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第2章
第11話 承認という麻薬
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史究会で会誌の発行が決まった翌週。考古学研究会でも同じように学園祭に向けたミーティングが開かれた。
「今日は、秋の学祭に向けて企画案を検討したいと思います。昨年は研究内容の展示と会誌の発行。それと、縄文原体の制作体験でした。今年はこんなものやりたいなっていう案はありますか?」
会長の宍戸が会員に意見を求めるが、そう簡単に手は上がらない。
「まあ、いきなり言われても困ると思いますので、意見が出しやすいようにグループを分けておきました。今から各班の名簿を読み上げるので、担当の役員の所へ集まってください。じゃあ、三年から……」
話し合いを効率的に進めるために、事前に役員たちで打ち合わせをしていたようだ。会の全員が各役員の班に振り分けられ、僕と真木は刈谷の班に組み込まれた。全員と仲良くなれているわけではないので真木と同じ班なのは助かった。
最後の学生の班が読み上げられ、全員が一斉に動き出す。僕たちも刈谷の近くへ移動した。同じ班の学生が皆集まったところで、刈谷がミーティングを開始する。
「あい、それじゃあ、刈谷班のミーティング始めます。まずは昨年の企画の検討からかな。二年生以上の方たちは、昨年の企画どうでしたか?」
刈谷が的を絞って話を振り、意見を強制的に出させる。
「まあ、地味だったよな。縄文原体ってただの縄だし」
「研究展示もな。ああいうのって誰も面白くないだろ」
「全然知らないような話を書いた模造紙みせられてもな」
意外と辛辣な意見が飛び交う中、それらの意見を受けて刈谷も続ける。
「そうですね、文系サークルの展示は不人気と相場は決まっていますからね。せめて展示企画をもう少しお客に寄せてみますか?」
「うーん、寄せるって言ったってな」
上級生たちを中心に話し合いが始まった。来客に寄せた展示と言っても、なかなか難しい。警備の関係で実際の遺物の展示はできないし、予算も多くはない。
「うーん、一年生はなんか案ある? 神原は?」
突然の指名でギョッとしていると、班の会員たちの注目が集まってきた。発言しないわけにはいかなさそうだ。震えそうになる体を抑えるため、椅子の座面の端をぐっと強く掴む。
「た、たとえば、学園祭には近隣の方もいらっしゃると思うので、近郊のあまり知られていない遺跡を集めて展示をするというのはどうでしょう。地方の博物館ではよくある企画展ですし、フィールドワークで撮った写真も使えます」
とにかく何かを言わなければと思って、当たり障りのない、でも大きく外すこともなさそうな案を口にした。
「いいかもな。確かに展示としてはよくあるけど、うちではやってなかったかも」
刈谷の反応は悪くなさそうだ。
「そうだね、室内で涼むついでに見ていく子供連れも多いから、このくらい取っつきやすくて簡単なテーマのほうがいいかも」
「写真あるなら見栄えしそうだし」
意外にも、刈谷班の意見は僕の提案した企画に傾いた。抜群の企画ではないが、他に案もないし、適当な提案に飛びついたのだろう。
そのまま刈谷班の企画案は、『市内の忘れられた遺跡』に決まった。
「よし、これでいこう。地味だけど堅実、悪くないな」
刈谷が班でのミーティング内容をまとめる。
「よかったな、神原。お前の案、通ったじゃん。やるなー」
真木がニヤッと笑いながら言った。
「よくある企画だからやりやすいだけだよ」
自分の案が採用されて口元が緩みそうなのを隠しながら、謙遜して答えた。
他の班のミーティングも程なく終わり、すぐに各班の企画案が宍戸のもとに集められ、全体での企画会議が始まった。
「それでは、以上の提案された企画のなかから、実際に行うものを投票で決めようと思います。まずは——」
宍戸の司会で各班の企画案が読み上げられ、挙手での投票が行われた。
十種類ほどの案の中で、実際に行われる企画として、得票数の多かった上位三案が選ばれた。一つは『学生が選ぶ!変わり種・面白遺物展』おかしな形の出土品の写真資料を展示するらしい。二つ目は『古代の食生活体験コーナー』縄文人が食べていたという「どんぐりクッキー」の試食体験をやるとのこと。
そして、最後は『市内の忘れられた遺跡特集!』に決まった。
その事実が、じわじわと体の芯を温めていく。
高校時代、たった一言「そうなんだ」で切り捨てられた自分が、今、この集団の中で認められている。脳が痺れるような、生まれて初めて味わう感覚に、つい口角が上がってしまうのを止められなかった。
「では、以上の三つを企画展とします。この他、例年通りの活動報告展示も行いますので、よろしくお願いします。担当は提案してくれたグループを中心に振り分けますので、各班協力して準備を進めてください」
宍戸の説明通り、刈谷班は全員、市内の遺跡担当に振り分けられた。
その振り分けを受けて、改めて刈谷班として集められたとき、刈谷は上機嫌な様子で僕に笑いかけた。
「おう、神原。企画、選ばれたな。俺の班から出た企画が通って良かったよ」
「ありがとうございます。刈谷さんがまとめてくれたからだと思います」
「こいつ、おべっか使いやがって。麻雀では容赦しないくせに」
刈谷が嬉しそうな笑顔で僕の髪をグシャグシャにしてきた。
「へへ、それとこれとは別ですから」
僕も笑って答えた。
「ただ、学祭はここからがなー。しかも、今年は飲食が入ったから、申請書とか検査とか余計に面倒になるぞ」
刈谷が腕を組み、面倒くさそうな顔をする。
「食中毒とか怖いですもんね」
「そう、俺、副会長だし、班の展示になかなか手が回らないかもしれないな。その時は、神原、よろしく頼むぞ」
「えっ、俺ですか?」
あまりに唐突な振りに驚き、刈谷に聞き返した。
「お前の案だろ、最後まで頑張れよ」
刈谷の有無を言わさぬ雰囲気に「……わかりました」と引き受けてしまった。
でも、これは引き受けなければいけない気もしていた。空気の僕が存在感を発揮するには、これくらいはやらなければならない。
「まあ、基本的な仕切りは俺がやるから。細かいところはよろしくな」
「はい」
企画の提案はしたし、まとめ役を引き受けもしたが、上手く展示にできる自信は全く無い。先輩たちをまとめるのも無理だ。
「ということで、刈谷班は夏休み前に一度個別のミーティングを開きたいと思います。追って日程と場所はメールするので、参加できる人はしてください。じゃあ、今日はこれで」
会の終わり際、他の上級生たちは、口々に協力を約束してくれた。実際にどの程度動いてくれるのかはわからない、それでも、一年生がまとめ役をやることに反感を持たれなかっただけでも救いだろう。
だが、やはり僕にそのような大役が務まるとは思えない。刈谷に言われ、つい引き受けてしまったものの、基本的に人とのコミュニケーションが苦手な人間には土台無理な話だ。
そんなことが上手くこなせるなら、高校での三年間を一人図書室で過ごしたりはしなかっただろう。
「神原。まとめ役にされちゃったな。不安が顔から滲み出てるぞ」
会からの帰り道、見透かしたように笑いながら、真木が冷やかしてくる。
「そりゃそうだよ。だって三年生とか先輩たちがいるのに、なんで俺なのさ」
「しょうがないだろ、お前が提案した企画なんだから。それに上級生も協力してくれるって言ってただろ」
「そうだけどさ……」
「なんとかなるって、俺も同じ班なんだしさ。ちゃんと手伝うから」
確かに、いま気軽に頼ることができるのは真木だけだ。同じ班だったのは本当に心強く思っている。
「まあ、言われたらやるしかないよね」
真木に返事をしたというよりも、自分の中の覚悟を決めるつもりで答えた。
