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騎士塔内の医務室に連れて来られたアリアだが、室内には誰もいなかった。
「あ、そうか。見習い達の身体測定もあったな。もう、終わってるはずだが・・・。何かあったのか?アリア、とりあえずベッドに横になれ」
簡素なベッドに横たえられて、掛け布団をかけられる。
「熱っぽいから、頭を冷やした方がいいのか?タオルはーーー」
と、リュークが棚を物色し始めると、白衣を着た人が現れる。
「お?リューク、珍しいな。お前は怪我なんてしないだろう?」
長身で細身の男性がリュークに話しかける。明るい窓辺に行くと、銀髪がキラキラと光る。
「ジル。ああ、俺じゃなくてアリアだ」
リュークはベッドに寝ているアリアを指で示す。
「グリフィンに乗せて空を飛んで、地上に降りてきたら熱っぽいんだ。無理させたかも知れない。頼んでいいか?って、でも、女医がいいんだがな」
「しばらくはジェシカは無理だな。今日の見習いに女の子がもう1人混じってたんだよ。で、ちょっとバタバタしてて」
「は?書類に性別書く欄あったんだよな?」
「いや、それがうっかり記入欄無かったらしくて。名前がソラで、担当が完全に男の子だと思ったらしい。短髪だったし。で、身体測定の時に服を脱がないから一悶着あって、女の子ってわかったみたいだ。完全にこちらの落ち度だな。そんなわけで、急遽、別室で身体測定やってるよ」
「はぁ~。大変だったな、ジル。で、アリアを頼んでいいか?アリアはオリエンテーション全部済んでる」
「わかった。担当教官には少し休ませてから寮に帰すって言っとくよ」
「悪いな、ジル。アリア疲れがでたかも知れないから、ゆっくり休め?明日の朝も無理しなくていいぞ?」
リュークはアリアの頭を撫でながら心配そうな顔を向けてくる。
「大丈夫っ。少し休めば・・・」
また顔が赤くなってしまいそうで、少し視線をそらす。
ジルは魔法が使える様で、式と呼ばれる折り紙の様なモノを飛ばす。コレを受け取ると、受け取った側の方で、送った人物の姿がふわりと浮き上がり、手紙を読み上げるのだ。
式を飛ばしてすぐに式が戻ってくる。
『了解、ゆっくり休む様に』
と担当教官が話し、消える。
「じゃあ、アリアちゃん。しばらくはゆっくり休んでいってね。起こすから寝てしまってもいいよ」
ジルはふんわりと微笑む。
「ありがとうございます」
そう言って目を閉じたアリアは、すぐに睡魔がやってきて夢の中に向かう。
「あ、そうか。見習い達の身体測定もあったな。もう、終わってるはずだが・・・。何かあったのか?アリア、とりあえずベッドに横になれ」
簡素なベッドに横たえられて、掛け布団をかけられる。
「熱っぽいから、頭を冷やした方がいいのか?タオルはーーー」
と、リュークが棚を物色し始めると、白衣を着た人が現れる。
「お?リューク、珍しいな。お前は怪我なんてしないだろう?」
長身で細身の男性がリュークに話しかける。明るい窓辺に行くと、銀髪がキラキラと光る。
「ジル。ああ、俺じゃなくてアリアだ」
リュークはベッドに寝ているアリアを指で示す。
「グリフィンに乗せて空を飛んで、地上に降りてきたら熱っぽいんだ。無理させたかも知れない。頼んでいいか?って、でも、女医がいいんだがな」
「しばらくはジェシカは無理だな。今日の見習いに女の子がもう1人混じってたんだよ。で、ちょっとバタバタしてて」
「は?書類に性別書く欄あったんだよな?」
「いや、それがうっかり記入欄無かったらしくて。名前がソラで、担当が完全に男の子だと思ったらしい。短髪だったし。で、身体測定の時に服を脱がないから一悶着あって、女の子ってわかったみたいだ。完全にこちらの落ち度だな。そんなわけで、急遽、別室で身体測定やってるよ」
「はぁ~。大変だったな、ジル。で、アリアを頼んでいいか?アリアはオリエンテーション全部済んでる」
「わかった。担当教官には少し休ませてから寮に帰すって言っとくよ」
「悪いな、ジル。アリア疲れがでたかも知れないから、ゆっくり休め?明日の朝も無理しなくていいぞ?」
リュークはアリアの頭を撫でながら心配そうな顔を向けてくる。
「大丈夫っ。少し休めば・・・」
また顔が赤くなってしまいそうで、少し視線をそらす。
ジルは魔法が使える様で、式と呼ばれる折り紙の様なモノを飛ばす。コレを受け取ると、受け取った側の方で、送った人物の姿がふわりと浮き上がり、手紙を読み上げるのだ。
式を飛ばしてすぐに式が戻ってくる。
『了解、ゆっくり休む様に』
と担当教官が話し、消える。
「じゃあ、アリアちゃん。しばらくはゆっくり休んでいってね。起こすから寝てしまってもいいよ」
ジルはふんわりと微笑む。
「ありがとうございます」
そう言って目を閉じたアリアは、すぐに睡魔がやってきて夢の中に向かう。
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