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第3話 覚醒した野生
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鮨屋を出てタクシーに乗った私たちはお台場へ向かった。
レインボーブリッジからは蛇のように走る「ゆりかもめ」と、まるで夜に咲く大輪の華のような観覧車の夜景が見えていた。
「私ね、この夜景が凄く好きなの。
観覧車のイルミネーションって素敵よね? ゆっくりと回転して頂点に向かい、そしてまたゆっくりと降りて行く。
人生みたいなものでしょう? 知らぬ間に人生の時は過ぎてゆく。
私の人生はすでにピークを過ぎ、これからは落ちて行くばかり。
でもあなたはこれから。どんどん上に昇って行くわ。
私がそうさせてみせる」
耳元で囁くポワゾンの吐息に、功介は女を感じていた。
彼の太腿に置かれたポワゾンの手が、股間に向かって微かに動いた。
すでに硬直しているそこを、ポワゾンはフェザータッチを繰り返した。
「あらどうしたのこれ?
石でも入っているのかしら? こんなに硬くなって」
功介の頭に美香の顔が浮かんだ。
「浮気したら殺すからね」
その声が徐々に遠のいて行った。
タクシーは外資系ホテルのメインエントランスに到着した。
「さあ降りなさい。
これから夜のミーティングを始めるわよ」
遂に功介は魔性の女、ポワゾンと夜を共にすることを覚悟した。
テーブルの上に部屋のカードキーを置いたポワゾンは、功介にやさしくキスをした。
「シャワーを浴びてくるから、いい子にしているのよ。
それとも私と一緒に入る? うふっ」
「僕も一緒に、いいですか?」
功介は麗華の誘惑に完全に落ちた。
もちろん美香に不満があるわけではない。
本当につき合ったのは美香が初めてだった。
それは美香も同じだった。
ふたりはバージンと童貞だった。SEXに関してはまだお互いに初心者同士だった。
功介は高校時代につき合った彼女はいたが、キスもしたことがない。
風俗とAVしか知らない自分には、性に対するコンプレックスがあった。
(今夜だけ、今夜だけ許してくれ。
僕はもっと美香を満足させてやりたいんだ)
功介は心の中で美香に詫びた。
そしてそれは自分に対する言い訳でもあった。
ポワゾンは服を脱ぎ、ハンガーへ服を掛け、下着姿になると椅子に座り、ストッキングを脱ぎ始めた。
微笑むポワゾン。
功介も服を脱ぎ、ボクサーパンツになった。
「こっちにいらっしゃい」
ポワゾンと唇を重ねた。
ポワゾンは功介の下着を、そのまま足でカーペットに落した。
後ろ手に自分でブラのフォックを外すと、形の良い乳房が露わになり、乳首が硬くなっているのが分かる。
「私も脱がせて頂戴」
功介は彼女の白いTバッグをゆっくりと下した。
霞のようなアンダーヘアだった。
功介たちはバスルームへと移動し、シャワーを浴びた。
ボディーソープをたっぷりと付けて、ポワゾンは功介を洗った。もちろんあそこを重点的に。
「若いのね? もうこんなになっちゃって。かわいい」
「小早川部長のせいですよ、僕がこうなっているのは」
「部長はやめなさい。麗華と呼んで」
「麗華、さん・・・」
「うふっ さあ、ベッドでミーティングを始めるわよ」
ポワゾンは石鹸を洗い流し、ベッドへ移動した。
「功介、経験人数は?」
「ひとりだけです。今の彼女が初めてです」
「でしょうね? 私が教えてあげるからラクにしなさい」
麗華はベッドから立ち上がるとバックから小瓶を取り出し、それを頭上に噴霧すると、それを全身に纏った。
『Poison』だった。
ベッドに戻ると麗華は言った。
「この香りがないと、燃えないの」
ポワゾンはそのまま功介と舌を絡ませ、功介の乳首を舐め、ペニスに触れた。
「うっ」
「どうしたの? もう出ちゃうの? ふふっ」
この淫靡で華麗な香りとシルクのような白い美肌。そして繊細な指使い。
功介は今にも欲望を噴出させてしまいそうだった。
このままでは情けない状態になると判断した功介は、ポワゾンの一番敏感であろう足の付け根に顔を移動させた。
「ちょっと強い、最初はやさしく。
そう、上下に丁寧に。
いいわよ上手。そのまま続けて・・・」
