僕は嘘を奏でる
県立高校の吹奏楽部。
慧(けい)は、自他共に認める「王子様」。クラスでも吹部でも、華やかでいて気さくな男子生徒。
仲間たちと奏でる音楽と、賑やかな放課後。それは、どこにでもある最高の青春……のはずだった。しかし、慧が振りまく完璧な微笑みの裏には、誰にも言えない「嘘」が隠されていた――。
自分の顔が嫌い。自分には、誰かを愛する資格なんてない。
塗り固めたメッキが剥がれ落ちる時、彼に残るのは絶望か、それとも……。
嘘で固めた「騎士(ナイト)」が、真実の愛を知るまでの物語、第一幕。
※物語が後半(第二幕)になると悲しい展開がありますが、最後はハッピーエンドです。
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