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夫婦の絆と子供への思い
野心を上回る程の愛情を、あなたに・・・
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「ねえ蒼太・・・!!!」
「なにさ?メリー」
蒼太とメリアリアは二人きりになると単なる恋人同士としてだけでは無くて、幼馴染の関係に戻ってしまう事がよくあったが、そんなある日。
蒼太はメリアリアを伴ってカッシーニ家の中央部、地中深くに隠されていた“秘密の神殿”へと降り立って行った、しかし。
「止まって?蒼太・・・!!!」
その途中でメリアリアが彼の行動を制止させた、その表情には驚きと戸惑いが、しかし声には凜とした力強さが込められていた。
「あなたはそれ以上、行ってはいけないわ?それ以上先に進めるのはカッシーニ家の当主とその血族に連なる者のみよ・・・!!?」
「・・・メリー」
夫の突然の行動に“どうして?”と言う困惑の思いを隠せずにいた愛妻淑女が目をパチクリとさせながら、不安そうな眼差しで自分の伴侶を見つめるモノのしかし、一方の蒼太本人は至って落ち着いた面持ちのまま己の花嫁へと向き直った。
「・・・ねえメリー、もしも」
「・・・・・?」
「もしも僕が野心に飲み込まれてここにある秘宝、“光輝玉の金剛石”を奪い去ろうとしたなら君はどうする・・・?」
「え・・・っ!!?」
夫のその言葉に、メリアリアは一瞬怪訝そうな顔付きとなり、“何を言っているのか解らない”と言った瞳で自身の最愛の花婿を見つめる、しかし。
「・・・そんな仮定は意味を成さないわ?だってあなたはそんな人ではないもの!!!」
「あはは・・・。きっとそう言ってくれるだろうと思っていた・・・!!!」
メリアリアはすぐに落ち着いた、しかし自信に溢れていて落ち着いた笑みを浮かべて蒼太にそう応える、すると。
蒼太はそう言って愛妻淑女の事を嬉しそうに抱き締めたのである、“有り難う・・・!!!”とそう告げて。
だけど。
この時、メリアリアは心の中で迷っていた、カッシーニ家の誇る“光輝玉の金剛石”は遙かな古より受け継がれし神宝である、それを如何に最愛の夫にとは言え、野心に飲み込まれてしまった者に奪われてしまうわけには絶対にいかなかった。
ではしかし、じゃあ一体どうしたなら良いと言うのであろうか、誠意を尽くすのは勿論の事、いざとなったら彼を止める為に戦うしか無いのであろうか、と言うその“明確なる答え”が己の中では出せずにいたのだ。
「・・・ねえ、あなた?」
「・・・うん?」
「あなたが逆の立場だったなら、どうしたの?」
「そんなの、決まってんじゃんか・・・!!!」
“もし蒼太ならばどうしたのだろう?”と言う、衝動にも似た強い思いを胸に抱いたメリアリアはそんな己の心の声の命じるままに彼に聞き返して見るモノの、すると蒼太は自身の花嫁に対してにべもなくこう応えた。
「僕ならまずは、君を抱き締めるね。キツく、強くだ・・・!!!」
「・・・・・?」
「それで、君の唇を奪ってキスをして。君を僕に夢中にさせるよ?そうしておいて・・・」
「・・・・・」
「服を脱がせて裸にさせ、僕も服を脱いで全裸になる。・・・で、君の事を徹底的に抱き潰す。それも中途半端にじゃないよ?君がトロトロに蕩けるまで、僕の事で頭がいっぱいになるまでやってやってやりまくるんだ・・・!!!」
「・・・・・っっっ!?!?!?!?!?」
