2 / 10
第2話お口にいっぱいぃっ♡
しおりを挟む「ねえ、お姉ちゃん口開いて‥‥‥ 僕のお姉ちゃんの口に入れてあげるから」
あたしは弟の晴仁(はると)に言われるままに口を開く。
ああ、晴仁に入れられちゃう!
そう思いながらも入れられる事に期待してしまう。
だって晴仁のって何時も美味しいんだもん‥‥‥
いけないなぁ、あたしお姉ちゃんなのに。
もう何度晴仁に口に入れられちゃったことか。
でもあたしの気持ちはそれに興奮している。
だって晴仁はいつもあたしを楽しませてくれるから。
あたし、お姉ちゃんなのに恥ずかしいよぉ~。
そんな事を思っていると晴仁があたしの口に容赦無く入れて来た!
「んっ!」
(*´▽`*)
思わずうめいちゃうけどいきなり奥まで入れないでよ!
ああ、でも美味しい。
やっぱり晴仁のってすごい。
何時食べても美味しいよぉ~♡
「ね、お姉ちゃんこのうんまい棒にさけちゃうチーズさいて中に入れて食べると美味しいでしょ?」
「もごもご、うん、これはイけるわ! でもいきなり口の奥まで突っ込むの禁止! 苦しかったんだから」
(*´з`)
「ごめん、ごめん、だってお姉ちゃんすぐにでも欲しそうにしていたから」
うん、相変わらず晴仁の作る駄菓子魔改造は美味しい。
もうお陰でついつい食べちゃうのよね。
今日も美味しい♡
* * *
そうあの頃の私は思っていたけど、トイレから出てきてつくづく思う。
太った‥‥‥
ウエストがやばくなって来た。
こ、これも晴仁のせいよ!
いっつもいっつも美味しい駄菓子を魔改造して食べさせるから!!
はぁ、どうしようこれ、恥ずかしくて誰にも相談できないよぉ~。
「あれ? お姉ちゃんどうしたの?」
ぎくっ!
「あ、ああ、晴仁なんでもないよ‥‥‥」
(; ・`д・´)ノ。・。・
いきなり声かけないでよ、驚くじゃない。
見れば晴仁は買い物袋を持っている。
中学二年の私の可愛い弟。
まだまだ子供っぽさがあるけどそこがたまらなく可愛い。
ちょっと小柄で線が細くて女装させると可愛くなりそうだけど、この子が作る駄菓子の魔改造が凄いのなんの。
おかげで太っちゃった。
そんな晴仁が買い物袋を手に持っていると言う事は‥‥‥
「晴仁、もしかしてまた駄菓子買って来たの!?」
(≧▽≦)!
「お姉ちゃん、また僕の作った駄菓子奪うのは止めてよね。馬乗りしてまで奪うんだもの」
「それはあなたが美味しい駄菓子作るのがいけないの!」
・。・。(≧◇≦)。・。
そう、晴仁のせいでお腹大きくさせられちゃったんだから!
あたしは抱き着きながらムニムニと晴仁のほっへたを引っ張るのだった。
286
あなたにおすすめの小説
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる