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プロローグ
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エドモンド・ラシール侯爵
日記より抜粋
帝国歴695年3月16日
私は今、ノーランという片田舎の小さな村を訪れている。
18年前家を出た切り、行方が分からなくなっていた、兄ヨゼフの亡骸を引き取るためだ。
兄は堅苦しく、面倒な事ばかりの貴族の暮らしを嫌い、家を捨ててしまった。
それ以来、父も私も、ヨゼフの行方を捜し続けてきたが、何処に隠れたものか、その消息を掴むことは出来なかった。
それがつい数日前、ヨゼフの使いだと言う者が屋敷を訪れ、兄が死にかけているとい言い、どうか助けてやって欲しいと、懇願して来た。
兄の名を語る、詐欺ではないか?
そう疑いはしたが、使いの者は兄からの手紙を持参していた。
手紙には。
やあ。エドモンド。
元気にして居るかい?
君が新薬を開発したと聞いた、おめでとう。
君は昔から努力家で、素晴らしい研究者だ。そんな、君が僕の弟だなんて、とても誇らしいよ。
本当によく頑張ったね。
さて、散々不義理を通して来た僕だけれど、僕の命はもう永くない。勝手をした、天罰が下ったのかも知れないね。
ただ心残りがあるとすれば、私の娘の事だ。
娘はまだ幼く。
この子の母親も、産後の肥立ちが悪かった事で、娘を産んで直ぐに亡くなっている。
天涯孤独となる、娘の事を哀れだと思ってくれるなら。
どうか娘を、リーシャを守り育ててはくれまいか。
勝手な事ばかりで、エドモンドには本当に、申し訳ないことをしたと思っている。
しかし、私は自分の選択を後悔したことは無い。
広い世界を、自由に見ることが出来た。
美しく優しい妻を得て、可愛い子供を授かる事も出来た。
本当に良い人生だった。
エドモンド。
どうかお願いだ、私の宝石を。
私の可愛いリーシャを頼む。
本当に兄らしい、身勝手な手紙だった。
しかし、それでも私は兄が好きだった。
優しく繊細で、夢見がちで身勝手な兄が、本当に大好きだったのだ。
慌てて家を飛び出し、馬を乗り潰しては交換しを繰り返し、やっとの思いでこのノーランにたどり着いた時。
兄は既に冷たくなっていた。
最後にもう一度でいい。
兄の声が聴きたかった。
あの優しい声で、エドモンド。と名を呼んで欲しかった。
涙する私の目に映ったのは、目覚めぬ父を、一生懸命に起こそうとする、幼気な幼女の姿だった。
”とうたま、おっき”
”とうたま、だっこ”
と何度も動かぬ父の体を揺すり、紅葉のような小さな手で、冷たくなった大きな手を自分の頭に乗せ、 ”とうたま、なでなで~” と死の意味も知らぬ幼子が、父を求める姿に、涙せぬ者が居るだろうか。
「初めましてリーシャ。私はエドモンド、君の叔父にあたるものだよ」
「エド?おじ?」
「難しいかい?私は君のとうたまの弟なんだ」
「ふ~ん。エド~。とうたまおっき~」
「とうたまを、起こしたいの?」
「うん!おっき!まんまたべゆ。とうたまげんき」
リーシャはヨゼフが元気になると、信じていた。この清らかな瞳を持つ子供に、お前の父は、二度と起きないのだ、とは言えなかった。
ヨゼフが病に倒れた時から、リーシャの面倒を見てくれていた隣家の夫婦は、兄達は、それはそれは、睦まじい親子だったと話してくれた。
そして、兄がこの村にやって来てからの5年間で、彼等が知る全てを語ってくれたのだ。
兄夫婦は5年ほど前から、この村に移り住んでいた。
リーシャの母親は、リリーという名で。
名前の通り、白百合のような儚げな女性だったそうだ。
彼女は何処か外国の出身だったらしく、日常会話もたどたどしく、皆が当たり前に知っている常識も知らない様だった。
だが、兄もリリーも、その立居振舞の上品さから、何処かの没落した貴族出身なのではないか?と噂になって居たそうだ。
実際、居間に飾られていた、姿絵は隣人の話しの通り、リリーが清楚で美しい女性であったことを表していた。
兄夫婦がノーランに移り住み、リリーも言葉を覚え、日常生活に不安が無くなって来た頃、待望の子供が出来た。
兄ヨゼフは、妻の懐妊を心から喜び、それまで以上に精を出して働いた。
しかし、リーシャを出産したリリーは、日に日に体が弱って居った。
元々丈夫な人ではなかったらしく、ヨゼフは甲斐甲斐しくリリーに尽くしたが、出産から一年も経たぬ内に、ヨゼフの最愛の人は、帰らぬ人となってしまった
ヨゼフは嘆き悲しみ、リリーの死からは、食事もろくに摂らず、このまま妻の後を追ってしまうのではないか?と周囲の者達は、心配していたのだそうだ。
しかし、何が切っ掛けだったのかは分からないが、ある日を境にヨゼフは再び、生きる気力を取り戻した。
その日から、ヨゼフはリーシャの為だけに、人生の全てを捧げる様に、生きて来たのだと言う。
しかしそのヨゼフも、原因不明の病に罹り、倒れてしまった。
ヨゼフの病は、発熱と吐血を繰り返し。
発病から2か月もかからぬ内に、この世を去る事になった。
人生の全てを捧げる様に愛した娘を、一人残していく事は、どれだけ心残りだったろうか。
あれほど嫌った貴族の暮らしに、娘を投げ込むことになっても、安全な暮らしをさせたい。そう願った兄の気持ちは、如何ばかりだったのだろうか。
兄の亡骸は、最愛の妻リリーの墓の前に、向かい合わせで埋葬する事にした。
兄は侯爵の霊廟に入る事を望まなかっただろうし、何時か救世の時が訪れた時、立ち上がった二人の魂が、一番最初に目にするのは、お互いの姿であるべきだと思ったからだ。
葬儀の際、やはり死を理解せぬリーシャは、柩の蓋を閉める事にも、冷たい土の中に父を埋める事にも、泣き叫んで抵抗した。
「とうたまは、神様のお仕事を手伝いに行くんだ。最初は地の神様のお手伝いをするから、土の中に入らなくちゃいけないんだよ?」
「おてつだいすゆ?」
「そう。お手伝い。そして地の神様のお手伝いが終わったら、今度はお空の神様のお手伝いをするんだ。リーシャとは会えなくなってしまうけど。リーシャの母様も、お空で神様のお手伝いをしているから、二人はいつでもリーシャの事を、見守ってくれているんだよ」
「かみさまのおてつだい、たいへん?」
「そうだね、とっても大変で、とっても大事なお仕事だ。だけどリーシャの事はずっと見て居てくれるからね」
「とうたま。かあたまにあえゆ?」
「あぁ。必ずあえる」
「とうたまとかあたまが、あえゆなら、リーチャがまんすゆ」
「そうか、リーシャは偉いな」
大きな眼いっぱいに涙を溜め、一生懸命に我慢する姿の、何といじらしいく愛しい事か。
私は兄の墓前に、リーシャを何者からも守り抜き、必ず幸せにして見せる。と誓ったのだ。
日記より抜粋
帝国歴695年3月16日
私は今、ノーランという片田舎の小さな村を訪れている。
18年前家を出た切り、行方が分からなくなっていた、兄ヨゼフの亡骸を引き取るためだ。
兄は堅苦しく、面倒な事ばかりの貴族の暮らしを嫌い、家を捨ててしまった。
それ以来、父も私も、ヨゼフの行方を捜し続けてきたが、何処に隠れたものか、その消息を掴むことは出来なかった。
それがつい数日前、ヨゼフの使いだと言う者が屋敷を訪れ、兄が死にかけているとい言い、どうか助けてやって欲しいと、懇願して来た。
兄の名を語る、詐欺ではないか?
そう疑いはしたが、使いの者は兄からの手紙を持参していた。
手紙には。
やあ。エドモンド。
元気にして居るかい?
君が新薬を開発したと聞いた、おめでとう。
君は昔から努力家で、素晴らしい研究者だ。そんな、君が僕の弟だなんて、とても誇らしいよ。
本当によく頑張ったね。
さて、散々不義理を通して来た僕だけれど、僕の命はもう永くない。勝手をした、天罰が下ったのかも知れないね。
ただ心残りがあるとすれば、私の娘の事だ。
娘はまだ幼く。
この子の母親も、産後の肥立ちが悪かった事で、娘を産んで直ぐに亡くなっている。
天涯孤独となる、娘の事を哀れだと思ってくれるなら。
どうか娘を、リーシャを守り育ててはくれまいか。
勝手な事ばかりで、エドモンドには本当に、申し訳ないことをしたと思っている。
しかし、私は自分の選択を後悔したことは無い。
広い世界を、自由に見ることが出来た。
美しく優しい妻を得て、可愛い子供を授かる事も出来た。
本当に良い人生だった。
エドモンド。
どうかお願いだ、私の宝石を。
私の可愛いリーシャを頼む。
本当に兄らしい、身勝手な手紙だった。
しかし、それでも私は兄が好きだった。
優しく繊細で、夢見がちで身勝手な兄が、本当に大好きだったのだ。
慌てて家を飛び出し、馬を乗り潰しては交換しを繰り返し、やっとの思いでこのノーランにたどり着いた時。
兄は既に冷たくなっていた。
最後にもう一度でいい。
兄の声が聴きたかった。
あの優しい声で、エドモンド。と名を呼んで欲しかった。
涙する私の目に映ったのは、目覚めぬ父を、一生懸命に起こそうとする、幼気な幼女の姿だった。
”とうたま、おっき”
”とうたま、だっこ”
と何度も動かぬ父の体を揺すり、紅葉のような小さな手で、冷たくなった大きな手を自分の頭に乗せ、 ”とうたま、なでなで~” と死の意味も知らぬ幼子が、父を求める姿に、涙せぬ者が居るだろうか。
「初めましてリーシャ。私はエドモンド、君の叔父にあたるものだよ」
「エド?おじ?」
「難しいかい?私は君のとうたまの弟なんだ」
「ふ~ん。エド~。とうたまおっき~」
「とうたまを、起こしたいの?」
「うん!おっき!まんまたべゆ。とうたまげんき」
リーシャはヨゼフが元気になると、信じていた。この清らかな瞳を持つ子供に、お前の父は、二度と起きないのだ、とは言えなかった。
ヨゼフが病に倒れた時から、リーシャの面倒を見てくれていた隣家の夫婦は、兄達は、それはそれは、睦まじい親子だったと話してくれた。
そして、兄がこの村にやって来てからの5年間で、彼等が知る全てを語ってくれたのだ。
兄夫婦は5年ほど前から、この村に移り住んでいた。
リーシャの母親は、リリーという名で。
名前の通り、白百合のような儚げな女性だったそうだ。
彼女は何処か外国の出身だったらしく、日常会話もたどたどしく、皆が当たり前に知っている常識も知らない様だった。
だが、兄もリリーも、その立居振舞の上品さから、何処かの没落した貴族出身なのではないか?と噂になって居たそうだ。
実際、居間に飾られていた、姿絵は隣人の話しの通り、リリーが清楚で美しい女性であったことを表していた。
兄夫婦がノーランに移り住み、リリーも言葉を覚え、日常生活に不安が無くなって来た頃、待望の子供が出来た。
兄ヨゼフは、妻の懐妊を心から喜び、それまで以上に精を出して働いた。
しかし、リーシャを出産したリリーは、日に日に体が弱って居った。
元々丈夫な人ではなかったらしく、ヨゼフは甲斐甲斐しくリリーに尽くしたが、出産から一年も経たぬ内に、ヨゼフの最愛の人は、帰らぬ人となってしまった
ヨゼフは嘆き悲しみ、リリーの死からは、食事もろくに摂らず、このまま妻の後を追ってしまうのではないか?と周囲の者達は、心配していたのだそうだ。
しかし、何が切っ掛けだったのかは分からないが、ある日を境にヨゼフは再び、生きる気力を取り戻した。
その日から、ヨゼフはリーシャの為だけに、人生の全てを捧げる様に、生きて来たのだと言う。
しかしそのヨゼフも、原因不明の病に罹り、倒れてしまった。
ヨゼフの病は、発熱と吐血を繰り返し。
発病から2か月もかからぬ内に、この世を去る事になった。
人生の全てを捧げる様に愛した娘を、一人残していく事は、どれだけ心残りだったろうか。
あれほど嫌った貴族の暮らしに、娘を投げ込むことになっても、安全な暮らしをさせたい。そう願った兄の気持ちは、如何ばかりだったのだろうか。
兄の亡骸は、最愛の妻リリーの墓の前に、向かい合わせで埋葬する事にした。
兄は侯爵の霊廟に入る事を望まなかっただろうし、何時か救世の時が訪れた時、立ち上がった二人の魂が、一番最初に目にするのは、お互いの姿であるべきだと思ったからだ。
葬儀の際、やはり死を理解せぬリーシャは、柩の蓋を閉める事にも、冷たい土の中に父を埋める事にも、泣き叫んで抵抗した。
「とうたまは、神様のお仕事を手伝いに行くんだ。最初は地の神様のお手伝いをするから、土の中に入らなくちゃいけないんだよ?」
「おてつだいすゆ?」
「そう。お手伝い。そして地の神様のお手伝いが終わったら、今度はお空の神様のお手伝いをするんだ。リーシャとは会えなくなってしまうけど。リーシャの母様も、お空で神様のお手伝いをしているから、二人はいつでもリーシャの事を、見守ってくれているんだよ」
「かみさまのおてつだい、たいへん?」
「そうだね、とっても大変で、とっても大事なお仕事だ。だけどリーシャの事はずっと見て居てくれるからね」
「とうたま。かあたまにあえゆ?」
「あぁ。必ずあえる」
「とうたまとかあたまが、あえゆなら、リーチャがまんすゆ」
「そうか、リーシャは偉いな」
大きな眼いっぱいに涙を溜め、一生懸命に我慢する姿の、何といじらしいく愛しい事か。
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