次第にラブジュースの量が増えて来た。
「あ、あ、今度は、そこを、強く吸って」
功介は皮のめくれた陰核を、音を立てて夢中で吸った。
「今度は、今度は、そのまま舌でレロレロするのよ、はう、あ、あっ! もっと強く! そうそれ! そのカンジ!」
ポワゾンの太腿が功介の顔を締め付ける。
「いくっ・・・」
ポワゾンのカラダがガクンと仰け反った。
「じゃあ、今度は私がお返ししてあげる」
ポワゾンは功介のそれを口に咥えると、頭を激しく上下させた。
ジュボジュボと淫らな音が部屋に広がる。
功介はポワゾンの頭を両手で掴んで言った。
「もう駄目です、出ちゃいそうです!」
するとポワゾンはそれを一旦口から離し、
「お口の中に出してもいいわよ、飲んであげるから」
そして行為を再開した。
「うっ、出ます・・・」
遂に功介は耐えきれず、ポワゾンの口の中に出してしまった。
脈打つ陰茎。
ポワゾンの動きが停止し、喉にそれが飲み込まれていくのが分かる。
美香もしてくれるが、飲んでくれたことはない。
僕は心地良い開放感と罪悪感が入り交じり、自分自身に意識を集中させた。
初めての快感だった。
ポワゾンは功介のいきり立ったそれを丁寧に舐めてくれた。
「彼女さんとはご無沙汰だったの? 大分溜まっていたようだけど」
「すみません・・・」
「何も謝ることは無いでしょう? いいのよ、若いんだから。
あら凄い、まだ立ってるのね? じゃあ今度は私を気持ち良くして」
功介がいつものように乳首を吸おうとすると、
「それは後でいいから。とりあえず入れて」
「ちょっと待って下さい。コンドームを着けますから」
「馬鹿ね、そのままでいいわよ。
外に出せば大丈夫、生理はまだあるけど私は妊娠しにくい体質だから」
「わかりました」
功介はポワゾンの足を開かせると、十分に潤んだそこにペニスを当てがった。
「どう? 素敵ないい香りでしょう?
このエロティックで知性と冒険に満ちた香り。
私はこの『Poison』が大好き。
そしてこの香りに抱かれて男を食べ尽くすの。
さあ、いらっしゃい、私のかわいい坊や」
何という不思議な香り。とても美香のような純朴な女の子には操れない香りだった。
功介はまるで魔法にかかったかのように、麗華に吸い寄せられて行った。
挿入を開始すると、温かく濡れた膣の中の凸凹がペニスを刺激した。
襲い掛かる激しい快感とポワゾンの香り。
じゅぶじゅぶ
麗華の溢れる愛液に、功介は軽い酩酊状態となっていた。
「いいわ、すごく、いい・・・、さあ、もっと強く! 激しく奥まで突いて!」
功介はバックスタイルを取り、麗華のそこを高く上げて狙いを定め、自分のそそり立ったペニスを侵入させると、子宮口に到達するくらいにそれを突き入れ、パンパンと音がするほど麗華の洪水のように潤んだ蜜口を攻め続けた。
功介は射精を望んだが、まだ出したばかりだったので、中々射精することが出来ない。
その代わりに麗華の声は増々大きくなって、ついにその瞬間を迎えたようだった。
紅潮した頬、ガクガクと倒れ込み痙攣を繰り返す麗華のカラダに、功介はある種の達成感に包まれていた。
いつもクールなポワゾンを征服した喜びに、功介の心は震えた。
そして功介はその時初めて、自分の中に潜む野獣を、野に解き放つことが出来た解放感に浸っていた。
サバンナを駆けて行く功介の野生。
功介もやっと2回目の射精に漕ぎ着くことが出来た。
功介は遂にポワゾンの女を知ってしまった。
レインボーブリッジからは蛇のように走る「ゆりかもめ」と、まるで夜に咲く大輪の華のような観覧車の夜景が見えていた。
「私ね、この夜景が凄く好きなの。
観覧車のイルミネーションって素敵よね? ゆっくりと回転して頂点に向かい、そしてまたゆっくりと降りて行く。
人生みたいなものでしょう? 知らぬ間に人生の時は過ぎてゆく。
私の人生はすでにピークを過ぎ、これからは落ちて行くばかり。
でもあなたはこれから。どんどん上に昇って行くわ。
私がそうさせてみせる」
耳元で囁くポワゾンの吐息に、功介は女を感じていた。
彼の太腿に置かれたポワゾンの手が、股間に向かって微かに動いた。
すでに硬直しているそこを、ポワゾンはフェザータッチを繰り返した。
「あらどうしたのこれ?
