江雲記―六角定頼に転生した舐めプ男の生涯―

藤瀬 慶久

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お鈴の方

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 ・天文九年(1540年) 二月  近江国蒲生郡 観音寺城  鈴


 奥女中の方に先導されて観音寺城の廊下をゆっくりと進む。こんな夜更けに呼び出されるとは、どうやら近江宰相はのようね。
 周囲には人の気配がほとんどない。着慣れない小袖が少しこそばゆい。

 城下の茶店で働いていた私に六角様からお声掛かりがあった。珍しいこともあるものと驚いたわ。以前は何度か城下の娘が奥に呼ばれることがあったそうだけど……。

 でも、これは好機よ。万に一つお声掛かりがあるかもしれないと思って六角家の茶店で働いていてよかった。近江宰相に気に入られれば、側室としてお側で働くことができるかもしれない。そうなれば、より六角家の奥深くに近付ける。

 お頭もきっと喜ぶはず。

 角を曲がると、女中が端に座って私に先に行くように促す。ここが近江宰相の居室。
 思わず腿の辺りに意識が向く。念のためにと着物の下に短刀を隠し持って来たけれど、この様子では必要なさそうね。特に調べられることも無く易々と近江宰相の居室に案内されるということは、警戒されてはいないのでしょう。

「失礼致します。鈴でございます」

 廊下から声を掛けると、中から”入れ”という上機嫌な声が響く。戸を開けると中では目の大きなお方が笑顔で座っている。このお方が近江宰相……。
 時折城下でお見かけすることはあったけれど、これだけ近くでお顔を見るのは初めて。灯明の薄明りの中でも分かるほど綺麗な目をしているのね。


「失礼致します」

 改めて声を掛け、室内に入る。

 ……!!

 居室に一歩踏み込んだ瞬間、首筋に冷たい感触が当たる。これは……刀?

「な、何を……」
「おっと、動かぬ方が良いぞ。そこの柳生新左衛門は中々の兵法家でな。下手に動くと首が胴から離れる」

 戸の裏に潜んでいた?

「鈴と言ったな。突然のことで驚いたであろう」
「な、何故このようなことを……」
「何、お主に頼みたいことがあってな。鈴……いや、出雲の歩き巫女・鉢屋衆のお鈴と言った方がわかりやすいか?」

 ……なんだ。全てバレていたのか。
 ため息を吐いて両手を上げる。先ほどから首筋に当たる刃は、何かあればすぐに命を奪える態勢を崩さない。抵抗は無意味のようね。

「新助、頼む」
「御免」

 後ろから現れた老武士が体をまさぐって来る。

「恥ずかしいですわ。乙女の体をまさぐるなんて」

 老武士がチラリと私を見た後、無表情のままもう一度小袖の裾を確かめていく。どうやら色仕掛けも通じないようね。堅物そうな顔。
 腿に手が触れた。すぐさま短刀が革帯から取り外され、視界の中に引き出される。

「預からせてもらうぞ」

 腿に仕込んだ短刀を奪われ、体中隅々まで検分し終わるとようやく首筋の白刃が引っ込んだ。
 もう隠しごとをしても無駄のようね。

「……それで、一体話とは何ですか?」
「そう不貞腐れるな。尼子にとっても悪い話ではないはずだ」



 ・天文九年(1540年) 二月  近江国蒲生郡 観音寺城  六角定頼


 どうやら観念したようだな。表情も男に媚びる顔を捨てて素に戻っている。
 こうして見ると、中々いい女だ。保内衆の茶店で一番人気というのも頷ける。顔も体も男好きのしそうな見た目だしな。

「それで、一体話とは何ですか?」
「そう不貞腐れるな。尼子にとっても悪い話ではないはずだ」
「尼子にとっても?」
「ああ。実はこちらの意のあるところを尼子伊予守殿(尼子経久)に何とかお伝えする方法は無いかと頭を悩ませていてな。民部殿(尼子詮久)は俺の文一つにも警戒感をにじませていてまともに話し合いにならん」

 ま、尼子からしたら俺は大内の中国支配を支援する敵対勢力だからな。だからこそ尼子も上洛して六角を追い落とし、中央での大内の味方を減らそうと画策したわけだし。
 だが、こっちはこっちで今は西国情勢に深く介入するつもりはない。その辺を理解してもらうにはやはり尼子経久に話を持って行くしかない。

