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ユージーンがシアを見つけたのは、焼け落ちた孤児院のそばで震えて固まっている子どもたちの中だった。
その孤児院は近くに住む酔っ払いのタバコのポイ捨てが原因で燃えたらしい。
運よく全員生き残ったが、子どもが6人、大人は施設の管理者である老人が1人、あてはない。
慈善事業に興味はなかったが、ユージーンには、金はあった。
魔術師ギルドの依頼のランク問わず面白そうなのを片端から受けていたからだ。
(おや?)
固まっている子供達の中に、黒い髪で青い目をした少年がいた。
表出している魔力量が異常に少ないその子が、妙に気になる。
ちょっと考えてから、彼らに近づいたユージーンはさっき依頼完了で貰ったばかりの金貨がたっぷり入っている皮袋を老人に渡した。
「とりあえず、これだけあれば当面は凌げると思いますし、この孤児院は国の経営ですから、届け出れば国からなんらかの手配があると思います。私はユージーン。何かあったら僕の名前出してもらったら多少の融通は効くんじゃないかと」
ユージーンは有名だ。名前を告げた瞬間、子どもも老人も目を見開いた。
繰り返すが、ユージーンは慈善事業には興味がない。
気の毒だとは思うけれど、なんとかしてあげなくちゃ!とは思わない。
彼が今お金を渡したのは、別の思惑があった。
「その代わりと言ってはなんなんですけれど、私、いま弟子を探していまして。…そこの、黒い髪の男の子、連れて行ってもいいでしょうか?」
全良な老人は、お金でシアを売るようなことはしたくなくて、それは、と言葉詰まったが、それを遮ってシアが言った。
「おれ、ユージーン様の弟子になれるの!?」
「君が望んでくれるなら、私はそれを希望するけれど、どうですか?」
お世話になった孤児院の危機をなんとかしたいと言う気持ちが大部分ではあったが、魔術師に憧れていたシアは大魔術師の弟子になれるということも嬉しくてたまらなかった。
「じーちゃん、俺、ユージーン様の弟子になりたいっ。お願い!!」
「でも、お前魔力少ないじゃろう?そんなお前が稀代の魔術師様の弟子なんて…」
何か別の思惑があるのではないか、と疑う老人に、(この人いい人ですねぇ)とユージーンは思った。
この国の孤児院の質は、国営といえどピンキリだ。
だが、この老人の対応と、子どもたちの様子を見るに、ここは良質な孤児院だったんだろうな、とユージーンは思った。
煤で汚れてしまっているとはいえ、もとは質素ながら清潔だったであろう衣服、太るほどは食べられなくても決して飢えてはいない様子の体。
(本当に、気の毒だ)
先程よりもう少しだけユージーンは彼らに同情をする。
が、この黒髪碧眼の少年を手に入れるのは、別問題。
「魔力は修行如何では増える可能性もありますし、私は彼の魔力に興味があります。魔術師の名に誓って、彼に酷いことは致しません」
ユージーンがそう老人の前に膝をつき、シアはじーちゃんお願い!と老人の手を握った。
老人は迷った末に、その願いを受け入れた。
***
そのあと、ユージーンは燃えた孤児院の話をすぐに伝達魔法で国のしかるべき機関に届け、シアを含め生き残った7人に洗浄魔法をかけ、彼が泊まっていた宿に連れてきた。
受付に事情を話し、1番広い部屋にユージーン以外の全員がまとめて泊まれるように手配する。そこまで高い宿ではないが、それでも老人は非常に恐縮していた。
「しばらくは、この宿で暮らしてください。先程連絡をいれましたので、数日中にはこの宿に今後の動きについての指示が来ると思います」
「何から何まで、ほんとう、本当にありがとうございます…っ」
「いえいえ」
ユージーンは国からの覚えもめでたい。
彼が連絡したことで、酷い指示が出されることはないだろう。(その心配はもとより少ないが、念には念をだ)
先程渡した金で、衣服等も全員分問題なく買えるはず。
他にやることありますかねと思いながら、ユージーンが空を見つめながら考えていると、シアがおずおず言った。
「あの、…ユージーン様」
「うん?なんですか?」
「俺、その、…嬉しくてすぐ頷いたけど、…本当に、魔力量は少ないんだ」
「ああ、そうですね」
ユージーンは、シアを改めて見つめる。
彼がいま“使用できる”魔力の量は、おそらく5歳の子どもよりも少ない。
けれどユージーンは、その奥にまだ未覚醒の魔力が眠っている、もしくは魔力を貯められるタンクがある、と踏んでいた。
「大丈夫。なんとかなりますよ」
「っ、でも」
「安心してください。もしなんともならなくても、君を弟子から外したり、ましてや放り出したり…、そうですね、孤児院の皆様にだって手を出すことは絶対しません」
そこまで言うと、シアはやっとほぅ、と息を吐いた。
先程の子どもたちの中では、シアは最年長。
勢いで頷いたものの、冷静になってからはいろいろ思うところがあったらしい。
(真面目な子なんですね)
ユージーンは、よしよしとシアの頭を撫でる。
「私のことは、気軽に師匠、と呼んでください」
「ししょう?」
(おお、ちょっとキュンとしますね)
子首を傾げてそれを口に出したシアに、ユージーンは長い人生で初めて“萌え”を感じていたが、それについて説明をしてくれる存在はここにはいない。
「では、今晩はここに泊まって、明日私の家に行きます。今日はみんなと過ごしてください。今生のわかれではありませんが、しばらくあえなくなりますから」
会えなくなるという言葉に、ぎくりと肩を振るわせるが、シアはすぐに「わかった」とうなずいて「おやすみなさい」と部屋を後にした。
***
出会い
その孤児院は近くに住む酔っ払いのタバコのポイ捨てが原因で燃えたらしい。
運よく全員生き残ったが、子どもが6人、大人は施設の管理者である老人が1人、あてはない。
慈善事業に興味はなかったが、ユージーンには、金はあった。
魔術師ギルドの依頼のランク問わず面白そうなのを片端から受けていたからだ。
(おや?)
