江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

文字の大きさ
50 / 215

聖戦

しおりを挟む
 
 ・享禄五年(1532年) 二月  摂津国武庫郡 越水城  篠原長政


「若!お待ちくだされ!」
「じい!しつこいぞ!」
「追い回されたくなければ厨から盗んだ物を返しなされ!」
「嫌だね!この餅は儂が貰っていく!」

 ぬぅ……見失ったか。なんとも逃げ足の速い。
 やれやれ、千熊丸様は快活なのは良いが儂の言葉を少しも聞いて下さらんのが珠に疵だ。今年は食料が不足している故、勝手に厨から食い物を持ち出されては困るのだが。
 堺から若君様方や奥方様を越水城にお迎えしたが、弟君達のお手本にならねばならぬ千熊丸様があのご様子では先々が思いやられる。
 まったく困ったものだ。


「大和守様、こちらに居られましたか」
「ん?源八か。一体どうした?」
「筑前守様がお呼びでございます」
「殿が……わかった。すぐに参る」

 一体何事かと思い殿の居室に向かうと、殿が坊主頭を揺らしながら書状を見ておられた。

「お呼びでしょうか」
「大和守か。千熊達は良く言うことを聞いておるか?」
「千満丸様や千々世様は素直に聞き分けて頂けますが、千熊様は某のことをからかっておいでです」
「うわっはっはっは。さすがの大和守も幼子に掛かっては形無しだな」
「笑いごとではございません。快活なのは良いですが、某の言うことも少しは聞き分けて頂かねば」
「ははは。ま、あまり固いことを言うな。ああ見えてお主のおかげで子らは伸びやかに育っておる」

 だといいが。あのご様子では儂のことを舐めておられるのではないかと心配になる。

「ところで、御用の向きはどういったことで?」
「おう、そうだった。これを見るが良い」

 殿から書状を受け取って中を読み進める。
 ……ふむ。畠山上総介様(畠山義たか)が飯盛山城の木沢を攻めるか。河内奉行人の木沢左京亮(木沢長政)は畠山家臣でありながら近頃細川六郎様に接近し、今や主家を凌ぐほどの勢威を誇っている。それに、南河内や紀伊を抑える畠山尾張守様(畠山稙長)は最初から堺方とは対立姿勢を鮮明にしているし、上総介様は北河内を木沢から取り返さなければ堺方にあっても拠って立つご領地が無いままに六郎様のお側衆で終わらざるを得なくなる。
 上総介様も何とか勢威を回復させようと必死なのであろうな。

「飯盛山攻めに援軍を願うとありますが、行かれるおつもりですか?」
「うむ。上総介様直々の頼みとあれば断れまいよ。本音を言えば、これ以上堺方で儂の味方をしてくれる者を減らすわけにはいかんしな。それに、木沢は六郎様に接近して主家をないがしろにしておる。このまま見過ごすわけにもいかん」
「しかし、讃岐守様(細川持隆)からはくれぐれも自重せよと……」
「心配はいらぬ。此度は上総介様の援軍として参るのだ。それに、もう頭に血を上らせることはない」

 まことに大丈夫なのであろうか。六郎様はまだ殿のことを明確に許すと仰せになったわけではないのだが……。

「それでな、儂が留守の間越水城をお主に任せたい。余人には任せられぬ。妻や子達も居ることだしな」
「それでは殿のお側で無茶をお留めする者が居りますまい」
「三好民部大輔(三好一秀)を連れて行く。それで納得せよ」

 やむを得ぬか。確かにこれ以上お味方を減らすわけにはいかん。上総介様は木沢憎しだけで殿のお味方をして下さっているのだから、その木沢を討つ軍に反対すれば上総介様まで殿のお味方を離れよう。そうなれば、殿の味方は讃岐守様ただお一人になってしまう。

