江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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 ・天文五年(1536年) 八月  山城国 京 相国寺  願証寺蓮淳


 何故、儂はこんな所に居るのだ……。

 突然、何の前触れもなく石山本願寺から法主の使いとして下間頼慶が迎えに来た。お上人様が石山に逃れたことは聞き知っていたが、あえてこちらから連絡を取らぬようにしていた。
 であるのに、何故儂が長島に居ると分かったのだ。


「どうした?久しぶりで俺の顔を見忘れたか?」
「い、いえ、弾正様……ではなく、宰相様にもお変わりなくご壮健のご様子で……」

 何故、儂の目の前に六角定頼この男が居るのだ……。

「何、固くならずとも良い。俺とそなたの仲ではないか。以前のように楽にするが良い」

 以前のようにだと?
 一体いつ儂が貴様と仲良くなった。ふざけるのも大概にしろ。

「しかし、まさか老僧ろうそ様(蓮淳)が近江宰相様とかように親しい間柄であるとは思いも寄りませなんだ。老僧様が長島の願証寺に居られるから連れて参るようにと仰せになったのも近江宰相様にございます」
「はっはっは。内談衆や公家衆から相談を受けた時は驚いたぞ。証如殿の使者として頼慶が来ているということなのでな。一向宗のことで俺に話があるのなら、蓮淳を通して話をするのが筋であろうと頼慶に申し送ったのだ」
「さ、左様でありましたか」

 何故、儂が長島に居ることを六角が知っているのだ……。

 頼慶は疑いの目を儂に向けてくるが、一番疑問に思っているのは儂自身だ。

「あれはいつのことだったか。おお、そうそう。山科本願寺が焼けた時だから、かれこれ四年前か。蓮淳が俺の城下を訪ねて来たのだったな」
「左様でありましたか。まさか我らがに教団の指導者たる老僧様は近江宰相様のお膝元で保護されておったとは、真に驚き入りましてございます」

 全てバレていたということか? ならばその後儂が長島で何をしていたかも全て知っている?
 だが、それならば何故これほどにこやかに笑っている? 儂は六角に反旗を翻す為の兵を増やしていたというのに、何故……?

「時に、内談衆から聞いたが石山本願寺では先の一揆によって天下を騒がした罪を許されんことを願っているとか。相違ないな?」
「はっ。宰相様からも帝や公方様にお取次ぎいただければ幸いにございます」

 何の話をしている? 一揆を許されんことをだと?
 石山本願寺はそこまで追い詰められていたのか。しかし、そのような話ならばわざわざ儂を呼ぶまでもあるまい。頼慶と話をすれば済むことだ。

「俺から奏上するのにやぶさかではない。もともと堅田本福寺の明宗からも証如の命は保証されるようにと願いが出ていたからな」
「おお、それでは!」
「だが時期が悪い。越前には一向一揆が乱入して朝倉と血みどろの戦をしている。一揆によって世を騒がした罪を許されたいと言いながら、片や同じ一向宗が一揆を起こしていては説得力に欠ける」
「……」

 加賀一向宗は今も超勝寺や本覚寺が指導している。超勝寺の実顕は……。

「そこでだ。本願寺法主の名において加賀・越前の一向寺院を破門せよ」

 なっ!
 超勝寺実顕は儂の娘婿だ。つまり、儂の一族を本願寺に破門させるために……。

「今世を騒がせている一向門徒を本願寺は末寺と認めぬと宣言するのだ。そうすれば、帝や公方様にも名分が立つだろう」
「ハッ!仰せの通りに」
「良いよな? 蓮淳」

 このために……このために儂をこの場に呼んだのか。この男の目論見は儂の力を削ぐことにあったのか。
 しかし、この場で抗弁することは出来ぬ。頼慶は儂を疑っておるし、ここで本願寺が勅許を得る邪魔をしたりすれば儂は相国寺を出た瞬間に頼慶に斬り殺されるかもしれん。

「……やむを得ません」
「やむを得ぬ? 本願寺が勅許を得ることを本心では嫌がっている、とそういう事か?」
「い、いえ、決してそのような……。宰相様の仰せの通り、加賀の末寺は破門されるべきと存じます」

 くっ。許せ実顕。今は背に腹は代えられぬ。

「それと、長島周辺の布教はご苦労だったな。そろそろ名簿みょうぶも貯まっただろう。六角家に提出せよ」

 名簿を……だと?
 馬鹿な。儂に六角の配下になれと言っておるのか。何の権限があってそんな……。

「それが取次ぎを行う条件だ。四年間に及ぶ布教、ご苦労だったな」

 頼慶の視線が突き刺さる。これでは、まるで儂が六角の為に長島に布教していたように見えるではないか。そのような条件が飲めるか!