「そうそう、もう、どうしようもないんだから頑張ろうぜ」
僕は不安が拭いきれないまま「やってみるよ」と真木に返事をした。この日は、大学近くの牛丼チェーンで真木と二人、簡単に夕食を摂って解散となった。
「今日は、秋の学祭に向けて企画案を検討したいと思います。昨年は研究内容の展示と会誌の発行。それと、縄文原体の制作体験でした。今年はこんなものやりたいなっていう案はありますか?」
会長の宍戸が会員に意見を求めるが、そう簡単に手は上がらない。
「まあ、いきなり言われても困ると思いますので、意見が出しやすいようにグループを分けておきました。今から各班の名簿を読み上げるので、担当の役員の所へ集まってください。じゃあ、三年から……」
話し合いを効率的に進めるために、事前に役員たちで打ち合わせをしていたようだ。会の全員が各役員の班に振り分けられ、僕と真木は刈谷の班に組み込まれた。全員と仲良くなれているわけではないので真木と同じ班なのは助かった。
最後の学生の班が読み上げられ、全員が一斉に動き出す。僕たちも刈谷の近くへ移動した。同じ班の学生が皆集まったところで、刈谷がミーティングを開始する。
「あい、それじゃあ、刈谷班のミーティング始めます。まずは昨年の企画の検討からかな。二年生以上の方たちは、昨年の企画どうでしたか?」
刈谷が的を絞って話を振り、意見を強制的に出させる。
「まあ、地味だったよな。縄文原体ってただの縄だし」
「研究展示もな。ああいうのって誰も面白くないだろ」
「全然知らないような話を書いた模造紙みせられてもな」
意外と辛辣な意見が飛び交う中、それらの意見を受けて刈谷も続ける。
「そうですね、文系サークルの展示は不人気と相場は決まっていますからね。せめて展示企画をもう少しお客に寄せてみますか?」
「うーん、寄せるって言ったってな」
上級生たちを中心に話し合いが始まった。来客に寄せた展示と言っても、なかなか難しい。警備の関係で実際の遺物の展示はできないし、予算も多くはない。
「うーん、一年生はなんか案ある? 神原は?」
突然の指名でギョッとしていると、班の会員たちの注目が集まってきた。発言しないわけにはいかなさそうだ。震えそうになる体を抑えるため、椅子の座面の端をぐっと強く掴む。
「た、たとえば、学園祭には近隣の方もいらっしゃると思うので、近郊のあまり知られていない遺跡を集めて展示をするというのはどうでしょう。地方の博物館ではよくある企画展ですし、フィールドワークで撮った写真も使えます」
とにかく何かを言わなければと思って、当たり障りのない、でも大きく外すこともなさそうな案を口にした。
「いいかもな。確かに展示としてはよくあるけど、うちではやってなかったかも」
刈谷の反応は悪くなさそうだ。
「そうだね、室内で涼むついでに見ていく子供連れも多いから、このくらい取っつきやすくて簡単なテーマのほうがいいかも」
「写真あるなら見栄えしそうだし」
意外にも、刈谷班の意見は僕の提案した企画に傾いた。抜群の企画ではないが、他に案もないし、適当な提案に飛びついたのだろう。
そのまま刈谷班の企画案は、『市内の忘れられた遺跡』に決まった。
「よし、これでいこう。地味だけど堅実、悪くないな」
刈谷が班でのミーティング内容をまとめる。
「よかったな、神原。お前の案、通ったじゃん。やるなー」
真木がニヤッと笑いながら言った。
「よくある企画だからやりやすいだけだよ」
自分の案が採用されて口元が緩みそうなのを隠しながら、謙遜して答えた。
他の班のミーティングも程なく終わり、すぐに各班の企画案が宍戸のもとに集められ、全体での企画会議が始まった。
「それでは、以上の提案された企画のなかから、実際に行うものを投票で決めようと思います。まずは——」
宍戸の司会で各班の企画案が読み上げられ、挙手での投票が行われた。
十種類ほどの案の中で、実際に行われる企画として、得票数の多かった上位三案が選ばれた。一つは『学生が選ぶ!変わり種・面白遺物展』おかしな形の出土品の写真資料を展示するらしい。二つ目は『古代の食生活体験コーナー』縄文人が食べていたという「どんぐりクッキー」の試食体験をやるとのこと。
そして、最後は『市内の忘れられた遺跡特集!』に決まった。
その事実が、じわじわと体の芯を温めていく。
高校時代、たった一言「そうなんだ」で切り捨てられた自分が、今、この集団の中で認められている。脳が痺れるような、生まれて初めて味わう感覚に、つい口角が上がってしまうのを止められなかった。
「では、以上の三つを企画展とします。この他、例年通りの活動報告展示も行いますので、よろしくお願いします。担当は提案してくれたグループを中心に振り分けますので、各班協力して準備を進めてください」
宍戸の説明通り、刈谷班は全員、市内の遺跡担当に振り分けられた。
その振り分けを受けて、改めて刈谷班として集められたとき、刈谷は上機嫌な様子で僕に笑いかけた。
「おう、神原。企画、選ばれたな。俺の班から出た企画が通って良かったよ」
「ありがとうございます。刈谷さんがまとめてくれたからだと思います」
「こいつ、おべっか使いやがって。麻雀では容赦しないくせに」
刈谷が嬉しそうな笑顔で僕の髪をグシャグシャにしてきた。
「へへ、それとこれとは別ですから」
僕も笑って答えた。
「ただ、学祭はここからがなー。しかも、今年は飲食が入ったから、申請書とか検査とか余計に面倒になるぞ」
刈谷が腕を組み、面倒くさそうな顔をする。
「食中毒とか怖いですもんね」
「そう、俺、副会長だし、班の展示になかなか手が回らないかもしれないな。その時は、神原、よろしく頼むぞ」
「えっ、俺ですか?」
あまりに唐突な振りに驚き、刈谷に聞き返した。
「お前の案だろ、最後まで頑張れよ」
刈谷の有無を言わさぬ雰囲気に「……わかりました」と引き受けてしまった。
でも、これは引き受けなければいけない気もしていた。空気の僕が存在感を発揮するには、これくらいはやらなければならない。
「まあ、基本的な仕切りは俺がやるから。細かいところはよろしくな」
「はい」
企画の提案はしたし、まとめ役を引き受けもしたが、上手く展示にできる自信は全く無い。先輩たちをまとめるのも無理だ。
「ということで、刈谷班は夏休み前に一度個別のミーティングを開きたいと思います。追って日程と場所はメールするので、参加できる人はしてください。じゃあ、今日はこれで」
会の終わり際、他の上級生たちは、口々に協力を約束してくれた。実際にどの程度動いてくれるのかはわからない、それでも、一年生がまとめ役をやることに反感を持たれなかっただけでも救いだろう。
だが、やはり僕にそのような大役が務まるとは思えない。刈谷に言われ、つい引き受けてしまったものの、基本的に人とのコミュニケーションが苦手な人間には土台無理な話だ。
そんなことが上手くこなせるなら、高校での三年間を一人図書室で過ごしたりはしなかっただろう。
「神原。まとめ役にされちゃったな。不安が顔から滲み出てるぞ」
会からの帰り道、見透かしたように笑いながら、真木が冷やかしてくる。
「そりゃそうだよ。だって三年生とか先輩たちがいるのに、なんで俺なのさ」
「しょうがないだろ、お前が提案した企画なんだから。それに上級生も協力してくれるって言ってただろ」
「そうだけどさ……」
「なんとかなるって、俺も同じ班なんだしさ。ちゃんと手伝うから」
確かに、いま気軽に頼ることができるのは真木だけだ。同じ班だったのは本当に心強く思っている。
「まあ、言われたらやるしかないよね」
真木に返事をしたというよりも、自分の中の覚悟を決めるつもりで答えた。
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