固まっている子供達の中に、黒い髪で青い目をした少年がいた。
表出している魔力量が異常に少ないその子が、妙に気になる。
ちょっと考えてから、彼らに近づいたユージーンはさっき依頼完了で貰ったばかりの金貨がたっぷり入っている皮袋を老人に渡した。
「とりあえず、これだけあれば当面は凌げると思いますし、この孤児院は国の経営ですから、届け出れば国からなんらかの手配があると思います。私はユージーン。何かあったら僕の名前出してもらったら多少の融通は効くんじゃないかと」
ユージーンは有名だ。名前を告げた瞬間、子どもも老人も目を見開いた。
繰り返すが、ユージーンは慈善事業には興味がない。
気の毒だとは思うけれど、なんとかしてあげなくちゃ!とは思わない。
彼が今お金を渡したのは、別の思惑があった。
「その代わりと言ってはなんなんですけれど、私、いま弟子を探していまして。…そこの、黒い髪の男の子、連れて行ってもいいでしょうか?」
全良な老人は、お金でシアを売るようなことはしたくなくて、それは、と言葉詰まったが、それを遮ってシアが言った。
「おれ、ユージーン様の弟子になれるの!?」
「君が望んでくれるなら、私はそれを希望するけれど、どうですか?」
お世話になった孤児院の危機をなんとかしたいと言う気持ちが大部分ではあったが、魔術師に憧れていたシアは大魔術師の弟子になれるということも嬉しくてたまらなかった。
「じーちゃん、俺、ユージーン様の弟子になりたいっ。お願い!!」
「でも、お前魔力少ないじゃろう?そんなお前が稀代の魔術師様の弟子なんて…」
何か別の思惑があるのではないか、と疑う老人に、(この人いい人ですねぇ)とユージーンは思った。
この国の孤児院の質は、国営といえどピンキリだ。
だが、この老人の対応と、子どもたちの様子を見るに、ここは良質な孤児院だったんだろうな、とユージーンは思った。
煤で汚れてしまっているとはいえ、もとは質素ながら清潔だったであろう衣服、太るほどは食べられなくても決して飢えてはいない様子の体。
(本当に、気の毒だ)
先程よりもう少しだけユージーンは彼らに同情をする。
が、この黒髪碧眼の少年を手に入れるのは、別問題。
「魔力は修行如何では増える可能性もありますし、私は彼の魔力に興味があります。魔術師の名に誓って、彼に酷いことは致しません」
ユージーンがそう老人の前に膝をつき、シアはじーちゃんお願い!と老人の手を握った。
老人は迷った末に、その願いを受け入れた。
***
そのあと、ユージーンは燃えた孤児院の話をすぐに伝達魔法で国のしかるべき機関に届け、シアを含め生き残った7人に洗浄魔法をかけ、彼が泊まっていた宿に連れてきた。
受付に事情を話し、1番広い部屋にユージーン以外の全員がまとめて泊まれるように手配する。そこまで高い宿ではないが、それでも老人は非常に恐縮していた。
「しばらくは、この宿で暮らしてください。先程連絡をいれましたので、数日中にはこの宿に今後の動きについての指示が来ると思います」
「何から何まで、ほんとう、本当にありがとうございます…っ」
「いえいえ」
ユージーンは国からの覚えもめでたい。
彼が連絡したことで、酷い指示が出されることはないだろう。(その心配はもとより少ないが、念には念をだ)
先程渡した金で、衣服等も全員分問題なく買えるはず。
他にやることありますかねと思いながら、ユージーンが空を見つめながら考えていると、シアがおずおず言った。
「あの、…ユージーン様」
「うん?なんですか?」
「俺、その、…嬉しくてすぐ頷いたけど、…本当に、魔力量は少ないんだ」
「ああ、そうですね」
ユージーンは、シアを改めて見つめる。
彼がいま“使用できる”魔力の量は、おそらく5歳の子どもよりも少ない。
けれどユージーンは、その奥にまだ未覚醒の魔力が眠っている、もしくは魔力を貯められるタンクがある、と踏んでいた。
「大丈夫。なんとかなりますよ」
「っ、でも」
「安心してください。もしなんともならなくても、君を弟子から外したり、ましてや放り出したり…、そうですね、孤児院の皆様にだって手を出すことは絶対しません」
そこまで言うと、シアはやっとほぅ、と息を吐いた。
先程の子どもたちの中では、シアは最年長。
勢いで頷いたものの、冷静になってからはいろいろ思うところがあったらしい。
(真面目な子なんですね)
ユージーンは、よしよしとシアの頭を撫でる。
「私のことは、気軽に師匠、と呼んでください」
「ししょう?」
(おお、ちょっとキュンとしますね)
子首を傾げてそれを口に出したシアに、ユージーンは長い人生で初めて“萌え”を感じていたが、それについて説明をしてくれる存在はここにはいない。
「では、今晩はここに泊まって、明日私の家に行きます。今日はみんなと過ごしてください。今生のわかれではありませんが、しばらくあえなくなりますから」
会えなくなるという言葉に、ぎくりと肩を振るわせるが、シアはすぐに「わかった」とうなずいて「おやすみなさい」と部屋を後にした。
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