・・・?」

 そう言ってメリアリアは、それを手で掬っては思わず口に入れてみるが、それは苦くてイガイガとしており到底、飲み込めるモノでは決して無かった、しかし。

 メリアリアはそれを、敢えて飲んだ、それが自分が大好きな人のモノだと思うと不思議と嫌じゃ無かった、むしろ“飲みたい”と思った、“自分の中に受け入れたい”と思ったのである。

「んぐ、んぐっ。じゅるじゅるっ。ゴクン・・・ッ!!」

「メ、メリー・・・ッ!?」

 一方でそれを見ていた蒼太は、未だに戸惑いの中にあった、確かにその日の行為で昇り詰める時に、下腹部の奥の方が蠢いて力が入り、何かが昇って来るような感覚を感じてはいたモノの、まさかそれが、人生で初めての射精だったなんて、夢にも思わなかったのだ。

 しかもそれが、よりにもよってメリアリアとの行為の途中でだったなんて、ショックの方が大きくて、言葉が中々見付からなかった、そんな彼氏の。

 照れと羞恥と狼狽の、入り交じった姿を見ていたメリアリアは“蒼太ってこんな顔もするんだ”と思って“可愛い”と感じていた、その時の蒼太はいつもの落ち着いている雰囲気とは違っていて、悪戯が見付かってしまった後の悪戯っ子のような、決まりの悪そうな、それでいて何処か申し訳なさそうな表情を浮かべてメリアリアの事をチラチラと見ている。

 この時のメリアリアの気持ちを一体、どう表現すれば良いのだろうか、例えるならば“恋人と同時にダイナマイトのような危険な物体を、それも一緒くたに手に入れてしまった”と言う、そんな感じである。

「・・・蒼太」

「う・・・」

 心なしか蹲(うずくま)るような仕草を見せる少年に対して、メリアリアはそれでもウットリとしながらも尚も精液を指で掬ってはチュプチュプと舐め取って行く、そしてー。

 最後に残った精液は自らのアソコへと擦り付けるようにするモノの、それが済むと再び、微笑みながらも蒼太へと向けて視線を注ぐ。

「蒼太・・・」

「・・・?」

「あげるわ・・・」

「えっ!?」

 戸惑う蒼太へと向けて、メリアリアは言い放った、“私の初めてを、あげる・・・”と。

「・・・ハジメテ?」

「うん」

 “蒼太はまだ知らないよね?”と告げると彼女はマジマジとその陰茎を凝視するが結構な量を出したというのにそれは、まだギンギンに勃起したままであり、その硬さも熱量も、少しも衰えてはいなかった。

「赤ちゃん、つくろ?蒼太・・・」

「ええっ!?赤ちゃん・・・」

 少女の突拍子も無い提案に、蒼太は再び戸惑ってしまうモノの、この時のメリアリアは至って本気であり、つまりいよいよ一線を、超えようとしていたのである。

「蒼太は、寝ててね・・・?」

「・・・う、うん」

 お姉さんらしさを見せる幼馴染みの少女の言葉に、蒼太は頷くしか出来なかった、その姿は何処か儚げで妖艶で、しかし全身からは凄まじいまでの決意と言うか愛欲を迸らせていた。

「・・・・・」

 メリアリアは蒼太に跨がったまま膝を立てると彼氏の上からやや前屈みになって、片手をベッドの上に付く。

 もう片方の手で陰茎を持ち上げるとその先端部分を自身の割れ目の入り口へと押し当てて、一度ゆっくりと息を吐いた、そしてー。

 やがと意を決したかのように、そのまま少しずつ少しずつ腰を降ろし始めて行き、挿入を開始するがその途端、蒼太の亀頭部分には愛液に塗れた粘膜質がクチュッと触れて、生暖かくて柔らかいその感触が鈴口を中心に広がって行く。

