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19歳~ 令嬢体験編
第5話 両親からの手紙と・・・
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あれは何だったのだろうか?
騎士学校の鍛練場で一人、自主鍛練に励む。素振りは真面目にしながらも頭の中は別の事を考えていた。
あれは昨日のこと、以前にレティ=ローゼンハートことテティ=ペルディーダの行動に注意してもらおうと父マルクスに手紙を出していたが昨日返事がきた。
自分で注意すればいいじゃないかって?・・・無理だ!だって怖いもん!
女子棟では、レティは常に大勢の女子に囲まれており、声を掛けようものなら全員が睨んでくるし!レティはレティでやんわりとしか女子達を注意しないし!というか一応は将来を誓いあった設定どこにいった!
男子棟では、レティは常に大勢の男子に言い寄られており、声を掛けようものなら全員が睨んで・・・いや睨んでくるのは可愛いほうで時々ナイフとか飛んでくるし!レティはレティで男子に『いつもアルマーニ様を鍛えていただきありがとうございます』とか言っちゃってるし!
「手紙じゃなくて、箱?何が入っているんだ?」
早速、寮の自分の部屋に持ち帰り開けてみた。
中身は手紙が二通と更に小さい青色の箱が・・・って、これは!何でこの中に!
届いた青色の箱は、実家にある俺の部屋の端の床を自分で穴を開けて、青色の箱を鍵付きの金庫に入れてから、その穴を鉄板で塞ぎ、穴の上にでかくて重い本棚を置き隠していたはず!
二通ある手紙を読んでみよう文句はそれからだ。
どうやら父と母が書いたらしい、何故一枚にまとめて書かなかったのかが気になるがとりあえず父の手紙から読んでみよう。
『親愛なる息子アルマーニへ、小さい女の子が好きなのは父さんどうかと思うぞ』
・・・いきなり何!何があった!実家で何があったの!
『冗談はさておき、』
・・・これ本当に父が書いたのか?貴族が出したとは思えない手紙なんだが。まさかテティ姐さんが先回りをして俺への手紙に手を加えたのではなかろうか?
『テティ、じゃなかったレティ=ローゼンハートのことなんだが、あっちょっとレティちゃん首に当ててるナイフは下ろしてくれないかな?字が震えちゃうんだけど、おじさん怖くて震えちゃう』
・・・まさかの予想的中!何やってんのあの人!
『レティちゃんの好きにさせてあげなさい。アルマーニ、お前とは本当に結婚する気はないそうだから安心しなさい』
・・・断言されるとそれはそれでショックなんだが。
『正直、今回の騒動のお陰でウチはうっはうは状態です。がっぽがっぽ状態です。だからこっちの心配はしなくていいぞ』
・・・買収されたのかよ!
『上の爵位の連中から下の爵位の連中まで皆、ウチとミッドナイト男爵家の顔色を伺ってるこれも全てローゼンハート商会の化粧品のおかげだな。あはははは、うん、レティちゃん・・・そろそろ首に当ててるナイフは下ろしてくれないかな?血がちょっと、あ、やめ、ああああああ!・・・・ヘンジガナイ、タダノシカバネノヨウダ』
・・・・何が起こった!消されたの!って何この茶番劇!
『追伸、官能小説の隠し場所がベッドの下は安易すぎるぞ。お父さんが隠し場所を変えておいてやる』
・・・・ちょっと待って!そこは年頃なんだからスルーしてくれよ!見なかったことにしてくれよ!
「もういい、頭が痛くなってきた。次だ次!」
今度は母の手紙を開けて読んでみる。
『アルマーニへ、私も小さい女の子が好きというのはちょっといけないことだと思います。ひょっとして体の小さい女の子が好きなの?それとも年齢が幼い方が好きなの?お母さんとても心配になってきました』
・・・だから実家で何が起こったんだ!何で俺がチビッ子が好きってなってんの!俺はおっきい胸が大好きなんだよ!って何言わせんだよ!
『あと、官能小説の隠し場所が机の引き出しの二重底の仕掛けははっきり言って古いと思います。とりあえず机の上に綺麗に整頓して並べて置いときます』
・・・殺せ~よ!いっそ殺してくれよ!実の母親に性癖暴露されるとかマジないわ~!父よ!アンタこそ古いって言われてんじゃん!ああ、帰れねえよ!親の顔見れねえ!
『それはさておき、アルマーニはその青色の箱の中身をとその意味を覚えていますか?』
・・・っ、そりゃあ、覚えてるよ。
子供の頃にとある女の子と約束して用意したんだから。
当時は貴族とはいえウチは過度な贅沢をさせないが教育方針だったため、月イチで貰える小遣いでは用意するには足りなかったので親に頼み込んで買ってもらった。
・・・まあ結局渡せなかった。
何年待っても女の子は約束の場所には現れなかった。
別れ際に言っていた『また会いたい』というのは単なる社交辞令的なやつだったのか、片想いは見事に玉砕した。
忘れようとしたが忘れられず、捨てるに捨てれず、封印していたのだが。何でそんな事を聞くんだ?
『男を魅せなさいアルマーニ。手ぶらで帰って来たら勘当です。お父さんも草葉の陰から応援してくれていますよ』
・・・だから説明してもらえますか!何をどうすればいいか具体的に書いてくれませんかねえ!あと父が死んでたぞ!草葉の陰って、すでに墓下に埋められちゃってるよ!
