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クッキー渡せるかな?
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あぁ~何だかクッキー渡すの面倒になってきたかも。
何故って!
見てみ、蓮と晴夏の周りには女の子でいっぱいなのです。
それも綺麗にラッピングした綺麗なクッキー。
器用な女の子はクッキーにアイシングしている。
「凄く気合いが入っているよね、みんなーーーー。私の渡さなくてよくない?」私の手元にあるのは三枚入りのぱっとしない袋に申し訳無い程度にリボンを付けたクッキー。
「うん、渡さなくていいと思う。帰って弟のまぁちゃんにあげようかな。」そう思い二人を背にいつもの帰り道を歩いて行った。
「中田!、今帰り?」後ろから私の名を呼ぶ声に振り返る。
「なんだ、近野くん。近野くんこっち方面なんだね、どうかしたの?私に用事?」
「いやーーーーあの、うん、家はこっち方面なんだけどーーーー」
近野くんは歯切れの悪い言い方をしている、どうしたんだろう?
「あの、今日調理実習だったんだろ。」
「うん、そうだよ。クッキー作ったんだよ。」
「あのさ中田、そのクッキー誰かにあげた?」
「あげて無いよ、帰って弟のまぁちゃんにあげよう思ってるんだ。」と私は微笑んだ。
「そっか、もう残って無いかなぁ?」
「どうして?近野くん食べたいの?」
近野くんは困ったようにこめかみを掻きながら顔が真っ赤だ。
「どうしたの?顔が赤いよ?熱でもあるんじゃないの。」私は思わず近野くんのおでこに手を当てようしたらーーーー誰かに捕まれた。
「何?」私は捕まれた手の方を見た。
「ーーーーあれ、蓮?ーーーーどうして蓮がここに居るの?女の子に囲まれていたのに?」
「そうだよ、千世を待ってたら女の子に囲まれて調理実習で作ったクッキーを渡された。」
蓮の手には沢山の紙袋があった。
「うん見てたから知ってるよ。よかったね。」
「なんでいいんだよ!」蓮が怒ったように私を睨む。
「何でって?えっ駄目なの。沢山クッキー食べれて幸せじゃない。」と私はにっこりと微笑んだ。
「馬鹿!何、可愛い顔して笑ってるんだよ。俺はーーーー。」きょとんとしている私を見て蓮は落ち着いたのか
「ごめん、千世に八つ当たりした。」
「いいよ、大丈夫。蓮がそんなに怒るの珍しいね。」
「でも一つ言っておく、千世。男に軽々しく触るんじゃないぞ!」
私はそんな蓮に笑った。だっていつも勝手に触ってくるのは蓮の方なのに。
「あはははっーーーーおっかしいの、いつも勝手に触ってくるのは蓮の方じゃない。じゃぁ蓮も私を触っちゃ駄目だらね。」
蓮は方頬を膨らませ
「俺はいいんだよ。」
「何でよ!」
「ーーーーだってあれだ、ーーーーぉっお幼馴染みだからだ!」
「変な理屈、じゅあ晴夏もいいんだ!」
「駄目だ!」蓮は直ぐさま答えた。
「アハハハハーーーーこりゃ駄目だ。わかった、わかった誰にも触らせないからそれでいいでしょ。」変な蓮と笑いながら私は近野くんに向き直った。
「えっと、ごめんね近野くん。体調大丈夫?」
よく見ると近野くんの顔色は普通に戻っていた。
「赤み引いたねよかった。お大事にね。」
近野くんは私をじっと見つめていたが、口角を上げて
「うん、大丈夫。塔野も来たし俺、帰るわ。」
じゃぁっと手をあげて去ろうとした近野くんを私は呼び止めた。
「近野くん、これあげる。」一枚だけ入ったクッキー自分用に分けた分だ。
近野くんは私の手のひらに乗ったクッキーを見つめる。
「これーーーークッキー」
「うん、調理実習で作ったクッキーだよ。よかったら食べて、体調悪そうだったしお見舞いだよ。」
近野くんは嬉しそうに笑って
「ありがとう」と受け取って走って行った。
近野くんを見送っていると頭をコツンと叩かれた。
「痛い!」
頭を抑えながら蓮を睨んだ。
「痛いんだけど!」
「痛くて当たり前だ!」
「何で怒ってるの?」蓮が怒った理由がよく分からなかった。
「俺にはーーーー」
「はぁ~何をよ?」
「クッキーだよ。俺には無いの?」
私は呆れたーーーー
「蓮の手には沢山のクッキーがあるよに見えますがーーーーまだいるの?」
「千世が作ったのが欲しいんだよ。」と怒ったように剥れて言った。
本当に可愛くないわね。
「はいはい、ちゃんとあるよ。これが蓮の分だよ。」と私はラッピングしたクッキーが入った袋を渡した。
蓮は嬉しそうに笑って私からクッキーの入った袋を受け取った。
「ありがとう、千世。」蓮は嬉しそうにクッキーの入った袋えお眺めながらわしゃわしゃと私の頭を撫でた。
だから私は犬じゃないんだってば!
何故って!
見てみ、蓮と晴夏の周りには女の子でいっぱいなのです。
それも綺麗にラッピングした綺麗なクッキー。
器用な女の子はクッキーにアイシングしている。
「凄く気合いが入っているよね、みんなーーーー。私の渡さなくてよくない?」私の手元にあるのは三枚入りのぱっとしない袋に申し訳無い程度にリボンを付けたクッキー。
「うん、渡さなくていいと思う。帰って弟のまぁちゃんにあげようかな。」そう思い二人を背にいつもの帰り道を歩いて行った。
「中田!、今帰り?」後ろから私の名を呼ぶ声に振り返る。
「なんだ、近野くん。近野くんこっち方面なんだね、どうかしたの?私に用事?」
「いやーーーーあの、うん、家はこっち方面なんだけどーーーー」
近野くんは歯切れの悪い言い方をしている、どうしたんだろう?
「あの、今日調理実習だったんだろ。」
「うん、そうだよ。クッキー作ったんだよ。」
「あのさ中田、そのクッキー誰かにあげた?」
「あげて無いよ、帰って弟のまぁちゃんにあげよう思ってるんだ。」と私は微笑んだ。
「そっか、もう残って無いかなぁ?」
「どうして?近野くん食べたいの?」
近野くんは困ったようにこめかみを掻きながら顔が真っ赤だ。
「どうしたの?顔が赤いよ?熱でもあるんじゃないの。」私は思わず近野くんのおでこに手を当てようしたらーーーー誰かに捕まれた。
「何?」私は捕まれた手の方を見た。
「ーーーーあれ、蓮?ーーーーどうして蓮がここに居るの?女の子に囲まれていたのに?」
「そうだよ、千世を待ってたら女の子に囲まれて調理実習で作ったクッキーを渡された。」
蓮の手には沢山の紙袋があった。
「うん見てたから知ってるよ。よかったね。」
「なんでいいんだよ!」蓮が怒ったように私を睨む。
「何でって?えっ駄目なの。沢山クッキー食べれて幸せじゃない。」と私はにっこりと微笑んだ。
「馬鹿!何、可愛い顔して笑ってるんだよ。俺はーーーー。」きょとんとしている私を見て蓮は落ち着いたのか
「ごめん、千世に八つ当たりした。」
「いいよ、大丈夫。蓮がそんなに怒るの珍しいね。」
「でも一つ言っておく、千世。男に軽々しく触るんじゃないぞ!」
私はそんな蓮に笑った。だっていつも勝手に触ってくるのは蓮の方なのに。
「あはははっーーーーおっかしいの、いつも勝手に触ってくるのは蓮の方じゃない。じゃぁ蓮も私を触っちゃ駄目だらね。」
蓮は方頬を膨らませ
「俺はいいんだよ。」
「何でよ!」
「ーーーーだってあれだ、ーーーーぉっお幼馴染みだからだ!」
「変な理屈、じゅあ晴夏もいいんだ!」
「駄目だ!」蓮は直ぐさま答えた。
「アハハハハーーーーこりゃ駄目だ。わかった、わかった誰にも触らせないからそれでいいでしょ。」変な蓮と笑いながら私は近野くんに向き直った。
「えっと、ごめんね近野くん。体調大丈夫?」
よく見ると近野くんの顔色は普通に戻っていた。
「赤み引いたねよかった。お大事にね。」
近野くんは私をじっと見つめていたが、口角を上げて
「うん、大丈夫。塔野も来たし俺、帰るわ。」
じゃぁっと手をあげて去ろうとした近野くんを私は呼び止めた。
「近野くん、これあげる。」一枚だけ入ったクッキー自分用に分けた分だ。
近野くんは私の手のひらに乗ったクッキーを見つめる。
「これーーーークッキー」
「うん、調理実習で作ったクッキーだよ。よかったら食べて、体調悪そうだったしお見舞いだよ。」
近野くんは嬉しそうに笑って
「ありがとう」と受け取って走って行った。
近野くんを見送っていると頭をコツンと叩かれた。
「痛い!」
頭を抑えながら蓮を睨んだ。
「痛いんだけど!」
「痛くて当たり前だ!」
「何で怒ってるの?」蓮が怒った理由がよく分からなかった。
「俺にはーーーー」
「はぁ~何をよ?」
「クッキーだよ。俺には無いの?」
私は呆れたーーーー
「蓮の手には沢山のクッキーがあるよに見えますがーーーーまだいるの?」
「千世が作ったのが欲しいんだよ。」と怒ったように剥れて言った。
本当に可愛くないわね。
「はいはい、ちゃんとあるよ。これが蓮の分だよ。」と私はラッピングしたクッキーが入った袋を渡した。
蓮は嬉しそうに笑って私からクッキーの入った袋を受け取った。
「ありがとう、千世。」蓮は嬉しそうにクッキーの入った袋えお眺めながらわしゃわしゃと私の頭を撫でた。
だから私は犬じゃないんだってば!
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