 それは直ぐに、例の膜のようなモノへと当たるがメリアリアは構わず腰を降ろし続けて“それ”を伸張させて行き、やがて限界まで達した“それ”は次の瞬間、ブツッと言う感触と共に弾けて破れ、それと同時にメリアリアからは苦悶の声が発せられた、整えられたその顔は痛みに歪み、強張った全身からは薄らと汗が浮かび上がっていた、しかし。

「んっぎい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛っっっ!!!!!?」

「・・・だ、大丈夫?メリー」

「~~~・・・・・っっ!!!!!?だ、大丈夫、平気だよおぉぉぉっっ!!!」

 蒼太にはどうすることも出来なかった、蒼太に出来たのは、身体を不用意に動かさないようにする事と、陰茎から癒しと分与の気を発して彼女の身体へと、送り込んであげること、ただそれだけであったのだ、もっとも。

「はあああぁぁぁぁぁ~・・・っっっ!!!!!?ああああああ~・・・・・っっっ❤❤❤❤❤はあっ、はあっ、はあっ、はあっ!!はああぁぁぁぁ・・・っ!!!!!」

 その甲斐はあったらしく、どうやら痛みの方は徐々に治まりつつあるように思えた、メリアリアの身体から力みが抜けて呼吸も穏やかなモノとなり、声にも甘さが交じってきている。

 自身の一番の思い人から送り込まれている気である、メリアリアも直ぐにそれに気が付いて“ありがとう”と言ってくれたし、何よりかによりそのエネルギーは瞬く間に彼女の全身に染み込んでいった、勿論彼女が抵抗もしないで受け入れてくれたからだが元来、その性質や身体の相性の良かった二人の気や波動やエネルギーは、無理に受け取ろうとしなくても自然と互いに馴染み合って、相手の奥の奥底にまでも行き渡って行ったのだ。

「あぁぁぁあああぁぁぁぁあああああっっっ❤❤❤❤❤はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぁぁ・・・っ!!!」

 蒼太からの気を受けたメリアリアの身体にはポカポカとした不思議な心地好さが漲り始め、痛みに慣れて来た事も手伝って余計に大胆になっていった、すっかり落ち付きを取り戻したメリアリアは再び腰を降ろし始めて奥まで剛直を飲み込んで行き、自身の中へと挿入させて行った。

 やがて。

「うはああぁぁぁぁぁっ!!!?はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぁ・・・っ❤❤❤❤❤❤」

「・・・メリー」

「はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ!!!だ、大丈夫、入ったよ?蒼太あぁぁぁっ❤❤❤」

 ゴツンと言う感触と共に先端部分が膣奥に当たり、挿入が停止された、最深部分まで結合が為された事が解ったが見ると、それでもその男根は三分の一程度が露出したままであり、そこで止まってしまっていた、それ以上はもう、彼女の中には入らなかったのだ。

 その状態で。

 メリアリアはお腹の奥から息を吐いた、その表情は緩むと同時にどこかホッとしたモノとなっていた、どうやら挿入が無事に為された事に心から安堵している様子である。

 ぬらりと言う感触がして、見ると陰茎を伝って鮮血が垂れて来ていたのが解った、メリアリアの純潔が、確かに蒼太に捧げられた証だった。

「・・・ん、んぎいいぃぃぃっ!!!?ぐがあぁぁぁっ。はあっ、はあっ、はあっ、はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

(うう、キツ・・・!!)

 蒼太が思わず顔を顰(しか)めるモノの、メリアリアの膣内(なか)は物凄い締め付けだった、愛液を吸収した事で厚さを増した膣壁がウゾウゾと蠢いては肉茎を激しく食い締めて来て、いっそ痛い位だったがしかし、蒼太のイチモツはそれを平然と跳ね返して逆に彼女の女性器全体を限界いっぱいまで拡張させて行った。

 一方で。

 奥の方ではコリッとした出っ張りのような部分がキュウキュウと窄まるようにして先端部分にいやらしいキスを繰り返して来るモノの、それが子宮口の入り口であるとはこの時の蒼太達には思いもよらない事だったのだ。