花婿からもたらされたその言葉に、最初はキョトンとした面持ちを湛えていた花嫁だったがやがて事態が飲み込めて来ると恥じらいが出て来て赤面し、ちょっとした混乱状態に陥ってしまっていた。
「・・・・・っ!!!な、なんでっ。って言うか、どうしてそんな事を言うかなっ!!!!?」
「・・・だって僕、メリーの事を愛してるもの」
“あわわわ・・・っ!!?”と錯乱するメリアリアに対して蒼太はどこまでも冷静に、かつあっけらかんと応えて言った。
「メリーを僕でいっぱいにしてあげる。野心なんて忘れる位に僕で満たして滅茶苦茶にしてあげるよ?メリー・・・」
「あ、あわわわ・・・っ!!?」
「それに確かに僕達は物凄く強くなったけれども・・・。その力を、今まで極めた技術を以て、事もあろうに大切な人に拳を振るうのか?最後の最後で愛する人と戦う為に、自分の力を使うと言うのか?それでは救いが全く無いよ・・・」
「・・・・・っ!!!」
「僕は君を信じているもの、解っているもの。だからね?もし君が野心に飲み込まれてここにある秘宝を奪いに来るような事があったなら。僕が必ず何とかしてあげる、例え一時だけとは言えども野心なんか忘れてしまうほど君の事を滅茶苦茶に掻き抱いて。ヘトヘトにしてメロメロにして、僕への思いで満たしてあげる。トロトロに蕩かしてあげるよ、それこそいつまでも。そして何度でもね・・・!!!」
「・・・も、もう蒼太ったら。エッチなんだから!!!」
“でも嬉しい・・・っ❤❤❤”とメリアリアは顔を赤らめながら呟いた、だって蒼太はどんな時でも自分を愛してくれる、と言ってくれたのだ、ギリギリの一線を超えた所で、それでも自分を信じて受け止めて、愛を交わしてくれる、と言ってくれたのだ。
確かに蒼太の言う通りだと、メリアリアは納得していた、それに彼女は小さい砌にまだ幼かった蒼太に対して“心や思いこそが、真に大切なモノなのよ?”と教えてもいたのだが、ここに来てもし、彼の言葉を聞かなかったとしたならば、彼女はその大切なモノを最後の最後で捨て去る選択をする羽目になる所だったのである。
だってそうではないか、蒼太はキチンと愛や心、思いの持つ力を信じて理解して、それに基づいた行動や判断をしていた、と言うのに最後の最後で結局は気持ちを貫く事よりも暴力を振るう事を、そして最愛の人との戦いを取ろうとしていた自分は一体、なんなのであろう。
「ねえあなた・・・!!!」
「んん?なにさ。メリー・・・!!!」
「私、解ったわ?もし“その時”が来たのならば、自分が何をすれば良いのかを・・・っ!!!」
“私をあげる・・・っ!!!”とメリアリアは蒼太に行った、“私の身も心もあなたにあげる”とそう告げて。
「私の全てを好きにして良いわ?私は私の全てを使ってあなたに野心を忘れさせてあげる。野心なんかにあなたを渡しはしないわ!!?」
「・・・・・っ。メリー!!!」
“有り難う・・・”と蒼太は再び愛妻淑女を抱擁しつつも礼を述べた、実を言えば蒼太は解っていたのだ、メリアリアがきっと自分と同じ気持ちを抱いてくれるだろう、と言う事をである。
解った上でやったのだが、これも掛け替えのない花嫁と愛を深める為の作業の一環だと思えば、彼にとってはなんてことは無い事案と言動の一つであったのである。
「あはは、メリーッ。君はね?絶対に僕から離れられなくさせてあげるから・・・!!!」
「・・・・・っ❤❤❤❤❤」
そんな事をのたまう夫の腕の中で、しかし妻は彼以上に熱烈な思いと敬意とを抱いていたのだ、深い愛情を胸に秘めつつ改めて心酔していたのだ。
(私は、蒼太の女。蒼太だけのモノ・・・!!!)