「な、何を……」
「それが成らぬ場合、証如殿は本福寺に移られると良い。本福寺でならば心穏やかに過ごすことも出来よう。その場合は破門する末寺が増えることにはなるだろうがな」

 くっ。本性をむき出しにして来よった。六角は完全に儂を威圧している。
 お主らは騙されておるのだ。気付け、頼慶。

「無論、六角様の保護下にある願証寺であれば、老僧様も喜んで名簿を提出いたしましょう」

 頼慶……貴様は儂を、売るつもりか……。

「し……承知いたしました」
「ふむ、頼慶。今後は蓮淳に三河の布教を強化させるが良い。野寺本證寺は三河でも由緒ある寺だ。三河の布教は本願寺にとっても悪い話では無かろう」
「ハッ!戻り次第お上人様へ申し上げまする」

 ははは……。
 これで儂は三河へ行くことになるのか。何もかもこの男の掌の上ではないか。こんなことならば最初からこの男の言うことを聞いておけばよかった。そうすれば、少なくとも本願寺内部での地位は保てたはずなのに……。

 もう良い。もう疲れた。
 儂はこれで下がらせてもらおう。後のことは近江宰相と頼慶で好きなように決めればよい。

「久々の遠出でいささか疲れました。拙僧は少し休ませて頂きまする。これにて」
「ああ、ゆっくりと疲れを癒すが良い」

 もうこれ以上本願寺にも六角にも関わるのはこりごりだ。三河に参ったらひたすら布教だけに専念しよう。

「ああ、そうだ。一つ忘れていた」

 何だ?まだ何かあるのか?

「美濃の斎藤山城守が一向一揆に頭を悩ませていてな。食い物を奪おうと暴れておるとのことだ。おかげで復興の進みが遅くなっていて困っていると申しておる」

 美濃一向一揆……それは確か儂の檄に応えて蜂起した者たちだったな。いずれ和睦を仲介するという名目で美濃に寺内町を築こうと思っていたが……。

「それでな。斎藤山城守はどうやら長島の願証寺が後ろで糸を引いているようだと申しておった」

 思わずギクリとしてしまう。そこまでバレてしまっているのか。

「だから、儂から斎藤山城守に申しておいた。蓮淳がそんなことをするわけが無かろう。蓮淳は何も知らぬはずだ、とな」

 な、何を勝手なことを……。

「良いな。もし本当に願証寺が糸を引いているのならば、俺は斎藤山城守に嘘を吐いたことになる。そうなると俺が恥をかくことになってしまうが、蓮淳はよな?」

「……斎藤様の勘違いにございましょう。拙僧は何も知りませぬ」
「わかった。下がってゆっくり休むと良い」

 これで、美濃の和睦仲介は出来なくなった。儂の檄に応えた者たちが討たれてゆくのをただ見ていることしかできぬ。

 儂は……なんと愚かだったのだ。まさか六角がここまでしたたかな男だったとは……。



 ・天文五年(1536年) 八月  山城国 京 相国寺  六角定頼


 石山本願寺には勅許を出すように近衛と大館に依頼しておいた。俺が同意しているとなれば、帝も義晴も本願寺を許すことにやぶさかではあるまい。年内には勅許が下りるだろうと伝えると、頼慶は喜んで石山に帰って行った。

 蓮淳は抜け殻みたいになっていたな。この三日で随分と老け込んでしまった。
 だが可哀想などとは一切思わん。もともとは蓮淳が俺にケンカを売ったことで本願寺はここまで追い詰められたんだ。ケンカってのは逆に相手にボコボコにされることも覚悟の上でするもんだ。

 越前攻めの用意も万端だ。今のところ朝倉と一揆勢は一進一退だが、一揆指導者である超勝寺と本覚寺が本願寺から破門されれば門徒たちも動揺するだろう。稲の刈取りもあるから、恐らく年内には一向一揆は終息するはずだ。年が明ければ朝倉攻めに出兵するか。

 美濃の一向一揆もほどなく鎮圧できるだろう。これ以上長島願証寺が関与すれば、今度は願証寺が本願寺に破門される。そうなれば次は願証寺が六角の兵に蹂躙されるんだからな。

 石山・長島・越前と一揆の名所は全て俺に降るか各個撃破が出来る体制が整ったな。寺社勢力が恐ろしいのは広域に渡る連携を持つことだが、各個撃破できる体制にしてしまえば、その兵力は武家の組織立った軍兵とは比べるべくもない。これで一向宗の頭は抑えつけることが出来たと見ていいだろう。