「伊予守様に……ですが、今は伊予守様はご隠居なされて」
「鉢屋衆の鉢屋弥之三郎は伊予守と直接話ができるはずだ」
「……全てお見通しというわけですね」
「その通りだ。隠し事はやめとけよ」

 他国の間者は商人衆の協力である程度把握できた。
 実を言うと、鉢屋衆の兵站破壊工作の時に国内を総ざらいしたのがきっかけだがな。その時に六角直営の茶店に思いのほか多くの間者が居ることに気が付いた。
 まあ、名目上は茶店で働くのは俺の奥女中ということにしてあるからな。俺が気に入れば側に召し出されると期待して送り込んで来たんだろう。実際には側室にしたことは一度も無いけど……。

 尼子だけじゃなく、遊佐や徳川、北条らと繋がっている間者も居た。まあ、見られて困る物には元々余人が近付けないようにしてあるから、今は皆好きに泳がせているがな。

「でも、伊予守様にどのようなお話を?」
「六角領では近頃米が余り始めていてな。西国が飢饉になる中で贅沢な悩みだとは思うが、有効な売却先を探している。そして、六角領では鉄と銀が不足している」
「なるほど……その取引の仲介を……」
「察しがいいな。伊予守殿のお言葉ならば民部殿も耳を傾けるだろう。無論、伊予守殿がこちらの言葉に耳を貸さねば意味の無い話ではあるが」

 本音を言えば、贅沢どころか近江にとっては米余りが深刻な悩みになってきている。
 原因は飢饉対策のために発行した米切手だ。

 元々近江周辺では銭が不足気味だった。市場には鐚銭びたせんが溢れ、民間取引には米を通貨として使うことも珍しくなくなっていた。商人たちの取引を手形取引に変えさせることで何とか銭不足を凌いでいたが、ここに来て六角家から銭を放出して米を買い集めたことで六角領内に銭が溢れた。

 銭が溢れたことでインフレ基調となって領内の景気は最高に良い。大幅な財政出動によって皆が時ならぬバブルに湧き、物価そのものも上がっている。
 となると、困るのは六角家が直接雇用している旗本衆や代官衆だ。彼らは基本的に俸給を受け取るサラリーマンであり、物価の上昇は生活を直撃する。

 それに加え、最初はただの米の引換券だった米切手は、取り扱いの便利さから今や通貨として通用し始めている。何といってもびた銭が混じる心配が無いし、価値は米一石分と明記されているから物価の上昇にも強い。そして、紙幣だから持ち運びも便利と大好評だ。

 売買によって多少は流通するだろうとは思っていたが、ここまで大々的に広まるとは……。
 今では俸給も米切手を発行して欲しいという声が出て来るほどだ。

 おかげで、いくら年貢や市場に米を売却することで銭を回収しようとしても、回収できるのは鐚銭と米切手ばかりで良銭が民間に退蔵されて市場に出回らない状態だ。悪貨が良貨を駆逐してしまったわけだが、これは非常にマズい状況だ。
 このままでは六角家の銭が鐚銭ばかりになってしまって信用力が落ちる。国内景気は良くとも、六角家そのものが財政破綻待ったなしになってしまう。


 軽い気持ちで発行した米切手がこんな効果をもたらすとは夢にも思わなかった。そして、その状況に米切手の偽造を手掛ける者が次々に現れている。
 いくら取り締まってもキリがない。今や米と交換できる米切手が六角家の信用力を担保する唯一のものだが、その命綱の米切手に偽造が横行して信用力が落ちれば、六角家は破産してしまう。

 こうなれば、米切手に変わる新たな通貨を発行して金融政策を実施していくしかない。そこで、尼子の持つ石見銀山の銀がどうしても必要になってしまった。

 今でも多少は京や畿内を通じて入って来るが、とてもじゃないがそれでは足りない。もっと大掛かりに銀を輸入しないと金融システムを維持できない。

 西国の飢饉によって米が最大の戦略物資になると読んだが、まさか米余りによって六角家の財政が吹っ飛ぶ危機が出て来るとは想像していなかったな。

 尼子には……というか、この時代の人間にそのあたりを悟られる心配は無いと思うが、ともかく六角家は銀と鉄を何としても手に入れる必要がある。東国情勢によって石見遠征が不可能となった今、尼子からの輸入は必須事項だ。そうしなければ今まで築いてきた物流システムが崩壊しかねない。
 商人達も六角家の信用力を担保に手形取引を行っているんだから、六角家に銭が無いと分かれば手形の信用が暴落してしまう。以後は申し訳ないが銭での取引で、となっていくだろう。

