94 / 215
恐れと見栄
しおりを挟む・天文六年(1537年) 四月 越前国足羽郡一乗谷城 朝倉景隆
心月寺の妙源和尚と共に城門を出て、六角陣との中間地点にある会談場所に向かう。これで三度目の交渉だ。六角勢は一万二千騎との話だが、櫓から見える六角の軍勢はそれよりも多く見える。恐らく越前の国人衆の多くが参陣しているのであろうな。
城門を出るこの瞬間だけはいつも不安が襲う。いつ六角が隙を突いて城内に突入して来るか気が気ではない。と言っても、城内で会談をすれば城方が僅か三十人しか居ないことが露見してしまうしな。
会談場所に着いて陣幕を上げると、直垂姿の進藤山城守が床几から立ち上がって出迎える。この男の目を誤魔化すのは骨が折れた。だが、知恵比べは儂の勝ちのようだな。
「お待たせいたした」
……ん?
いつもならば気軽に返事を返してくるのに、今日は進藤山城守からの返事が無い。何か心に期するものがあるのか?
山城守が無言で手を上げるとあっという間に兵に囲まれた。
思わず妙源を見ると、顔が蒼白になりガタガタと震えている。もしや……
「妙源!貴様ぁ!」
「右兵衛様(朝倉景隆)、お許し下され」
脇差に手を掛ける暇も無く兵に両腕を掴まれて縛り上げられた。とうとうハッタリがバレたか。
だが、まあ良い。長夜叉様と九郎殿が一乗谷城を出られて既に十日。これだけ日を稼げれば十分だろう。今更儂の命一つを失うくらいは何程の事も無い。
「右兵衛殿、見事な策略でありましたな。我が主が本陣で待っております」
言い捨てると山城守が踵を返して六角陣へと歩き出す。その後ろを兵に抱えられながら歩く。
ふん。こうなれば江州宰相に言いたいことを言ってやるわ。
本陣に入ると中央で地面に跪かされた。左右には六角の諸将が居並んでいるが、戦場の働きが少なかった故どれが誰だかも分からぬわ。
いや、右側に居並ぶ面々は見覚えがあるな。真柄に河合、溝江もか。南仲条郡から坂井郡まで、ほぼ越前の全てが斯波に……いや、六角に服したということだな。大野郡は言わずもがなだろう。
正面の上座で厳しい顔つきをしているこの男が江州宰相だな。紺糸威の当世具足に朱染めの陣羽織とは、噂に似合わず傾いた出で立ちよ。
「お主が朝倉右兵衛尉か」
「いかにも。お主が江州宰相だな」
周囲の者が目を剥いている。越前衆の中にはあからさまに怒りの顔をする者も居るな。だが、儂は敵なのだ。貴様らのように臣従したわけでもないのにへりくだる必要などあるまい。
「わっはっはっは。なかなか威勢の良い男のようだな。それに肝も太い。気に入ったぞ」
ふん。さすがにここで怒りだすほど阿呆ではないか。儂の挑発に乗って怒り出せば散々に罵倒してやろうと思っていたのだがな。
やおら江州宰相が床几から立ち上がり、笑顔でこちらへ歩いてくる。儂を懐柔しようというのならば無駄なことだ。今更命を惜しみはせぬ。
突然首筋にヒヤリとした感触が来る。
……ほう。いつの間にか太刀持ちから太刀を受け取っていたか。首筋に刀を突き付けて話をするとは、随分と無粋な男よ。それに先ほどまで笑っていた顔が今や真顔に戻っている。
「申せ。九郎左衛門は……景紀はどこへ逃げた」
「そこな進藤山城守に伝えた通り、館に火を放って……」
「それを信じる俺だと思うか。随分と舐められたものだな」
ふん。信じようと信じまいと、貴様には真実を知ることは出来まい。今頃気付いても手遅れよ。
「船で逃げたな。十日前だ。長夜叉を連れて三国湊から海路で落ち延びたと見える」
なに! この男……まさか儂の心が読めるのか?
「俺の諜報網を甘く見ないことだ。一乗谷城の動向は逐一報せが来るようにしてある」
くっ。だが、船でどこへ逃げたかまではわからぬはず。
「……堺だな。三国湊から若狭へ渡り、丹後の山中を抜けて摂津へ出る。察するところ、細川右京大夫あたりに庇護を求めに走ったか」
くそっ。全て見通されているというのか。恐るべき男だ。
だとすると、もしや若狭の湊で六角の兵が待ち構えていたのかもしれぬ。
九郎殿……お主は無事なのか。
……いや、待てよ。
「ふん。江州宰相ともあろう者が、それほどまでに九郎殿を恐れるか」
「……何?」
「そうであろう。空城の計は見破られた。一乗谷城を攻め落とすに何の障害もない。にも関わらず、このような回りくどいやり方で儂を捕らえ、九郎殿の行き先を吐かせようとする。それほどまでに朝倉九郎左衛門が恐ろしいと見える」
「貴様……」
「真柄! 河合! 貴様らもだ!
朝倉家を裏切ったはいいが、九郎左衛門の復讐を恐れているのだろう!
心しておけ! 朝倉家は必ず蘇る! その時が貴様らの命日だ!」
よし、何人かが思わず立ち上がった。これが儂の最後のハッタリよ。
察するに九郎殿は見事逃げおおせたのであろう。なればこそ、江州宰相はこうやって儂を尋問しておるのだ。
ふはははは。さあ、怒りに任せて儂を斬り捨てるがいい。儂を斬れば貴様は朝倉九郎左衛門を恐れていると天下に示すことになる。ザマを見よ。
九郎殿、後のことは頼みましたぞ。
・天文六年(1537年) 四月 越前国足羽郡一乗谷城 六角定頼
首筋に刀を当てて威圧しているっていうのに表情一つ崩さない。
朝倉景隆……相当に肝の据わった男だ。
一乗谷城が空になっていることに気付いたのは二日前だ。それから慌てて周辺を調べて回らせた。
失敗したよ。もっと朝倉の動向に目を光らせなければいけなかったのに、国人衆の懐柔に気を取られて監視の目が緩んだ。その隙を突かれてしまった。
十日ほど前に三国湊から景紀一行らしき者達が船で逃げた所までは調べが付いた。だがその先がわからん。
堺に行ったか、越後に行ったか……まさか加賀や能登ではあるまいと思うが、出雲まで逃げたか、あるいは甲斐や信濃に逃げているかもしれん。三河へ行くことだって不可能じゃない。日本中の全ての土地が逃亡の候補地だ。
堺へ行ったとカマを掛ければ、普通なら何らかの感情が顔に出るはずだ。外れたことによる安堵か、あるいは言い当てられたことに対する焦りか。
だが、この朝倉景隆と言う男は顔色を一切変えない。こういう相手は本当に厄介だよ。
さっき朝倉景紀が怖いかと聞いたな。
ああ、怖いね。俺は朝倉景紀が恐ろしい。
今まで俺は景紀を三度討ち取っているはずだ。
箕浦河原、饗庭山、そして今回。
だが、二度にわたって間一髪で死地を脱し、そのたびに力を付けて戻って来た。今回もきっと……。
三度続けば最早偶然とは言えない。生き延びる才能を持つ男ってのは恐ろしいさ。それが俺の命を付け狙う男だと言うならば尚のことだ。
……だが、どうする?
このまま尋問を続けてもこの男が口を割るとは思えない。今の挑発だって俺に斬らせようとしていることは明白だ。朝倉家の滅亡も、『殺すぞ』という脅しすらも無意味な相手だ。コイツから情報を引き出す手段がない。
「……ふん。やめだ」
一つため息を吐くと、刀を鞘に納めて太刀持ちの小姓に渡す。
このまま景隆を斬れば、景隆の言葉を肯定することになってしまう。図星だから黙らせたのだと周囲は受け取るだろう。
冗談じゃねぇよ。お前の策略に乗って景紀を英雄にしてたまるかってんだ。俺は景紀なんざ恐れてやしない。少なくとも世間向けにはそういうことにしておかなければ、無駄に景紀が強大化してしまう。
「江州殿。しかし、ここまで言わせて命を助ければ、お手前が天下の侮りを受けることにはなりませぬか?」
「いいや、この者は中々に見事な武士だ。お望みならば治部大輔殿(斯波義統)に身柄をお預け致しましょう。家臣として取り立てられれば、良い働きをするかもしれませんぞ」
斯波義統が冗談じゃないという顔をする。まあ、一乗谷の朝倉一族を召し抱えるのは火種を抱え込むようなもんだからな。
ふふん。ようやく景隆も顔色が変わったな。驚きの表情だ。
「ばっ馬鹿な! 殺せ! 今この場で儂を斬るがいい!」
「やだね。お前の手には乗ってやらん。九郎左衛門の武名を上げて自らは死に花を咲かせるつもりだったんだろうが、残念だな。死にたければ俺の居ない所で勝手に腹を切って果てるがいい」
「くそっ……」
景隆がガックリと項垂れる。
ふん。ザマ見ろ。最後にちょっとだけやり返してやった。
……まあ、ほぼ景隆の勝ちだがな。朝倉は確かに滅亡した。だが、嫡男である長夜叉も総大将足り得る景紀も取り逃がしてしまった。これでは、領地を得ればいつでも朝倉家を再興できてしまう。
「悔しければ生きて俺の行く末を見届けるがいい。朝倉家が滅んだ先に俺がどんな世の中を作るのか、せいぜい指を咥えて見ておけ」
あーくそっ。格好つけてしまった。
再び景隆が顔を上げて睨みつけて来る。
怖いねぇ。やっぱ死んでもらった方がいいかな?
……まあ、ここまで来たらもう死なせるわけにもいかんか。
「暫くは府中城の牢へ放り込んでおけ。連れていけ」
合図と共に近習に引き立てられて景隆が退出する。これで俺が朝倉残党を恐れているという噂は出さずに済むだろう。本音を言えば『櫓櫂の及ぶ限り景紀を追え』とでも言いたいところだが、まあやむを得ん。
とりあえず当初の予定通りに越前の北五郡を斯波の支配に戻し、俺は府中城を中心に南仲条郡と丹生郡の支配体制を固めるか。越前を落ち延びた朝倉景紀がいきなり越前国内で再起することは無いだろうし、どこかで再起するとなれば何らかの話は聞こえてくるはずだ。当面の間は様子見だな。
越前が落ち着いたら北軍の大部分は京へと振り向けよう。年が明ければ、いよいよ畿内の制圧に乗り出す。近衛との約束の期限にも何とか間に合ったな。この一年は内政固めと調略を中心に行っていくか。
「御屋形様」
「うむ。すぐに全軍で一乗谷城に攻め寄せろ。今日中に城を開かせる」
「ハッ!」
国人衆が張り切って動き出す。彼らにとっても景隆の言葉は耳が痛かったんだろうな。皆言葉にはしないが、朝倉家を裏切ったという負い目はあるはずだ。朝倉統治時代よりも良くなったと思わせることでその負い目も消していけるだろう。これで良かったのだと、正しい選択をしたのだと、自らの行動を正当化する理由を与えてやらないと。
本当、大名も楽じゃない。
越前の実権は斯波家に戻すという約束だから、俺が直接越前を統治するわけにはいかない。斯波義統には六角家から補佐の者を何人か付けておくか。
……そういや、朝倉景紀が暗殺を狙って来るということは無いよな。
そういうタイプの男じゃないとは思うが……。
念のために警護を強化しておこう。
0
あなたにおすすめの小説
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その書物を纏めた書類です。
この書類は神国日本の未来の預言書なのだ。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 祈るのみ
神の伝えし 愛善の道』
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
この状況には、訳がある
兎田りん
ファンタジー
どうしてこんなことになったのか…
ファルムファス・メロディアスは頭を抱えていた。
居なくてもいい場所に、しなくてもいい装いをしている事の居心地の悪さといったら!
俺の関係ない所でやってくれ!
ファルムファスの握りしめた拳の行方はどこに
○更新状況○
2023/2/15投稿開始
毎週水曜20時頃次回投稿の予定
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お姉様優先な我が家は、このままでは破産です
編端みどり
恋愛
我が家では、なんでも姉が優先。 経費を全て公開しないといけない国で良かったわ。なんとか体裁を保てる予算をわたくしにも回して貰える。
だけどお姉様、どうしてそんな地雷男を選ぶんですか?! 結婚前から愛人ですって?!
愛人の予算もうちが出すのよ?! わかってる?! このままでは更にわたくしの予算は減ってしまうわ。そもそも愛人5人いる男と同居なんて無理!
姉の結婚までにこの家から逃げたい!
相談した親友にセッティングされた辺境伯とのお見合いは、理想の殿方との出会いだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる