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9章 理想と現実と、嫌がらせ
9-17 嫌がらせ、我が人生3 ◆グジ視点◆
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◆グジ視点◆
「兄ちゃんっ」
声を上げてみたものの、ものの見事にフリント女王の剣も魔法も兄ちゃんに防がれている。
どんなに女王が頑張ったとしても、実力差がものすごい。。。
女王の剣の速度も相当なもんだけど、兄ちゃんに比べたら軽いのか?
だから、と言うべきか、兄ちゃんが圧倒的優勢なので、気になるのはフリント女王ではない。
上に浮かぶ無数の黒いモヤモヤども。
綺麗な星空が浮かんでいたのに、一気に曇ったのかと思えるほど真っ黒である。。。
本当に急に曇ったなあ、嵐になるのかなあと思えるほど、俺は能天気ではない。
今回、兄ちゃんは嬉々として嫌がらせをしている気がする。
疑問が生じる。
誰に対して?
フリント女王やデント王国に対して、だけならまだ良いが、俺たちも嫌がらせの対象に入ってないか?
兄ちゃんはフリント女王の剣に乗せた魔法を上空に逃がしている。
一瞬だけ星空が見えると、すぐに暗くなる。その繰り返し。
「疲れませんか?フリント女王陛下」
「だったら一発ぐらいおとなしく殴られなさい」
「ははは、嫌ですよ。なぜそんな無意味な犠牲を俺が強いられなければならないのですか」
「そういう受け答えもムカつくっ。何でアンタはベルをわざわざデント王国の国民にしたのよっ」
女王の動きがとまった。
まあ、兄ちゃんの剣で女王の剣がとめられているからなんだが。
「俺、嫌がらせって言いませんでした?」
「嫌がらせをする理由を聞いているのよ。アンタは私を倒してめでたしめでたし、リーフ王女がデント王国の平和を勝ち取りました、でいいじゃないっ」
「そこまで覚悟しているのなら、従者殿を殺す前に、貴方が倒されれば良いのでは?」
フリント女王の剣がギリギリと音を立てる。
「私はベルと一緒に生きたかったのよ。最後の最後まで」
それは悲痛な叫び。
声は消え去りそうなほど小さな声だったが。
「何でそこの女王はあの従者を殺さなきゃいけないんだ?」
話の流れで、なんとなくわかるが。
「デント王国の国民はテオシント王国の者がされたようにこの女王に復讐される。ただし、ウィト王国に逃げ延びたテオシントの民は殺されなかった。つまり、国外にいるデント王国の国民と、国内にいる他国の者は復讐から除外される」
「、、、つまり、書類上でもデント王国の国民となってしまったあの従者は復讐の対象になると」
「そう、従者殿を殺さなくても良いから、女王は普通に接することができた。けれど、国民になってしまったら、殺さなければならない対象になる。女王自身が実際には殺さなくても、そう見ざる得ない。因果なものだ」
「ヤレヤレ感を表に出して言っているけど、それをやったのは兄ちゃんだろ」
「当たり前だろ。なぜ関係のない俺がわざわざこの国に出向かなければならなかったんだ。嫌がらせぐらい受けて当然の報いだろ」
「そう言われると、兄ちゃんはデント王国にはまったく関係ないとも言えるな。対価なしに兄ちゃんにすべてを終わらせてもらうのは虫のいい話だ」
兄ちゃんはウィト王国の最強の盾。
多少、付き合いのある人物がデント王国の者にいるとしても、隣国だとしても、それでもすべてを無償で救ってもらうのはありえない話だ。
「それは私を打ち滅ぼした後にリーフに支払ってもらえばいい話でしょう」
「ああ、姉ちゃん、だから、それは上に立つ人物だけの論理だ。下々の者は約束もなしにやって当たり前というのは。報酬も確定されていないのに、普通は誰がやるか。国を救った救世主を冤罪で処刑する国は少なくないのに、兄ちゃんをそんな目に遭わせられるか」
女王に言う。
おそらくこの女王は兄ちゃんに何を言われても逆上する。
俺が言わなくてはならなかった。
身の安全も報酬も約束していながら、反故にする国でさえ多いのだから。
自分の命令は通って当たり前の環境にいた彼女に伝えた。
「頭領、できればそのセリフは屋根の先端に抱きついたまま言ってほしくなかったなあ。説得効果が半減する」
うっ。
だって、黒いモヤモヤが辺りにいるんだぜ。
しかも、この突風が吹き荒ぶ時計塔の屋根の上で、剣や魔法で戦っているアンタらが異常なんだぞ。
無理だろ。
女王の長い長い髪でさえ強風で踊っているのに。
一般人の俺が格好良く発言できるわけもない。
「彼は、誰なの?」
そうですよね。
女王も疑問に思いますよね。
兄ちゃんは知っていても、口を挟んできたアンタ誰?って思いますよねえ。
「俺の冒険者仲間だ。頭領のグジだ」
「へえ、そう」
女王が俺を見て嫌な笑顔を浮かべた。
今の俺の位置では、後ろ姿の兄ちゃんの表情は見えない。
兄ちゃんは女王のあの顔を見たか?
、、、見たな。
兄ちゃんが纏う雰囲気がガラリと変わった。
それを見た女王でさえ後退った。
「そうか、お前は嫌がらせだけじゃ足りないのか。なら、死んだ方がマシだったと思え」
守り一辺倒だった兄ちゃんの剣の構えが変わった。
仲間に手を出そうとする。
それはソイ王国のソイファ王太子殿下もしようとしたことだ。
ソイファ王太子殿下の場合は口先だけだったけど。
兄ちゃんは口で勝っていたが。
あのとき、兄ちゃんはここまで力を解放していなかった。
迫力はあったが実力行使をしようとは微塵もしていなかった。
「ソイファ王太子殿下のときと何が違うんだ?」
つい声が出てしまっていた。
女王は俺を見て笑っただけだ。
その意図は恐ろしいほど感じ取れたが。
まだ、女王は何も言ってなかった。
「ああ、そういえばソイファ王太子殿下もお前たちを人質にしようとしていたことがあったな。やむにやまれぬ事情があるのは二人とも同じ立場だっただろうが、実際のところどちらの事情も俺には関係のないことだ。だが、俺は恩知らずではない。オルレアの処遇についてはアレが一番最良だ」
「おおっ、つまり、ソイファ王太子殿下にはまだまだ利用価値があったと」
微かに後ろを向いた兄ちゃんの視線が俺に刺さった。
「んー、まあ、そういうことでいいか」
ということは、違うのか。
兄ちゃんの魔法の盾たちにもソイファ王太子殿下は慕われているようだからな。
兄ちゃんから生まれた魔法の盾が、兄ちゃんの意志と反することはないだろう。
ソイファ王太子殿下と兄ちゃんが本当の兄弟だったのなら、ケンカしながら良い関係を築き上げていたのではないか?
深いため息を吐いた後、兄ちゃんの雰囲気が通常運転に戻った。
「一応言っておくが、ソイファ王太子殿下とコイツとでは全く違う。自国のことを憂いて、どうしようもない状況は同じなのかもしれないが、自らの判断で動く者に対しては俺も敬意を表する」
「私だって自分の判断で」
「そうか?ウィト王国から忍び込んだテオシント王国の生き残りの子孫からの指示と、亡霊たちからの恨み辛み嘆きを聞き入れていただけだろう、お前は。自分の意志はそこにあったか?」
「そ、それは」
女王は視線を俯かせたが、すぐに兄ちゃんに向いた。
「だからといって、テオシント王国の王族の血筋である私が逃げ出すわけにはいかないわ。私はこの地に縛られたテオシントの民を解放しなければならない」
「それがデント王国の国民を皆殺しすることか。お前が大切な者を手にかけてもその意志を貫くというのなら、その道を進めばいい」
「、、、ベルを国民にしたのは、私の意志を挫くためなの?」
「王族の責任を果たすために完遂するなら、それはそれで立派なのだろう。だが、テオシント王国はすでに滅びた国だ。王族といっても国民がおらず、そして、遠い昔に他国の庇護下に入り平民になったのだから、王族の責任などテオシント王国の王族の末裔には存在しない。テオシント王国の生き残りはウィト王国の国民であり、すでにテオシント王国の国民はどこにもいないのに、デント王国の国土を取り戻したところで住まう者は誰もいない。考えることを放棄すれば、最善の道を探すことさえ見失う」
「だったら、どうすれば良かったのよっ。私は彼らを放り出すことはできないっ」
女王が叫んだ。
彼らって、上空に群がるこの黒いモヤモヤたちのことだよねえ。
「兄ちゃんっ」
声を上げてみたものの、ものの見事にフリント女王の剣も魔法も兄ちゃんに防がれている。
どんなに女王が頑張ったとしても、実力差がものすごい。。。
女王の剣の速度も相当なもんだけど、兄ちゃんに比べたら軽いのか?