「はあっ、はあっ。はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤蒼太・・・」

「?」

 “動くね?”とそれから少し経ってから、メリアリアが囁くように呟いた、そしてー。

 その言葉通りに蒼太の上に跨がったままで腰をゆっくりと上下させ始め、自らの膣で蒼太の剛直を、強く激しく扱き立て始めた。

「あがああぁぁぁぁぁっ!!!!?んひいぃぃぃっ、はあっ、はあっ。はあっ、はあぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

 メリアリアの表情に再び苦悶の色が浮かぶがやはり動くとまだジンジン、ズキズキとする鋭くて鈍い痛みが同時に連続して巻き起こり、思わず全身が硬直して呼吸が浅いモノとなる、しかし。

 それも結局は、一時の事に過ぎなかった、痛みは徐々に収まって行き、変わって顔を覗かせて来たのは凄まじいまでの快楽だった、特に大きかった蒼太のそれはまるで、お腹の中全体にまで入っているかのような猛烈な圧迫感を少女にもたらして思わずメリアリアを悶絶させるが、それすらも結局は全て愉悦へと変換されて彼女を一層、よがらせた。

「はあっ、はあっ。そ、蒼太っ。蒼太、蒼太っ、蒼太ああぁぁぁぁぁっっ❤❤❤❤❤」

 熱い吐息を付きながらも少年の名前を連呼するがその気持ち良さは到底、ペッティングの時の比じゃなかった、特に奥を穿たれるとその度毎にメリアリアは目の前が明滅して身体がフワッと浮き上がるような不思議な感覚に陥った。

 この時、彼女は軽めのアクメに何度となく昇り詰めていたのであり、それが身体に作用して与えられる刺激へと余計に敏感に反応するようになっていたのだ。

「はあっ、はあっ。はひっ!?あひっ!!ひあああ~っ、蒼太ぁっ。蒼太ああぁぁぁっっっ❤❤❤❤❤❤」

 少年の両手を両手で固く握り締め、メリアリアが悶えに悶えるモノの、今の彼女を支配していたのは莫大な量の悦楽と比類無き恍惚感、そして時折感じる僅かな痛みだ、特にその胸の内から溢れ出す幸福感と充足感は筆舌に尽くしがたいモノがあった、“長い間恋い焦がれていた、大好きだった男の子とやっと一つになれたんだ”、“やっと本当の意味で繋がれたんだ”と言う事実と認識とが一層、強くその思いを燃え上がらせて彼女を前後不覚へと追い落として行った。

「はあっ、はあっ!!蒼太っ、蒼太ぁっ。あああああっ❤❤❤❤❤」

「メリー、メリーッ!!」

 一方の蒼太も初めて感じる膣内の感覚と、陰茎を刮(こそ)ぎ立てられる快感とに、必死になって堪え続けていた、亀頭の先端には不思議な出っ張り部分が吸い付いて来て離れず、一方の竿はと言うとこちらも引っ切り無しに窄まり続ける膣粘膜によってギュウギュウと食い締められ、律動に合わせて扱き立てられた。

(はあはあっ。だけど何なんだろう?ここ・・・)

「はあっ、はあっ。はひっ!?あひっ!!あぁぁぁあああぁぁぁぁあああああっっっ❤❤❤❤❤❤❤・・・そ、蒼太?」

 何かを言いたそうな眼差しで自分を見つめて来る少年の視線が気になったメリアリアは一旦、腰の油送を停止させて荒く息を付きながらも逆に彼氏を見つめ返した、すると。

 次の瞬間、信じられない事が起こった、何と蒼太が腰に力を入れて思いっ切り突き上げ、膣奥部分の出っ張りの中にまで、その陰茎をめり込ませて来たのだ。

「~~~~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤ん、んがあぁぁぁああああっっ!!!!!?ああああ、ああ・・・っ♪♪♪♪♪」

 メリアリアが瞬時に半狂乱となり、瞳を半分白く剥く。

 口からは快楽の嗚咽が漏れて思わず舌まで突き出るモノの、そこはポルチオ性感帯であり女性にとっては最大の悦びのツボだった、蒼太はそうとは知らずにそこに剛直を突き入れたのであり、メリアリアもまた、初めての性交にも関わらずにそれをすんなりと受け入れたのだ。

 それはひとえに運とタイミングと二人の身体の相性の良さがもたらした奇跡であった、子宮口まで用いた事でメリアリアの身体はようやく蒼太の男根を、その根元付近まで飲み込むことに成功した。

 けれども。

 それでもまだ、全てを挿入させるに至らなかった蒼太は彼女の様子を注視しつつも陰茎の残りの部分を強引に、彼女の中へと捻じ込ませる事にした、背中と腰部の筋肉とに再び力を入れるとググッとそこを持ち上げるようにして、よがり狂う彼女の膣内(なか)に、男根を埋め込んで行った。

「ーーーーーーーーーっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤んっほおおおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ!!!!!?んおおぉぉぉ、ふおぉぉぉ~・・・・・・・・っっ!!!」

 その刹那、先程までのそれよりも遥かに強い、凄まじいまでの圧迫感と悦楽とが少女に襲い掛かって来てはその意識が一瞬、完全に吹き飛ばされた、子宮口が限界いっぱいまで拡張され、その更に先にある、まだ幼い生殖器までもが体内の、より内側にまで押し上げられて、思いっ切り拉げさせられる。

「おっほおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!!!!?あ、あひいいぃぃぃっっ!!!あ、あうぅぅ・・・っ❤❤❤」

 メリアリアの口からは涎と共に、歓喜の悲鳴が漏れ続けるが実はこの時、彼女は既に二度までも絶頂へと追いやられていたのであり、エクスタシーの頂を極めさせられていたのだ。

 それは単なる擦り合いの時とは訳が違う程の、本格的なオルガスムスの連続だった、まだ“イク”と言うことに慣れない少女はそれと同時に軽く失神してしまっており、感覚をプツッと喪失してしまっていたのだが蒼太から与えられる快感とその刺激とにたちどころに目覚めさせられては再びの愉悦の嵐の中へと引き摺り込まれていった。

「あっ、あっ!?あん、あひっ!!ひゃあぁぁぁっ!?あひっ。あんっ。あああぁぁぁぁぁ~っ❤❤❤」

 少女の甲高い嬌声が室内に次々とこだまするが変な勢いの付いてしまった蒼太の腰の律動は止まる事無く加速して行き、敏感に震える少女の膣を子宮口まで一心不乱に突き上げ続ける。

 パンパンパンパンッと音がして、グチュグチュグチュグチュと掻き乱された愛液の飛沫が周囲に付着していった、未熟だけれども力強くて執拗なそのピストンに、自らの最も弱い部分を休む事無く穿たれ続けていたメリアリアはアッサリと3回目となる絶頂への階段を昇り始めて膣内が一気に熱くなり、奥から小刻みに震えだした。

 膣粘膜がまるで男根を扱き立てるように蠢いて蒼太に更なる快楽を与え、彼の射精欲求を急速に昂ぶらせるがそれはメリアリアの意志とは関係ない、しかし一方では確かに、彼女が待ち望んだ通りの生理的な働きだった、アクメの頂へと向けて追いやられて行ったメリアリアはしかし、無意識下で少年にもまた、それを強要していたのだ、“何としても一緒にイキたい”、“同時に果ててしまいたい”とそう考えていたのである。

「あぁぁぁあああぁぁぁぁあああああっっっ!!!!?そ、蒼太っ。蒼太あぁぁっ。来ちゃう来ちゃうよ、凄いの来るうううぅぅぅぅぅぅっっ❤❤❤❤❤❤❤❤あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛~っっっ❤❤❤❤❤❤❤」

 ビクウゥゥゥッ、ビクビクビクビクビクビクッ。キュウウウゥゥゥゥゥッッ!!!!!

