92 / 215
走狗と狩人
しおりを挟む・天文六年(1537年) 一月 近江国蒲生郡佐々貴神社 六角定頼
木沢との和議を終えて近江に戻った俺は、六角氏の氏神である佐々貴神社で年始の祭礼を行った。方々から比叡山や日吉社を焼いた悪鬼羅刹と言われているが、寺社そのものを敵視しているわけではないというアピールもしていかなければならん。
敵視するのはあくまでも武士の世界に口を出す神人や衆徒だけだという宣伝の一環だ。
例年は祭礼だけで終わりにするが、今回はちょっと気を使って猿楽と田楽も境内で奉納することにした。と言っても比叡座や下坂座は出演を拒否しているから、今回は北近江の山階座を招いて『竹生島』を奉納する。
境内に作られた能舞台では周囲を取り囲むように家臣達が酒席を設けて思い思いに見物している。焚火と人の熱気が相まって冬だというのに汗を掻きそうなほどだ。
「御屋形様、美しい景色ですね」
俺と志野が並んで座る後ろからお寅が声を掛けてくる。舞台の上ではワキとツレが湖国の風景を楽しみながらシテの漕ぐ船に乗って竹生島を目指す場面だ。湖国の春の景色が色鮮やかな衣装と共に演じられてゆく。
ちなみにワキが都から竹生島詣でに来た大臣で、ツレの女とシテの老人がちょうど釣り船を出すところに通りがかって竹生島まで便乗させてほしいと願い出る場面から、湖から見る湖国の景色を表現していく。
衣装は多くが志野がデザインしたもので、各地の公演でも評判が良いらしい。
「御屋形様、私も一度竹生島に詣でてみとうございますわ。御屋形様のツレとして同じ御船で」
次はお花が話しかけてくる。相変わらず俺は無言で舞台だけを見つめている。
「あら、ご自身を弁財天の化身だとでも言うおつもりですか? いくらお花殿でもそれはいささか……」
「まあ、私はそんな事は申しておりませんわ。私はただ御屋形様とご一緒に鳰の海の景色を楽しみたいと申しているだけでございます」
お寅とお花の声が少しづつ険悪さを帯びてくる。後頭部の後ろで火花の散る音が聞こえるのも、その後ろで小姓たちがハラハラした顔をしている気がするのも、きっと気のせいだろう。
このツレの女性とシテの老人だが、実はツレは竹生島に鎮座する弁財天の化身で、シテは琵琶湖に住まう竜神だという筋書きだ。ワキの大臣はそんなこととは露知らずに弁天様を侍らせて竜神様の漕ぐ船で琵琶湖周遊を楽しみ、京の帝へ献上する宝物を受け取るというのが『竹生島』のストーリーになっている。
舞台上ではツレとシテがワキに自分たちの正体を明かして竹生島の社殿の中に消えていく場面が演じられている。女人が聖域である竹生島に立ち入ることを不審がる大臣に向かって、我は女神弁財天であると告げる神秘的なシーンだ。
「なあ、志野。何とかならんか」
「……」
隣の志野に小声で話しかけるが、聞こえなかったようにニコニコと笑顔で舞台を見つめている。いや、笑ってるけど今の絶対聞こえてたよな。
「貴女はそうやって御屋形様に無理やりついて来たくせに……」
「あら、私を近江に連れてくると仰せ下さったのは御屋形様でございますよ。無理やりというのは御屋形様に失礼な物言いになるのではありませんか?」
「なあ、志野」
「お二人とも、良いところですよ」
志野の声を受けて後頭部の火花が収まる気配がする。
舞台の上では社殿の奥から再び登場した弁財天が大臣に対して天女の舞を披露している。『竹生島』のクライマックスだ。
お花を尾張から連れて帰って来た時、志野は喜んで迎えた。勿論、顔とスタイルのいいお花は嫁入りした初音に代わって志野の着せ替え人形になってるわけだが……。
だが、お寅はそれを面白く思っていないらしい。お寅自身は顔は悪くないが、背が低くてどうしてもお花ほど小袖の文様が見栄えしない。そのことをお寅自身が一番気にしているらしく、折に触れてはお花に突っかかっているらしい。
そもそも俺が尾張から連れて帰って来たというのも気に入らないようだ。
お花もお花で、志野は別格としても側室の中では由緒ある家の出だと言ってお寅を敵視している。側室の中でと言ってもたった二人なんだから、そんなに対抗心を燃やさんでもいいように思うんだが……。