 次は比叡山だな。
 交渉の結果次第だが、場合によっては越前より先に比叡山を攻めることになるかもしれん。一向宗と法華宗に対する俺の行動を見て怯んでくれれば良いんだがな。

「御屋形様、比叡山の僧衆十名が参りました」
「うむ。今参る」

 さて、相手はどう出るか。



 ・天文五年(1536年)  八月  近江国蒲生郡 今堀日吉社  伴庄衛門


「皆、忙しい中良く集まってくれた」

 集まった保内衆の顔を一人づつ見まわす。
 内池甚太郎に中村弥二郎、蛇溝右近に野方彦太郎の後家殿も居る。皆保内の商売を支え続けてくれた者たちだ。

「お頭、前置きはいい。今日は大事な話があるはずだ」
「うむ。皆も聞いていると思うが、六角様はここ得珍保を解体して比叡山領から正式に六角領にされる意向をお持ちだ」

 一座がざわめく。無理もない。前々から話には出ていたとはいえ、今回正式に六角様から意向が示されたことで我らも今後の身の振り方をはっきりと決めねばならなくなった。
 これからも六角家と共に歩むか、あるいは……。

 突然、内池甚太郎が立ち上がって大きな手ぶりで話し出した。

「お頭、儂は納得できない。確かに今の保内衆があるのは六角様のおかげだ。だが、そもそも我らが『座』として商いをしていけるのは、比叡山を本所として日吉様に仕える神人であるからだ。その本所を捨てるということは、我ら保内衆は自らの正当性を捨てるということだ。
 今後我らが仕入れる荷は日吉様への供物じゃ無くなる。仕入れた荷を返さなければならなくなる」

「その点は心配要らぬ。商いによる仕入れは正当な譲り受けとして六角様に権利を保障される。儂らは今までと何も変わらず商いができる」

「それだけじゃない。今我らが新儀商人を取り締まれるのは、『座人』が神人であり祭主だからだ。我らが神人で無くなれば、そもそも新儀と座人を分ける物が無くなる。新儀がのさばれば必ずや市場は崩れ、買い占めや高額販売がまかり通ることになるんじゃないのか?」

「その点も六角様と話し合っている。六角様は座に変わって新たに『仲間』を作ることをお許し下さるとのことだ。その『仲間』に許しを得た者以外は六角領での商いをさせぬと仰せだ」

「ハン。つまり、今後は日吉様じゃなく六角様が神様になるってわけだ。京の帝じゃあるまいし、お武家様が生き神様だなんてそんな馬鹿な話聞いたこともねえよ」

「甚太郎。六角様は今の比叡山の状況を憂いておられるのだ。比叡山は京や各地に荘園を持ち、そこからの収入で銭貸しをしている。
 比叡山の利息は高額で、利息銭をタネに身包みぐるみみ剥がされるような者が大勢居るのも事実だ。それらの者が徳政を求めて一揆を起こし、一揆は流民を作り出してますます世の中を不安定にさせている。
 我らが比叡山に納めた年貢銭も人を破滅させる銭として使われていることはお主も知っているだろう」

「それは分かってる……。分かっちゃいるが、だからといって六角様を神様と崇めるってのは違うだろうよ」

「甚太郎。六角様は決して自らを神として崇めよと仰せになっているわけではない。これからの商いは神様の力に頼っていてはいけないと仰せだ。神様ではなく、あくまでも人の知恵によって仕組みを作り、人の力によって荷を運び、人の営みを支える。それこそが商売の本質であるはずだと」

「……」

 甚太郎の気持ちもわからなくはない。だが、六角様の目指すところは常に人々の豊かさだった。比叡山のように人々を破滅させる銭の使い方は厳しく取り締まって来られた。儂はその六角様を信じてゆくと決めたのだ。

「甚太郎の他にも納得できない者は居るだろう。納得できない者は儂の配下を離れても構わん。
 十日後に再びこの日吉社に集まる。儂が保内衆の頭分として座を仕切るのは、その会合が最後になるだろう。その場に集まった者達で、今後六角様に従う『仲間』の連判状を作る。儂を信じ、六角様を信じ、人の営みを支える商売を志す者は再び集まってもらいたい」

 皆が一様に黙り込んでいる。だが、必ずや分かってくれるはずだ。
 儂らは神様から離れ、人の手によって人の暮らしの為の商売をしていく。それが新しい商人の姿だ。
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