 要するに、飢饉ではなく通貨危機が六角家を襲っているというわけだ。厄介なのは未だ表面化していないという所だな。

 いつの時代のバブルも崩壊する前兆はあった。だが、見過ごされていたために突然弾けたように見えるだけだ。今の六角家はまさにその状態だ。すぐそこに迫っている破滅に誰一人気が付いていない。
 天下泰平で景気は最高と世間は浮かれているが、ある日銭が不足する事態となれば、その瞬間バブルが崩壊する。今の調子で良銭が回収できなければ、再来年の俸給の支払い銭が不足することとなるだろう。

 つまり、あっちは当面の手当は付いたものの、依然として米が不足している。対してこちらは米を銀に変えていかなければ六角家の財布が持たなくなる。
 経済的利害は一致しているというわけだ。

 何とか領国内で銀山や金山を確保できればいいんだが、残念ながら近江周辺は農業国であって鉱業は今一つだ。今のところは周辺国から買い集めるしかない。


「どうだ?尼子にとっても決して悪い話ではない。無論、大内にも兵糧を融通はするが、それ以上の介入は控えると約束しよう」
「そのお話、どうやって信じればよろしいですか?」
「俺の書状を渡そう。それならば、伊予守殿にも話が通るだろう」

 お鈴が浮かない顔をしている。そうだよな。いきなりこんな話をしても裏切ったと思われるのが関の山だよな。

「無論、宛先は伊予守殿ではない。早く尼子との交渉を開けと俺が新助(進藤貞治)を叱責する文を書くが、家臣に対してあまりな物言いに思い直してそれを丸めて捨てる。お主はそれを盗み出して六角の内情を伝える。『米と引き換えに銀と鉄を欲しがっている』とな。それであれば、お主を疑う者は居ないだろう」
「それならば……。ですが、私は今まで六角様のお側に近寄ったことはございません。いきなりそのような書状を盗み出せるような立場では……」
「当面、今夜お主を気に入った俺が側室にしたということにする。暫くは城内に住むといい。無論、監視は付けるからそのつもりでいろ」

 問題は、俺の女好きの噂が再燃してしまうことだな。
 ……まあいいや。茶店から側室を迎えたという実績があれば、今後ますます直営茶店は賑わうだろう。さしずめ間者ホイホイってところだな。余計な所に目が向かなくてこっちもラクだ。

「では、私と六角様の繋ぎも寝所でということに?」
「そうなる。心配せぬでも手を触れたりはせん」
「あら……何なら本当に抱いて下さっても良いのですよ」

 お鈴が再び妖しく笑いだす。何言ってんだコイツは。二重スパイなんて本当にこっち側に付いてるか確認しようがないんだ。いきなり命預けるような真似ができるかっての。

「馬鹿を言うな。まずは俺がお主を信頼できるかどうか、それを見極めねばならん。お主の働きに期待している」
「承知いたしました。出来るだけのことはさせて頂きますわ」

 鈴が真面目な顔に戻って頭を下げる。
 何とかこれでこちらの本意は伝えられそうか。後は、書状が出雲に届いた頃を見計らって進藤を使者として遣わす。進藤もせいぜい困った顔をしておけば、裏事情を知ったつもりの尼子の方で勝手に解釈してくれるだろう。



――――――――

ちょっと解説

米切手の流通と新貨幣の必要性については、かなり趣味に走ってしまいましたw
要するに『米切手が通貨替わりに流通して良銭が六角家に還って来なくなったから、新たに銀貨を発行して銭を回収する』という方針に転換したということです。

大内からの銭の輸入は滞り、来航する倭寇船や明銭からの輸入だけでは不足分を賄いきれないという状況での苦肉の策です。

江戸時代後期の米切手や藩札の流通も、発行主体の藩が正貨である銀貨を確保できなかった為に紙幣として機能不全に陥りましたが、逆に銀を必要量確保できていれば『銀本位制による兌換紙幣』となり得たと考えています。

今回の話は、その先取りのような形です。
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