だが、そのおかげで二人とも志野の言うことには素直に従う一種の秩序が出来上がっている。次に側室迎える時が怖いよな。どうかこれ以上側室を迎える破目になりませんように。
「御屋形様、私も竹生島に詣でたくなりましたわ。春になれば三人一緒に連れて行って下さいまし」
「春にか……。まあ、考えておこう」
志野の言葉にお寅とお花が喜ぶ気配がする。まあ、お寅も万寿丸が生まれてからはろくに観音寺城を出ていないから、お出かけは嬉しいんだろう。
しかし、春になったら俺は越前なんだよなぁ……。
・天文六年(1537年) 二月 摂津国欠郡 堺 三好政長
茶室の中には茶釜が湯を沸かすシュンシュンとした音だけが聞こえる。
亭主の武野紹鴎がおもむろに茶釜から湯を掬い、茶碗に注いで茶を点て始めた。先ほどの茶釜の音にシャカシャカという茶筅の音が加わる。
紹鴎が茶を点て終わると儂の前に茶碗が置かれた。良い茶碗だな。
茶を一口飲んで再び茶碗をじっと見る。釉薬を使わぬ焼けた土の色は素朴な美しさがある。
「良い茶碗だな」
「ありがとうございます。備前でございます」
紹鴎の言葉に思わず儂の隣に座る男に視線を向けた。
「ほう、備前焼であったか。儂はてっきり、以前にそちからもらったのと同じ信楽の茶碗かと思うた。信楽焼も素朴な土の色の良い茶碗であった。そうは思わぬか? 近江屋よ……いや、今は内池屋であったな」
「確かに備前は信楽によく似ておりますな」
堺で米穀を商う内池甚太郎がゆっくりと頷く。紹鴎は心得た物で、甚太郎の前にも同じように茶を出すと一礼して下がって行った。
「時に、近江を捨てたというのは真か?」
「はい。これ以上六角のやり方についてゆくことは出来ません。改めて、手前は堺を本拠として西国の荷を扱う商いをしていきとうございます」
ふむ。近江宰相は比叡山を破却し、山門領をすべて自領へと変えた。近江国内にもそれに反発する者は少なくないと聞くが、だからと言ってこの甚太郎の言葉をそのまま信じることもできぬ。
「近江を捨てたと言ってもいきなりそれを信じろというのは難しかろう。まずは証を見せるのが先だ」
「証……どのように証を立てればようございましょうか」
「そうさな。まずは我らの役に立ってもらおう。首尾よく行けば、阿波からの荷を扱う納屋衆(倉庫業者)の一人に推挙してやっても良い」
甚太郎が喜びと警戒心が混ざった複雑な顔をしている。なに、それほどに難しいことを言うつもりはない。
「木沢よ。奴をなんとかせねばならん」
「木沢様を……しかし、木沢様は右京大夫様に忠実なお方ではありませぬか?」
「今は忠実だ。今は、な。しかし、いつまでも忠実であるとは限らん」
六角と木沢の和睦は正直意外ではあった。どちらもまともに損害を出さずに兵を退いてしまったからな。これでは我らの旨味が無くなる。
「木沢様を攻める手伝いをせよと?」
「今すぐにではない。だが、いずれそうなるやもしれぬ。南山城を抑えたことで木沢の勢力は畿内で頭一つ抜け出た。猟犬に求められるのは獲物を捕らえることだ。獲物を自ら食らってしまう猟犬ならば必要あるまい」
「……しかし、どのように?」
「そちは遊佐河内守(遊佐長教)の元にも出入りしておるそうだな」
「はい。今回のことで遊佐様にも南河内の商いを大々的に許すと仰せ頂いております」
「儂と河内守のつなぎ役を務めるが良い。いずれは河内守と共に木沢を牽制することになろう」
「承知いたしました」
ほう。もっと驚くかと思ったが、意外そうな顔一つせぬとは……。
案外六角も商人にそういう役目を負わせていたのかもしれんな。
河内守としても木沢の膨張は面白くあるまい。南山城を抑えた木沢が次に高屋城に狙いを付けぬと決まったわけでもないのだからな。
それに主家の畠山と違い、遊佐は堺を抑える我らと手を組む利を十分に分かっておる。今は我らと手を組むことに否はあるまい。
「そうさな。それと、もう一つ手配を頼みたい物がある」
「何かご入用の物がありますか?」
「良い太刀を探してほしい。左文字は気に入っていたのだが、先日甲斐の武田陸奥守殿(武田信虎)に婿殿への引き出物として差し上げてしまってな。今はとりあえず無銘の太刀を帯びているが、やはり良い太刀を佩きたいものよ」
「されば、ちょうど備前長船の光忠作の刀が手元にございます。近江へ持ち帰るつもりでありましたが、今となっては行き所もありませぬ故越後守様(三好政長)に献上致しましょう」
ほう。備前の長船と言えば名工の里として名高い。これは期待できるな。
・天文六年(1537年) 二月 尾張国愛知郡古渡城 北河盛隆
古渡城の城門前では毎日旗本衆の訓練が行われている。今日は三番組が太鼓の音に合わせての進退の訓練だ。先ほどから太鼓の音と鬨の声が辺りに響いている。この寒空にもめげずに皆額には玉のような汗が光っている。
「そこ!前進が遅れている!そんなことでは敵に付け入る隙を与えることになるぞ!」
「はい!」
今度は退き太鼓が鳴らされる。
「そこ!後退が遅い!前進が遅れてもいかんが後退が遅れると命を失うことになる!」
「はい!」
ふむ。
急造とはいえ、尾張衆もなかなか形になって来た。昨年には守山城から刈り働きに出て来た松平勢と戦ったが、こちらの軍勢が打ち破られる一幕もあったからな。次にやるときは必ずや松平を撃退せねばならん。
しかし、松平は手強い。三河武士は粘り強いと聞いたことがあるが、まさかあれほどの劣勢でも崩れずに戦うとは思わなんだ。まるで蒲生殿の戦ぶりを見ているようだった。
我らもみっちりと鍛錬をしてゆかねばならんな。
進退の稽古を見た後、城門前から上の廓へと向かう。上の廓では五番組がそれぞれに槍や太刀の稽古をしているところだ。五番組は尾張から召し出した者たちが主体だから、今はまだ進退の稽古は早い。自然と個人訓練が主体になる。
「そりゃぁ!」
気合と共に木剣を振り下ろす若者が目に付く。なかなか鋭い太刀筋をしているな。それに上背もあり、立派な体躯をしている。
儂の視線に気づいたか、若者が素振りを止めてこちらに会釈を寄越してくる。
「お主、名は何と申す?」
「ハッ!上社村の柴田権六郎にございます!」
ふむ。なかなか声も良く通る。これは良き物頭になるかもしれん。
戦場では進退を聞き分ける太鼓の音も重要だが、物頭の声が聞こえれば兵たちは安心する。我らの大将は未だ健在なりと声で知ることができるからな。
「柴田権六か。覚えておこう。これからも松平との戦は続く。しっかりと鍛錬を行い、武功を立ててゆけよ」
「ハッ!ありがとうございます!」
うむ。将来が楽しみな若武者よ。
さて、次は一番組の弓鍛錬を見に行くか。
0
あなたにおすすめの小説
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
この状況には、訳がある
兎田りん
ファンタジー
どうしてこんなことになったのか…
ファルムファス・メロディアスは頭を抱えていた。
居なくてもいい場所に、しなくてもいい装いをしている事の居心地の悪さといったら!
俺の関係ない所でやってくれ!
ファルムファスの握りしめた拳の行方はどこに
○更新状況○
2023/2/15投稿開始
毎週水曜20時頃次回投稿の予定
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お姉様優先な我が家は、このままでは破産です
編端みどり
恋愛
我が家では、なんでも姉が優先。 経費を全て公開しないといけない国で良かったわ。なんとか体裁を保てる予算をわたくしにも回して貰える。
だけどお姉様、どうしてそんな地雷男を選ぶんですか?! 結婚前から愛人ですって?!
愛人の予算もうちが出すのよ?! わかってる?! このままでは更にわたくしの予算は減ってしまうわ。そもそも愛人5人いる男と同居なんて無理!
姉の結婚までにこの家から逃げたい!
相談した親友にセッティングされた辺境伯とのお見合いは、理想の殿方との出会いだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる