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四章
宿泊者名簿No.13 元毒蜘蛛構成員オージン3/5
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スキルを使いメグミンとアキを奴隷にし、牧場を手にすることができた。牧場を手に入れるだけでは飽き足らず、さらにはメグミンを俺の女にしてやった。
メグミンはガキのくせにすげえ色っぽい身体してて最高だった。あの女に似てて最高だったぜ。
(そろそろ正式に俺の嫁にするか)
そんなことを考えていた、ある夜のことだった。とんでもない事件が起きた。
「いやあっ、やめて!」
「やめろよ! お前!」
外で酒飲んで家に帰ってくると、メグミンのいつもいる部屋が騒がしかった。
(何の騒ぎだこりゃ)
何事かと思い、俺は現場へと急行した。
「いやあ!」
「メグミンだんの中に、入れる! 僕ちんの入れる!」
「やめろって言ってるだろ! やめ――がはっ!」
そこには衣服を剥ぎ取られたメグミン。それと彼女に圧し掛かろうとする我が不肖の息子バカンの姿があった。
アキとかいう少年が必死に止めようとしているが、バカンの馬鹿力には敵わず、ワンパンで吹き飛ばされていた。
「何をしているんだ!」
「あ、パパ」
相手が息子とはいえ、自分のお気に入りの女を襲われて黙っている俺ではない。厳しく叱りつけると、バカンは半べそを掻きながら訴えてきた。
「僕ぢんもパパみだいにズボズボしだいの~」
バカンは涙ながらにそんなことを言ってきた。
どうやらバカンは俺がメグミンとやっている現場をどこかで目撃したらしかった。それで自分もやりたいと思ったようだ。
(この子も不憫よな……)
バカンはオークみたいにブサイクなので当然の如く女と縁がない。女どころか男友達とも縁がない。頭が悪いのでまともに働けず娼婦を買うということもできない。
今までは女を抱くというそういう発想すらなかったようだが、俺がメグミンを抱いているのを見てそういった感情に遅ればせながら目覚めたようだった。
恐らく、このまま何もしなければ一生童貞確定だろう。男に生まれながら一度も女を抱けず死ぬなんて最悪だろう。
そう思うと、なんだか我が息子が哀れに思えてきた。
(遅ればせながら息子も色に目覚めたか。息子を男にしてやるか)
俺の見ていない所で余所の女を襲って面倒なことになるよりは、メグミンを宛がった方がいいかもしれん。
そう考え、俺はメグミンを息子に宛がうことにした。と同時、メグミンを後妻にするという考えを改めた。息子の嫁にしてやろうと思った。
「よしわかった。いいぞバカン」
「パパ本当!?」
「ああ。ただし、メグミン以外とそういうことやっちゃダメだぞ。パパとちゃんと約束できるならやってもいいぞ」
「わがっだ! やぐぞぐする!」
バカンは無邪気に喜んでいた。世話のかかる馬鹿息子だが、やはり我が子は可愛いもんだな。
「メグミン、抵抗はするなよ。バカンの思うがままされなさい」
「いやっ、そんなのっ、絶対に――はい」
俺が命令すると、メグミンは抵抗をやめた。彼女の顔が今までにないくらい絶望色で染まったのが面白かった。
そして息子は男になった。子が大人の階段を上るというのは、親としても嬉しいものだな。
「メグミン……うぅ……」
アキ少年は泣き崩れていた。どうやら少年はメグミンに恋心を抱いているらしいことが態度からわかった。
悔しさに泣き崩れるアキ少年が余りにも哀れだったので、この少年にも大人の階段を上らせてやろうかとしたのだが、どうやら少年は生まれながらに不能らしかった。
バッドスキル【病弱】というものを持ち、なんとか生きていくだけで精一杯らしく、子作りなど考えられない身体だったようだ。なんとも哀れなことだ。
まあそれも運命だろうな。
我が息子以上に哀れな運命を辿っている人間がいると思うと、なんとなく安心感があった。我が息子はこの少年より恵まれた人生を送っていると思うと、親として安心感に浸れたのだった。
メグミンはガキのくせにすげえ色っぽい身体してて最高だった。あの女に似てて最高だったぜ。
(そろそろ正式に俺の嫁にするか)
そんなことを考えていた、ある夜のことだった。とんでもない事件が起きた。
「いやあっ、やめて!」
「やめろよ! お前!」
外で酒飲んで家に帰ってくると、メグミンのいつもいる部屋が騒がしかった。
(何の騒ぎだこりゃ)
何事かと思い、俺は現場へと急行した。
「いやあ!」
「メグミンだんの中に、入れる! 僕ちんの入れる!」
「やめろって言ってるだろ! やめ――がはっ!」
そこには衣服を剥ぎ取られたメグミン。それと彼女に圧し掛かろうとする我が不肖の息子バカンの姿があった。
アキとかいう少年が必死に止めようとしているが、バカンの馬鹿力には敵わず、ワンパンで吹き飛ばされていた。
「何をしているんだ!」
「あ、パパ」
相手が息子とはいえ、自分のお気に入りの女を襲われて黙っている俺ではない。厳しく叱りつけると、バカンは半べそを掻きながら訴えてきた。
「僕ぢんもパパみだいにズボズボしだいの~」
バカンは涙ながらにそんなことを言ってきた。
どうやらバカンは俺がメグミンとやっている現場をどこかで目撃したらしかった。それで自分もやりたいと思ったようだ。
(この子も不憫よな……)
バカンはオークみたいにブサイクなので当然の如く女と縁がない。女どころか男友達とも縁がない。頭が悪いのでまともに働けず娼婦を買うということもできない。
今までは女を抱くというそういう発想すらなかったようだが、俺がメグミンを抱いているのを見てそういった感情に遅ればせながら目覚めたようだった。
恐らく、このまま何もしなければ一生童貞確定だろう。男に生まれながら一度も女を抱けず死ぬなんて最悪だろう。
そう思うと、なんだか我が息子が哀れに思えてきた。
(遅ればせながら息子も色に目覚めたか。息子を男にしてやるか)
俺の見ていない所で余所の女を襲って面倒なことになるよりは、メグミンを宛がった方がいいかもしれん。
そう考え、俺はメグミンを息子に宛がうことにした。と同時、メグミンを後妻にするという考えを改めた。息子の嫁にしてやろうと思った。
「よしわかった。いいぞバカン」
「パパ本当!?」
「ああ。ただし、メグミン以外とそういうことやっちゃダメだぞ。パパとちゃんと約束できるならやってもいいぞ」
「わがっだ! やぐぞぐする!」
バカンは無邪気に喜んでいた。世話のかかる馬鹿息子だが、やはり我が子は可愛いもんだな。
「メグミン、抵抗はするなよ。バカンの思うがままされなさい」
「いやっ、そんなのっ、絶対に――はい」
俺が命令すると、メグミンは抵抗をやめた。彼女の顔が今までにないくらい絶望色で染まったのが面白かった。
そして息子は男になった。子が大人の階段を上るというのは、親としても嬉しいものだな。
「メグミン……うぅ……」
アキ少年は泣き崩れていた。どうやら少年はメグミンに恋心を抱いているらしいことが態度からわかった。
悔しさに泣き崩れるアキ少年が余りにも哀れだったので、この少年にも大人の階段を上らせてやろうかとしたのだが、どうやら少年は生まれながらに不能らしかった。
バッドスキル【病弱】というものを持ち、なんとか生きていくだけで精一杯らしく、子作りなど考えられない身体だったようだ。なんとも哀れなことだ。
まあそれも運命だろうな。
我が息子以上に哀れな運命を辿っている人間がいると思うと、なんとなく安心感があった。我が息子はこの少年より恵まれた人生を送っていると思うと、親として安心感に浸れたのだった。
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