結局何も分からず仕舞いで終わってしまった。
・・・手紙は一体何のために?
騎士学校の鍛練場で一人、自主鍛練に励む。素振りは真面目にしながらも頭の中は別の事を考えていた。
あれは昨日のこと、以前にレティ=ローゼンハートことテティ=ペルディーダの行動に注意してもらおうと父マルクスに手紙を出していたが昨日返事がきた。
自分で注意すればいいじゃないかって?・・・無理だ!だって怖いもん!
女子棟では、レティは常に大勢の女子に囲まれており、声を掛けようものなら全員が睨んでくるし!レティはレティでやんわりとしか女子達を注意しないし!というか一応は将来を誓いあった設定どこにいった!
男子棟では、レティは常に大勢の男子に言い寄られており、声を掛けようものなら全員が睨んで・・・いや睨んでくるのは可愛いほうで時々ナイフとか飛んでくるし!レティはレティで男子に『いつもアルマーニ様を鍛えていただきありがとうございます』とか言っちゃってるし!
「手紙じゃなくて、箱?何が入っているんだ?」
早速、寮の自分の部屋に持ち帰り開けてみた。
中身は手紙が二通と更に小さい青色の箱が・・・って、これは!何でこの中に!
届いた青色の箱は、実家にある俺の部屋の端の床を自分で穴を開けて、青色の箱を鍵付きの金庫に入れてから、その穴を鉄板で塞ぎ、穴の上にでかくて重い本棚を置き隠していたはず!
二通ある手紙を読んでみよう文句はそれからだ。
どうやら父と母が書いたらしい、何故一枚にまとめて書かなかったのかが気になるがとりあえず父の手紙から読んでみよう。
『親愛なる息子アルマーニへ、小さい女の子が好きなのは父さんどうかと思うぞ』
・・・いきなり何!何があった!実家で何があったの!
『冗談はさておき、』
・・・これ本当に父が書いたのか?貴族が出したとは思えない手紙なんだが。まさかテティ姐さんが先回りをして俺への手紙に手を加えたのではなかろうか?
『テティ、じゃなかったレティ=ローゼンハートのことなんだが、あっちょっとレティちゃん首に当ててるナイフは下ろしてくれないかな?字が震えちゃうんだけど、おじさん怖くて震えちゃう』
・・・まさかの予想的中!何やってんのあの人!
『レティちゃんの好きにさせてあげなさい。アルマーニ、お前とは本当に結婚する気はないそうだから安心しなさい』
・・・断言されるとそれはそれでショックなんだが。
『正直、今回の騒動のお陰でウチはうっはうは状態です。がっぽがっぽ状態です。だからこっちの心配はしなくていいぞ』
・・・買収されたのかよ!
『上の爵位の連中から下の爵位の連中まで皆、ウチとミッドナイト男爵家の顔色を伺ってるこれも全てローゼンハート商会の化粧品のおかげだな。あはははは、うん、レティちゃん・・・そろそろ首に当ててるナイフは下ろしてくれないかな?血がちょっと、あ、やめ、ああああああ!・・・・ヘンジガナイ、タダノシカバネノヨウダ』
・・・・何が起こった!消されたの!って何この茶番劇!
『追伸、官能小説の隠し場所がベッドの下は安易すぎるぞ。お父さんが隠し場所を変えておいてやる』
・・・・ちょっと待って!そこは年頃なんだからスルーしてくれよ!見なかったことにしてくれよ!
「もういい、頭が痛くなってきた。次だ次!」
今度は母の手紙を開けて読んでみる。
『アルマーニへ、私も小さい女の子が好きというのはちょっといけないことだと思います。ひょっとして体の小さい女の子が好きなの?それとも年齢が幼い方が好きなの?お母さんとても心配になってきました』
・・・だから実家で何が起こったんだ!何で俺がチビッ子が好きってなってんの!俺はおっきい胸が大好きなんだよ!って何言わせんだよ!
『あと、官能小説の隠し場所が机の引き出しの二重底の仕掛けははっきり言って古いと思います。とりあえず机の上に綺麗に整頓して並べて置いときます』
・・・殺せ~よ!いっそ殺してくれよ!実の母親に性癖暴露されるとかマジないわ~!父よ!アンタこそ古いって言われてんじゃん!ああ、帰れねえよ!親の顔見れねえ!
『それはさておき、アルマーニはその青色の箱の中身をとその意味を覚えていますか?』
・・・っ、そりゃあ、覚えてるよ。
子供の頃にとある女の子と約束して用意したんだから。
当時は貴族とはいえウチは過度な贅沢をさせないが教育方針だったため、月イチで貰える小遣いでは用意するには足りなかったので親に頼み込んで買ってもらった。
・・・まあ結局渡せなかった。
何年待っても女の子は約束の場所には現れなかった。
別れ際に言っていた『また会いたい』というのは単なる社交辞令的なやつだったのか、片想いは見事に玉砕した。
忘れようとしたが忘れられず、捨てるに捨てれず、封印していたのだが。何でそんな事を聞くんだ?
『男を魅せなさいアルマーニ。手ぶらで帰って来たら勘当です。お父さんも草葉の陰から応援してくれていますよ』
・・・だから説明してもらえますか!何をどうすればいいか具体的に書いてくれませんかねえ!あと父が死んでたぞ!草葉の陰って、すでに墓下に埋められちゃってるよ!
結局何も分からず仕舞いで終わってしまった。
・・・手紙は一体何のために?
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