33 / 96
15歳~中華の鉄人編
第5話 リュウゼン王位を退く
しおりを挟む
私とリュウゼンさんは町の宿屋を借りてそこの一階にある酒場で飲んでいるんだが、
「ふ、ふぐ、ひっぐ!うう、ぐふ」
目の前で鼻水垂らしながらやけ酒するオッサンはさっきからずっとこの調子だ。
「う、う、リン!ヤエさ~~ん!」
王様がただの酔っぱらいのオッサンになってるよ。クソ面倒くせーよ!
「な~、リンママも本気で言ってるわけじゃないと思うよ。ねっ!元気出しなよ。それに毒物は取り除いたけど体はまだ本調子じゃないだろうしそんなに飲んだら体を壊しちゃうよ」
「グスッ!リ~ン!ヤエさ~ん!」
それでも泣き止まないリュウゼンさん。
仕方がない、か。私はリュウゼンさんに問い掛ける。
「リュウゼンさん。アンタはこれからどうするつもり?病気・・・じゃなかった毒物盛られた、ああ!面倒!とにかくここに残るか?王宮に戻るか?どっちにするの?」
「残る・・・ここに?」
「もし王宮に戻るならリンやリンママに会わない関わらない事を誓って貰う。もしこの町に残るならキッチリとケジメつけてから残ればいい。どうする?戻るか?残るか?」
先程まで泣いていた男は真剣な顔になる。
「決まったの?」
「・・・・ああ、私は、いや、俺はここに残る!だがケジメをつけに一旦戻るぞ!」
よし!決まり!早速乗り込もう!私も行くよー♪
「よし!乗れ!」
「ま、まさか!やだああああああ!馬で!せめて馬で行きましょうよおおおおおおおお!」
「馬よりこっちが速いよ♪さあ、出発進行!」
「ぎゃああああああああああああああああ!」
テティは再びベッドを取り出し上にリュウゼンを乗せると先程とは比べ物にあらない速度を。全力疾走する。新幹線レベルの速さで!!
今度は魔法でリュウゼンを固定して上げたから全力ではしったた♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「まだ見つからないのか!」
「申し訳ありません!」
「俺は王様だぞ!俺が望む物は直ぐに持ってこぬか!役立たずが!」
俺は玉座から立ち上がり報告に来た兵士を王の証である『王杖』で殴りまくる。
「ま~ま、落ち着きなよ、兄さん」
「あん?てめえは引っ込んでろ!」
「そんなこと言わないでよ兄さん。兄さんが転んでしまったら僕が困るんだよ。忘れてないよね。兄さんが王になったら僕を養ってくれるんだよね。一生働かずに好きに遊んでいいって」
「やめなさい!二人とも!ここには私達だけではないのですよ!」
「「母上!」」
王妃と第1王子と第2王子が集結。
しかし、王宮は瓦礫の山と化した現状は一向に好転せず死傷者がいないかの確認や瓦礫の撤去、その他の事は全部部下に任せて報告に来た兵士が気に入らない報告してきた場合には暴行を行ったり命令するのは自分達王族の財産の捜索が最優先で探し出せなど命令しか出さなかった。
「くそ!さっさと殺しておけば良かったんだよ!」
「不味いでしょそれは。いきなり死んだよりかはいいって兄さんも賛同してたじゃん」
「うるさい!うるさい!」
「お前らも何か考えろ!散々甘い汁を吸ってきたんだ、もしリュウゼンが王に復帰したらお前ら全員最悪処形されるぞ!全員だ!」
自分の周りに控えている貴族達に命令する。
そう、現在王宮に残っている貴族達は全員が第1王子派の人間でリュウゼンを支持する貴族達は全員辺境に飛ばすか爵位を取り上げたり処刑してやり王宮から排除して自分達に都合のいい連中を囲っていたのだ。全員が第1王子の言いなりになり王子が与える甘い汁をすすり続けていたのだ。リュウゼンが復帰した場合、目も当てられない悲惨な末路が待っているのは確実だろう。
「ほう、そこまでの事をやっていたのか貴様等は」
「なっ!リュウゼン!あっ、いや、父上」
第1王子に第2王子に王妃そして貴族達の前に現れたのは探していたリュウゼンそして褐色の女性の二人がやって来た。
「どうでもいい、ただ一言だけ言いに来た。『好きにしろ』それだけだ」
リュウゼンは立ち去ろうとする。
「ちょっと待って下さい!父上!好きにしろとは?」
第1王子がリュウゼンに問い掛ける。
「そのままの意味だ。貴様が王でも何でも好きになればいい」
