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竜達の騒動が収まる頃、アリアとリュークはユパ師に呼ばれて部屋に向かった。
「何だろうね?ユパ師に会うの、久しぶりだな」
「ああ。アリア、何かやらかしたのか?」
「むっ!?リュークっ、私は何もしてないわよ?リュークじゃないの!?」
言い合いしながらユパ師の部屋に辿り着き、中に入ると、何故か騎士団長3人も揃っていた。
「おお、アリアは元気じゃな。部屋の中まで声が聞こえて来おったぞ?まあ、座りんしゃい」
促され、リュークと共に横並びで座る。
「さて、何から話そうかの?ああ、銀色のグリフィンの話は皆知っておるな?アリアにも昔話した話しじゃ」
5人は頷く。
「ソレを踏まえ、今回の魔獣騒ぎじゃ。しかもこの魔獣は魔力によって、わざと起こされている可能説が出てきたのじゃよ」
「ユパ師、わざととはどういう事ですか?」
わざとって人的にって事になるのよね?人が魔獣を操るなんて事出来るの!?
「うむ、確証はまだないがの。周辺各国でも魔獣が大量に発生しており、対応がかなりキツくなっておるそうじゃ。協定を結んでいる国同士、助け合いたいのじゃが、自国の魔獣対応でなかなか手が回らん状態だ。そんな中、ランチェスのみ、魔獣話が出ておらん。それどころか、魔獣対策に手を貸す代わりに『領土もしくは金をくれ』と言って来ているらしいんじゃ。我が国はまだ魔獣の対応は出来ておるで言って来んがな」
そこでユパ師は一旦区切り、5人の顔を見てからまた話しはじめる。
「魔獣を操る、禁忌の魔術がある。術者は自分の身を削り怨念を込め、魔獣達に魔術を流し込むという。1匹に魔術を流せばソレは魔獣達に広がっていくと言う。例えば、魔獣1匹に『あの国を滅ぼせ』と魔術を流す。すると1匹が10匹、10匹が100匹に増えて行くのだ。ソレを諸外国全てに行えばどうかの?」
「あっと言う前にに魔獣に飲み込まれてしまうわっ!!」
「そうじゃ、あまり軍事力が無い国はもう、藁にも縋る思いになるじゃろう。ランチェスが敢えてその状況を作っておると見るのが魔導師らの意見じゃ」
「酷いっ。魔獣を操って人を、国を襲わせるなんてっ!!」
「ああ、ユパ師。何とか魔獣を操らせない方法はないのか?」
「・・・。無い。今まで、そんな方法など無い。操られた魔獣を倒すのみじゃ」
静かにユパ師は答える。
「まずは、我がラトニアを守りきる事が1番じゃ。諸外国と軍事会議を開きたいが、状況的に無理になりそうじゃ。書簡のやりとりになるじゃろうな。各騎士団で何を優先させ、何をすべきか話し合い、国難を乗り越えるのじゃ!!アリアはグーリーが何が出来るのかキチンと見極めよ!以上じゃ!!」
解散し、5人は騎士塔に向かい歩き始める。
「いきなり深刻な事態だな。他国がそんなにひっ迫しているとは思わなかった」
「だな」
騎士団長達の呟きにアリアは頷いた。
「何だろうね?ユパ師に会うの、久しぶりだな」
「ああ。アリア、何かやらかしたのか?」
「むっ!?リュークっ、私は何もしてないわよ?リュークじゃないの!?」
言い合いしながらユパ師の部屋に辿り着き、中に入ると、何故か騎士団長3人も揃っていた。
「おお、アリアは元気じゃな。部屋の中まで声が聞こえて来おったぞ?まあ、座りんしゃい」
促され、リュークと共に横並びで座る。
「さて、何から話そうかの?ああ、銀色のグリフィンの話は皆知っておるな?アリアにも昔話した話しじゃ」
5人は頷く。
「ソレを踏まえ、今回の魔獣騒ぎじゃ。しかもこの魔獣は魔力によって、わざと起こされている可能説が出てきたのじゃよ」
「ユパ師、わざととはどういう事ですか?」
わざとって人的にって事になるのよね?人が魔獣を操るなんて事出来るの!?
「うむ、確証はまだないがの。周辺各国でも魔獣が大量に発生しており、対応がかなりキツくなっておるそうじゃ。協定を結んでいる国同士、助け合いたいのじゃが、自国の魔獣対応でなかなか手が回らん状態だ。そんな中、ランチェスのみ、魔獣話が出ておらん。それどころか、魔獣対策に手を貸す代わりに『領土もしくは金をくれ』と言って来ているらしいんじゃ。我が国はまだ魔獣の対応は出来ておるで言って来んがな」
そこでユパ師は一旦区切り、5人の顔を見てからまた話しはじめる。
「魔獣を操る、禁忌の魔術がある。術者は自分の身を削り怨念を込め、魔獣達に魔術を流し込むという。1匹に魔術を流せばソレは魔獣達に広がっていくと言う。例えば、魔獣1匹に『あの国を滅ぼせ』と魔術を流す。すると1匹が10匹、10匹が100匹に増えて行くのだ。ソレを諸外国全てに行えばどうかの?」
「あっと言う前にに魔獣に飲み込まれてしまうわっ!!」
「そうじゃ、あまり軍事力が無い国はもう、藁にも縋る思いになるじゃろう。ランチェスが敢えてその状況を作っておると見るのが魔導師らの意見じゃ」
「酷いっ。魔獣を操って人を、国を襲わせるなんてっ!!」
「ああ、ユパ師。何とか魔獣を操らせない方法はないのか?」
「・・・。無い。今まで、そんな方法など無い。操られた魔獣を倒すのみじゃ」
静かにユパ師は答える。
「まずは、我がラトニアを守りきる事が1番じゃ。諸外国と軍事会議を開きたいが、状況的に無理になりそうじゃ。書簡のやりとりになるじゃろうな。各騎士団で何を優先させ、何をすべきか話し合い、国難を乗り越えるのじゃ!!アリアはグーリーが何が出来るのかキチンと見極めよ!以上じゃ!!」
解散し、5人は騎士塔に向かい歩き始める。
「いきなり深刻な事態だな。他国がそんなにひっ迫しているとは思わなかった」
「だな」
騎士団長達の呟きにアリアは頷いた。
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