 やがて。

 メリアリアがお腹の底から絶叫しつつも身体を芯から戦慄かせる。

 強烈なエクスタシーの大波が際限なく襲い掛かって来て頭の中がスパークし、何も考えられなくなってしまった。

「うあぁぁっ、メリーッ。僕ももうっ。出るううぅぅぅぅぅっ!!!!!」

「ーーーーーーーーーーーーーーーっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤ん、んがああぁぁぁ~~~っっっ!!!!!?んあああっっ!!?あ、ああっ、あ・・・・・っっ❤❤❤❤❤」

 ビュクー、ビュクビュクビュクビュクッ。ビュルルルルルルルルル~ッッ!!!!!

 蒼太が昇り詰めてたのはその直後であり、最後に陰茎を思いっ出し入れすると子宮口の奥深くにまで力いっぱい切り突き込んだまま、イッて震える生殖器へと向けて強かに精を解き放つが、まだ少年とは思えぬ程の、多量で濃厚なその迸りを、ジンジンと疼いて止まらなくなってしまった子宮最奥で直に受けてしまったメリアリアは更なる絶頂に追いやられて行き、意識を完全に涅槃の内にまで吹き飛ばされてしまっていた、青空色のその瞳は完全に白く剥き上がり、女性器は奥から収縮を繰り返して陰茎をいつ果てるともなく扱き立てて行った。

「ーーーーーーーーーっっ!!!!!?~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤・・・・・・・っっ❤❤❤」

「はあはあっ。ふうぅぅぅ・・・っ!!」

 やがてその絶頂の衝撃が去って反応現象が収まって来ると、気を失い尽くしてしまっていたメリアリアはそのままグッタリと脱力してしまい、蒼太の上へと向けてドサリと倒れ込んで来るモノの、そんな少女を少し身体を起こして途中で受け止めるようにすると、蒼太は結合を解かないままで自分と彼女の身体の位置を入れかえる、そうしておいて。

 そのまま、腰の油送を再開させて未だに痙攣を繰り返しているメリアリアの生殖器へと向けて男根を、殊更激しく突き立て始めた。

「ーーーーーーーっっ!!!!!~~~~~~~~~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 すると意識が無い状態にも関わらずにメリアリアの身体はそれにはビクビクと反応してオルガスムスを何度となく誘発させるが一番最初のモノと合わせて都合二度ほど射精していたにも関わらずに蒼太の陰茎は、未だ全く衰えていなかった、寧ろ余計にギンギンに屹立してしまっており、その固くて太い肉棒で熱く蠢くメリアリアの胎内(なか)を強く鋭く抉り抜く。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ。

「ーーーーーっっ!!!!!~~~~~~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!!

「ーーーーーーっっ❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!!

「ーーーーーーーーっっっ❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~っっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っっっっっっっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 蒼太の突き込みに合わせて全身をガクガクと揺さ振られては何度となくイカされ続けるメリアリアだったが、いつ果てるともなく繰り返される、深くて苛烈なオルガスムスに乳白色のその身体は真っ赤になって熱くなり、玉のような大粒の汗が引っ切り無しに滴り落ちてくる。

 奥からキュポキュポと窄まり続ける女性器からは次々と愛液が分泌されて海綿組織と膣粘膜の摩擦を一層、スムーズなモノにして行った。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!!!

「ーーーーーーー・・・・・・・・・っっっっっ!!!!!!!~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・っっっっっっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ!!!

「ーーーーーーーーー・・・・・・・・・っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・・・っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッッ!!!!!

