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【閑話】ハウルによる人物紹介
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ごきげんよう。
この度、皆様をご紹介する名誉を賜りましたハウルでございます。よしなにどうぞ。
さて、まずは私が専属でお世話を担当しております主について。
【マリウス・ジュラ・シャパネ】 16歳
(腰まである銀髪・瞳はスカイブルー)
次話から3年生となり、生徒会長就任。
好きなものはラシュエル様。
趣味もラシュエル様…と、寵愛しております。
えぇ、寵愛が過ぎるのもどうかと心配しましたが、思いの外ラシュエル様もノリノリで対応されているようなので、懸念は無くなりました。
「ノリノリって…恥ずかしいっ!」
そんな恥ずかしがり屋のご婚約者様…
【ラシュエル・ノビエラ】 16歳
(緩いウェーブの金髪・瞳はピンクゴールド)
筆頭公爵家の長女
特技はマリウス様からの戯れ対応
王宮にお住まいになられてから、仕事以外では常にマリウス様が纏わりついておいでです。
「あれはもう病気だな、ラシュエル様病」
そんな不敬な事も平気で口にする男…
【サミュエル・ハントン】 24歳
(金に近い茶髪・瞳は濃い緑色)
侯爵家次男であり、王太子専属護衛騎士
マリウス様が5歳の頃から仕え、立太子と同時に専属となった有望株で、割りと女性から人気があるようです。
「確かに見目のいい方ですね」
冷静沈着なこの方は…
【アイシャ】 17歳
(茶髪・瞳は茶色)
マリウス様やラシュエル様と同級生であるが、年齢はひとつ上。平民が故に家名はなし。
予備院からの特待編入生で、聡明な娘さん。
非情な事件に巻き込まれてしまい心配しておりましたが、向上心が強く、先を見据えて勤しんでいると耳にしている。きっと、近い将来共に働けることでしょう。
「さすが私の親友だわ」
【メリンダ・バークレイ】 16歳
(髪はハニーゴールド・瞳は紫色)
非情な事件に巻き込まれ、学園を自主退学後に現在は南の修道院にて療養中。
元より聡明で美しい女性なことから、修道院や周囲の住民から慕われているそうです。
お怪我は全快されて、近頃は近隣の孤児院に赴いては子供達と駆けていらっしゃるとか…お元気そうで何よりでございます。
「あの時はラシュエルも心配で堪らなかった」
貴方様はラシュエル様が心配だったのでは?
「……ごほんっ。自分の紹介はすんだのか?」
あら、そうでございますわね。
【ハウル・コンタック】 43歳
(髪はパステルライトグリーン・瞳は黄色)
貧乏伯爵家の三女で、王太子専属メイド。
王宮メイド長でもあります。
実家の財政難により12歳より奉公に出まして、23歳から王宮に勤めるようになりました。
その後、マリウス様がお生まれになってから専属として仕えております。
ちなみに余談ですが、この国の制度としてメイドと侍女は役割が分担されております。
メイドは、主に身の回りのお世話や雑用をこなす仕事。例えば、部屋の維持や主人の湯浴み、身支度などですね。外出時に付き添うことはありません。
対して侍女は、主に対外的な対処や外出時の付き添いなどを仕事とします。私室の内外で常に付き添いますので、精神的な支えとなることも多いです。
メイドと侍女、それぞれに役割が分かれますのでどちらが上だとか下だとかはありませんが、メイド長を務める私は必要とあれば侍女の指導も致します。逆もまた然り。
さてさて。
今回はこんなところで宜しいですかね。
「おい!俺とフランチェスカを忘れるな!」
あ……
では、ダイジェストでどうぞ!
「おい!!!」
【デュスラン・ミラ・シャパネ】 35歳
言わずと知れた国王陛下 超愛妻家
【フランチェスカ・ミラ・シャパネ】 32歳
王国の絶対的な存在 王妃陛下
【チェルシー・ナンバレス】 16歳
侯爵家長女 母親はデュスランの妹
【エトワール・アリシア】 20歳
伯爵家長女 父親がノビエラ公爵の弟
【サラ】 28歳
ラシュエル付き侍女 元家なき子
そのほか、ご家族様などはまたの機会に。
この度、皆様をご紹介する名誉を賜りましたハウルでございます。よしなにどうぞ。
さて、まずは私が専属でお世話を担当しております主について。
【マリウス・ジュラ・シャパネ】 16歳
(腰まである銀髪・瞳はスカイブルー)
次話から3年生となり、生徒会長就任。
好きなものはラシュエル様。
趣味もラシュエル様…と、寵愛しております。
えぇ、寵愛が過ぎるのもどうかと心配しましたが、思いの外ラシュエル様もノリノリで対応されているようなので、懸念は無くなりました。
「ノリノリって…恥ずかしいっ!」
そんな恥ずかしがり屋のご婚約者様…
【ラシュエル・ノビエラ】 16歳
(緩いウェーブの金髪・瞳はピンクゴールド)
筆頭公爵家の長女
特技はマリウス様からの戯れ対応
王宮にお住まいになられてから、仕事以外では常にマリウス様が纏わりついておいでです。
「あれはもう病気だな、ラシュエル様病」
そんな不敬な事も平気で口にする男…
【サミュエル・ハントン】 24歳
(金に近い茶髪・瞳は濃い緑色)
侯爵家次男であり、王太子専属護衛騎士
マリウス様が5歳の頃から仕え、立太子と同時に専属となった有望株で、割りと女性から人気があるようです。
「確かに見目のいい方ですね」
冷静沈着なこの方は…
【アイシャ】 17歳
(茶髪・瞳は茶色)
マリウス様やラシュエル様と同級生であるが、年齢はひとつ上。平民が故に家名はなし。
予備院からの特待編入生で、聡明な娘さん。
非情な事件に巻き込まれてしまい心配しておりましたが、向上心が強く、先を見据えて勤しんでいると耳にしている。きっと、近い将来共に働けることでしょう。
「さすが私の親友だわ」
【メリンダ・バークレイ】 16歳
(髪はハニーゴールド・瞳は紫色)
非情な事件に巻き込まれ、学園を自主退学後に現在は南の修道院にて療養中。
元より聡明で美しい女性なことから、修道院や周囲の住民から慕われているそうです。
お怪我は全快されて、近頃は近隣の孤児院に赴いては子供達と駆けていらっしゃるとか…お元気そうで何よりでございます。
「あの時はラシュエルも心配で堪らなかった」
貴方様はラシュエル様が心配だったのでは?
「……ごほんっ。自分の紹介はすんだのか?」
あら、そうでございますわね。
【ハウル・コンタック】 43歳
(髪はパステルライトグリーン・瞳は黄色)
貧乏伯爵家の三女で、王太子専属メイド。
王宮メイド長でもあります。
実家の財政難により12歳より奉公に出まして、23歳から王宮に勤めるようになりました。
その後、マリウス様がお生まれになってから専属として仕えております。
ちなみに余談ですが、この国の制度としてメイドと侍女は役割が分担されております。
メイドは、主に身の回りのお世話や雑用をこなす仕事。例えば、部屋の維持や主人の湯浴み、身支度などですね。外出時に付き添うことはありません。
対して侍女は、主に対外的な対処や外出時の付き添いなどを仕事とします。私室の内外で常に付き添いますので、精神的な支えとなることも多いです。
メイドと侍女、それぞれに役割が分かれますのでどちらが上だとか下だとかはありませんが、メイド長を務める私は必要とあれば侍女の指導も致します。逆もまた然り。
さてさて。
今回はこんなところで宜しいですかね。
「おい!俺とフランチェスカを忘れるな!」
あ……
では、ダイジェストでどうぞ!
「おい!!!」
【デュスラン・ミラ・シャパネ】 35歳
言わずと知れた国王陛下 超愛妻家
【フランチェスカ・ミラ・シャパネ】 32歳
王国の絶対的な存在 王妃陛下
【チェルシー・ナンバレス】 16歳
侯爵家長女 母親はデュスランの妹
【エトワール・アリシア】 20歳
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【サラ】 28歳
ラシュエル付き侍女 元家なき子
そのほか、ご家族様などはまたの機会に。
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