だから、と言うべきか、兄ちゃんが圧倒的優勢なので、気になるのはフリント女王ではない。
上に浮かぶ無数の黒いモヤモヤども。
綺麗な星空が浮かんでいたのに、一気に曇ったのかと思えるほど真っ黒である。。。
本当に急に曇ったなあ、嵐になるのかなあと思えるほど、俺は能天気ではない。
今回、兄ちゃんは嬉々として嫌がらせをしている気がする。
疑問が生じる。
誰に対して?
フリント女王やデント王国に対して、だけならまだ良いが、俺たちも嫌がらせの対象に入ってないか?
兄ちゃんはフリント女王の剣に乗せた魔法を上空に逃がしている。
一瞬だけ星空が見えると、すぐに暗くなる。その繰り返し。
「疲れませんか?フリント女王陛下」
「だったら一発ぐらいおとなしく殴られなさい」
「ははは、嫌ですよ。なぜそんな無意味な犠牲を俺が強いられなければならないのですか」
「そういう受け答えもムカつくっ。何でアンタはベルをわざわざデント王国の国民にしたのよっ」
女王の動きがとまった。
まあ、兄ちゃんの剣で女王の剣がとめられているからなんだが。
「俺、嫌がらせって言いませんでした?」
「嫌がらせをする理由を聞いているのよ。アンタは私を倒してめでたしめでたし、リーフ王女がデント王国の平和を勝ち取りました、でいいじゃないっ」
「そこまで覚悟しているのなら、従者殿を殺す前に、貴方が倒されれば良いのでは?」
フリント女王の剣がギリギリと音を立てる。
「私はベルと一緒に生きたかったのよ。最後の最後まで」
それは悲痛な叫び。
声は消え去りそうなほど小さな声だったが。
「何でそこの女王はあの従者を殺さなきゃいけないんだ?」
話の流れで、なんとなくわかるが。
「デント王国の国民はテオシント王国の者がされたようにこの女王に復讐される。ただし、ウィト王国に逃げ延びたテオシントの民は殺されなかった。つまり、国外にいるデント王国の国民と、国内にいる他国の者は復讐から除外される」
「、、、つまり、書類上でもデント王国の国民となってしまったあの従者は復讐の対象になると」
「そう、従者殿を殺さなくても良いから、女王は普通に接することができた。けれど、国民になってしまったら、殺さなければならない対象になる。女王自身が実際には殺さなくても、そう見ざる得ない。因果なものだ」
「ヤレヤレ感を表に出して言っているけど、それをやったのは兄ちゃんだろ」
「当たり前だろ。なぜ関係のない俺がわざわざこの国に出向かなければならなかったんだ。嫌がらせぐらい受けて当然の報いだろ」
「そう言われると、兄ちゃんはデント王国にはまったく関係ないとも言えるな。対価なしに兄ちゃんにすべてを終わらせてもらうのは虫のいい話だ」
兄ちゃんはウィト王国の最強の盾。
多少、付き合いのある人物がデント王国の者にいるとしても、隣国だとしても、それでもすべてを無償で救ってもらうのはありえない話だ。
「それは私を打ち滅ぼした後にリーフに支払ってもらえばいい話でしょう」
「ああ、姉ちゃん、だから、それは上に立つ人物だけの論理だ。下々の者は約束もなしにやって当たり前というのは。報酬も確定されていないのに、普通は誰がやるか。国を救った救世主を冤罪で処刑する国は少なくないのに、兄ちゃんをそんな目に遭わせられるか」
女王に言う。
おそらくこの女王は兄ちゃんに何を言われても逆上する。
俺が言わなくてはならなかった。
身の安全も報酬も約束していながら、反故にする国でさえ多いのだから。
自分の命令は通って当たり前の環境にいた彼女に伝えた。
「頭領、できればそのセリフは屋根の先端に抱きついたまま言ってほしくなかったなあ。説得効果が半減する」
うっ。
だって、黒いモヤモヤが辺りにいるんだぜ。
しかも、この突風が吹き荒ぶ時計塔の屋根の上で、剣や魔法で戦っているアンタらが異常なんだぞ。
無理だろ。
女王の長い長い髪でさえ強風で踊っているのに。
一般人の俺が格好良く発言できるわけもない。
「彼は、誰なの?」
そうですよね。
女王も疑問に思いますよね。
兄ちゃんは知っていても、口を挟んできたアンタ誰?って思いますよねえ。
「俺の冒険者仲間だ。頭領のグジだ」
「へえ、そう」
女王が俺を見て嫌な笑顔を浮かべた。
今の俺の位置では、後ろ姿の兄ちゃんの表情は見えない。
兄ちゃんは女王のあの顔を見たか?