“私は蒼太への愛の生贄となるために生まれて来た女なんだ”、“私は蒼太のモノであり、そして蒼太は私だけのモノなんだ!!!”と。
(もう私は迷わない、何かあったならこの人を信じて全てを託そう。例えその結果、滅茶苦茶になるまでイキ狂わされても、殺されたって構わない。自分の全てをさらけ出すんだ、そしてこの人の腕の中へと跳び込んで行くんだ。それこそが思いを、気持ちを貫くと言う事なんだ、“誠意を尽くす”と言う事なんだ・・・!!!)
“この人と共に生きて行くんだ”、“何があっても永遠に、ずっと・・・❤❤❤”と狂気と超愛、執着と純慕をこれ以上無い程にまで宿した瞳で夫を見つめる。
(互いにどこまでも絆を深め合って、愛を育み合って行くんだ。この人は私だけの人、もう絶対に躊躇なんかしない、もう絶対に逃がしてなんかあげないわ?私だけの夫、私だけの蒼太・・・っ❤❤❤❤❤)
そんな思いを新たにするメリアリアの微笑みには痴情と安らぎの色が濃厚に浮かんでいた。
「うふふふっ。うふふふふふふ・・・っ!!!ねえ蒼太っ♪♪♪♪♪」
「・・・なにさ?メリー」
「私は、あなただけのモノだから・・・っ❤❤❤❤❤」
「・・・うん?有り難う」
「そしてね?蒼太・・・」
「・・・・・?」
「あなたは、私だけの人なの・・・っ!!!」
「・・・そっか」
「そうなの。あなたはね?私だけの人なのよ・・・❤❤❤❤❤」
(私への愛の生贄となるために生まれて来てくれた人。私だけのモノとして生まれて来てくれた、魂の片割れ・・・っ♪♪♪♪♪)
“もう絶対に逃さない・・・っ❤❤❤❤❤”と自らが感じるままに己への愛慕を暴走させ始め、ウットリとした面持ちで恍惚となる愛妻淑女に、ある種の寒気を感じながらも蒼太はそれでも彼女を強く抱き締めたまま、決して微塵も揺るがなかった。
「なにさ?メリー」
蒼太とメリアリアは二人きりになると単なる恋人同士としてだけでは無くて、幼馴染の関係に戻ってしまう事がよくあったが、そんなある日。
蒼太はメリアリアを伴ってカッシーニ家の中央部、地中深くに隠されていた“秘密の神殿”へと降り立って行った、しかし。
「止まって?蒼太・・・!!!」
その途中でメリアリアが彼の行動を制止させた、その表情には驚きと戸惑いが、しかし声には凜とした力強さが込められていた。
「あなたはそれ以上、行ってはいけないわ?それ以上先に進めるのはカッシーニ家の当主とその血族に連なる者のみよ・・・!!?」
「・・・メリー」
夫の突然の行動に“どうして?”と言う困惑の思いを隠せずにいた愛妻淑女が目をパチクリとさせながら、不安そうな眼差しで自分の伴侶を見つめるモノのしかし、一方の蒼太本人は至って落ち着いた面持ちのまま己の花嫁へと向き直った。
「・・・ねえメリー、もしも」
「・・・・・?」
「もしも僕が野心に飲み込まれてここにある秘宝、“光輝玉の金剛石”を奪い去ろうとしたなら君はどうする・・・?」
「え・・・っ!!?」
夫のその言葉に、メリアリアは一瞬怪訝そうな顔付きとなり、“何を言っているのか解らない”と言った瞳で自身の最愛の花婿を見つめる、しかし。
「・・・そんな仮定は意味を成さないわ?だってあなたはそんな人ではないもの!!!」
「あはは・・・。きっとそう言ってくれるだろうと思っていた・・・!!!」
メリアリアはすぐに落ち着いた、しかし自信に溢れていて落ち着いた笑みを浮かべて蒼太にそう応える、すると。
蒼太はそう言って愛妻淑女の事を嬉しそうに抱き締めたのである、“有り難う・・・!!!”とそう告げて。
だけど。
この時、メリアリアは心の中で迷っていた、カッシーニ家の誇る“光輝玉の金剛石”は遙かな古より受け継がれし神宝である、それを如何に最愛の夫にとは言え、野心に飲み込まれてしまった者に奪われてしまうわけには絶対にいかなかった。
ではしかし、じゃあ一体どうしたなら良いと言うのであろうか、誠意を尽くすのは勿論の事、いざとなったら彼を止める為に戦うしか無いのであろうか、と言うその“明確なる答え”が己の中では出せずにいたのだ。
「・・・ねえ、あなた?」
「・・・うん?」
「あなたが逆の立場だったなら、どうしたの?」
「そんなの、決まってんじゃんか・・・!!!」
“もし蒼太ならばどうしたのだろう?”と言う、衝動にも似た強い思いを胸に抱いたメリアリアはそんな己の心の声の命じるままに彼に聞き返して見るモノの、すると蒼太は自身の花嫁に対してにべもなくこう応えた。
「僕ならまずは、君を抱き締めるね。キツく、強くだ・・・!!!」
「・・・・・?」
「それで、君の唇を奪ってキスをして。君を僕に夢中にさせるよ?そうしておいて・・・」
「・・・・・」
「服を脱がせて裸にさせ、僕も服を脱いで全裸になる。・・・で、君の事を徹底的に抱き潰す。それも中途半端にじゃないよ?君がトロトロに蕩けるまで、僕の事で頭がいっぱいになるまでやってやってやりまくるんだ・・・!!!」
「・・・・・っっっ!?!?!?!?!?」
花婿からもたらされたその言葉に、最初はキョトンとした面持ちを湛えていた花嫁だったがやがて事態が飲み込めて来ると恥じらいが出て来て赤面し、ちょっとした混乱状態に陥ってしまっていた。
「・・・・・っ!!!な、なんでっ。って言うか、どうしてそんな事を言うかなっ!!!!?」
「・・・だって僕、メリーの事を愛してるもの」
“あわわわ・・・っ!!?”と錯乱するメリアリアに対して蒼太はどこまでも冷静に、かつあっけらかんと応えて言った。
「メリーを僕でいっぱいにしてあげる。野心なんて忘れる位に僕で満たして滅茶苦茶にしてあげるよ?メリー・・・」
「あ、あわわわ・・・っ!!?」
「それに確かに僕達は物凄く強くなったけれども・・・。その力を、今まで極めた技術を以て、事もあろうに大切な人に拳を振るうのか?最後の最後で愛する人と戦う為に、自分の力を使うと言うのか?それでは救いが全く無いよ・・・」
「・・・・・っ!!!」
「僕は君を信じているもの、解っているもの。だからね?もし君が野心に飲み込まれてここにある秘宝を奪いに来るような事があったなら。僕が必ず何とかしてあげる、例え一時だけとは言えども野心なんか忘れてしまうほど君の事を滅茶苦茶に掻き抱いて。ヘトヘトにしてメロメロにして、僕への思いで満たしてあげる。トロトロに蕩かしてあげるよ、それこそいつまでも。そして何度でもね・・・!!!」
「・・・も、もう蒼太ったら。エッチなんだから!!!」
“でも嬉しい・・・っ❤❤❤”とメリアリアは顔を赤らめながら呟いた、だって蒼太はどんな時でも自分を愛してくれる、と言ってくれたのだ、ギリギリの一線を超えた所で、それでも自分を信じて受け止めて、愛を交わしてくれる、と言ってくれたのだ。
確かに蒼太の言う通りだと、メリアリアは納得していた、それに彼女は小さい砌にまだ幼かった蒼太に対して“心や思いこそが、真に大切なモノなのよ?”と教えてもいたのだが、ここに来てもし、彼の言葉を聞かなかったとしたならば、彼女はその大切なモノを最後の最後で捨て去る選択をする羽目になる所だったのである。