「父上!体はよろしいのですか?」
第2王子の質問に。
「貴様等が盛った毒は解毒してもらった」
その言葉に周りの貴族達は驚愕する。毒を盛ったことがバレているからだ。
「リュウゼン様!私は貴方を、」
「黙れ!」
「「「 !!! 」」」
リュウゼンはその場にいる者達を一瞬で黙らせる。
「もう俺は王ではない!好きにしろ!但し、俺も好きにさせてもらう!・・・ああ、言い忘れていたが貴様が王になってもその『王杖』の力は使えないからな」
その言葉に第1王子が反応する。
「ちょっと待って下さい!この王杖の力を使えないとはどういう事ですか?何か特別な方法が必要なのですか?」
「お前には王族の血が流れていないからな。当然だな。その杖は王族の血が流れていない者には扱えない」
「俺に王族の血が流れていない、だと」
「俺は貴様の母を二回しか抱いたことがない。それ以上は嫌だったからな。しかし、もしかしたら俺の子かもしれないと思った事もあったがどうやら俺の血が完全に流れていないようだな」
「待って下さい!なら王子には『所持者に遅老』と『対象者を若返らせる事』や『対象者に力を与える』や『対象者の病や状態異常を回復させる』王杖の能力が使えないのですか?」
貴族達はざわめきたつ。
「当たり前だろ。そいつには俺の、王族の血が流れていないんだから」
「そんな!王子!話が違うじゃないですか!私は後、余命半年と医師から診断が出されているのに!貴方に従えば病気を治してやるからと!」
「わしは若返らせてやると言う契約はどうなるんですか!」
「私の娘の病気は治してくださらないのですか?娘は貴方に初めてまで捧げたのに!」
「あんなの嘘に決まっているだろ!俺こそがこの王杖の担い手に一番相応しい者なんだ!」
「だったら今すぐ治して下され!!」
第1王子は大勢の貴族の今まで味方だった者達に囲まれ第2王子はいつの間にか逃げ出していた。そして王妃はリュウゼンに抱きついてくる。
「リュウゼン様!私は貴方をお慕いしています!だから、だから私をお側において下さい!」
リュウゼンは王妃を引き剥がす。
「気持ち悪い!お前の望みは若返る事だろ!お前は我慢できないのだろ自分が醜く年老いていくのが。それに俺はお前が嫌いだ」
「リュウゼン様!待ってださい!リュウゼン様!」
「俺は好きにさせてもらう!後は好きにしろ!」
リュウゼンは王妃の制止を聞かずに歩み出す。その後を終始黙って見ていた褐色の女性もリュウゼンの後ろについて歩き出した。
後に残されたのは放心して膝から崩れ落ちた王妃。そして貴族達に殴る蹴るの暴行、リンチにあう第1王子とその様子を呆然眺める兵士達だった。
「ふ、ふぐ、ひっぐ!うう、ぐふ」
目の前で鼻水垂らしながらやけ酒するオッサンはさっきからずっとこの調子だ。
「う、う、リン!ヤエさ~~ん!」
王様がただの酔っぱらいのオッサンになってるよ。クソ面倒くせーよ!
「な~、リンママも本気で言ってるわけじゃないと思うよ。ねっ!元気出しなよ。それに毒物は取り除いたけど体はまだ本調子じゃないだろうしそんなに飲んだら体を壊しちゃうよ」
「グスッ!リ~ン!ヤエさ~ん!」
それでも泣き止まないリュウゼンさん。
仕方がない、か。私はリュウゼンさんに問い掛ける。
「リュウゼンさん。アンタはこれからどうするつもり?病気・・・じゃなかった毒物盛られた、ああ!面倒!とにかくここに残るか?王宮に戻るか?どっちにするの?」
「残る・・・ここに?」
「もし王宮に戻るならリンやリンママに会わない関わらない事を誓って貰う。もしこの町に残るならキッチリとケジメつけてから残ればいい。どうする?戻るか?残るか?」
先程まで泣いていた男は真剣な顔になる。
「決まったの?」
「・・・・ああ、私は、いや、俺はここに残る!だがケジメをつけに一旦戻るぞ!」
よし!決まり!早速乗り込もう!私も行くよー♪
「よし!乗れ!」
「ま、まさか!やだああああああ!馬で!せめて馬で行きましょうよおおおおおおおお!」
「馬よりこっちが速いよ♪さあ、出発進行!」
「ぎゃああああああああああああああああ!」
テティは再びベッドを取り出し上にリュウゼンを乗せると先程とは比べ物にあらない速度を。全力疾走する。新幹線レベルの速さで!!