「ーーーーーーーーーーーっ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 際限なく達せられ続けてメリアリアは狂ったかのようにその身をビクビクと戦慄かせる。

 愛らしいその顔は今や喜悦に歪んでおり、完全に裏返っている筈の瞳からも、それでも尚も愛欲の光が滲み続けていた、まだ少女とは思えぬ程の淫靡さを漂わせていた彼女の事をしっかりと抱擁したままで、蒼太はひたすら腰を前後させ、エクスタシーに打ち震えている子宮口の奥の奥までを、徹底的に穿ち抜いた。

 やがて。

 ビュクーッ、ビュクビュクビュクビュクビュクッ。ビュルビュル、ビュルルルルルルルル~ッ!!!!!

 ビックウウゥゥゥッッ!!!!!ビクビクビクビクビクビクビクッ。ビクンビクンビクンビクンビクンッ、キュウウゥゥゥッ。キュウッ、キュウッ!!

 蒼太が三度目となる射精を開始して、滾る己の白濁液で戦慄き震える彼女の胎内(なか)を、再び勢い良く撃ち抜いて行った。

 その怒濤のような精液の直撃を受けてしまったメリアリアは今度は感覚という感覚までをも吹き飛ばされ尽くしてしまい、自我を更なる深い深淵へと落とし込んで行った。

 その後も蒼太の律動は続いてもはやピクリともしなくなったメリアリアの生殖器へと向けて射精を立て続けに繰り返し、その後更に3回もの中出しをキメ込むが、多量で濃厚なその迸りを何度となく受け続けていたメリアリアの女性器からは、破瓜の際の血と共に子宮内液と混ざり合った、ドロリとした逆流液が溢れ出し、ベッドをシーツごと、マットレスまでをもグチョグチョに濡らした。

「はあっ、はあっ。ふうぅぅぅ・・・っ!!」

 ようやく己の満たされた蒼太は先ずは再び彼女の身体に気を入れると同時にその上から習得したばかりの“回復魔法”も重ね掛けして出来る限りに復調させると女陰から男根を引き抜いて、疲れた身体を引き摺るようにして早速の後始末を開始した、先ずは彼女と己の陰部を拭って汗を拭き、次いでメリアリアを寝かせたままでベッドのシーツを剥いで行く。

 それを洗濯乾燥機の中へと入れて洗剤を投入し、電源を入れて自動スイッチを“ON”にする。

 濡れたタオルでもう一度彼女の陰部を丁寧に拭った後でマットレスはやや強めにゴシゴシと擦り立て、その水分と臭いとを刮ぎ落として行った。

 窓を開けて換気をし、淫臭を拡散させると先程脱がせた服を彼女に着せて自身も着替え、彼女が目を覚ますまで寄り添った。

「ん、んっ。んん・・・?」

「気が付いた?」

 メリアリアが目を覚ましたのは、それから10分ほど経ってからの事であり自身と部屋の状態から、蒼太が色々とやってくれたのを察した。

 まだ自由が戻っていない唇と舌とを、それでも必死に動かして“ありがとう”と告げると蒼太はそれに応えるかのように、優しくソッと口付けを返してくれた。

「メリー・・・」

「・・・?なあに?蒼太・・・」

「僕、メリーの事が大好きなんだ、だから付き合って?」

「・・・・・っ!!うんっ、うん。いいよ、蒼太がそうしたいなら・・・」

 そう言ってメリアリアは蒼太の告白を受け入れた、この日、11月の、ある晴れた日の夜。

 二人はようやく番(つが)いとしての、第一歩を踏み出した。

 幸せでいっぱいに満たされているその顔からはもう、もうあの辛くて悲しそうな面持ちの影は完全に消え失せていた。

「ねえ蒼太」

「?」

「もう一回、言って?」

「うん、僕はメリーの事が好き!!」

「・・・~~~~~~っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤」

 “私も好きっ!!”とメリアリアは蒼太に抱き着いて来て言った。

「ずっとずっと、好きだったの。もううんと小さな頃からずっとずっと。ううん、もっと前から・・・」

 “私の事を、離さないでね?”と涙を浮かべながら告げる少女の事を、しっかりと抱き締めながら蒼太は思った。

 “僕はこの人の為なら死んでもいい”とー。
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