だってそうではないか、蒼太はキチンと愛や心、思いの持つ力を信じて理解して、それに基づいた行動や判断をしていた、と言うのに最後の最後で結局は気持ちを貫く事よりも暴力を振るう事を、そして最愛の人との戦いを取ろうとしていた自分は一体、なんなのであろう。
「ねえあなた・・・!!!」
「んん?なにさ。メリー・・・!!!」
「私、解ったわ?もし“その時”が来たのならば、自分が何をすれば良いのかを・・・っ!!!」
“私をあげる・・・っ!!!”とメリアリアは蒼太に行った、“私の身も心もあなたにあげる”とそう告げて。
「私の全てを好きにして良いわ?私は私の全てを使ってあなたに野心を忘れさせてあげる。野心なんかにあなたを渡しはしないわ!!?」
「・・・・・っ。メリー!!!」
“有り難う・・・”と蒼太は再び愛妻淑女を抱擁しつつも礼を述べた、実を言えば蒼太は解っていたのだ、メリアリアがきっと自分と同じ気持ちを抱いてくれるだろう、と言う事をである。
解った上でやったのだが、これも掛け替えのない花嫁と愛を深める為の作業の一環だと思えば、彼にとってはなんてことは無い事案と言動の一つであったのである。
「あはは、メリーッ。君はね?絶対に僕から離れられなくさせてあげるから・・・!!!」
「・・・・・っ❤❤❤❤❤」
そんな事をのたまう夫の腕の中で、しかし妻は彼以上に熱烈な思いと敬意とを抱いていたのだ、深い愛情を胸に秘めつつ改めて心酔していたのだ。
(私は、蒼太の女。蒼太だけのモノ・・・!!!)
“私は蒼太への愛の生贄となるために生まれて来た女なんだ”、“私は蒼太のモノであり、そして蒼太は私だけのモノなんだ!!!”と。
(もう私は迷わない、何かあったならこの人を信じて全てを託そう。例えその結果、滅茶苦茶になるまでイキ狂わされても、殺されたって構わない。自分の全てをさらけ出すんだ、そしてこの人の腕の中へと跳び込んで行くんだ。それこそが思いを、気持ちを貫くと言う事なんだ、“誠意を尽くす”と言う事なんだ・・・!!!)
“この人と共に生きて行くんだ”、“何があっても永遠に、ずっと・・・❤❤❤”と狂気と超愛、執着と純慕をこれ以上無い程にまで宿した瞳で夫を見つめる。
(互いにどこまでも絆を深め合って、愛を育み合って行くんだ。この人は私だけの人、もう絶対に躊躇なんかしない、もう絶対に逃がしてなんかあげないわ?私だけの夫、私だけの蒼太・・・っ❤❤❤❤❤)
そんな思いを新たにするメリアリアの微笑みには痴情と安らぎの色が濃厚に浮かんでいた。
「うふふふっ。うふふふふふふ・・・っ!!!ねえ蒼太っ♪♪♪♪♪」
「・・・なにさ?メリー」
「私は、あなただけのモノだから・・・っ❤❤❤❤❤」
「・・・うん?有り難う」
「そしてね?蒼太・・・」
「・・・・・?」
「あなたは、私だけの人なの・・・っ!!!」
「・・・そっか」
「そうなの。あなたはね?私だけの人なのよ・・・❤❤❤❤❤」
(私への愛の生贄となるために生まれて来てくれた人。私だけのモノとして生まれて来てくれた、魂の片割れ・・・っ♪♪♪♪♪)
“もう絶対に逃さない・・・っ❤❤❤❤❤”と自らが感じるままに己への愛慕を暴走させ始め、ウットリとした面持ちで恍惚となる愛妻淑女に、ある種の寒気を感じながらも蒼太はそれでも彼女を強く抱き締めたまま、決して微塵も揺るがなかった。
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