石でも入っているのかしら? こんなに硬くなって」
功介の頭に美香の顔が浮かんだ。
「浮気したら殺すからね」
その声が徐々に遠のいて行った。
タクシーは外資系ホテルのメインエントランスに到着した。
「さあ降りなさい。
これから夜のミーティングを始めるわよ」
遂に功介は魔性の女、ポワゾンと夜を共にすることを覚悟した。
テーブルの上に部屋のカードキーを置いたポワゾンは、功介にやさしくキスをした。
「シャワーを浴びてくるから、いい子にしているのよ。
それとも私と一緒に入る? うふっ」
「僕も一緒に、いいですか?」
功介は麗華の誘惑に完全に落ちた。
もちろん美香に不満があるわけではない。
本当につき合ったのは美香が初めてだった。
それは美香も同じだった。
ふたりはバージンと童貞だった。SEXに関してはまだお互いに初心者同士だった。
功介は高校時代につき合った彼女はいたが、キスもしたことがない。
風俗とAVしか知らない自分には、性に対するコンプレックスがあった。
(今夜だけ、今夜だけ許してくれ。
僕はもっと美香を満足させてやりたいんだ)
功介は心の中で美香に詫びた。
そしてそれは自分に対する言い訳でもあった。
ポワゾンは服を脱ぎ、ハンガーへ服を掛け、下着姿になると椅子に座り、ストッキングを脱ぎ始めた。
微笑むポワゾン。
功介も服を脱ぎ、ボクサーパンツになった。
「こっちにいらっしゃい」
ポワゾンと唇を重ねた。
ポワゾンは功介の下着を、そのまま足でカーペットに落した。
後ろ手に自分でブラのフォックを外すと、形の良い乳房が露わになり、乳首が硬くなっているのが分かる。
「私も脱がせて頂戴」
功介は彼女の白いTバッグをゆっくりと下した。
霞のようなアンダーヘアだった。
功介たちはバスルームへと移動し、シャワーを浴びた。
ボディーソープをたっぷりと付けて、ポワゾンは功介を洗った。もちろんあそこを重点的に。
「若いのね? もうこんなになっちゃって。かわいい」
「小早川部長のせいですよ、僕がこうなっているのは」
「部長はやめなさい。麗華と呼んで」
「麗華、さん・・・」
「うふっ さあ、ベッドでミーティングを始めるわよ」
ポワゾンは石鹸を洗い流し、ベッドへ移動した。
「功介、経験人数は?」
「ひとりだけです。今の彼女が初めてです」
「でしょうね? 私が教えてあげるからラクにしなさい」
麗華はベッドから立ち上がるとバックから小瓶を取り出し、それを頭上に噴霧すると、それを全身に纏った。
『Poison』だった。
ベッドに戻ると麗華は言った。
「この香りがないと、燃えないの」
ポワゾンはそのまま功介と舌を絡ませ、功介の乳首を舐め、ペニスに触れた。
「うっ」
「どうしたの? もう出ちゃうの? ふふっ」
この淫靡で華麗な香りとシルクのような白い美肌。そして繊細な指使い。
功介は今にも欲望を噴出させてしまいそうだった。
このままでは情けない状態になると判断した功介は、ポワゾンの一番敏感であろう足の付け根に顔を移動させた。
「ちょっと強い、最初はやさしく。
そう、上下に丁寧に。
いいわよ上手。そのまま続けて・・・」
次第にラブジュースの量が増えて来た。
「あ、あ、今度は、そこを、強く吸って」
功介は皮のめくれた陰核を、音を立てて夢中で吸った。
「今度は、今度は、そのまま舌でレロレロするのよ、はう、あ、あっ! もっと強く! そうそれ! そのカンジ!」
ポワゾンの太腿が功介の顔を締め付ける。
「いくっ・・・」
ポワゾンのカラダがガクンと仰け反った。
「じゃあ、今度は私がお返ししてあげる」
ポワゾンは功介のそれを口に咥えると、頭を激しく上下させた。
ジュボジュボと淫らな音が部屋に広がる。
功介はポワゾンの頭を両手で掴んで言った。
「もう駄目です、出ちゃいそうです!」
するとポワゾンはそれを一旦口から離し、
「お口の中に出してもいいわよ、飲んであげるから」
そして行為を再開した。
「うっ、出ます・・・」
遂に功介は耐えきれず、ポワゾンの口の中に出してしまった。
脈打つ陰茎。
ポワゾンの動きが停止し、喉にそれが飲み込まれていくのが分かる。
美香もしてくれるが、飲んでくれたことはない。
僕は心地良い開放感と罪悪感が入り交じり、自分自身に意識を集中させた。
初めての快感だった。
ポワゾンは功介のいきり立ったそれを丁寧に舐めてくれた。
「彼女さんとはご無沙汰だったの? 大分溜まっていたようだけど」
「すみません・・・」
「何も謝ることは無いでしょう? いいのよ、若いんだから。
あら凄い、まだ立ってるのね? じゃあ今度は私を気持ち良くして」
功介がいつものように乳首を吸おうとすると、
「それは後でいいから。とりあえず入れて」
「ちょっと待って下さい。コンドームを着けますから」
「馬鹿ね、そのままでいいわよ。
外に出せば大丈夫、生理はまだあるけど私は妊娠しにくい体質だから」
「わかりました」
功介はポワゾンの足を開かせると、十分に潤んだそこにペニスを当てがった。
「どう? 素敵ないい香りでしょう?
このエロティックで知性と冒険に満ちた香り。
私はこの『Poison』が大好き。
そしてこの香りに抱かれて男を食べ尽くすの。
さあ、いらっしゃい、私のかわいい坊や」
何という不思議な香り。とても美香のような純朴な女の子には操れない香りだった。
功介はまるで魔法にかかったかのように、麗華に吸い寄せられて行った。
挿入を開始すると、温かく濡れた膣の中の凸凹がペニスを刺激した。
襲い掛かる激しい快感とポワゾンの香り。
じゅぶじゅぶ
麗華の溢れる愛液に、功介は軽い酩酊状態となっていた。
「いいわ、すごく、いい・・・、さあ、もっと強く! 激しく奥まで突いて!」
功介はバックスタイルを取り、麗華のそこを高く上げて狙いを定め、自分のそそり立ったペニスを侵入させると、子宮口に到達するくらいにそれを突き入れ、パンパンと音がするほど麗華の洪水のように潤んだ蜜口を攻め続けた。
功介は射精を望んだが、まだ出したばかりだったので、中々射精することが出来ない。
その代わりに麗華の声は増々大きくなって、ついにその瞬間を迎えたようだった。
紅潮した頬、ガクガクと倒れ込み痙攣を繰り返す麗華のカラダに、功介はある種の達成感に包まれていた。
いつもクールなポワゾンを征服した喜びに、功介の心は震えた。
そして功介はその時初めて、自分の中に潜む野獣を、野に解き放つことが出来た解放感に浸っていた。
サバンナを駆けて行く功介の野生。
功介もやっと2回目の射精に漕ぎ着くことが出来た。
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