79 / 100
第79話
しおりを挟む
ちょっと意味が分からなかったので尋ねる。
「アヤメ、侵入者が来たってどういうこと? それにアズサが捕まったって…」
「そのままの意味よ。なんか武器持ったマッチョな人間が新居に侵入してきてアズサを捕まえてたの、アタシは見つからずにこっちに来れたんだけど…」
アヤメが嘘を言う理由はない、と言うか一応家には鍵をかけていたはずだ。
中から開けない限りは…と思うがしかし我が家の鍵は普通の田舎の一軒家のそれ。
防犯機能的なものがあるかと言われるとほとんどないに等しいだろう。
とにもかくにも状況を確認するしかないか。
私たちはダンジョンゲートの方に向かった。
そして走ること少し、ダンジョンゲートが見えてくる。
ダンジョン ゲートの入り口の中は光に満たされていてその奥の方が見えることはない。
しかし扉の向こうのやり取りするの声くらいなら実は聞こえてたりするのだ。
向こうの目的は不明だが少し聞き耳を立てて様子を見てみる。
私は口の前に人差し指を立てて一緒に連れてきたアヤメとさゆり静かに無言になるようにとジェスチャーを送る。
そしてダンジョンゲートの前で少し聞き耳を立てた。
聞いた覚えのない男の声が聞こえてくるぞ。
「くそっ! やはりダンジョンゲートは直接出入りすることは俺たちにはできないか?」
「おいっ小娘このゲートを通過する方法を知っているなら言えよ? その方が身の為だぞ!」
「……やはりダンジョンマスターが現れるのを待って不意打ちで無力化するしかないか?」
「だなっ確か説明だとダンジョンマスターは三十過ぎのどこにでもいる普通のおっさんらしい」
「拘束した後はどうする?」
「決まってる。俺たちのスキルと拘束用のアイテムで自由を奪いこのダンジョンを我々の為に使いたくなるように教育をして、ダンジョンを手に入れる。それだけだ」
聞こえて来た声は全部で五つ、最初と最後の声は同一人物の物と思われる。
その内容は碌なもんじゃない。
「「「………………」」」
なるほどなるほど。
ちょろっと聞き耳を立てただけだがダンジョンゲートの向こうにいる連中に対しての手心を加えようかどうかを迷っていた私の感情が消えたよ。
一度ダンジョンゲートから離れて2人とやり取りをする。
「なんかとんでもないのが来てるっぽいね…」
「アレは明らかにダンジョン関連の犯罪集団だと思われます、あの手の連中からは碌な噂を聞きません」
だろうね、話してる内容が完全にいち社会人のそれては質が違うもの。
「ここから向こうの状況を知るにはハルカの力を借りるのが一番だ、アヤメ、ハルカは今日どこにいるんだい?」
「ハルカなら呼べば来ると思うわよ?」
「分かった、ハルカーもし聞こえてるならこっちに瞬間移動してきてくれ」
「何かしら?」
ハルカが一瞬で現れた。
「こっちの状況は理解している?」
「いえっ私は今さっきまでダンジョンにも新居にもいなかったから、ただヒロキさんの状況は逐一確認してたから来ただけよ?」
私の状況を逐一?
気になる話だが今は無視する。
「そうか、なら…」
俺はハルカに現在の状況を可能な限り説明した。
話を理解したハルカは『千里眼』を使って向こうの状況を確認する。
「…確かにあのアズサって子は捕まってるわ」
「アズサは今どんな状況なんですか!?」
「命に別称はないわ、拘束されていると言っても両手を後ろでに掴まれて捕まっているだけよ。瞬間移動で不意をつけばすぐに助けられるわ」
ハルカの言葉にさゆりがホッとしたようだ。
「それなら後の問題はこの連中の目的と どうやってこの新居を突き止めたかだね、どうやら私の情報がどこかから流れたらしい…」
「……何? みんな集まってどうしたの?」
少しシリアスな感じになっていた時に 響が戻ってきた。
私はもう一度現在の状況を説明する。
「そんなの許せないわっ私の刀の錆にしてやる!」
「私のスキルで焼き払ってやろうと思います」
「落ち着いて2人とも…」
せっかく買った新しい新居を君らのスキルで破壊されたくないよ。
そう言えばその侵入してきた連中が我が家のことを気遣ってくれているかも分からないんだよな…。
一刻も早く連中を無力化して家の状態を確認したい。
もちろんアズサが無事だというのを確認するのが優先だけど。
ハルカの言うことを疑うわけではないけど自身の目で見てみないとやはり心配なものは心配なのだ。
「まず赤城さんと紺野さんはここで待機していて」
「そんな」
「何で!?」
「2人はまだ学生だから、こんな危険な連中の相手をさせられないよ。それに状況によってはこっちとしてもその侵入者たちに対して少々手厳しい事をしなければならなくなるかもしれない…少なくとも子供が見ていい物かおすすめはできないからね」
私の言葉に響とさゆりは納得はできないといった顔をしながらも無言となる。
ハルカとアヤメの方を見ると2人は無言で頷いた。
「仕掛けるなら先手必勝で一瞬で終わらせよう」
「勿論わかってるわ!」
「あの人間たちに慈悲は必要ないわね」
そして私たちは行動を開始した。
「アヤメ、侵入者が来たってどういうこと? それにアズサが捕まったって…」
「そのままの意味よ。なんか武器持ったマッチョな人間が新居に侵入してきてアズサを捕まえてたの、アタシは見つからずにこっちに来れたんだけど…」
アヤメが嘘を言う理由はない、と言うか一応家には鍵をかけていたはずだ。
中から開けない限りは…と思うがしかし我が家の鍵は普通の田舎の一軒家のそれ。
防犯機能的なものがあるかと言われるとほとんどないに等しいだろう。
とにもかくにも状況を確認するしかないか。
私たちはダンジョンゲートの方に向かった。
そして走ること少し、ダンジョンゲートが見えてくる。
ダンジョン ゲートの入り口の中は光に満たされていてその奥の方が見えることはない。
しかし扉の向こうのやり取りするの声くらいなら実は聞こえてたりするのだ。
向こうの目的は不明だが少し聞き耳を立てて様子を見てみる。
私は口の前に人差し指を立てて一緒に連れてきたアヤメとさゆり静かに無言になるようにとジェスチャーを送る。
そしてダンジョンゲートの前で少し聞き耳を立てた。
聞いた覚えのない男の声が聞こえてくるぞ。
「くそっ! やはりダンジョンゲートは直接出入りすることは俺たちにはできないか?」
「おいっ小娘このゲートを通過する方法を知っているなら言えよ? その方が身の為だぞ!」
「……やはりダンジョンマスターが現れるのを待って不意打ちで無力化するしかないか?」
「だなっ確か説明だとダンジョンマスターは三十過ぎのどこにでもいる普通のおっさんらしい」
「拘束した後はどうする?」
「決まってる。俺たちのスキルと拘束用のアイテムで自由を奪いこのダンジョンを我々の為に使いたくなるように教育をして、ダンジョンを手に入れる。それだけだ」
聞こえて来た声は全部で五つ、最初と最後の声は同一人物の物と思われる。
その内容は碌なもんじゃない。
「「「………………」」」
なるほどなるほど。
ちょろっと聞き耳を立てただけだがダンジョンゲートの向こうにいる連中に対しての手心を加えようかどうかを迷っていた私の感情が消えたよ。
一度ダンジョンゲートから離れて2人とやり取りをする。
「なんかとんでもないのが来てるっぽいね…」
「アレは明らかにダンジョン関連の犯罪集団だと思われます、あの手の連中からは碌な噂を聞きません」
だろうね、話してる内容が完全にいち社会人のそれては質が違うもの。
「ここから向こうの状況を知るにはハルカの力を借りるのが一番だ、アヤメ、ハルカは今日どこにいるんだい?」
「ハルカなら呼べば来ると思うわよ?」
「分かった、ハルカーもし聞こえてるならこっちに瞬間移動してきてくれ」
「何かしら?」
ハルカが一瞬で現れた。
「こっちの状況は理解している?」
「いえっ私は今さっきまでダンジョンにも新居にもいなかったから、ただヒロキさんの状況は逐一確認してたから来ただけよ?」
私の状況を逐一?
気になる話だが今は無視する。
「そうか、なら…」
俺はハルカに現在の状況を可能な限り説明した。
話を理解したハルカは『千里眼』を使って向こうの状況を確認する。
「…確かにあのアズサって子は捕まってるわ」
「アズサは今どんな状況なんですか!?」
「命に別称はないわ、拘束されていると言っても両手を後ろでに掴まれて捕まっているだけよ。瞬間移動で不意をつけばすぐに助けられるわ」
ハルカの言葉にさゆりがホッとしたようだ。
「それなら後の問題はこの連中の目的と どうやってこの新居を突き止めたかだね、どうやら私の情報がどこかから流れたらしい…」
「……何? みんな集まってどうしたの?」
少しシリアスな感じになっていた時に 響が戻ってきた。
私はもう一度現在の状況を説明する。
「そんなの許せないわっ私の刀の錆にしてやる!」
「私のスキルで焼き払ってやろうと思います」
「落ち着いて2人とも…」
せっかく買った新しい新居を君らのスキルで破壊されたくないよ。
そう言えばその侵入してきた連中が我が家のことを気遣ってくれているかも分からないんだよな…。
一刻も早く連中を無力化して家の状態を確認したい。
もちろんアズサが無事だというのを確認するのが優先だけど。
ハルカの言うことを疑うわけではないけど自身の目で見てみないとやはり心配なものは心配なのだ。
「まず赤城さんと紺野さんはここで待機していて」
「そんな」
「何で!?」
「2人はまだ学生だから、こんな危険な連中の相手をさせられないよ。それに状況によってはこっちとしてもその侵入者たちに対して少々手厳しい事をしなければならなくなるかもしれない…少なくとも子供が見ていい物かおすすめはできないからね」
私の言葉に響とさゆりは納得はできないといった顔をしながらも無言となる。
ハルカとアヤメの方を見ると2人は無言で頷いた。
「仕掛けるなら先手必勝で一瞬で終わらせよう」
「勿論わかってるわ!」
「あの人間たちに慈悲は必要ないわね」
そして私たちは行動を開始した。
1
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
無属性魔法しか使えない少年冒険者!!
藤城満定
ファンタジー
「祝福の儀式」で授かった属性魔法は無属性魔法だった。無属性と書いてハズレや役立たずと読まれている属性魔法を極めて馬鹿にしてきた奴らの常識を覆して見返す「ざまあ」系ストーリー。
不定期投稿作品です。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる