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心を繋ぐ木の実
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悩んでいる私にクラリス様は頭をポンポンと撫でてくれていた。
「あの……ですが私の父が犯罪を犯したには変わりありません。なのでなんらかの罰を私にもお与えください」
「あぁ、もうアリーは真面目だな。例えそうであっても誰も文句言う奴はいない」
「そうかもしれませんが父に騙されたり、苦労された方々のことを考えると……」
私はそのことを考えるだけで申し訳ない気持ちで一杯になった。
「偉いね。でもね君のお父さんは確かに犯罪を犯していた。だが一つだけ救いがあったのは相手にしていたのは全部悪い人間からしか巻き上げてないってことだ。だからそいつらの心配をする必要はない」
「ですが……ならライン様は……」
「あぁそんな奴もいたね。アイツは男爵家だが成り上がれた理由は闇金を渡していたからだ。ってまだ他の男の名前を憶えているなんてアリーは悪い子だな。そうだな。これは罰を与えなくてはいけないな」
クラリス様はそっと私に近づくと抱きよせて耳元で囁いた。
「罰は結婚後に取っておくことにするよ。たくさんお仕置きしてあげるから覚悟してね?」
「えっ……あの……」
「あぁもういますぐ食べちゃおうかな」
「ダメです……お妃様にまだ認めてもらってません。このデザートを気に入ってくださればいいのですが……」
「あぁ、もう!! そんな真面目なアリーも大好きだよ。さぁ持って行こうか」
「はい」
~end~
※執筆時間が取れそうにないので
すみませんがこれにて完結とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「あの……ですが私の父が犯罪を犯したには変わりありません。なのでなんらかの罰を私にもお与えください」
「あぁ、もうアリーは真面目だな。例えそうであっても誰も文句言う奴はいない」
「そうかもしれませんが父に騙されたり、苦労された方々のことを考えると……」
私はそのことを考えるだけで申し訳ない気持ちで一杯になった。
「偉いね。でもね君のお父さんは確かに犯罪を犯していた。だが一つだけ救いがあったのは相手にしていたのは全部悪い人間からしか巻き上げてないってことだ。だからそいつらの心配をする必要はない」
「ですが……ならライン様は……」
「あぁそんな奴もいたね。アイツは男爵家だが成り上がれた理由は闇金を渡していたからだ。ってまだ他の男の名前を憶えているなんてアリーは悪い子だな。そうだな。これは罰を与えなくてはいけないな」
クラリス様はそっと私に近づくと抱きよせて耳元で囁いた。
「罰は結婚後に取っておくことにするよ。たくさんお仕置きしてあげるから覚悟してね?」
「えっ……あの……」
「あぁもういますぐ食べちゃおうかな」
「ダメです……お妃様にまだ認めてもらってません。このデザートを気に入ってくださればいいのですが……」
「あぁ、もう!! そんな真面目なアリーも大好きだよ。さぁ持って行こうか」
「はい」
~end~
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すみませんがこれにて完結とさせていただきます。
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