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「君はただ、僕の『従順な妻』になればいいんだ。何も考えずに、従ってくれないか?」
[職場(想像図)]婚姻届けにサインさせられたら、私を待っているのは彼の慰みもの待遇のお仕事
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「は……はい……エリオット……いえ、エリオット・ジールゲン閣下……あの……ああ……閣下からお預かりした大隊で……あああ……旅団の……あ……はぁ……エリオッ……ああっ」
「アリス……いや、大佐。
しっかりとした言葉で……上官の僕に、報告してくれないか……心地よいのは……理解してやれるが……」
「ああっ……あっ!
か、閣下が、下から……ああっ!
……あ……戦車大隊に関しても……あ……さ、先に……隷下……空部隊に、マニューバ……ああ!
エリオット……な、何度も、下から突いて……早く動いて……っ!
し、新編の艦隊所属……航空母艦が……あっ! あっ! あっ!
あああああっ!」
「……ああ。
安心してくれ……これで、報告がしやすくなっただろ……。
アリス・ジールゲン大佐。
君も、然許り、充実した時間だったようだね。
報告を続ける前に、僕の事を愛おしく思いながら、抱きつく事を忘れないでほしい。
終えた後、肩を揺らして熱く呼吸する様も、とても艶やかで、美々しい。
君なら、必ず、手柄を立ててくれると思い、前以て、恩賞を与えたんだ。
最後まで、気持ちがよさそうで、こちらは、とても満足させてもらったよ。
ふふふ。
将官すらも束ねる立場の僕の身体の上に、今、君はいるんだろ?
僕に、下から突き上げられる事を悦ぶばかりで、大佐の方からは、何もしてくれなかったな」
「ご……ごめんなさ……い、いえ、申し訳ありませんでした。
私ごときが、エリオット……閣下直属の幕僚として、参謀補佐をさせていただ……あっ!」
「僕は、もう抜いているのに、いつになったら抱きついてきてくれるつもりだったんだい?
困るな、大佐。
報告を続ける前にと、命令しただろう」
「む、胸……リーファージャケットの中に、閣下の指が……。
きゃ……あ……ボタン、勝手に外さないで……ください。
シャツの上を、閣下の御手が……ああっ!
エ、エリオット……誰かに、見つかったら……あっ。
ああ!
司令部……こ、こんなところで、私たち二人で……胸をつかま……ジャケットを脱がさないで!
この白いシャツも、軍から支給されたものだけど、これと、タイトスカートだけじゃ、緊急で指揮官任命されても、出ていけないよ……。
しかも、私、スカートの中、今、何もはいていない……ああ……ああっ!」
「おや?
自分から、下着の用意がないと報告してくれたので、僕はてっきり、触ってほしいのだと思ったよ。
僕に、陰部を撫でられて、ずっと、熱を帯びた叫びをあげていたじゃないか。
あはははは!
誰かに見つかったらと、心配していたのは、虚偽の申告だったのかね?
上官の僕に対して、些か無礼な行いじゃないか。
ふふ。
いいんだ。
この軍は、エリオット・ジールゲンの私物も同然。
そして、大佐。君は、僕の正妻アリス・ジールゲン。
僕が望んだ時に、君を抱きしめて、何が悪いと言うんだい」
「え……あ……あ、は……し、下を……そ、そんなに……あは。
……はぁ。
シャツの上から、胸をつかまれるの……は……い、いえ……わ、私は……!」
「ん?
なんだ、大佐。
身体を激しく揺らして、僕との行為を味わい悦んでくれていると思っていたが、心の底では、まだ、反逆の意があるという事かね?」
「ち、ちがう……エリオットには、もう逆らわない……私の負けだわ。
天王寺アリスとして、エリオット閣下と『敵対』していた事は、弁解の余地もございません。
あざとく釈明するつもりもなく、息子のルイーナと、公私共に、閣下の配下であると認識し、絶対の忠誠と服従を誓います。
御咎めを受けるのは、下僚として、当然だと思いますが……あの……あれだけは……」
「アリス・ジールゲン大佐。
申し開きをする気があるようには、見えないな。
嫌なのか?
あれが。
ふーん。
――アリス。本当は、楽しみたいんじゃないか?」
「そんな事……お願い!
ほ、微笑みかけないで、エリオット……だめ。
あれだけは……やめて……。
エリオットの軍に、作戦ならいくらでも提供するから!
私、あなたの為だけにお仕事するから……」
「ふふふ。駄目だ。
大佐。
君も、分かっているはずだ。
軍隊において、指揮系統が乱れる事があってはならない。
階級とは、軍事組織における主従関係を明らかにする為の格付け。ピラミッド型のヒエラルキーとして構成された、それの頂点に君臨するのは、この僕、エリオット・ジールゲンだ。
僕が単独で、あらゆる決断をする必要があるという事だ。
軍営にいる時のアリスは、僕の軍に所属する佐官の一人にすぎない。
従うべきではないのか?
上官である僕の命令に」
「……エリオット閣下の仰せの通りです……が、あの……怖い……私、あれが怖くて……」
「うんうん。
もちろん、プライベートでは、君は、僕の正妻だ。
何を心配しているんだ。
いつも、アリスが一番気持ちよくなったところで、解放してあげているじゃないか。
さあ、僕の手を握って。
こっちへ、来るんだ。
考えてごらん。
君に、拒否する権利はないんだ。
ここで逆らうと言うのなら、アリス・ジールゲン大佐。君が、謀反を企てていると疑って、そちらの意味で尋問が必要になる。
それで、いいのかい?」
「えっ……いや……いや!」
「では、素直に、諾なってもらおう。
こっちへ、早く。
僕を、これ以上待たせないでくれ」
「はい……」
「さあ。
分かっていると思うが、この期に及んで、嫌々した態度を見せている君に言っておく。
椅子に座ったら、両足を台座にのせるんだ。
手を、肘掛けに置いて。
腕を固定するから、大人しくして動かないでいてくれ。
ああ。
しまったな。
服を脱いでもらうのを忘れてしまった。
まあ、どうせシャツとスカートだけになっていたんだ。
今日は、このままでいいだろう。
ふふ。
いいのではないか?
いかにも、上官に対して、不遜な振る舞いをして、問い詰められる様という意味で」
「ひぃ……ああ……さ、さわ……」
「責めの対象となる、陰部を触っただけじゃないか!
どうしたんだ。
勝手に、足を台座からおろさないでくれるかね。
やれやれ。
先日、足を固定されるのは怖いなどと言っていたから、慈悲を見せてやろうと思っていたが、やはり拘束が必要という事のようだね。
暴れるなよ。
これ以上、僕の手を煩わせないでくれ」
「……エリオット……。
だって、こんなに足を大きく開かされて……膝のあたりを固定されて……今から、責められると思うと……私、怖い」
「夫である僕の事が、信じられないのか?
やれやれ。
君の計略を、皆乍ら打ち破り、降伏させた時、妻として、僕の軍事政権の為に、心身のすべてを捧げて寄与すると誓ってくれたじゃないか。
反逆者や、逆賊の尋問――その方法をさぐる為、協力してほしい。
僕にとって、女性は、妻であるアリス。君ただ一人なんだ。
激しく糾問しなければならない相手が、女の場合がある。それは配下の者に任せているが、さっきも言っただろう。
僕は、軍事政権の最高責任者として、采配を振る必要がある。
どういった方法が最適なのか、指示せねばならないのに、口を噤んだままでは、示しがつかないではないか。
だから、正妻でもあるアリス・ジールゲン大佐が、その身を献じる必要があるだろう。
夫である、このエリオット・ジールゲンの為にな」
「アリス……いや、大佐。
しっかりとした言葉で……上官の僕に、報告してくれないか……心地よいのは……理解してやれるが……」
「ああっ……あっ!
か、閣下が、下から……ああっ!
……あ……戦車大隊に関しても……あ……さ、先に……隷下……空部隊に、マニューバ……ああ!
エリオット……な、何度も、下から突いて……早く動いて……っ!
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あああああっ!」
「……ああ。
安心してくれ……これで、報告がしやすくなっただろ……。
アリス・ジールゲン大佐。
君も、然許り、充実した時間だったようだね。
報告を続ける前に、僕の事を愛おしく思いながら、抱きつく事を忘れないでほしい。
終えた後、肩を揺らして熱く呼吸する様も、とても艶やかで、美々しい。
君なら、必ず、手柄を立ててくれると思い、前以て、恩賞を与えたんだ。
最後まで、気持ちがよさそうで、こちらは、とても満足させてもらったよ。
ふふふ。
将官すらも束ねる立場の僕の身体の上に、今、君はいるんだろ?
僕に、下から突き上げられる事を悦ぶばかりで、大佐の方からは、何もしてくれなかったな」
「ご……ごめんなさ……い、いえ、申し訳ありませんでした。
私ごときが、エリオット……閣下直属の幕僚として、参謀補佐をさせていただ……あっ!」
「僕は、もう抜いているのに、いつになったら抱きついてきてくれるつもりだったんだい?
困るな、大佐。
報告を続ける前にと、命令しただろう」
「む、胸……リーファージャケットの中に、閣下の指が……。
きゃ……あ……ボタン、勝手に外さないで……ください。
シャツの上を、閣下の御手が……ああっ!
エ、エリオット……誰かに、見つかったら……あっ。
ああ!
司令部……こ、こんなところで、私たち二人で……胸をつかま……ジャケットを脱がさないで!
この白いシャツも、軍から支給されたものだけど、これと、タイトスカートだけじゃ、緊急で指揮官任命されても、出ていけないよ……。
しかも、私、スカートの中、今、何もはいていない……ああ……ああっ!」
「おや?
自分から、下着の用意がないと報告してくれたので、僕はてっきり、触ってほしいのだと思ったよ。
僕に、陰部を撫でられて、ずっと、熱を帯びた叫びをあげていたじゃないか。
あはははは!
誰かに見つかったらと、心配していたのは、虚偽の申告だったのかね?
上官の僕に対して、些か無礼な行いじゃないか。
ふふ。
いいんだ。
この軍は、エリオット・ジールゲンの私物も同然。
そして、大佐。君は、僕の正妻アリス・ジールゲン。
僕が望んだ時に、君を抱きしめて、何が悪いと言うんだい」
「え……あ……あ、は……し、下を……そ、そんなに……あは。
……はぁ。
シャツの上から、胸をつかまれるの……は……い、いえ……わ、私は……!」
「ん?
なんだ、大佐。
身体を激しく揺らして、僕との行為を味わい悦んでくれていると思っていたが、心の底では、まだ、反逆の意があるという事かね?」
「ち、ちがう……エリオットには、もう逆らわない……私の負けだわ。
天王寺アリスとして、エリオット閣下と『敵対』していた事は、弁解の余地もございません。
あざとく釈明するつもりもなく、息子のルイーナと、公私共に、閣下の配下であると認識し、絶対の忠誠と服従を誓います。
御咎めを受けるのは、下僚として、当然だと思いますが……あの……あれだけは……」
「アリス・ジールゲン大佐。
申し開きをする気があるようには、見えないな。
嫌なのか?
あれが。
ふーん。
――アリス。本当は、楽しみたいんじゃないか?」
「そんな事……お願い!
ほ、微笑みかけないで、エリオット……だめ。
あれだけは……やめて……。
エリオットの軍に、作戦ならいくらでも提供するから!
私、あなたの為だけにお仕事するから……」
「ふふふ。駄目だ。
大佐。
君も、分かっているはずだ。
軍隊において、指揮系統が乱れる事があってはならない。
階級とは、軍事組織における主従関係を明らかにする為の格付け。ピラミッド型のヒエラルキーとして構成された、それの頂点に君臨するのは、この僕、エリオット・ジールゲンだ。
僕が単独で、あらゆる決断をする必要があるという事だ。
軍営にいる時のアリスは、僕の軍に所属する佐官の一人にすぎない。
従うべきではないのか?
上官である僕の命令に」
「……エリオット閣下の仰せの通りです……が、あの……怖い……私、あれが怖くて……」
「うんうん。
もちろん、プライベートでは、君は、僕の正妻だ。
何を心配しているんだ。
いつも、アリスが一番気持ちよくなったところで、解放してあげているじゃないか。
さあ、僕の手を握って。
こっちへ、来るんだ。
考えてごらん。
君に、拒否する権利はないんだ。
ここで逆らうと言うのなら、アリス・ジールゲン大佐。君が、謀反を企てていると疑って、そちらの意味で尋問が必要になる。
それで、いいのかい?」
「えっ……いや……いや!」
「では、素直に、諾なってもらおう。
こっちへ、早く。
僕を、これ以上待たせないでくれ」
「はい……」
「さあ。
分かっていると思うが、この期に及んで、嫌々した態度を見せている君に言っておく。
椅子に座ったら、両足を台座にのせるんだ。
手を、肘掛けに置いて。
腕を固定するから、大人しくして動かないでいてくれ。
ああ。
しまったな。
服を脱いでもらうのを忘れてしまった。
まあ、どうせシャツとスカートだけになっていたんだ。
今日は、このままでいいだろう。
ふふ。
いいのではないか?
いかにも、上官に対して、不遜な振る舞いをして、問い詰められる様という意味で」
「ひぃ……ああ……さ、さわ……」
「責めの対象となる、陰部を触っただけじゃないか!
どうしたんだ。
勝手に、足を台座からおろさないでくれるかね。
やれやれ。
先日、足を固定されるのは怖いなどと言っていたから、慈悲を見せてやろうと思っていたが、やはり拘束が必要という事のようだね。
暴れるなよ。
これ以上、僕の手を煩わせないでくれ」
「……エリオット……。
だって、こんなに足を大きく開かされて……膝のあたりを固定されて……今から、責められると思うと……私、怖い」
「夫である僕の事が、信じられないのか?
やれやれ。
君の計略を、皆乍ら打ち破り、降伏させた時、妻として、僕の軍事政権の為に、心身のすべてを捧げて寄与すると誓ってくれたじゃないか。
反逆者や、逆賊の尋問――その方法をさぐる為、協力してほしい。
僕にとって、女性は、妻であるアリス。君ただ一人なんだ。
激しく糾問しなければならない相手が、女の場合がある。それは配下の者に任せているが、さっきも言っただろう。
僕は、軍事政権の最高責任者として、采配を振る必要がある。
どういった方法が最適なのか、指示せねばならないのに、口を噤んだままでは、示しがつかないではないか。
だから、正妻でもあるアリス・ジールゲン大佐が、その身を献じる必要があるだろう。
夫である、このエリオット・ジールゲンの為にな」
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