 民部殿にくれぐれも殿が表立って動かれることの無いように注意してもらおう。



 ・享禄五年(1532年) 二月  摂津国武庫郡 越水城  三好千熊丸


 ……なんとか撒いたな。まったく、じいはしつこい。餅の一つくらいケチケチせずに食わせてくれてもいいだろうに。
 よし、居室の周りにもはじいは居ないな。

「戻ったぞ」
「兄上!じいが血相を変えて探し回っていましたよ」
「おう。じいは撒いた。儂のすばしっこさには勝てぬようだぞ」

 弟の千満丸に懐から取り出した二つの餅を見せる。

「ほら、これを厨からかっぱらってきた。二人で食べよう」
「わ!餅だ!……いいのですか?今年は食べ物が少なくなっているとじいからは聞かされていますが」
「なに、少しくらい構わんだろう。お前が要らないと言うのなら儂が一人で食べるぞ」
「ああ、食べます食べます」

 素直にそう言えばいいのだ。
 さて、火鉢に餅を埋めて焼けるまでしばらく待とう。

 火鉢の灰の中に埋めると餅がゆっくりと柔らかくなっていく。ここの所粟粥と魚の干物ばかりで米が食えていないから、久々の餅は楽しみだ。
 食い物が少なくなっても腹は減るのだから、人とは不便なものだな。

「そういえば、先ほどから城内が慌ただしいですね」

 千満丸の言葉に周囲に聞き耳を立てる。確かに鎧や槍を用意するような音が先ほどからあちこちで聞こえるな。

「また父上が戦に行かれるのかもしれん」
「大丈夫なのでしょうか。父上は六郎様からお叱りを受けて頭を丸められたと聞きます。今戦をして六郎様からさらに叱られることはないのでしょうか?」
「それならばじいが命に代えても止めるだろう。じいが同意したのなら大丈夫だ」

 そうだ。篠原のじいは頑固一徹で時には父上の命すら聞き入れない程だと聞いた。そのじいが同意するのならば大丈夫に決まっている。

「何の心配もないさ」

 千満丸がじっと火鉢を見つめている。心配なのだろうか。でも、儂らにはそのような難しいことは分からん。じいと父上に任せておくしかない。

「心配か?千満丸」
「ええ……さっきから餅がだいぶ……」

 ん?おお、餅が大きく膨らんで来ていたか。柔らかい部分に灰が付いたら台無しだ。

「あっちっちっち」
「兄上、大丈夫ですか?」
「心配ない。さ、食おう」



 ・享禄五年(1532年) 三月  摂津国堺 金蓮寺  細川晴元


 筑前守め。何一つ反省しておらぬではないか。
 儂の甚次郎を討ち取った詫び言の、その舌の根も乾かぬうちに次は木沢を攻めるとは。あの者は儂のことを何一つ重んじておらぬ。儂の意向を何一つ尊重しようとせぬ。
 道永(細川高国)を撃退した時は確かにあ奴だけが頼りと思いもしたが、こうなってみるとあ奴は儂を凌ごうとしておるのやもしれん。

 冗談ではないぞ!儂は細川京兆家の家督を継ぐ男だ。天下に号令する男だ。三好筑前如きに凌がれてたまるか!

「越後守(三好政長)、伊賀守(茨木長隆)、筑前を止める手立てはないのか?あ奴は儂の言うことを一つも聞こうとせぬ。これ以上放ってはおけん」
「左様、これは由々しき事態です。木沢殿は六郎様の忠臣となる者でございます。いかに木沢殿の御主君からの依頼とはいえ、殿に断りも無しに木沢殿を攻めるなど言語道断にございます」
「わかっておるのなら何とかせい。越後守はあの男の一族であろう」
「宗家ではありますが、某の忠告などどこ吹く風でござる。宗家の権威を笠に着て分家の某を侮っておりますれば」

 ええい、この男も役に立たん男だな。何か筑前めに思い知らせる手はないのか。

「ですが、某に一つ腹案がございます」

 ん?越後守が腹案だと?