今度は魔法でリュウゼンを固定して上げたから全力ではしったた♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「まだ見つからないのか!」
「申し訳ありません!」
「俺は王様だぞ!俺が望む物は直ぐに持ってこぬか!役立たずが!」
俺は玉座から立ち上がり報告に来た兵士を王の証である『王杖』で殴りまくる。
「ま~ま、落ち着きなよ、兄さん」
「あん?てめえは引っ込んでろ!」
「そんなこと言わないでよ兄さん。兄さんが転んでしまったら僕が困るんだよ。忘れてないよね。兄さんが王になったら僕を養ってくれるんだよね。一生働かずに好きに遊んでいいって」
「やめなさい!二人とも!ここには私達だけではないのですよ!」
「「母上!」」
王妃と第1王子と第2王子が集結。
しかし、王宮は瓦礫の山と化した現状は一向に好転せず死傷者がいないかの確認や瓦礫の撤去、その他の事は全部部下に任せて報告に来た兵士が気に入らない報告してきた場合には暴行を行ったり命令するのは自分達王族の財産の捜索が最優先で探し出せなど命令しか出さなかった。
「くそ!さっさと殺しておけば良かったんだよ!」
「不味いでしょそれは。いきなり死んだよりかはいいって兄さんも賛同してたじゃん」
「うるさい!うるさい!」
「お前らも何か考えろ!散々甘い汁を吸ってきたんだ、もしリュウゼンが王に復帰したらお前ら全員最悪処形されるぞ!全員だ!」
自分の周りに控えている貴族達に命令する。
そう、現在王宮に残っている貴族達は全員が第1王子派の人間でリュウゼンを支持する貴族達は全員辺境に飛ばすか爵位を取り上げたり処刑してやり王宮から排除して自分達に都合のいい連中を囲っていたのだ。全員が第1王子の言いなりになり王子が与える甘い汁をすすり続けていたのだ。リュウゼンが復帰した場合、目も当てられない悲惨な末路が待っているのは確実だろう。
「ほう、そこまでの事をやっていたのか貴様等は」
「なっ!リュウゼン!あっ、いや、父上」
第1王子に第2王子に王妃そして貴族達の前に現れたのは探していたリュウゼンそして褐色の女性の二人がやって来た。
「どうでもいい、ただ一言だけ言いに来た。『好きにしろ』それだけだ」
リュウゼンは立ち去ろうとする。
「ちょっと待って下さい!父上!好きにしろとは?」
第1王子がリュウゼンに問い掛ける。
「そのままの意味だ。貴様が王でも何でも好きになればいい」
「父上!体はよろしいのですか?」
第2王子の質問に。
「貴様等が盛った毒は解毒してもらった」
その言葉に周りの貴族達は驚愕する。毒を盛ったことがバレているからだ。
「リュウゼン様!私は貴方を、」
「黙れ!」
「「「 !!! 」」」
リュウゼンはその場にいる者達を一瞬で黙らせる。
「もう俺は王ではない!好きにしろ!但し、俺も好きにさせてもらう!・・・ああ、言い忘れていたが貴様が王になってもその『王杖』の力は使えないからな」
その言葉に第1王子が反応する。
「ちょっと待って下さい!この王杖の力を使えないとはどういう事ですか?何か特別な方法が必要なのですか?」
「お前には王族の血が流れていないからな。当然だな。その杖は王族の血が流れていない者には扱えない」
「俺に王族の血が流れていない、だと」
「俺は貴様の母を二回しか抱いたことがない。それ以上は嫌だったからな。しかし、もしかしたら俺の子かもしれないと思った事もあったがどうやら俺の血が完全に流れていないようだな」
「待って下さい!なら王子には『所持者に遅老』と『対象者を若返らせる事』や『対象者に力を与える』や『対象者の病や状態異常を回復させる』王杖の能力が使えないのですか?」
貴族達はざわめきたつ。
「当たり前だろ。そいつには俺の、王族の血が流れていないんだから」
「そんな!王子!話が違うじゃないですか!私は後、余命半年と医師から診断が出されているのに!貴方に従えば病気を治してやるからと!」
「わしは若返らせてやると言う契約はどうなるんですか!」
「私の娘の病気は治してくださらないのですか?娘は貴方に初めてまで捧げたのに!」
「あんなの嘘に決まっているだろ!俺こそがこの王杖の担い手に一番相応しい者なんだ!」
「だったら今すぐ治して下され!!」
第1王子は大勢の貴族の今まで味方だった者達に囲まれ第2王子はいつの間にか逃げ出していた。そして王妃はリュウゼンに抱きついてくる。
「リュウゼン様!私は貴方をお慕いしています!だから、だから私をお側において下さい!」
リュウゼンは王妃を引き剥がす。
「気持ち悪い!お前の望みは若返る事だろ!お前は我慢できないのだろ自分が醜く年老いていくのが。それに俺はお前が嫌いだ」
「リュウゼン様!待ってださい!リュウゼン様!」
「俺は好きにさせてもらう!後は好きにしろ!」
リュウゼンは王妃の制止を聞かずに歩み出す。その後を終始黙って見ていた褐色の女性もリュウゼンの後ろについて歩き出した。
後に残されたのは放心して膝から崩れ落ちた王妃。そして貴族達に殴る蹴るの暴行、リンチにあう第1王子とその様子を呆然眺める兵士達だった。
0
あなたにおすすめの小説
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。
たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。
しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。
そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。
ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。
というか、甘やかされてません?
これって、どういうことでしょう?
※後日談は激甘です。
激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。
※小説家になろう様にも公開させて頂いております。
ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。
タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で
重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。
魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。
案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる