【R18】えっちな百合小説短編集

茶木千秋

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性的に慰めてくれるロボットとの百合(2/2)

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 服を捲り上げられ、湿った舌先が尖りきった突起に触れる。

 これまで交際してきた男たちとは違う、極めて優しい舌の動き。強く吸い付くようなことはしない。
 先ほどの設定の賜物なのか、それとも女性特有の動きが再現されているのか判断はつきそうになかった。
 だらしなく開かれた渚の唇からは絶えず嬌声があがるだけで。

 ぴちゃぴちゃと音を立てて乳首を舐められ、その刺激に夢中になっていると空いた手は使命を全うするように外股、内股、足の付け根へとゆっくりと撫で上げていく。
 触れるか触れないかギリギリの、羽でくすぐられるような感触に、渚はまた下着が濡れていくのを感じる。
 
 じっとりと張りつく布は居心地が悪く、早く脱がして欲しい。早くその布の向こうに触れて欲しいと、胸もとで忙しく舌を動かす顔をすくい上げる。

 性急に唇を寄せると、焦らすようにホットパンツの上からなぞっていた手が少し強引に下着の中へ押し込まれた。
 それだけで、くちゅりと音が鳴る。口づけの音と混ざり合い、もっと、もっとと言うように渚を慰めてくれる機械の唇に噛みつく。


「んんっ・・・・・・おねがいっ・・・・・・もっ、もう」

「続き、して欲しい?」

 入り口や核心を避けるように動きに痺れを切らして渚に掛けられた言葉に挑発の色はなかった。敬語でこそないが、主従の気配すらする声色で。
 返事の代わりに強く頷くと、『彼女』の指先が円を描くように陰核に触れる。強すぎる刺激に渚の身体は跳ねてコントロールが効かなくなる。

 刺激に耐えるようにぎゅっと目をつむる渚をよそに、ホットパンツごと下着は取り去られ、張り付く布の不快感から解放され、外気に触れた。
 渚は恥じらいから足を少し閉じたが、胸から腰もとまでゆっくりと舌が這い、どんどんと期待が高まる。

 茂みをかき分け、ゆるゆると刺激されていた核に唇が柔く触れる。唇で挟まれ、先端は舌先がちろちろと触れる。

 柔壁を探るように指が割り入れられ、それだけで渚は果ててしまいそうだった。


「あっ・・・・・・は、もうだめかもっ」

 更なる刺激を甘受しようと身体の力を努めて抜くと、機械は微動だにしなくなってしまった。
 あともう一押しで、絶頂を迎えそうだった身体から波が引いていくのを感じる。そして、故障という2文字が脳裏によぎり、ついでに血の気も引いた。

 あまりに濡れていたから?いや、防水加工されているはず。それとも誤ってスイッチに触れてしまった?
 そんなはずはない、誤作動しない作りになっていたことは起動時に確認している。


 体勢はそのままに枕元の説明書をパラパラと捲ると、『本品は出荷前に動作確認分のエネルギーがチャージされております。誠に恐れ入りますが、ご家庭の電源で満充電のうえご利用ください。』の記載を見つけた。

 やってしまった・・・・・・と渚は額に手を当てる。昂ぶりのまま起動し、半裸の自分の姿が間抜けにも思えた。
 身体を起こそうとすると、まだナカに残っている指がイイところに当たってしまい、力が抜けてしまった。

 興ざめしたはずなのに、渚の身体はまた温度を取り戻してしまった。

 せっかくの自慰ロボットだけれど、アナログもいいじゃないか。充電なんて後でいい。
 渚は『彼女』の腕に手をかけ、ゆっくりと動かし始めた。




おしまい
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