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三章
娼館(イースト村)
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「奇麗に片付いているね」
「ええ。一応定期的に掃除してますから。夏祭りの時期は繁忙期なので、臨時の人手を雇ってここに住んでもらっているんです。だからちゃんと手入れしておかないと」
「夏祭りなんてあるんだ?」
「はい。ギムコの草の刈り入れが終わった後ですね。収穫を祝うお祭りです」
「へー。機会があったら見てみたいもんだ」
「その時は是非ウチにいらしてくださいね。歓迎しますから」
そんな会話をしつつ、俺たちはブレンダに案内され、今日泊まる家の中を見て回った。トイレなどの設備を紹介される。裏手にある水場を使って水浴びをしていいそうだ。
スキル【洗浄】があるからこの寒い時期にわざわざ水浴びなんてする必要がないが、一応形だけでもしておくか。汚い身体のまま過ごしていると思われたら嫌だし。
「ではおやすみなさい」
「どうもありがとう」
案内を終えたブレンダが家を出ていく。庭を通って、勝手口から隣のパン屋の中に入っていった。
皿洗いをしていてこの場にいないパープルを除いた俺たちは、貸し与えられた一軒屋の縁側で寛ぐ。
「美味しいご飯だったけど、デザートでも食べたい気分だな」
「そうですねご主人様。私もあのブレンダという娘を見ていたら吸いたくなってきちゃいましたわ」
やることもなくなると、途端に吸血欲が湧いてきた。
エリザも同じ気持ちだったらしい。吸血鬼の身体は高性能だが、燃費が悪いのか結構お腹が空くのが早いな。
「今日一日中歩いて戦闘して疲れてるってのに、お前らはそればっかりかよ」
「ハハ、相変わらずですね」
「あんだけ動いてピンピンしてるなんて、アンタら、マジで化けもんだな」
俺たちの会話を聞いていたらしく、メリッサ、レイラ、ノビルに呆れられる。
「あわや馬小屋で夜を明かすことになるかもしれなかった俺たちを親切で泊めてくれたブレンダちゃんの血を無料で貰うのは、血も涙もない吸血鬼の俺でも流石に気が引けるなあ。レイラたちの血はこの前貰ったばかりだし、疲れてるそうだから血吸ったら健康に悪そうだし。どうしよっか」
エリザと吸血し合ってもいいが、それだとレベリング的な意味ではあんまり生産性がない。飲んだことのない血を飲んだ方が新規吸血ボーナスが入るのでレベリングの効率が良い。せっかく見知らぬ村に来たことだし、見知らぬ血を追い求めてみたいところだ。
「ご主人様、娼館にでも行くのはどうでしょう?」
悩む俺に、エリザがそんなことを言う。
そこらへんにいる村人から吸ってもいいが、吸血に夢中になっている間、人目につくと不味い。その点、娼館の個室にいる娼婦や客相手に吸血するならば人目につかない。
「ああ。それはいいかもしれないな。エネルギーに満ち溢れた連中からちょこっとエネルギーを頂くのは全然気が引けないし。でもこの村に娼館なんてあるの?」
「規模の大きい村ですからあると思いますわ。女を買う下郎はどこにでもいますので」
エリザの言う通り、ギルドがあるくらいの大きい村だから、探せば娼館の一つくらい見つかるだろう。そうと決まれば行くしかないな。
「それじゃ、俺とエリザはちょっと外に出てくるよ。夜遅くなるかもだけど、気にしないでね」
「へーへー。好きにしな吸血鬼さんよ。アタシらは軽く水浴びてとっとと寝るから」
メリッサがそんなことを言って肩を竦める。呆れた様子の一同に見送られ、俺とエリザは家を出た。
「お、やっぱりあったな娼館」
裏通りには、夜のお店が幾つかあった。その中で一番上品なお店(質の良い血液を持っていそうな娼婦がいる店)に、俺たちは目をつけた。
「どうする? 今回は金あるし、エリザも堂々と入るか?」
ミッドロウに拠点を構えることができたおかげで、前と違って金に余裕がある。前に娼館に潜入した時は俺一人が客となりエリザには隠れて潜入してもらっていたが、今はそんなことをしなくてもいい。
「ええ私もできるなら堂々と入りたいですわ。隠れて潜入するのは優雅ではありませんので」
「そっか。でも流石にそのままはなぁ。娼館に若い女の子が入るのは違和感あって目立つからな。もしエリザが娼婦だと思われちゃ面倒だし」
「では変身し直しますわ」
エリザは人気のない場所でスキル【変化】を使うと、若い男の姿に変身し直した。
「おー、イケメンだな」
金髪のめっちゃイケメン君が現れた。エリザちゃんならぬエリザ君。俺が女の子なら惚れちゃうくらいの色男だな。
「この男の状態では“ベート”と名乗ることにしますわ」
「エリザベートだからベート君ね。了解了解。それはそうと、その顔と声で女言葉喋ると気持ち悪いな」
「ふっ、ならこれでいいかなご主人様?」
「うん、そっちの方がしっくりくるね」
エリザ改めベート君と一緒に娼館に入っていく。
「お兄さん、私を指名して~」
「私よ私~」
「私が選ばれるんだから!」
店に入るなり、ベートは大人気となった。娼婦たちの目に入るなり、女たちがワッと押し寄せてくる。
ベートは、傍から見ればどこぞの貴族か商人の若旦那に思えなくもない。娼婦たちからしてみれば、上客がやって来たって感じなのかな。お近づきになるこのチャンスを絶対に逃さないぞって意気込んでる感じだね。
本当は男じゃなくて女の子なんですけどね。さらに言えば人間でもなくて吸血鬼なんですけどね。上客どころか血を貰いに来た悪魔だ。
そんなことは露知らず、娼婦たちは騒いでいた。
「しっ、あまり騒ぐといけないよ。子猫ちゃんたち」
「はーい」
ベートは女誑しのような口調で、騒ぎ立てる女たちを落ち着かせる。それから品定めするように視線を這わせていく。
傍から見れば、金持ってそうな色男が好色そうな目つきで女を品定めしているように見えるだろう。今晩相手にする女を選んでいるように見える。だがそれは違う。
あれは捕食者の目つきだ。美味しそうな血を持っていそうな子を吟味しているだけだな。同じ吸血鬼の俺にはわかるぞ。
「ご主人様、ナーナとヤオとココという娘がオススメです」
品定めを終えたベートが戻ってくる。俺の耳元に口を寄せると、そう教えてくれた。
「そっか。じゃあその三人を指名することにしよう」
「はいそうしましょう。きっと美味しいですよ」
「そいつは楽しみだな」
俺たちは軽く笑い合うと、女郎主の方に向かった。
「え、そっちの色男の旦那と一緒の部屋でいいのかい? それで三人の娘を指名するって?」
「ええ。よろしくです。追加で料金も払いますので」
「はぁそうかい。まあ別に金払ってくれるなら構わんが」
変わった注文をするもんだから、女郎主は戸惑っていた。
変な趣味を持った野郎たちがとんでもないことをやろうとしていると、そんな勘違いをしているようだな。まあ違う意味(吸血するという意味)で、とんでもないことではあるがな。
形だけ水浴びをした風を装い、俺たちは宛がわれた部屋へと向かった。
「ええ。一応定期的に掃除してますから。夏祭りの時期は繁忙期なので、臨時の人手を雇ってここに住んでもらっているんです。だからちゃんと手入れしておかないと」
「夏祭りなんてあるんだ?」
「はい。ギムコの草の刈り入れが終わった後ですね。収穫を祝うお祭りです」
「へー。機会があったら見てみたいもんだ」
「その時は是非ウチにいらしてくださいね。歓迎しますから」
そんな会話をしつつ、俺たちはブレンダに案内され、今日泊まる家の中を見て回った。トイレなどの設備を紹介される。裏手にある水場を使って水浴びをしていいそうだ。
スキル【洗浄】があるからこの寒い時期にわざわざ水浴びなんてする必要がないが、一応形だけでもしておくか。汚い身体のまま過ごしていると思われたら嫌だし。
「ではおやすみなさい」
「どうもありがとう」
案内を終えたブレンダが家を出ていく。庭を通って、勝手口から隣のパン屋の中に入っていった。
皿洗いをしていてこの場にいないパープルを除いた俺たちは、貸し与えられた一軒屋の縁側で寛ぐ。
「美味しいご飯だったけど、デザートでも食べたい気分だな」
「そうですねご主人様。私もあのブレンダという娘を見ていたら吸いたくなってきちゃいましたわ」
やることもなくなると、途端に吸血欲が湧いてきた。
エリザも同じ気持ちだったらしい。吸血鬼の身体は高性能だが、燃費が悪いのか結構お腹が空くのが早いな。
「今日一日中歩いて戦闘して疲れてるってのに、お前らはそればっかりかよ」
「ハハ、相変わらずですね」
「あんだけ動いてピンピンしてるなんて、アンタら、マジで化けもんだな」
俺たちの会話を聞いていたらしく、メリッサ、レイラ、ノビルに呆れられる。
「あわや馬小屋で夜を明かすことになるかもしれなかった俺たちを親切で泊めてくれたブレンダちゃんの血を無料で貰うのは、血も涙もない吸血鬼の俺でも流石に気が引けるなあ。レイラたちの血はこの前貰ったばかりだし、疲れてるそうだから血吸ったら健康に悪そうだし。どうしよっか」
エリザと吸血し合ってもいいが、それだとレベリング的な意味ではあんまり生産性がない。飲んだことのない血を飲んだ方が新規吸血ボーナスが入るのでレベリングの効率が良い。せっかく見知らぬ村に来たことだし、見知らぬ血を追い求めてみたいところだ。
「ご主人様、娼館にでも行くのはどうでしょう?」
悩む俺に、エリザがそんなことを言う。
そこらへんにいる村人から吸ってもいいが、吸血に夢中になっている間、人目につくと不味い。その点、娼館の個室にいる娼婦や客相手に吸血するならば人目につかない。
「ああ。それはいいかもしれないな。エネルギーに満ち溢れた連中からちょこっとエネルギーを頂くのは全然気が引けないし。でもこの村に娼館なんてあるの?」
「規模の大きい村ですからあると思いますわ。女を買う下郎はどこにでもいますので」
エリザの言う通り、ギルドがあるくらいの大きい村だから、探せば娼館の一つくらい見つかるだろう。そうと決まれば行くしかないな。
「それじゃ、俺とエリザはちょっと外に出てくるよ。夜遅くなるかもだけど、気にしないでね」
「へーへー。好きにしな吸血鬼さんよ。アタシらは軽く水浴びてとっとと寝るから」
メリッサがそんなことを言って肩を竦める。呆れた様子の一同に見送られ、俺とエリザは家を出た。
「お、やっぱりあったな娼館」
裏通りには、夜のお店が幾つかあった。その中で一番上品なお店(質の良い血液を持っていそうな娼婦がいる店)に、俺たちは目をつけた。
「どうする? 今回は金あるし、エリザも堂々と入るか?」
ミッドロウに拠点を構えることができたおかげで、前と違って金に余裕がある。前に娼館に潜入した時は俺一人が客となりエリザには隠れて潜入してもらっていたが、今はそんなことをしなくてもいい。
「ええ私もできるなら堂々と入りたいですわ。隠れて潜入するのは優雅ではありませんので」
「そっか。でも流石にそのままはなぁ。娼館に若い女の子が入るのは違和感あって目立つからな。もしエリザが娼婦だと思われちゃ面倒だし」
「では変身し直しますわ」
エリザは人気のない場所でスキル【変化】を使うと、若い男の姿に変身し直した。
「おー、イケメンだな」
金髪のめっちゃイケメン君が現れた。エリザちゃんならぬエリザ君。俺が女の子なら惚れちゃうくらいの色男だな。
「この男の状態では“ベート”と名乗ることにしますわ」
「エリザベートだからベート君ね。了解了解。それはそうと、その顔と声で女言葉喋ると気持ち悪いな」
「ふっ、ならこれでいいかなご主人様?」
「うん、そっちの方がしっくりくるね」
エリザ改めベート君と一緒に娼館に入っていく。
「お兄さん、私を指名して~」
「私よ私~」
「私が選ばれるんだから!」
店に入るなり、ベートは大人気となった。娼婦たちの目に入るなり、女たちがワッと押し寄せてくる。
ベートは、傍から見ればどこぞの貴族か商人の若旦那に思えなくもない。娼婦たちからしてみれば、上客がやって来たって感じなのかな。お近づきになるこのチャンスを絶対に逃さないぞって意気込んでる感じだね。
本当は男じゃなくて女の子なんですけどね。さらに言えば人間でもなくて吸血鬼なんですけどね。上客どころか血を貰いに来た悪魔だ。
そんなことは露知らず、娼婦たちは騒いでいた。
「しっ、あまり騒ぐといけないよ。子猫ちゃんたち」
「はーい」
ベートは女誑しのような口調で、騒ぎ立てる女たちを落ち着かせる。それから品定めするように視線を這わせていく。
傍から見れば、金持ってそうな色男が好色そうな目つきで女を品定めしているように見えるだろう。今晩相手にする女を選んでいるように見える。だがそれは違う。
あれは捕食者の目つきだ。美味しそうな血を持っていそうな子を吟味しているだけだな。同じ吸血鬼の俺にはわかるぞ。
「ご主人様、ナーナとヤオとココという娘がオススメです」
品定めを終えたベートが戻ってくる。俺の耳元に口を寄せると、そう教えてくれた。
「そっか。じゃあその三人を指名することにしよう」
「はいそうしましょう。きっと美味しいですよ」
「そいつは楽しみだな」
俺たちは軽く笑い合うと、女郎主の方に向かった。
「え、そっちの色男の旦那と一緒の部屋でいいのかい? それで三人の娘を指名するって?」
「ええ。よろしくです。追加で料金も払いますので」
「はぁそうかい。まあ別に金払ってくれるなら構わんが」
変わった注文をするもんだから、女郎主は戸惑っていた。
変な趣味を持った野郎たちがとんでもないことをやろうとしていると、そんな勘違いをしているようだな。まあ違う意味(吸血するという意味)で、とんでもないことではあるがな。
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