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しおりを挟むはろー。悠陽です。
あれから家族はとっても仲良くなりました。
........なんか溺愛具合がすごい気がするけど。
でも僕、なんだかトラウマになってしまったみたいなので、さみしいくらいなら溺愛ばっちこいです。
あ、ちなみにあの日の翌日教会に行ってちゃんと神様に謝ってきたよ。(結局神様の名前は使わなかったけどね。)...........なんだか頭を撫でられたような気がしたんだけど、気のせいかな?
そんなこんなで僕ももう8歳。『適性の儀』の日を迎えることになりました!
適性の儀、とは?→魔法の適性やスキル(ごく稀に)を神様から授けてもらう儀式のこと。まぁ、『ここまで大きくなれました。』のご報告の意味が強い。
この世界は魔法が使えるって話したよね?火、水、風、土、聖、闇の6属性があって、だいたいの人は2属性くらいを持ってるよ。闇と聖は持っている人が少ないらしい。全体の0.3%とかだったかな?
主人公は風と聖だったなあ。ちなみに悪役令息の俺は火と闇。........ものすごい悪役感あるよね。まぁ、攻撃魔法浸透してないからアレだけど。
どうせ僕は火と闇で設定通りなんだろうなって思ってるから、そんなに楽しみじゃない。
「悠陽、今日は適性の儀だな。きっといい属性やスキルが頂ける。楽しみだな。」
「悠陽。今日のお洋服もよく似合ってて可愛いわ。きっといい日になるわね。」
「悠陽は今日も可愛い......。父上、攫われないように気を張って行ってきてくださいね!」
家族は違うようだけど。
今もお兄様の膝の上だ。(誰の膝に乗せるか毎回ジャンケンしてる。)
「お兄様、僕は別に可愛くないから攫われないよ?」
そりゃあ俊太より可愛いけどさ~。子供の無邪気な愛らしさ~みたいな感じなのかな?
「「「可愛いから!」」」
3人揃って同じこと言われたんご......。
親バカ(ブラコン)だからだね。うんうん。
大丈夫なのになぁ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
訂正(5/7)
3%⇒0.3%(0.03か迷ってる)
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