「一体どんな案だ?話してみよ」
「は。されば、元々木沢殿が畠山を見限って殿に誼を通じられた裏には本願寺証如殿の仲介がございました。そのことが上総介様の飯盛山攻めの遠因になっていることも鑑みれば、本願寺にもこのことを厳しく秘匿せなんだ罪がございましょう」
「本願寺の非を鳴らしてどうする?寺を敵に回しても意味はあるまい。厄介事が増えるだけだ」
「敵に回すのは六郎様ではなく筑前殿でございます」

 ほう……。要するに非を鳴らすのではなく協力を仰ぐということか。

「……本願寺に筑前を討たせる。と、そういうことだな?」
「左様でございます。茨木殿の縁者には確か本願寺坊官の下間氏との縁がございましたな」

「は。確かに我が分家の茨木近江守の娘が下間頼善に嫁いでおります。その子の頼慶は今や現法主の証如殿の側近く仕えておったかと」

 茨木伊賀守めが突然に話を振られて驚いた顔をしておるわ。
 だが、本願寺か……悪くない。本願寺の抱える一向宗を我が軍勢と出来るならば、筑前などに頼らずとも良くなろうな。

「しかし、本願寺が動くか?あ奴らは三法令によって武家の戦に介入しないと宣言しておるが」
「左様。武家の戦には介入いたしませぬ。ですが、筑前は熱烈な法華信徒でございます」
「ふむ。法華の徒を討つ為に協力せよということにするのか」

 越後守が静かに頭を下げる。
 この男、なかなか面白いことを考えるものだな。

「何が望みだ?」
「叶いますれば、筑前亡き後の河内十七箇所の代官職は某に下されたく」

 ふふふ。領地を得る為に本家を切り捨てるか。面白い。

「いいだろう。見事筑前を討ち取ったならば、河内十七箇所はそなたのものだ」
「有難き幸せにございます」
「ただし、儂への忠誠を欠かしてはならんぞ。そうでなければ、次は三好越後守を討てと言わざるを得なくなる」
「無論にございます。武士の基本は御恩と奉公。信義だ何だと唱えてその原則を忘れた筑前殿の末路は、いわば自業自得にございましょう。某は六郎様から被った御恩を終生忘れることはございません」

 ふむ。良いぞ。良いぞ。それでこそ忠臣よ。

「伊賀守は京の公方様へ使者として赴くが良い。用件は儂の文を届けることだ。和議を結びたいと申し込む。そのに山科本願寺にでも行って懐かしい縁者を訪ねると良いのではないか?」
「ハッ。かしこまりました」

 ふふふふ。甚次郎よ。そなたの仇は間もなく討つ。今は耳を澄ませてもそなたの声が聞こえぬのが無念でならぬが、冥府で喜んでくれような。
 そなたの墓前に筑前の首を供えてやるぞ。楽しみにしておれ。



 ・享禄五年(1532年) 五月  山城国宇治郡 山科本願寺  顕証寺蓮淳


老僧ろうそ様(蓮淳)。細川六郎殿から使者が参ったと聞きましたが?」
「左様。飯盛山城を攻める三好筑前守を討つのに協力せよと申してきました」

 上人様(証如)がまた心配そうな顔をする。まだ六角に言われたことを気にしておるのか。六角など恐るるに足りぬと何度言えばわかるのだろうな。

「断るべきではないか?」
「いいえ、ここは本願寺として支援するべきと愚考いたします」
「何故だ?」

「まず第一に、細川六郎殿の申されることには理がありまする。六郎殿に木沢を取り次いだはお上人様でございますが、そのことが露見したために木沢殿は畠山上総介に攻められる破目になりました。こちらにも責任の一端があるという六郎殿の言は確かに言われてみればその通り。

 そして第二に、堺は近頃法華宗の勢力が強くなっておりまする。村方では一向宗が広まっておりますが、堺の富の中枢を抑えているのは変わらずに法華や時宗の徒でございます。此度の協力で堺幕府へ恩を売れば、堺の中枢にも一向宗を広める契機となりましょう。阿弥陀様の貴い教えを広げる絶好の機会かと。

 そして第三、これが最大の理由でございますが、今回六郎殿が討つと申された三好筑前守は熱烈な法華門徒であり、摂津各地では我が一向宗の寺領を横領し、さらには一向門徒を弾圧しております。ご承知のように我が一向宗と法華宗は水と油。今も今後も決して交わることはありません。その法華を守護する三好筑前はまさに仏敵と呼ぶべき男。仏敵を滅するは御仏に仕える者の使命でありましょう」

 まだ顔色が晴れぬ。法主がそのような頼りなさげな顔をしていては、これ以上の教団の発展は望めぬわ。

「頼慶殿はいかが思われますかな?」

 傍らに控える下間頼慶にも目線を移す。頼慶殿は戦に優れた男だ。この男が勝てると判断するならばお上人様も安心しよう。今こそ豊かな堺に一向宗の橋頭保を築く好機なのだ。

「某は武官故に戦に勝てるかどうかしか考えませぬ。此度はお上人様御自ら陣頭に立って仏敵を滅すと号されるならば大いに勝ち目がありましょう。
 摂津や河内には石山御坊を中心に数万の門徒が居ります。若きお上人様が陣頭に立たれるならば門徒たちも勇気百倍。張り切って参陣致すかと思います。三好筑前と畠山上総介の軍勢は合わせてもせいぜい二万。我らの敵ではございません」

 お上人様の顔もようやく明るさを帯びてきた。勝てると知れば現金なものだ。
 此度は我が一向宗と法華宗の戦いだ。武家の戦はそのついでに過ぎぬ。全ては親鸞上人より続く貴い阿弥陀様の教えを広める為の聖なる戦い。法華経が唯一絶対などと思い上がる法華の者共に阿弥陀様の功徳のほどを見せてくれる。

「よし、分かった。仏敵三好元長を討つ!」
「ハハッ!」


しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

 神典日月神示 真実の物語

蔵屋
歴史・時代
 私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。 この方たちのお名前は 大本開祖•出口なお(でぐちなお)、 神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。  この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。  昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。 その書物を纏めた書類です。  この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。 私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。  日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。 殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。 本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。 日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。 そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。 なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。 縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。 日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。 この小説は真実の物語です。 「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」 どうぞ、お楽しみ下さい。 『神知りて 人の幸せ 祈るのみ 神の伝えし 愛善の道』

コンバット

サクラ近衛将監
ファンタジー
 藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。  ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。  忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。  担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。  その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。  その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。  かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。  この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。  しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。  この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。  一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。

不死身のボッカ

暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。 小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。 逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。 割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。 ※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。 ※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。 ※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。 ※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。

この状況には、訳がある

兎田りん
ファンタジー
 どうしてこんなことになったのか…    ファルムファス・メロディアスは頭を抱えていた。  居なくてもいい場所に、しなくてもいい装いをしている事の居心地の悪さといったら!  俺の関係ない所でやってくれ!  ファルムファスの握りしめた拳の行方はどこに ○更新状況○ 2023/2/15投稿開始 毎週水曜20時頃次回投稿の予定

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

織田信長 -尾州払暁-

藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。 守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。 織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。 そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。 毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。 スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。 (2022.04.04) ※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。 ※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お姉様優先な我が家は、このままでは破産です

編端みどり
恋愛
我が家では、なんでも姉が優先。 経費を全て公開しないといけない国で良かったわ。なんとか体裁を保てる予算をわたくしにも回して貰える。 だけどお姉様、どうしてそんな地雷男を選ぶんですか?! 結婚前から愛人ですって?!  愛人の予算もうちが出すのよ?! わかってる?! このままでは更にわたくしの予算は減ってしまうわ。そもそも愛人5人いる男と同居なんて無理! 姉の結婚までにこの家から逃げたい! 相談した親友にセッティングされた辺境伯とのお見合いは、理想の殿方との出会いだった。

処理中です...