、、、見たな。
兄ちゃんが纏う雰囲気がガラリと変わった。
それを見た女王でさえ後退った。
「そうか、お前は嫌がらせだけじゃ足りないのか。なら、死んだ方がマシだったと思え」
守り一辺倒だった兄ちゃんの剣の構えが変わった。
仲間に手を出そうとする。
それはソイ王国のソイファ王太子殿下もしようとしたことだ。
ソイファ王太子殿下の場合は口先だけだったけど。
兄ちゃんは口で勝っていたが。
あのとき、兄ちゃんはここまで力を解放していなかった。
迫力はあったが実力行使をしようとは微塵もしていなかった。
「ソイファ王太子殿下のときと何が違うんだ?」
つい声が出てしまっていた。
女王は俺を見て笑っただけだ。
その意図は恐ろしいほど感じ取れたが。
まだ、女王は何も言ってなかった。
「ああ、そういえばソイファ王太子殿下もお前たちを人質にしようとしていたことがあったな。やむにやまれぬ事情があるのは二人とも同じ立場だっただろうが、実際のところどちらの事情も俺には関係のないことだ。だが、俺は恩知らずではない。オルレアの処遇についてはアレが一番最良だ」
「おおっ、つまり、ソイファ王太子殿下にはまだまだ利用価値があったと」
微かに後ろを向いた兄ちゃんの視線が俺に刺さった。
「んー、まあ、そういうことでいいか」
ということは、違うのか。
兄ちゃんの魔法の盾たちにもソイファ王太子殿下は慕われているようだからな。
兄ちゃんから生まれた魔法の盾が、兄ちゃんの意志と反することはないだろう。
ソイファ王太子殿下と兄ちゃんが本当の兄弟だったのなら、ケンカしながら良い関係を築き上げていたのではないか?
深いため息を吐いた後、兄ちゃんの雰囲気が通常運転に戻った。
「一応言っておくが、ソイファ王太子殿下とコイツとでは全く違う。自国のことを憂いて、どうしようもない状況は同じなのかもしれないが、自らの判断で動く者に対しては俺も敬意を表する」
「私だって自分の判断で」
「そうか?ウィト王国から忍び込んだテオシント王国の生き残りの子孫からの指示と、亡霊たちからの恨み辛み嘆きを聞き入れていただけだろう、お前は。自分の意志はそこにあったか?」
「そ、それは」
女王は視線を俯かせたが、すぐに兄ちゃんに向いた。
「だからといって、テオシント王国の王族の血筋である私が逃げ出すわけにはいかないわ。私はこの地に縛られたテオシントの民を解放しなければならない」
「それがデント王国の国民を皆殺しすることか。お前が大切な者を手にかけてもその意志を貫くというのなら、その道を進めばいい」
「、、、ベルを国民にしたのは、私の意志を挫くためなの?」
「王族の責任を果たすために完遂するなら、それはそれで立派なのだろう。だが、テオシント王国はすでに滅びた国だ。王族といっても国民がおらず、そして、遠い昔に他国の庇護下に入り平民になったのだから、王族の責任などテオシント王国の王族の末裔には存在しない。テオシント王国の生き残りはウィト王国の国民であり、すでにテオシント王国の国民はどこにもいないのに、デント王国の国土を取り戻したところで住まう者は誰もいない。考えることを放棄すれば、最善の道を探すことさえ見失う」
「だったら、どうすれば良かったのよっ。私は彼らを放り出すことはできないっ」
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