20 / 291
一章
従業員ゲット
しおりを挟む
助けを求めて俺の宿にやってきたゴブリン三兄弟の話を聞いた俺とエリザは、すぐに彼らの住んでいたゴブリン集落に急行した。
駆けつけると、そこには夥しい数のゴブリンの死体が転がっていた。
「なんてことだ。こんなのってあんまりだ……」
その惨状を見た俺は大きなショックを受けた。全員がそうではないが、死体の中には俺の宿で食事をとってくれたお客様がいるだろう。
俺の宿を訪れていなくても、死んでいるゴブリンたちは潜在的なお客様であったはずだ。生きていれば俺の宿に訪れて食事をとってくれたかもしれない。そんな貴重で尊い存在だ。
お客様とお客様になったかもしれない存在が、大勢殺されていた。信じたくない光景である。
最近ゴブリンのお客様を呼び込もうとしても呼び込めなかったわけだ。だって全員死んでいたんだもの。呼び込めなくて当然だ。
「酷すぎる……なんてことだ……」
例えるならこうだ。住宅街の近くにお店を出店したと思ったら、その住宅街の住民が盗賊共に皆殺しにされたようなもんだ。こんな酷いことってない。
「誰だぁああ! ウチのお客様を皆殺しにしたのはぁあ!」
俺はいまだかつてないほど憤った。俺のお客様を殺しやがった連中を、俺の商売の邪魔をしやがった連中を、生かしてなどおけない。
「お前たちのせいか! 死ねやゴラァアア!」
「ひぃいい⁉」
元凶である盗賊共をボコボコにして、やっつけておいた。ついでに吸血も忘れずにやっておく。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【剣術】を獲得。
剣術:剣の扱いが巧みになる。
リーダー格の男からは、それなりに有用なスキルをゲットすることができた。
エリザも同じスキルをゲットできたようだから、暇な時に一緒に剣の稽古でもしてみるか。今まで肉体のみの力に頼って素手で戦ってたけど、武器を使って戦うことも覚えないとだしな。
――スキル【我慢】を獲得。
――スキル【起床】を獲得。
――スキル【睡眠】を獲得。
我慢:MPを消費して一時的に耐久ステータスを向上させる。
起床:寝起きがすっきりしやすくなる。
睡眠:睡眠時の回復効果がアップする。
リーダー以外の奴らからも、それなりに役立ちそうなスキルをゲットできた。
ゴブリン集落を壊滅させることができるほどの武装集団だけあって、これまでの人間とは違って有益なスキルを多数持っていたらしい。
そこそこの強さがある人間たちだからか、血はまあまあ美味かった。特にリーダーの男と一番若い奴の血が美味しかった。
みんなそれなりに美味い血だったので、全員ミイラになるまで吸って味わいたいところだったけど、十三人もいるから全員の血を楽しむことはできなかった。スキル【吸血】が発動するまで吸った後は、血が美味しくて生きている奴ら(リーダーと一番若い奴)だけ確保して、あとは捨ておくことにした。
死体だとどんどん鮮度が落ちて不味くなるからね。死体を保存しておいても意味はないのだ。
「ひぃっ、お、お助けください!」
「君たちは誰?」
「ご主人様、この集落のメスゴブリンちゃんたちみたいですね~」
盗賊共を討伐した後、集落の中を調べてみた。
集落の奥には、裸にひん剥かれた二十八名のゴブリン娘たちがいた。暴行されてはいなかった。
救出したゴブリン娘から聞いた話じゃ、盗賊たちはゴブリン娘を捕虜にして売り払う目的を持っていたみたいだな。盗賊たちは別の集落も襲ってたみたいだ。
まったくとんでもない奴らだな。ウチのお客様を皆殺しにするばかりか、その奥さんや娘さんを売り払おうとするなんて。即始末して正解だったぜ。
「君たち、俺のダンジョンに来る?」
「……はい。我々には他に生きていく術がありません」
「そうか。まあ悪いようにしないよ。これからよろしく」
稼ぎ手である男たちを失ったゴブリン娘たちはショックの余り、逃げ出すこともせず呆けていた。服を着ることもせず虚ろな目で呆けていた。ショックで何も手につかないって感じだった。
そのままじゃ生きていけなさそうだったので、ひとまず俺のダンジョンに匿うことにした。
別に境遇を哀れんだというわけではない。吸血鬼になった影響で、俺はそういった感情には疎いからね。勿論哀れみが完全にないというわけではないけどさ。
彼女たちを匿った第一の理由――それは、彼女たちがダンジョンに滞在してくれればマナ収入が発生するからだ。
彼女たちがダンジョンに定住してくれれば、彼女たちが死なない限り永続的にマナ収入が発生する。周辺のゴブリン集落が壊滅してゴブリンの数が激減した今、その収入はかなり貴重なものとなるはずだ。
というわけで、ゴブリン娘たちを助けたのは、完全に自己の利益に沿ったものである。
まあゴブリン娘たちからしたら悪い話じゃないだろう。善意に基づいたものではないが、人助け(いやゴブリン助けか?)には変わりない。言うなればビジネス人助けってところか。
「ゴブララと言います。こちらはゴブリリとゴブルルです」
助けたゴブリン娘の中には、元集落の長の娘である三姉妹がいた。上からゴブララ、ゴブリリ、ゴブルルという名前らしい。
他の娘たちより美しく身なりが整っていたのでもしやと思ったが、その三姉妹はやはり良い所の子だったみたいだな。
「君たち、美味しそうな娘だね。ちょっと味見してもいい?」
「……ご随意に」
「ありがとう。エリザ、食べよう」
「はーい」
ゴブリン三姉妹の血を吸わせてもらうと、かなり美味しかった。長の血を引いてて強い上に処女だったからかもしれない。
気に入ったので、その三姉妹は眷属にしてゴブリン娘たちのまとめ役にすることにした。元集落の長の娘ということから考えても、まとめ役は適任だろう。
ゴブリン娘全員を眷属にすれば反逆の心配がなくて楽だけど、そうなるとマナ収入がなくなってしまう。マナ収入がもらえるのは、眷属以外の生命体――つまりはダンジョン外部の存在が滞在した時のみだ。だから全員眷属にしちゃうとマナ収入がなくなってしまうのだ。
マナ収入が安定して稼げるようになれば、いずれは全員を眷属化させたいところだが、それはまだまだ先の話だな。ひとまずは、眷属化させるのは代表であるゴブララたちだけとした。
「とりあえず衣食住プラスアルファは必ず保障するから。ウチはホワイトな職場環境を目指してるからさ」
「ぷらすあるふぁ? ほわいと? よくわかりませんが、眷属となった以上、ヨミト様に尽くさせていただきます」
「うんうんよろしくね」
こうしてゴブリン三姉妹たちが眷属に加わった。
先に眷属化させたゴブリン三兄弟、それと眷属化させてないゴブリン娘たち二十五名。合計、三十一名のゴブリンが仲間に加わることとなった。
いずれもダンジョン防衛面では役に立たなさそうだが、マナ収入源、畑仕事、宿屋の裏方などでは大いに役に立ってくれるだろう。
可愛いゴブリンの味方が増えたな。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.35)
種族:吸血鬼
HP:203/203 MP:208/208
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】
駆けつけると、そこには夥しい数のゴブリンの死体が転がっていた。
「なんてことだ。こんなのってあんまりだ……」
その惨状を見た俺は大きなショックを受けた。全員がそうではないが、死体の中には俺の宿で食事をとってくれたお客様がいるだろう。
俺の宿を訪れていなくても、死んでいるゴブリンたちは潜在的なお客様であったはずだ。生きていれば俺の宿に訪れて食事をとってくれたかもしれない。そんな貴重で尊い存在だ。
お客様とお客様になったかもしれない存在が、大勢殺されていた。信じたくない光景である。
最近ゴブリンのお客様を呼び込もうとしても呼び込めなかったわけだ。だって全員死んでいたんだもの。呼び込めなくて当然だ。
「酷すぎる……なんてことだ……」
例えるならこうだ。住宅街の近くにお店を出店したと思ったら、その住宅街の住民が盗賊共に皆殺しにされたようなもんだ。こんな酷いことってない。
「誰だぁああ! ウチのお客様を皆殺しにしたのはぁあ!」
俺はいまだかつてないほど憤った。俺のお客様を殺しやがった連中を、俺の商売の邪魔をしやがった連中を、生かしてなどおけない。
「お前たちのせいか! 死ねやゴラァアア!」
「ひぃいい⁉」
元凶である盗賊共をボコボコにして、やっつけておいた。ついでに吸血も忘れずにやっておく。
――スキル【吸血】発動。経験値獲得。
――初めての対象であるのでボーナスを獲得。
――スキル【剣術】を獲得。
剣術:剣の扱いが巧みになる。
リーダー格の男からは、それなりに有用なスキルをゲットすることができた。
エリザも同じスキルをゲットできたようだから、暇な時に一緒に剣の稽古でもしてみるか。今まで肉体のみの力に頼って素手で戦ってたけど、武器を使って戦うことも覚えないとだしな。
――スキル【我慢】を獲得。
――スキル【起床】を獲得。
――スキル【睡眠】を獲得。
我慢:MPを消費して一時的に耐久ステータスを向上させる。
起床:寝起きがすっきりしやすくなる。
睡眠:睡眠時の回復効果がアップする。
リーダー以外の奴らからも、それなりに役立ちそうなスキルをゲットできた。
ゴブリン集落を壊滅させることができるほどの武装集団だけあって、これまでの人間とは違って有益なスキルを多数持っていたらしい。
そこそこの強さがある人間たちだからか、血はまあまあ美味かった。特にリーダーの男と一番若い奴の血が美味しかった。
みんなそれなりに美味い血だったので、全員ミイラになるまで吸って味わいたいところだったけど、十三人もいるから全員の血を楽しむことはできなかった。スキル【吸血】が発動するまで吸った後は、血が美味しくて生きている奴ら(リーダーと一番若い奴)だけ確保して、あとは捨ておくことにした。
死体だとどんどん鮮度が落ちて不味くなるからね。死体を保存しておいても意味はないのだ。
「ひぃっ、お、お助けください!」
「君たちは誰?」
「ご主人様、この集落のメスゴブリンちゃんたちみたいですね~」
盗賊共を討伐した後、集落の中を調べてみた。
集落の奥には、裸にひん剥かれた二十八名のゴブリン娘たちがいた。暴行されてはいなかった。
救出したゴブリン娘から聞いた話じゃ、盗賊たちはゴブリン娘を捕虜にして売り払う目的を持っていたみたいだな。盗賊たちは別の集落も襲ってたみたいだ。
まったくとんでもない奴らだな。ウチのお客様を皆殺しにするばかりか、その奥さんや娘さんを売り払おうとするなんて。即始末して正解だったぜ。
「君たち、俺のダンジョンに来る?」
「……はい。我々には他に生きていく術がありません」
「そうか。まあ悪いようにしないよ。これからよろしく」
稼ぎ手である男たちを失ったゴブリン娘たちはショックの余り、逃げ出すこともせず呆けていた。服を着ることもせず虚ろな目で呆けていた。ショックで何も手につかないって感じだった。
そのままじゃ生きていけなさそうだったので、ひとまず俺のダンジョンに匿うことにした。
別に境遇を哀れんだというわけではない。吸血鬼になった影響で、俺はそういった感情には疎いからね。勿論哀れみが完全にないというわけではないけどさ。
彼女たちを匿った第一の理由――それは、彼女たちがダンジョンに滞在してくれればマナ収入が発生するからだ。
彼女たちがダンジョンに定住してくれれば、彼女たちが死なない限り永続的にマナ収入が発生する。周辺のゴブリン集落が壊滅してゴブリンの数が激減した今、その収入はかなり貴重なものとなるはずだ。
というわけで、ゴブリン娘たちを助けたのは、完全に自己の利益に沿ったものである。
まあゴブリン娘たちからしたら悪い話じゃないだろう。善意に基づいたものではないが、人助け(いやゴブリン助けか?)には変わりない。言うなればビジネス人助けってところか。
「ゴブララと言います。こちらはゴブリリとゴブルルです」
助けたゴブリン娘の中には、元集落の長の娘である三姉妹がいた。上からゴブララ、ゴブリリ、ゴブルルという名前らしい。
他の娘たちより美しく身なりが整っていたのでもしやと思ったが、その三姉妹はやはり良い所の子だったみたいだな。
「君たち、美味しそうな娘だね。ちょっと味見してもいい?」
「……ご随意に」
「ありがとう。エリザ、食べよう」
「はーい」
ゴブリン三姉妹の血を吸わせてもらうと、かなり美味しかった。長の血を引いてて強い上に処女だったからかもしれない。
気に入ったので、その三姉妹は眷属にしてゴブリン娘たちのまとめ役にすることにした。元集落の長の娘ということから考えても、まとめ役は適任だろう。
ゴブリン娘全員を眷属にすれば反逆の心配がなくて楽だけど、そうなるとマナ収入がなくなってしまう。マナ収入がもらえるのは、眷属以外の生命体――つまりはダンジョン外部の存在が滞在した時のみだ。だから全員眷属にしちゃうとマナ収入がなくなってしまうのだ。
マナ収入が安定して稼げるようになれば、いずれは全員を眷属化させたいところだが、それはまだまだ先の話だな。ひとまずは、眷属化させるのは代表であるゴブララたちだけとした。
「とりあえず衣食住プラスアルファは必ず保障するから。ウチはホワイトな職場環境を目指してるからさ」
「ぷらすあるふぁ? ほわいと? よくわかりませんが、眷属となった以上、ヨミト様に尽くさせていただきます」
「うんうんよろしくね」
こうしてゴブリン三姉妹たちが眷属に加わった。
先に眷属化させたゴブリン三兄弟、それと眷属化させてないゴブリン娘たち二十五名。合計、三十一名のゴブリンが仲間に加わることとなった。
いずれもダンジョン防衛面では役に立たなさそうだが、マナ収入源、畑仕事、宿屋の裏方などでは大いに役に立ってくれるだろう。
可愛いゴブリンの味方が増えたな。
♦現在のヨミトのステータス♦
名前:ヨミト(lv.35)
種族:吸血鬼
HP:203/203 MP:208/208
【変化】【魅了】【吸血】【鬼語】【粗食】【獣の嗅覚】【獣の視覚】【獣の聴覚】【獣の味覚】【剣術】【我慢】【起床】【睡眠】
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない
仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。
トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。
しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。
先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました
夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。
スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。
ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。
驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。
※カクヨムで先行配信をしています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる