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え?私綺麗?
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「なぁなぁ案内人さん今どんな状況になっているんだ?」
『心眼使って自分で状況見てくださいよ!』
「だってめんどいし」
『はぁ今はオキ様が四天王3人と魔物を連れて王都へ向かっておられます』
「おお~仲間3人て四天王の事だったのか魔物は?」
『ゴブリンですオキ様は自身の血をゴブリンに飲ませました』
「おお~ゴブリンに飲ませたかってゴブリンって何なん?」
「はぁゴブリンもご存じないのですか…後で心眼を使い自分で調べてください」
「まぁいいわちょっと待てゴブリンに私の細胞取り込んだらどうなるんだ?」
『うーんせいぜい自動治癒ができる程度でしょう』
「おお~最強じゃないか!」
『そうですね王都壊滅は時間の問題かと』
「順調ね!
よーし私は町まで行って肉を食いに行くぞ」
『この姿で?ですか?』
「いいのいいの!見つかっても殺せばいいし!問題ない!今は私は帝都を滅ぼした有名人なのだから!もうコソコソしなくていい!早速上陸するぜ」
私は転移魔法を使い海岸上空に転移した
そこには1人の少女が海を眺めていた
「あれ?これデジャブ?あの子ってあの時の?」
『そうですね以前に会った目の見えない子です!』
「これはもう運命ねあの子に進化しましょ!」
『そうですね勇者様は今王都です邪魔者はいません』
私は瞬間移動を使い少女の目の前に姿を現した
「お嬢ちゃん久しぶりね!またなぜここにいるのかしら?」
少女は声のする方を見上げる
少女は私の姿を見て予想外の言葉を発した
「“綺麗”!」
驚いた今までどこに行っても姿を見せればバケモノと呼ばれた私が綺麗?何なのこの子?
「え?私綺麗?」
「うん!綺麗だよ!あ!その声!聞き覚えがあるあの時の魔物なの?
私生まれて初めて魔物を“見た”まるでお花みたい」
「見たってお嬢ちゃんは私が見えるのか?
目が見えないんじゃ?」
『賢者様!この者にスキル魅了を使ったのですか?バケモノとしか言われなかった賢者様に向かって綺麗発言は前代未聞です!いつもならバケモノと叫ばれ逃げるものですが変わった子ですね!』
「私はスキルなんて使ってない!本当変わった子」
『スキル使ってないのですね!それではこの者が変わっているか本当に綺麗と思っての発言か…』
「お姉ちゃん誰と喋っているの?」
「いや気にするな!独り言が好きでね!お嬢ちゃん私が怖くないのか?」
「うん!怖くないよ!この海の様にお姉ちゃんもすごく綺麗だよ!魔物って綺麗で可愛いんだね!私目が見えなかったから初めて魔物を見たのがお姉ちゃんなの!他の魔物も綺麗なの?」
「いや…ん~…困ったな…
まず私は魔物ではない!これはクラゲだ!
それに私もこの世界の魔物は詳しくはないんでね!他の魔物が可愛いかなんて知らないわ」
「クラゲ?聞いた事ない」
「だろうね!この世界では新種の生き物だから!それにこの世界に合わせて亜人族と私が決めた」
「へ~亜人族かぁ」
「所で私のどこが綺麗なんだ?」
「透き通っててここってお腹?そこにピンク色の模様があって綺麗!」
「うん!うん!分かるのか!クラゲの魅力が!そうだろこのクラゲの特徴なのだよ!他にも色んなクラゲがいるんだぞ!」
「見たい!」
「そうか見たいか!良かろう」
私は最初に進化したベニクラゲに進化した
「わぁ!小さくて可愛いクネクネしてるぅ」
「まだいるぞ」
それからヒクラゲ
「クラゲってとても小さいんだね!」
それから今まで捕食したクラゲに進化して少女見せてやった
「これはキロネックスって名前だ」
「わぁかっこいい名前!
キロネックスかぁここヒラヒラしてて可愛い」
少女は私に触ろうとした
「待て!私に触るな!死ぬぞ!」
「え?」
な?!私は何を言っているんだ?咄嗟に少女を庇った?このまま触らせて死ねばこの子に進化できるのに?
「これに触れたら壊死して死んじゃうんだ…
可愛くないだろ?私が怖いか?」
「壊死?」
「体が腐るって事だ!」
「え?腐るってもしかしてお姉ちゃんが帝都を滅ぼしたの?どうして?どうしてそんな酷い事するの?私の腕もあの雨で腕が腐ったのよ!
ばか!ばか!ばか!こんなに…こんなに……」
少女は気づいていなかったのだ私がビゼンの姿で帝都を滅ぼした事に
自身の腕が腐った経験から私が帝都に毒の雨を降らした事に気づいたのだ
そして少女は泣きじゃくりながら言った
「こんなに…こんなに……綺麗なのに………
お姉ちゃんはバケモノなんかじゃないのに!!!」
私は少女の涙にそれにバケモノなんかじゃないと言い切った言葉に大きく動揺した
『心眼使って自分で状況見てくださいよ!』
「だってめんどいし」
『はぁ今はオキ様が四天王3人と魔物を連れて王都へ向かっておられます』
「おお~仲間3人て四天王の事だったのか魔物は?」
『ゴブリンですオキ様は自身の血をゴブリンに飲ませました』
「おお~ゴブリンに飲ませたかってゴブリンって何なん?」
「はぁゴブリンもご存じないのですか…後で心眼を使い自分で調べてください」
「まぁいいわちょっと待てゴブリンに私の細胞取り込んだらどうなるんだ?」
『うーんせいぜい自動治癒ができる程度でしょう』
「おお~最強じゃないか!」
『そうですね王都壊滅は時間の問題かと』
「順調ね!
よーし私は町まで行って肉を食いに行くぞ」
『この姿で?ですか?』
「いいのいいの!見つかっても殺せばいいし!問題ない!今は私は帝都を滅ぼした有名人なのだから!もうコソコソしなくていい!早速上陸するぜ」
私は転移魔法を使い海岸上空に転移した
そこには1人の少女が海を眺めていた
「あれ?これデジャブ?あの子ってあの時の?」
『そうですね以前に会った目の見えない子です!』
「これはもう運命ねあの子に進化しましょ!」
『そうですね勇者様は今王都です邪魔者はいません』
私は瞬間移動を使い少女の目の前に姿を現した
「お嬢ちゃん久しぶりね!またなぜここにいるのかしら?」
少女は声のする方を見上げる
少女は私の姿を見て予想外の言葉を発した
「“綺麗”!」
驚いた今までどこに行っても姿を見せればバケモノと呼ばれた私が綺麗?何なのこの子?
「え?私綺麗?」
「うん!綺麗だよ!あ!その声!聞き覚えがあるあの時の魔物なの?
私生まれて初めて魔物を“見た”まるでお花みたい」
「見たってお嬢ちゃんは私が見えるのか?
目が見えないんじゃ?」
『賢者様!この者にスキル魅了を使ったのですか?バケモノとしか言われなかった賢者様に向かって綺麗発言は前代未聞です!いつもならバケモノと叫ばれ逃げるものですが変わった子ですね!』
「私はスキルなんて使ってない!本当変わった子」
『スキル使ってないのですね!それではこの者が変わっているか本当に綺麗と思っての発言か…』
「お姉ちゃん誰と喋っているの?」
「いや気にするな!独り言が好きでね!お嬢ちゃん私が怖くないのか?」
「うん!怖くないよ!この海の様にお姉ちゃんもすごく綺麗だよ!魔物って綺麗で可愛いんだね!私目が見えなかったから初めて魔物を見たのがお姉ちゃんなの!他の魔物も綺麗なの?」
「いや…ん~…困ったな…
まず私は魔物ではない!これはクラゲだ!
それに私もこの世界の魔物は詳しくはないんでね!他の魔物が可愛いかなんて知らないわ」
「クラゲ?聞いた事ない」
「だろうね!この世界では新種の生き物だから!それにこの世界に合わせて亜人族と私が決めた」
「へ~亜人族かぁ」
「所で私のどこが綺麗なんだ?」
「透き通っててここってお腹?そこにピンク色の模様があって綺麗!」
「うん!うん!分かるのか!クラゲの魅力が!そうだろこのクラゲの特徴なのだよ!他にも色んなクラゲがいるんだぞ!」
「見たい!」
「そうか見たいか!良かろう」
私は最初に進化したベニクラゲに進化した
「わぁ!小さくて可愛いクネクネしてるぅ」
「まだいるぞ」
それからヒクラゲ
「クラゲってとても小さいんだね!」
それから今まで捕食したクラゲに進化して少女見せてやった
「これはキロネックスって名前だ」
「わぁかっこいい名前!
キロネックスかぁここヒラヒラしてて可愛い」
少女は私に触ろうとした
「待て!私に触るな!死ぬぞ!」
「え?」
な?!私は何を言っているんだ?咄嗟に少女を庇った?このまま触らせて死ねばこの子に進化できるのに?
「これに触れたら壊死して死んじゃうんだ…
可愛くないだろ?私が怖いか?」
「壊死?」
「体が腐るって事だ!」
「え?腐るってもしかしてお姉ちゃんが帝都を滅ぼしたの?どうして?どうしてそんな酷い事するの?私の腕もあの雨で腕が腐ったのよ!
ばか!ばか!ばか!こんなに…こんなに……」
少女は気づいていなかったのだ私がビゼンの姿で帝都を滅ぼした事に
自身の腕が腐った経験から私が帝都に毒の雨を降らした事に気づいたのだ
そして少女は泣きじゃくりながら言った
「こんなに…こんなに……綺麗なのに………
お姉ちゃんはバケモノなんかじゃないのに!!!」
私は少女の涙にそれにバケモノなんかじゃないと言い切った言葉に大きく動揺した
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