Destiny −微睡む夢に、重なる想い−【第一部】

~Reincarnation~
古(いにしえ)の時代。ただ、そこに在るだけで希望と再生の象徴となった花があった。
「たとえ、この身は滅びようとも、魂に刻んだ想いは決して色褪せない」
朝夕の生の営みによって聖花と崇められた睡蓮。死者に捧げられた清浄な花は思慕と怨嗟を同時に孕み、宿命の糸に絡まった念が連綿と継がれゆく。

「永遠の愛を、あなただけに」
古代エジプトの少年王トゥト・アンク・アメンと彼の妻を起源とする愛執話譚。果てなき業を、再生の象徴・睡蓮が昇華する。
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