異世界転生~筋肉フェチの元女子高生がやらかす物話

アカヤシ

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15歳~メガネっ子魔女編

第5話 魔女は真の魔王に投獄されました

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いやいや、滅ぼすとかそんな物騒なこと聞いてませんけど!!障壁魔法がどうのこうのじゃなかったの!!

「陛下?昨日と言っていることが違うじゃないですか」

え?打ち合わせしてないの?

「事情が変わったのだ」

事情?守りスタイルから超攻撃スタイルになるほどの理由ってなんですか?

「滅ぼさなければならないのだ」

え?いや、だから理由を。

「滅ぼさなければならないのだ」

ん?いや、だから理由を。

「その辺にしただけませんか」

「サウロ公爵様?」

豚?豚みたいな奴が出てきたんですけど!!

「陛下は連日の会議でお疲れのようだ。お連れしろ」

数名の魔法使いらしき人間が陛下を連れていってしまった。

「さて、私が引き継ぎましょう。よっこらせ」

サウロ公爵と呼ばれていた豚がそのまま玉座に座った。

「サウロ公爵様!何をやっているのですか!」

「いくら公爵家でも、」

「あ~、そういう事かよ!クソっ!」

第三騎士団団長が何かを察したらしい。

「あんたが次の王になるってのか!」

え?いや、だって、え?ええええええ!

「私が今よりこの国の王になったサウロ様だ!第三騎士団団長!いや、前国王の息子ボロミア=アングマール!何か文句があるのかね?魔法が使えない貴様に継承権はないだろ」

「親父に何しやがった!!」

「四人とも牢に連れていけ!!」

ええええええ!私、関係ないですやん!!

「抵抗すれば貴様等の大切な人間は皆殺しだからな!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

何でなん!!私何か悪い事したの!!あっ、子供を自分好みのマッチョに改造しようとしてました!すんませんでした!!

「何で、こんなことに」

「くっそ!出せやコラ!!」

「あ~、うっせっ、黙れ」

何で男三人と同じ牢なんだよ!!男女別けるよな普通!

「おい、嬢ちゃん」

「なんでしょう?」

「ガキに手を出すほど飢えてないから安心しな」

出してーーーー!!っつか便所も一緒ですやん!もうやだーー!

「おい、飯だ食え」

見張りらしき人間が食事を持ってきた。
・・・虫ですやん!!しかもワキワキ動いてるやん!!
嫌がらせやん!!

「ちっ!『ランチュウ』かよ!」

「くっ!私がこんな低級の虫を・・・」

「文句言うのやめろや、おい!塩よこせや!」

しかも何でムシャムシャ食ってんのコイツら!!

「嬢ちゃん食わないのか?」

いやいや虫やんけ!!

「確かに低級の虫だけど超低確率で防御力が上がるんだぞ」

ふざんけんな!私のチートクッキングなら超高確率で上がりますけど!!!

「つか、どうするんだ!ヘタすりゃ俺等殺されるぞ!」

ええええええ!何で!!

「当然だろうが!アイツ等、陛下以外も異常だったんだぜ。完全にサウロ公爵の乗っ取りじゃねえか!!それを知ってる俺等を生かしておく理由なんざねえだろうが」

そーなの!!

「そんな、ヤダヤダ!第三騎士団なんかに左遷された挙げ句にこんな死に方ヤダーーー!」

「てめえ、普段そう思ってたのかよ」

コイツらダメだ!!

「とりあえず自己紹介しとくか?短い間かもしれんが」

自己紹介いってみよーー!!って最後の一言余計だよ!

「つーか、男だろ!私、女なんだよ元気づけろよ!!」

「くくく、ははは」

「何笑ってんだよ!!」

「そっちが素なんだな」

ニッコリしながら笑いかけてきた。

何、ニヤついてんの!いつ死ぬかもわかんないのに!

「まだ首を吊られてないし、跳んでもないし、魔法で蜂の巣になってないからチャンスはあるって」

どの道、死ぬ未来しかないじゃないかああああ!!

「なんなら最後の思い出に抱いてやろうか?」

「・・・黙れモヤシ、死にたくなかったらそのくせー口を一生閉じてろ、そして女に飢えているなら剥がれた壁の穴にでも突っ込んでろ」

私はありったけの殺意を込めて黙らせる。

「お、おお、冗談で元気づけようと思っただけで、」

「便所にお水張ってますね。溺死させるんで大人しくしてください」

「ええええええ!なんで?」

「進行形でしゃべってんでしょ!!」

「よし!自己紹介行ってみるか、俺は第三騎士団団長ボロミア=アングマールだ」

「俺は第三騎士団副団長のガルドラン=バーランだ!」

「私はルダウア=カイリーです」

よし!決めた!戦力は十分!

「行くわよ!」

「「「えっ?どこに」」」

脱獄するに決まってんだろが!!
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